短い自己PRのコツとは?例文も紹介
ESや面接での自己PRは、文字数や時間の指定がある場合が多いですよね。そんな時、限られたスペースで自分をアピールするのに苦労しませんか?
そこで、今回は短い自己アピールのコツや例文を紹介します。規定文字数や制限時間内で自分を上手にアピールしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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自己PRは短い文章で簡潔に伝える!

自己PRでは、短い時間で自分の特徴や魅力を伝える必要があります。企業が注目するポイントは以下の通りです。
- 簡潔に内容がまとまっているか
- 短い文章で納得させられるか
①簡潔に内容がまとまっているか
エントリーシートや面接で伝えたいポイントを要約し、簡潔に自分の魅力を伝えることが大切です。ビジネスにおいて必要なのは、短い時間や限られた情報で顧客を引きつけるスキルだからですよ。
例えば、営業職では数分の電話で商談を成立させたり、企画職ではA4用紙1枚で商品の魅力を説明したりする必要があります。
短文や少ない情報でも顧客を惹きつける能力は、社会人にとって欠かせません。
②短い文章で納得させられるか
社会で成功するためには、要点を短時間で伝えるスキルが不可欠です。社内でも、初対面の取引先や顧客とのコミュニケーションにおいても、短い時間で正確な情報を伝えることが求められますよ。
新卒採用でも同じで、限られた時間で自己PRを行う必要があります。あなたの魅力があっても、時間の制約で伝わらなければ勿体ないですよね。
エントリーシートや面接を通じて、入社後も円滑なコミュニケーションができることをアピールしましょう。
短い自己PRを作るためのポイント

自己PRを短くまとめることは重要です。一般的な自己PRの文字数は100〜400字とされていますが、400文字の自己PRを先に作成し、必要に応じて企業に合わせて調整するのがおすすめです。
自己PRを短く完成させるためのポイントは以下の4つです。
- 結論は1つにする
- 抽象度をあげる
- 文字数の少ない表現方法を使う
- ですます調を避ける
①結論は1つにする
自己PRを簡潔にまとめるためには、結論を1つに絞りましょう。2つ以上のアピールポイントを挙げると、どちらも印象が薄れ、面接官の心に残りません。
たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、情報量が多いと結局何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。必要のない部分は省き、面接官に最も伝えたいポイントだけを残しましょう。
②抽象度をあげる
自己PRを具体的に説明しようとすると、文章が長くなりがちです。省略しても伝わる部分はカットし、概要だけが伝わるように記入しましょう。
周りの状況やそのときの自分の気持ちではなく、結果を中心に記入すると要点が伝わりやすくなります。深掘りしたい内容であれば、面接官が詳しい説明を求めてきます。自己PRの時点では、具体性が高くなくても構いません。
③文字数の少ない表現方法を使う
文章を短くする方法の一つは、表現方法を変えることです。
例えば、「とても」や「すごく」などの副詞は削除し、「〜することができる」は「できる」に変更すると、すっきりとまとまった文章になりますよ。
漢字ばかりだと固くなってしまいますが、適切な頻度で熟語を使用し、短い表現に変更しましょう。
④ですます調を避ける
エントリーシートや履歴書では、である調を使えば文字数を減らせます。面接ではですます調で話しますが、文章はである調で問題ありません。
「〜です」を「〜だ」にするだけで、1文字少なくなります。
語尾のたった1文字であっても、結果的には大幅な文字の削減につながるため、記入できる文字数が少ない場合はである調を使いましょう。
ただし、である調とですます調が1つの書類の中に混在すると、統一感がなく、読みづらくなるので注意してください。
短くても魅力的な自己PRにするコツとは?

短い自己PRでも企業の印象に残る魅力的な自己PRにしたいですよね。これから説明する3つのポイントを意識しましょう。
- 強みを端的に伝える
- キャッチフレーズを作る
- 根拠を簡潔に伝える
①強みを端的に伝える
自己PRの冒頭で、あなたの強みを端的に伝えましょう。
面接官は日々大量の履歴書を読んだり、面接を行います。最初に結論を伝えることで、その後の内容が頭に入りやすくなりますので、ぜひ取り入れてください。
「私の強みはコミュニケーション力です」といった短文で問題ありません。その後に具体的なエピソードを加えることで、あなたの強みの説得力が増します。
文字量のバランスとしては、結論は全体の1割程度に収めるようにしましょう。
②キャッチフレーズを作る
特徴を短く伝えるために便利なのが、キャッチフレーズを使う方法です。例えば、芸能人が最初の自己紹介で使っているキャッチフレーズは印象的ですよね。
ユニークである必要はなく、自己PRの最初にアピールしたいフレーズを入れましょう。キャッチフレーズが浮かばない場合は、周りの人からの評価や特徴が参考になります。
ただし、情報量が少なくならないよう、簡潔にまとめることに注意しましょう。
③根拠を簡潔に伝える
強みを述べた後は、その根拠となるエピソードを提示しましょう。あなたの個性を伝えるために、全体の3〜4割の分量が適しています。
根拠は説得力が必要です。友人や家族など身近な人に、あなたの魅力を伝えるエピソードを聞いてみるのも一案です。
集団面接では、他の参加者と重複する強みが出るかもしれません。しかし、具体例で差別化を図りましょう。
短い自己PRの例文を4つ紹介

