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【例文付き】人材コーディネーターの志望動機はどう書く?面接のポイントまで徹底解説

「人材コーディネーターに興味はあるけど、志望動機が思い浮かばない」と悩む方は少なくありません。

この記事では、人材コーディネータの仕事内容や向いている人の特徴、志望動機の作り方、例文まで解説します

最後まで読めば、人材コーディネーターの魅力的な志望動機を書き上げるヒントが得られるでしょう。この記事を参考に志望動機を作成してみてください!

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人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

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吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

紙谷

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紙谷

新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。

目次

知っておきたい人材コーディネーターの基礎知識

人材コーディネーターは企業と派遣社員をつなぐ、いわば橋渡し役として活躍する役割を持っています。

ここでは、人材コーディネーターの志望動機を書き上げるために、知っておくべき基礎知識を解説します。

人材コーディネーターの業務の全体像や具体的な仕事内容を把握しておくと、志望動機の深堀りに役立つため、しっかりと理解しておきましょう。

  1. ざっくり言うと派遣社員と企業のマッチング担当
  2. 具体的な仕事内容は大きく4つ

①ざっくり言うと派遣社員と企業のマッチング担当

人材コーディネーターの仕事内容をざっくりと説明すると、派遣社員と企業のマッチングを担当する仕事です。

企業側は、スキルや性格、経験等を踏まえて最適な候補者を求めている一方で、派遣社員は自分に合った職場環境やキャリアを求めています。

そのため、人材コーディネーターは両者の情報をまとめ上げ、マッチングにつなげるのが仕事ですよ。

人材コーディネーターが企業と派遣社員の間に入ると、お互いにとって満足度の高いマッチングを実現できます。

②具体的な仕事内容は大きく4つ

人材コーディネーターの仕事内容は、多岐に渡ります。主な仕事内容は以下の4種類です。

仕事内容を理解しておくと、志望動機に説得力を持たせられるでしょう。

  1. 登録者と面談する
  2. 企業のニーズをヒアリングする
  3. 人材を派遣し管理する
  4. アフターフォローを行う

1. 登録者と面談する

まず、登録者との面談から始まります。面談は、登録者の背景やスキル、希望する職種等を深堀りする重要なプロセスですよ。

面談では、登録者が何を求めているのかをしっかりと理解することが大切です。

また、登録者の性格や職場環境への適応力を見極めるための質問も同時に実施しますよ。適切に質問をし、登録者の適性を把握しておき、後のマッチングで活用することが重要です

