就活がうまくいかない学生必見！原因や対処法を解説
就活を始めると、「就活の調子が悪い…」「自分は就職できないのではないか」と不安になりますよね。
しかし、誰の就活もそううまくはいきません焦る気持ちは当たり前で、うまくいかないと落ち込む時もあって当然です。
本記事では、就活がうまくいかないと感じる理由と対処法について解説します。一旦就活への焦りを捨てて、息抜きの一環と思って読んでみて下さいね。
就活がうまくいかない時は全員にある
就活が上手くいかない時は、どんな就活生にも訪れます。今までの受験とはまた違い、自分が評価され続ける就活に戸惑い、焦る気持ちを抱くでしょう。
まずは、就活について数値の情報を見て安心してくださいね。
- 第一志望内定は約3割
- 就活生の内定企業数は平均2社
①第一志望内定は約3割
就活生が第一志望に内定できる確率は、約3割と言われています。どうしても第一志望に就職したいと思う気持ちで就活する姿勢は大事ですが、第一志望にこだわりすぎず、自分に合った会社を見つけ出すことも、充実したキャリア構築につながります。
なかなか第一志望への手応えを感じない場合は、視野を広げて幅広い選択肢を今一度見直してみるのが大事です。
②就活生の内定企業数は平均2社
就活生の内定数は平均2社程度です。早い段階で内定を獲得している同級生がいても、焦る必要はありません。一部の学生が多くの内定を獲得しているために平均2社となっており、4年生の夏を終えても内定を獲得していない学生も多くいるでしょう。
内定数よりも重要なのは、自分が納得できる企業から内定を得ること。周りと比べずにまずは1社の内定を目指し、冷静に行動しましょう。
就活がうまくいかないと感じる瞬間5つ
ここからは、就活がうまくいかないと感じてしまう瞬間を5つ紹介します。この瞬間さえ分かっていれば、その瞬間以外で気持ちを切り替えられます。ひとつずつ確認していきましょう。
- 志望度の高い企業からの不採用通知
- 書類選考で不合格になる
- 何社受けても内定がない
- 周囲の内定報告を聞く
- 面接で実力不足を実感する
①志望度の高い企業からの不採用通知
志望度の高い企業からの不採用通知が届いた時は、就活がうまくいかないと落ち込んでしまうものです。しかし志望度の高い企業からの不採用通知は、言い換えると他の可能性を見つけるチャンス。
同じ業界や似た業務を提供する企業がたくさん存在し、また異なる業界でも自分に合った条件を見つけられます。広い視野で新たな可能性を模索し、志望企業以外にも魅力的な選択肢を見つけてくださいね。
②書類選考で不合格になる
書類選考で不合格になると、どうしても自分には就活が向いていないのではないかと考えてしまいます。しかし書類選考で不合格になることは向上心を育む絶好の機会。
専門の講座やエージェントを利用し、第三者の視点から的確なアドバイスを得ることで、自分の履歴書やエントリーシートに改善の余地が見つかるでしょう。切り替えて次の挑戦に活かしていってくださいね。
③何社受けても内定がない
内定がなかなかもらえない場合、就活が向いていないと落ち込むのは当たり前です。そんな時は、自分の価値を見失わずに前向きな気持ちを持つことが大事。
就活は一つの企業の合否だけではなく、多くの場で評価されるものです。悪い結果が続いたとしても、全ての企業から落とされたわけではありません。努力を続けて、自らの頑張りを認めてくれる企業に巡り合ってくださいね。
④周囲の内定報告を聞く
周囲の内定報告に焦りを感じることはよくあることです。しかし、他人との比較に囚われず、自分のペースで進むことが重要になります。
必要であれば友達との距離を取り、自分に集中する余裕を持つと良いでしょう。就活の悩みは就活生であれば理解してくれる人がほとんどですよ。
⑤面接で実力不足を実感する
面接で実力不足を痛感した時、自分には就活が向いていないと思うことは多々あります。しかし実力不足を感じる瞬間は、同時に成長にも繋がります。
他の就活生や面接官の質問に対する優れた回答や厳しい指導は、自分の成長に活かせるチャンス。挫折を嫌悪するのではなく、なぜ差がついたのかを学び、改善点を見つけ出して次の面接に活かすことで、自信をつけながら前進できますよ。
就活がうまくいかない時に考えられる6つの原因
ここからは、就活がうまくいかない時に見落としがちな以下の6つの原因を紹介します。
- 軸が定まっていない
- マナーが出来ていない
- エントリー社数が少ない
- 大手企業や高倍率企業だけを受けている
- 適切なコミュニケーションが取れない
- 不採用時の分析・改善ができていない
①軸が定まっていない
就活の軸が定まっていない状態では、志望動機の弱さや面接での不安が生まれてしまいます。自己分析を通して「就活で大切にしたい価値観」を見つけ、軸を定めることが次に繋がりますよ。
軸が明確であれば、効果的な志望動機や自己アピールが可能となり、より自分にあった企業や自分のことを伝える際に役立つでしょう。
②マナーが出来ていない
最低限のマナーが欠如している学生は、入社後の信頼性や印象に悪影響を及ぼすと評価されてしまいます。正しい身だしなみや言葉遣い、立ち振る舞いなど基本的なマナーの習得は、誰にでもできるからこそ、取得できていないと悪目立ちしやすくなります。