短い自己PRのポイントをここまで説明してきました。しかし、いざ書き始めると難しいことも多いですよね。ここからは4つの例文を紹介します。
- リーダーシップ
- 強い責任感
- 協調性
- 計画性
①リーダーシップ
私の強みは、チームワークを促進するリーダーシップ能力にあります。 大学時代、スーパーでのバイトリーダーを3年間務め、シフト管理や新人研修を担当しました。メンバー一人ひとりの特技を活かすことに力を注ぎ、料理が得意な主婦にはレシピの考案を、絵が得意な高校生にはPOPの制作を任せました。その結果、精肉部門の売上は前年比で20%増加しました。 この経験から、個々の才能を生かしたチーム作りの重要性を学びました。入社後も、同様のアプローチでチームを組織し、貴社の成功に貢献したいと思っています。 |
リーダーシップは、自己PRで大変多く使われるアピールポイントです。そのため、自分はどのようなリダーシップを発揮するのかを具体的に説明できるように自己分析が大切です。
②強い責任感
私の最大の強みは、強い責任感です。 高校時代からテニス部で活動し、大学在学中には部長を務めました。部長としては、オンラインでの練習会を企画・実施し、メンバーの適性に応じたポジション変更を提案するなど、チームの士気と成果を向上させるための努力を行いました。 また、コートの整備や備品管理にも力を入れ、快適な環境作りに貢献しました。これらの取り組みがチームの雰囲気を良くし、試合においても優れた成績を収めることができました。 貴社でも、私はこの責任感を活かし、任された業務やチームの向上に積極的に貢献していきたいと思っています。 |
強い責任感をアピールする場合、責任感を持てるモチベーションは説明できるようにした方が良いでしょう。
③協調性
私は、チーム内で意見が分かれた際に、それぞれの良い点を見出し、統合することで、全員が納得する解決策を見つける協調性を持っています。 大学時代、劇団サークルの演出家として、学園祭や学外イベントでの舞台演出を統括しました。演者やスタッフが30人を超える大きなプロジェクトでは、多様な意見が交わされる中、私は対立する意見を調和させるために一人ひとりと対話し、ポジティブな雰囲気を醸成することに成功しました。 入社後も、社内外のステークホルダーとの丁寧なコミュニケーションを重ね、クライアントのニーズに真摯に応える営業活動を展開したいと考えています。私のこの能力は、貴社のチームにとって価値あるものとなるでしょう。 |
協調性をアピールしようとする場合、協調性を求めている企業と協調性よりも主体性を求める企業に分かれることに注意してください。
④計画性
私の最大の強みは計画性です。大学時代、弁当店でのアルバイトを通じて、この能力を磨くことができました。 当初、店では1日に400個の弁当を生産していましたが、私は前日の準備時間を有効活用し、翌日の弁当容器の組み立て作業を追加することを提案しました。さらに、調理当日はチーム内での分業を効果的に行い、時間管理を徹底することで、生産効率を高め、1日に500個の弁当を作ることができるようになりました。 この経験から、私は業務を遂行する際には、常に計画的に行動し、課題解決に取り組むことの重要性を学びました。 貴社に入社したら、この計画性を活かして、納期を逆算し、効率的な業務遂行を心がけ、会社の目標達成に貢献したいと考えています。私のこの能力が、貴社のさらなる成長に寄与すると信じています。 |
計画性はどの業務をこなすにも必要なスキルです。計画性をアピールする際は、計画を立てる際に気をつけていることを話せるようにしましょう。
面接官の印象に残る短い自己PRを作成しよう!

自己PRでは、個々の応募者の独自性が求められる場面で、要点を簡潔に伝えるスキルが重視されます。まずは強みを前面に出し、不要な部分を削ぎ落とした短い文章や回答を心がけましょう。
この方法は自己PRだけでなく、志望動機やガクチカなどにも適用できます。ぜひ試してみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。