ここでスムーズに登録者の情報を引き出せるかが重要になってくるため、人材コーディネーターとしてはコミュニケーション能力が必須だと言えますね。

2. 企業のニーズをヒアリングする

企業のニーズのヒアリングは、人材コーディネーターとしての重要な業務の1つです。

企業が必要とする人材のスキルや経験をしっかりと聞き取り、どの登録者が企業にマッチするかを把握します。

最適なマッチングをするうえで、企業との信頼関係の構築や企業文化、雰囲気の理解も重要ですよ。

3. 人材を派遣し管理する

登録者と企業双方の情報を把握した後、企業に適した登録者を派遣して管理する業務も重要です。

派遣した登録者がスムーズに業務に取り組めるよう、適切に人材を管理します。

具体的には、登録者が業務を開始した後に定期的に連絡を取り、順調に業務を遂行できているかの確認が必要ですよ。

問題が発生した際は必要に応じて企業と登録者の間に入り問題の解決を図ります。

4. アフターフォローを行う

企業と登録者のアフターフォローも人材コーディネーターの重要な業務です。

円滑に業務を進められているかや企業側の満足度等を定期的に確認します。

定期的にコミュニケーションをとり、登録者や企業からのフィードバックを参考にすると、マッチングの精度向上につながるでしょう

上記の4つの業務の実施により、人材コーディネーターの一連の業務が完了します。

人材コーディネーターに向いている人の特徴

人材コーディネーターに向いている人の特徴をまとめました

主に信頼関係を築き上げれられるコミュニケーション能力や人材を売り込める営業力、改善し続けられる向上心が必要です。

以下の特徴に当てはまっている場合は、人材コーディネーターとして成功できる可能性が高まるでしょう。

  1. 登録者と信頼関係を築けるコミュニケーション能力がある
  2. 企業に人材を売り込める営業力がある
  3. 常に改善を続けることができる向上心がある

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①登録者と信頼関係を築けるコミュニケーション能力がある

人材コーディネーターにとって、コミュニケーション能力は最も重要なスキルの1つです。

人材コーディネーターは登録者との面談で、相手の話に耳を傾け、理解を示すことで、信頼関係を築き上げる必要があります。

登録者が安心して自分の希望や考えを発言できるオープンな空間作りも、人材コーディネーターの重要な仕事ですよ。

登録者は自分のキャリアについて相談しやすくなり、より良いマッチングの達成が見込めるため、コミュニケーション能力は重要です。

登録者が不安がって自分の能力を誇張したり、逆に過小評価したりして、正確な能力値が測れなければ、マッチングも基本的にうまくいきません。

このあたりの手腕が人材コーディネーターにはかかっているため、コミュニケーション能力は必須ですね。

②企業に人材を売り込める営業力がある

登録者を企業に売り込む営業力も人材コーディネーターには必要です。企業が求める人物像を把握し、ニーズにマッチする登録者を提案する能力が求められます。

人材コーディネーターは、登録者のスキルや適性を企業のニーズに合わせてアピールし、人材価値を的確に伝えなければいけません。

人材コーディネーターとして適切に登録者のスキルや経験をまとめ上げ、企業のニーズにマッチした提案を実施するためにも、営業力は重要です。

もちろん他にもコーディネーターはいるわけなので、彼ら彼女らに営業力で勝つ必要があります。

営業経験がなくても、営業に通じる力があることや、似たような経験があることを示して、実力をアピールしていきましょう。

③常に改善を続けることができる向上心がある

人材コーディネーターには常に改善し続けられる向上心が必要です。人材業界は常に変化しており、新たなトレンドや技術に適応し続ける必要があります。

業界の動向を把握したり、登録者と企業それぞれのニーズを分析したり、最適なマッチングを達成し続けしましょう。

登録者や企業からのフィードバックに真摯に耳を傾け、自分の業務を見直す姿勢も重要です。常に前向きに改善し続けることで、より良いマッチングを達成できます。

向上心は、人材コーディネーターとして成長するために必要な特徴です。

人材コーディネーターの志望動機に説得力をもたせる4つのポイント

本項では、人材コーディネーターの志望動機に説得力をもたせるポイントを4つ紹介します。

志望動機は、目指す職種に応じた内容で作成すると効果的です。

ポイントを押さえて志望動機を書き上げて就職活動を有利に進めてください。

  1. 人材コーディネーターの仕事を正確に理解する
  2. 応募先の理念や力を入れている分野等の情報も集める
  3. 将来像や人材コーディネーターとしてやりたいことを明確にする
  4. 自分を採用する企業側のメリットも整理する