全ての対策は出来ているのになぜか選考に通らない人は、基本的なマナーが出来ていないかもしれません。第3者からの視線も参考に今一度見直してみて下さいね。
③エントリー社数が少ない
エントリー数が少ない場合は、就活がうまくいかないと感じることも。内定獲得の確率を上げるためには、エントリー数を増やすことが不可欠です。
平均的なエントリー数が30社であるので、それよりも少ない人はもう少し視野を広げてみて下さいね。企業との接点を増やし、異なる業種や企業を比較することで、戦略的な就活が可能になります。
④大手企業や高倍率企業だけを受けている
大手企業や、倍率の高い企業のみを受けている場合、なかなか内定を獲得できず、就活がうまくいかないと感じることが多い傾向にあります。
大手企業に固執せず中小企業やベンチャー企業も視野に入れることも重要です。 競争率が高い大手企業ばかりを受けることで焦りや不安が生じやすいため、視野を広げて持ち駒を増やしていきましょう。
⑤適切なコミュニケーションが取れない
適切なコミュニケーションを取れていない場合、面接が弱点となりなかなか就活がうまくいかないことも考えられます。面接では、相手との対話を重視し、自己アピールだけでなく面接官との良好なコミュニケーションを心掛けることが重要です。
面接への苦手意識が高い場合でも、対策さえすれば上手くいきます。深刻に考えすぎずに、沢山練習して挑戦していきましょう。
⑥不採用時の分析・改善ができていない
不採用通知をもらった時、結果に向き合わずに続けていると、なかなか就活がうまくいきません。結果にしっかり向き合い、何がダメでどう改善するべきなのかをしっかりと明確にしましょう。
繰り返しのトライ&エラーを通じて、自身の成功法則を見つけ、選考での成功へとつなげてくださいね。
就活がうまくいかない時の6つの対処法
ここからは、就活がなかなかうまくいかない時に効果的な6つの対処法を紹介します。簡単にできるものもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 就活エージェントを利用する
- ビジネスマナーを再確認する
- エントリー社数を増やす
- 選考企業の範囲を広げる
- 面接練習を行う
- 対策講座を受講する
①就活エージェントを利用する
就活に迷ったら、就活エージェントの利用が有益です。エージェントは社会人経験が豊富で、就活のプロセスを理解しているため、的確なアドバイスが期待できます。
今まで1人では分からなかった改善点なども、プロの視線から見つけてくれることでしょう。無料で利用できるものがほとんどなので、気になったら是非利用してみてくださいね。
②ビジネスマナーを再確認する
ビジネスマナーは当たり前のようで、なかなか身につくまでに時間がかかります。面接の際にきちんとビジネスマナーを身につけられているのか、外見・言葉遣い・表情などの観点から見直してみて下さい。
面接では第一印象が重要になります。就活エージェントや友達などの第3者目線からの意見を聞いてみるのもおすすめです。
③エントリー社数を増やす
エントリー数の増加は内定獲得に向けた効果的な手段です。平均30社のエントリーを目指し、競合他社の面接経験を積むことで切り替え力が身につき、新たな可能性が広がります。
スケジュールやキャパシティを考慮しながら、様々な企業にエントリーし、選択肢を広げていってみて下さいね。
④選考企業の範囲を広げる
就活がなかなか上手くいかない時は、選考企業の範囲を広げることも重要です。枠に囚われず、関連業界や中小企業、ベンチャー企業も積極的に検討してみて下さいね。
知らない企業の中にも、自分の理想や適性に合った企業は沢山あります。企業の探し方が分からないという方は、就活エージェントなどのプロに相談してみましょう。
⑤面接練習を行う
5つ目の対処法は、面接練習に取り組むことです。面接は自信がない人が多くいますが、継続的な面接練習で自信をつけることが一番の対策方法です。
大学やエージェントが提供する模擬面接を活用し、アドバイスを受けることもできます。就活生のための面接対策ツールは沢山あるので、ぜひ活用してみてくださいね。
⑥対策講座を受講する
まだ就活生ではないけれど、就活が不安である大学1、2年生にもおすすめな対処法が、就活対策講座を受講することです。就活生にとっても、すぐに出来る実践的な内容を学べる講座も数多く存在します。
エントリーシート添削や模擬面接はもちろん、業界や職種別の講座で専門的な知識を得られ、自身の弱点を克服できます。また、身だしなみの講座では具体的なアドバイスを受け、安心感を得られるでしょう。
就活がうまくいかなくても無理をしない
ここまで就活が上手くいかない原因とその対処法を紹介してきました。なかなかうまくいかない場合に考えられる対処法は沢山ありますが、全てを実行する必要はありません。
焦るあまりに無理をすることがより失敗に繋がってしまいます。たまには息抜きをしたり、リラックスして、抱え込みすぎずに自分のペースで就活を続けていってくださいね。
「就活がうまくいかない」は当たり前のこと
就活がうまくいかないと不安を感じることは、全員に共通しています。どんな環境にいても自分のペースを大事にして、過度な不安やストレスを感じないようにしてくださいね。
就職した先も納得できる職場を見つけるためにも、様々な意見を取り入れながら就活を進めていきましょう。
