アジア航測の平均年収・初任給を紹介！事業内容や他社との比較も

アジア航測は、「空からの測量」を基盤技術とした測量・計測を取り扱う企業です。取得した測量データを利用して、国土強靭化、環境保全、社会インフラの整備・管理など、公共サービスを提供しています。

地形や地図、道路が好きな方、また環境問題対策や災害対策を仕事にしたいと考えている方にとって、魅力的な職場と言えるでしょう。

ここでは、アジア航測の平均年収や初任給、企業概要を詳しく紹介します。ぜひ最後まで読んでくださいね。

アジア航測の平均年収は793万

従業員数	平均年齢	勤続平均年数	平均年間給与
1,264人	44歳9ヶ月	13年11ヶ月	79,321,705円

アジア航測は平均年収793万円と、業界の中でも高い水準で評価されています。

これは、国税庁の調査による全国平均年収458万円と比べると、約1.7倍と非常に高い水準と言えます(国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」)。

アジア航測の初任給

先ほどはアジア航測の平均年収について紹介しました。以下の表ではアジア航測の初任給をまとめてあります。

	初任給
院修卒	250,000円
大卒	240,000円
専門・高専卒	214,500円

アジア航測は平均年収だけでなく、初任給も高水準で、2025年度の新入社員は、大学卒で24万円、大学院修士課程修了者で25万円からスタートできます。

厚生労働省の調査によると、2022年の大卒の平均初任給は22万8,500円でした。そのためアジア航測は、この平均よりも約5％高額な好待遇と言えます(厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査（新規学卒者）」)。

アジア航測の募集要項

今回は、アジア航測の募集要項、業務内容と勤務地について詳しく解説します。

職種	業務内容	採用予定人数
営業部門	お客様の課題ヒアリング、社内技術者との調整などの営業業務	若干名（全体で30名程度）
管理部門	総務、人事、経理など	若干名（全体で30名程度）
技術部門	測量・計測、流域マネジメント、行政支援、道路、鉄道、情報システム、森林、環境保全・再生業務	若干名（全体で30名程度）

アジア航測では、大きく分けて3つの部門で募集を行っています。

営業部門ではコミュニケーション能力や提案力、管理部門では事務処理能力や組織力、技術部門では専門知識や技術力が求められていますね。

また、アジア航測では、9時から17時までの勤務時間、土・日・祝日が休みの完全週休2日制を採用していて、プライベートもしっかり充実させられますね。

アジア航測の企業情報

今回は、アジア航測の事業内容、企業業績、企業理念について詳しく解説します。

1. アジア航測の事業内容
2. アジア航測の企業業績
3. アジア航測の企業理念

①アジア航測の事業内容

アジア航測は、自社の航空機と最新鋭のセンサー技術を活用し、空間情報の収集や解析、活用方法の提案、実施プラン策定など、幅広い技術サービスを提供しています。

1. 航空写真撮影・解析
2. 3Dレーザースキャニング
3. UAV（ドローン）測量
4. GIS（地理情報システム）構築・解析
5. 環境調査・モニタリング
6. 災害対策支援

また、電力、通信、鉄道、通信など、社会インフラを支える様々なシステムを開発していることも特徴です。

近年では、再生可能エネルギー活用や地球温暖化による環境問題など、地球規模課題の解決にも積極的に取り組んでいます。

②アジア航測の企業業績

アジア航測は、近年売上高と営業利益が右肩上がりで成長を続けています。

	2019年	2020年	2021年	2022年	2023年
売上高（百万円）	28,480	30,120	32,506	33,674	37,304
営業利益（百万円）	1,346	2,073	2,338	2,465	2,746

2023年9月期の決算によると、売上高は373億円、営業利益は27億4600万円を達成しました。これは、前期比2億8100万円増の好調な結果です。

過去5年間で見ると、売上高は88億円も増加しており、安定した成長を続けていることが分かりますね。

また2023年9月期の営業利益率は7.4％と、業界平均よりも高い水準です。これは、効率的な経営と高い技術力によって、利益をしっかりと上げていることを示しています。

➂アジア航測の企業理念

アジア航測は、6つの基本理念を掲げ、事業活動を通じて社会貢献を追求しています。

・事業は人が創る新しい道である ・事業は永遠の道である ・事業は人格の集大成である ・事業は技術に始まり営業力で開花する ・事業は社会の為に存続する ・事業はより高い利益創造で発展する

また、アジア航測は、「コンプライアンス経営」と「SDGs経営」を2つの行動規範として掲げ、すべての施策をこの2つの理念に基づいて推進していますよ。

1. コンプライアンス経営：法令遵守を徹底し、倫理観に基づいた経営を行う
2. SDGs経営：環境負荷低減、働き方改革、人材育成など、持続可能な社会の実現に貢献する

アジア航測の競合企業

ここでは、アジア航測の競合企業2社について詳しく解説します。

①株式会社パスコ

株式会社パスコは、地図作成、航空写真撮影、地形測量、GIS（地理情報システム）ソリューションなどを提供し、道路や鉄道などのインフラ整備、災害対策、環境調査など、様々な分野で社会貢献を果たしています。

売上高	620億1600万円
従業員数	2,333人
平均年収	684万円
初任給	242,000(大学卒)

パスコの初任給は242,000円と、アジア航測とほぼ同水準です。

②国際航業株式会社

国際航業株式会社は、計測（地理空間情報）と建設コンサルタントから、社会インフラを支えるサービスを提供しています。

具体的には、航空写真撮影、3Dレーザースキャニング、GIS（地理情報システム）などを活用し、道路、橋梁、トンネルなどのインフラ整備、災害対策、環境調査を支援していますよ。

売上高	414億2000万円
純利益	5億4050万円
平均年収	532万円
初任給	231,000(大学卒)

また、国際航業株式会社は、東証プライム市場上場企業であり、安定した収益基盤を築いています。

さらに、技術職、営業職、事務職の3部門で募集しているため、自分の興味やスキルに合った部門で、社会インフラを支える仕事に携れますね。

アジア航測は測量大手3社の中の1つ

アジア航測は、将来的な環境対策や災害対策、インフラやまちづくりなど、社会貢献度の高い事業に積極的に取り組んでいます。

初任給や福利厚生の面でも非常に魅力的な企業なため、ぜひアジア航測でキャリアを築いてみてはいかがでしょうか。