①人材コーディネーターの仕事を正確に理解する

志望動機に説得力を持たせるには、人材コーディネーターの仕事内容の正確な理解が欠かせません

登録者と企業のニーズを汲み取るためのヒアリング等、具体的な業務内容に自分の強みをどうやって活かせるかを示すと効果的です。

仕事内容の理解を深めると、自分の能力やスキルが人材コーディネーターに適しているかも同時に把握できるため、仕事内容の理解を深めておきましょう。

②応募先の理念や力を入れている分野等の情報も集める

応募先の理念や力を入れている分野に関する情報集めも重要です。企業が何を大切にし、どんな人材を求めているかを把握できます。

企業の理念への共感は、志望動機を書くうえで欠かせません。応募先でないと達成できない内容を組み込むと、志望動機に説得力が増します。

応募先の企業が注力している分野への関心や、自分の経験を関連付けることで、応募先の企業への関心を示せるので、積極的に伝えましょう。

企業とのマッチングを意識した志望動機は、採用担当者にとって魅力的に映ります

コーディネーターとしての仕事だけでなく、企業そのものとも相性が良いことが分かると、企業としても採用したい思いがグッと高まりますね。

社風や理念との相性が悪くて辞職に至る人も少なくないため、そのあたりの懸念点が払拭されるメリットは大きいですよ。

③将来像や人材コーディネーターとしてやりたいことを明確にする

将来像や人材コーディネーターとしてやりたいこと、達成したいことを明確にしましょう。具体的な目標を持つと、自分のキャリアに向き合っているとアピールできます。

「人材育成に力を入れ、登録者と企業双方に満足いただける人材コーディネーターになりたい」等の具体的なビジョンを志望動機に組み込むと、志望動機に説得力が生まれます

やりたいことを明確にすると、採用担当者は長期的に貢献できる人材であるのかどうかや企業文化とマッチしているかを判断しやすくなるので、積極的に志望動機に盛り込みましょう。

自分の将来像をイメージできている人は、そのためにどう動くべきかもイメージしていることが多いです。

そのため、企業としてもその人の成長曲線を想像しやすく、結果的にその人が活躍してくれるのではと期待しやすくなりますよ。

④自分を採用する企業側のメリットも整理する

企業が自分を採用するメリットを提示できていると、志望動機の質が向上します。自分の伝えたいことだけを伝えても、採用担当者の目に留まりません。

自分が企業にどう貢献できるかを具体的に伝えると、採用担当者は採用した後をイメージしやすくなります。

自分の価値を企業に明確に示すと、採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。

人材コーディネーターの志望動機の分かりやすい構成4ステップ

人材コーディネーターの志望動機をわかりやすく作成するには、以下の4ステップで構成することがおすすめです。

構成に従って志望動機を書き上げることで、採用担当者に伝わりやすい志望動機になり他の応募者と差をつけられます

  1. 結論から人材コーディネーターの志望動機を述べる
  2. その背景にある理由を簡単に伝える
  3. 具体的なエピソードや自分の将来像を使って理由を補強する
  4. 最後に就職後にどう活躍したいかで締めくくる

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①結論から人材コーディネーターの志望動機を述べる

まずは人材コーディネーターを志望する理由を最初に伝えましょう

最初に志望動機を伝えると、採用担当者が理解しやすく、関心を引けます

例えば、「私は人材コーディネエーターとして登録者と企業を繋ぐ橋渡し役として貢献していきます」等の理由を伝えるとわかりやすく効果的です。

結論ファーストで物事を伝えられるよう、意識しましょう。

②その背景にある理由を簡単に伝える

最初に伝えた志望動機の背景を簡単に伝えましょう

なぜ人材コーディネーターを志望するのか、自分の経験やスキルをもとに説明できると効果的です。

例えば、「アルバイトで接客業を経験し、お客様のニーズに応える重要性を学んだ。この経験を活かし、登録者と企業双方のニーズに応え、より良いマッチングを達成したい」等を伝えられると良いでしょう。

志望動機の背景にある理由を伝えることで、採用担当者は応募者の内情をより鮮明にイメージしやすくなるため、志望動機の魅力が増します

この理由は志望動機の根拠であると共に、次の「エピソード説明」にスムーズに繋げるための布石でもあります。

根拠とエピソードを絡めつつ、エピソード内容を軽く説明する形で背景をアピールしましょう。

③具体的なエピソードや自分の将来像を使って理由を補強する

具体的なエピソードや将来像を説明すると、志望動機の説得力が増します

例えば、「学生時代のゼミで指導を経験した際に、自分の采配で人材が活躍する光景に達成感と人材育成の重要性を感じ、人材コーディネーターの職に興味を持ちました」とすると具体性が増します。

具体性のあるエピソードを組み入れると、人物像をイメージしやすくなるため、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう

④最後に就職後にどう活躍したいかで締めくくる

就職後にどう活躍したいかを記入すると、入社後の前向きな姿勢やビジョンを示せます

「何を達成したいのか」「どう成長していきたいのか」を、具体的に示しましょう。入社後のイメージを共有できると、企業側が応募者を雇い入れるメリットを把握できます。

就職活動は入社してからが本番です。入社が目的とならないように、志望理由には将来を見据えた内容を組み込みましょう。

長期的な目標と共に、入社後にすぐできる行動目標を入れるのがポイントです。

将来像をイメージできていることと、そのためにどう行動すべきか理解していることがアピールできますよ。

新卒向け!人材コーディネーターの志望動機例文5選

ここからは新卒向けの人材コーディネータの志望動機の例文を5つ紹介します。それぞれ、人材コーディネーターに向いている強みに特化した例文なので、自分に合う強みを選んで参考にしてくださいね。

  1. 例文1:コミュニケーション能力を活かした例文
  2. 例文2:営業力を活かした例文
  3. 例文3:向上心を活かした例文
  4. 例文4:人と人とを繋ぐ力を活かした例文
  5. 例文5:傾聴力を活かした例文

また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、5つの例文を本気で添削!どこに気を付けるべきか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文1:コミュニケーション能力を活かした例文

まずはコミュニケーション能力を活かした例文を以下で添削していきます。

登録者と企業双方から本音を聞き出し、最適なマッチングをするために欠かせないコミュニケーション能力を、大きくアピールしていきましょう。

コミュニケーション能力を活かした志望動機
【結論】私は、人と関わる仕事を通じて、求職者と企業の架け橋となり、双方にとって良いマッチング双方が納得できる最適なマッチングを実現したいと考え、人材コーディネーターを志望しました。コミュニケーションを大切にし、相手のニーズを理解する力を活かしていきたいと考えております。
添削コメント|元の文章では「求職者と企業の架け橋」との表現が一般的で、どのような影響を与えたいのかが曖昧でした。そこで「双方が納得できる最適なマッチングを実現」と具体化し、企業の成長にも関与できる点を強調しました。
【根拠となるエピソード】大学時代、私はサークル活動の代表を務めていました。新入生勧誘の際には、さまざまな学生異なる価値観を持つ多くの学生の興味や希望を聞きながら、サークルの魅力を伝えること一人ひとりの希望を尊重しながら適切な提案をすることを意識しました。
添削コメント|「新入生勧誘」という身近な経験を活かしつつ、「異なる価値観を持つ学生と接する中で適切な提案をする力を学んだ」と、人材コーディネーターとしての資質と結びつけました。
【エピソード詳細】ある新入生は、サークルに興味があるものの、活動への不安から入会をためらっていました。私は、その学生の話をじっくり聞き、過去のメンバーがどのように活動していたかを具体的に説明しました。その人の状況に合った参加方法を提案しました。また、活動の自由度や参加しやすいイベントなどを提案したことで、過去にも同じ不安を持った先輩がどう参加していたか伝えて具体的なイメージを持ってもらい、最終的にその学生はサークルに参加してくれました。この経験を通じて、相手の気持ちを理解し適切な情報を提供することで、前向きな選択を後押しできると実感しました。
添削コメント|元の文章では、「不安を取り除く」という部分が曖昧だったため、「不安の理由をヒアリングし、具体的な提案を行った」ことで、課題解決能力を強調しました。また、「過去の事例を伝える」といったより実務に活かせるスキルが伝わる表現に変更しました。
【心境の変化】私はこの経験から、単に選択肢を提示するだけでなく、相手の立場に立って丁寧に寄り添い、納得できる判断を支援することの重要性を学びました。そのため、求職者と企業の間に立ち、双方のニーズを考えながらサポートする人材コーディネーターという仕事に強く興味を持つようになりました。この考えは、人材コーディネーターの業務にも通じる部分が多く、求職者と企業の双方にとって最善の結果を導くこの仕事に強く魅力を感じています
添削コメント|元例文でもこの職に興味を持つようになった経緯がよく伝わりますが、さらに高評価に繋げるポイントとして、人材コーディネーターの仕事との関連性を強調する文章に変更しています。
【入社後】入社後は、求職者と企業のニーズを的確に理解し、双方の目標を実現するためのサポートを行いたいと考えています。また、コミュニケーションを大切にし、求職者と企業の双方に信頼される適性だけでなく企業文化や価値観まで考慮したマッチングを心がけ、長期的に活躍できる環境を提供できる人材コーディネーターを目指して努力してまいります。
添削コメント|元の文章では、「知識を深め、信頼されるコーディネーターになる」と漠然としていたため、「適性やスキルだけでなく、企業文化や価値観まで考慮したマッチングを心がける」と、より具体的な視点を加えました。

【NGポイント】元の文章でもコミュニケーション力は伝わりますが、人材コーディネーターでの活躍をよりイメージさせるため、アピールするポイントを工夫する必要がありました。

【添削内容】文章全体の抽象的な表現を削減し、人材コーディネーターとしての資質がより伝わるように調整しました。また、表現を工夫し、単なるサークル勧誘の話を業務に活かせるスキルへと昇華させました。

【どう変わった?】添削後の文章では、求職者と企業の双方に対する貢献度を明確に示せています。特にエピソード詳細では課題解決の流れを加えることで、論理的なストーリーに。さらに、企業が求める人物像により合致する形へと仕上げました。

【今回の志望動機のコツ】
・アピールポイントを企業に合わせて変える
・業務での再現性を意識して書く
・抽象的な表現をなるべく減らす

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例文2:営業力を活かした例文

ここでは、営業力を活かした例文を添削していきます。登録者と企業の双方に適切な提案をする営業力は、人材コーディネーターに欠かせない能力です。

営業力を活かした志望動機
【結論】私は、人と企業をつなぎ、求職者と企業の双方が納得できるマッチングを実現したいと考え、人材コーディネーターを志望しました。特に、これまでの経験で培った営業力を活かし、求職者の魅力を企業に伝えることに貢献したいと思っています。求職者の強みを最大限引き出し、企業のニーズに合った提案を行うことで、価値ある人材紹介を実現したいと考えています。
添削コメント|「双方が納得できるマッチング」を叶えるためにすべきことを具体的な行動で「価値ある人材紹介を実現」とすることで、コーディネーターとしてのミッションを明確にしました。
【根拠となるエピソード】大学時代、私はサークル活動の一環でスポンサー探しを担当しました。イベントの運営費を確保するため、協賛金を集める必要があり、企業との交渉に取り組みました。その際、単にサークルの活動を説明するだけではなく、企業にとってのメリットを明確に伝えることを意識しました。
添削コメント|「スポンサー獲得」という営業経験が活きるエピソードをそのまま活かしながら、「企業のメリットを明確に伝えることを意識した」と加え、営業力の本質を強調しました。
【エピソード詳細】しかし、最初はなかなか話を聞いてもらえず、断られることも多くありました。そこで、企業ごとに異なるニーズを分析し、イベントのターゲット層や企業のPR効果などを具体的に説明するよう工夫しました。例えば、若年層向けの商品を展開する企業には、イベント参加者の年齢層やSNSでの拡散効果を強調し、認知度向上の可能性を伝えました。その結果、いくつかの複数の企業から協賛を得ることができ、イベントの運営資金を確保することに成功しました。
添削コメント|「協賛を得ることに成功した」ことの背景として、「どのような工夫をしたのか」「どのような成果が出たのか」を明確にする具体例を追加しました。
【心境の変化】この経験を通じて、営業では相手のニーズを理解し、それに応じた提案を行うことが重要である単に取引を成立させるのではなく、相手の期待を超える提案を行うことが、長期的な信頼関係の構築につながると学びました。そして、人材コーディネーターも同様に、求職者と企業の双方のニーズを的確に把握して最適な選択肢を提供する役割を担う仕事だと感じ、強く興味を持ちました。志望するようになりました。
添削コメント|「営業では相手のニーズを理解することが重要」という当たり前の表現を、「相手の期待を超える提案が長期的な信頼につながる」と言い換え、よりレベルの高い営業力をアピールしました。
【入社後】入社後は、求職者と企業の双方にとって最適な提案ができるよう、相手のニーズを的確に捉え、円滑なマッチングを実現していきたいと考えています。また、私の営業力を活かしながら企業への提案力を磨き、貴社の人材紹介事業に貢献できるよう努力してまいります。単なる人材紹介にとどまらない、企業の事業成長を支える戦略的な採用支援ができるコーディネーターを目指します。
添削コメント|元の文章では「営業力を活かし、企業への提案力を磨く」と簡素でしたが、「単なる人材紹介ではなく、企業の事業成長を支える戦略的な採用支援を行う」とすることで、より高い視点を持っていることをアピールしました。

【NGポイント】元の文章では、「求職者と企業のマッチングを実現したい」との意欲は伝わるものの、実現策が明確ではありませんでした。また、「自身の営業力を活かす」と述べているものの、どのような営業力があるかが抽象的でした。

【添削内容】「求職者の強みを最大限引き出す」「企業のニーズに合った提案を行なう」と、目標のための具体的な行動目標を加えました。また、エピソードではターゲット層の分析や提案内容を工夫した点を明示し、実際の成果をより明確にしました。

【どう変わった?】添削後は、人材コーディネーターとして求められる「マッチングの精度向上」に焦点が当たった文章になりました。結果として、企業にとって「この人は即戦力になる」と思わせる志望動機に仕上がりました。

【今回の志望動機のコツ】
・結論やエピソードの前提は短くまとめる
・エピソードに説得力があるか確認する
・入社後の展望は高度化を意識する

例文3:向上心を活かした例文

ここでは、向上心を活かした例文を添削していきます。

人材コーディネーターでは、常に新しいことに挑戦をする向上心が欠かせません。時代の流れに合わせて、新たな技術を取り入れる気概があることを示しましょう。

向上心を活かした志望動機
【結論】私は、人と企業をつなぎ、求職者のキャリア形成を支援する仕事に魅力を感じ、人材コーディネーターを志望しました。特に、私は向上心を大切にしており、常に学び続けながら、最新の業界知識を学びながら、求職者に的確なアドバイスができるようになりたいと考えています。
添削コメント|「向上心を持ち、最新の業界知識を学んでいく」という意志を加え、業界の変動を逃さないという、人材業界での活躍に必要な資質を明確にしました。
【根拠となるエピソード】大学時代、私は業界研究のためにセミナーや講演会に積極的に参加していました。特に、就職活動を進める中で、企業ごとの採用基準や市場の動向について詳しく知ることの重要性を感じました。知り、自分自身の就職活動にも役立てましたが、より多くの求職者にこの知識を還元できる仕事に興味を持ちました。
添削コメント|元の文章では「セミナーや講演会に参加した」と述べるだけで、どのような姿勢で学んでいたのかが曖昧でした。そこで、「自分の就職活動に活かしながら、他の求職者にも還元したいと考えた」と述べ、人材コーディネーターへの関心の高まりを自然に伝えています。
【エピソード詳細】最初は知識不足から、企業担当者の話を十分に理解できませんでした。しかし、事前に業界情報を調べ、セミナー後には登壇者に質問をするなど主体的に学ぶ姿勢を貫きました。また、同じく就職活動を進める学生と情報交換を行うことで、企業ごとの特徴や求める人材像を深く理解できるようになりました。その結果、企業ごとの違いや採用のトレンドを理解し、就職活動に役立てることができました。この経験から、正確な情報を適切なタイミングで提供することが、求職者の意思決定を後押しする重要な要素であると実感しました。
添削コメント|ただ「自分がセミナーで得た情報が就活に役立った」ことしか伝わらない文章になっていたため、「正確な情報を適切に提供することで求職者の意思決定を後押しできる」というフレーズを追加し、自分の学びとコーディネータの仕事内容との関連性を強めました。
【心境の変化】この経験から、人が前向きな選択をするためには、信頼できる情報と適切なアドバイスが不可欠であることを学びました。そして、人材コーディネーターも、求職者に対して最新の市場動向やキャリアの選択肢を伝え、最適な提案を行う必要があると考え、この仕事に強く興味を持ちました。求職者と企業をつなぐ人材コーディネーターこそ、その役割を果たす仕事であると確信し、志望いたしました。
添削コメント|2つの文章にあまり関連性が無かったため、学びとともにそれを提供できるのが人材コーディネーターであると確信した流れを強調しました。また、元の文章では「興味を持った」と表現していた部分を、「確信した」とすることで、より強い志望動機を印象づけました。
【入社後】入社後は、向上心を持って業界知識や採用の仕組みを学び続け、求職者に正確な情報を提供できる人材コーディネーターになりたいと考えています。また、企業とのコミュニケーションを通じて市場の動向を把握し、より良いマッチングを実現できる求職者のキャリア形成を長期的にサポートできるよう努力してまいります。
添削コメント|「求職者のキャリア形成を長期的に支援する」という視点を加え、長く企業に貢献していきたいという意欲とともに、コーディネーターとしての理想像をより明確にしました。

【NGポイント】元の文章では向上心が示されていましたが、それがどのように人材コーディネーターとして活かされるのかが曖昧でした。また、経験については述べられているものの、それを他者に還元しようとした意識が伝わりにくい状態でした。

【添削内容】向上心を強調するために、単に学び続ける姿勢を示すのではなく、求職者に適切なタイミングで情報を提供する能力があることを伝える内容に修正しました。また、自分の経験と人材コーディネーターとの関連性を強化しました。

【どう変わった?】向上心を持ち、積極的に学び続ける姿勢が人材コーディネーターの業務と結びつき、志望動機としての納得感が向上しました。また、実務での貢献度がイメージしやすくなりました。

【今回の志望動機のコツ】
・自分の特性と職種との関連性を明確に示す
・自分だけでなく「他者目線」の話をする
・貢献意欲を示す

例文4:人と人とを繋ぐ力を活かした例文

ここからは、人と人とを繋ぐ力を活かした例文を添削していきますよ。

人材コーディネーターでは、人と人を繋ぐ力も必要となります。登録者と企業のマッチングが、人材コーディネーターの大きな役割だからです。

人と人とを繋ぐ力を活かした志望動機
【結論】私は、人と人をつなぐことで、それぞれの可能性を広げるそれぞれの能力が最大限に発揮できる環境を提供することにやりがいを感じています。求職者が自身の強みを活かせる職場を見つけ、企業が成長できる人材と出会うことで、双方にとって最適な選択をサポートしたいと考え、人材コーディネーターを志望しました。
添削コメント|元の文章では「人と人をつなぐ」という表現がやや抽象的だったため、「能力が最大限に発揮できる環境を提供」と言い換え、コーディネーターとしての具体的な価値を示しました。また、「最適な選択をサポート」という表現を加え、仕事の目的を明確化しました。
【根拠となるエピソード】大学時代、私はゼミ活動でグループワークの進行役を務めました。異なる価値観や意見を持つメンバー同士の調整を行い、全員が納得できる解決策を導くことを意識しながら、議論を円滑に進める役割を担っていました。
添削コメント|「グループワークの進行役を務めた」というエピソードは良いですが、どのように人と人をつなぐ力を発揮したのかが伝わりにくい状態でした。「全員が納得できる解決策を導くことを意識しながら進行した」という視点を追加し、より能動的な役割を強調しています。
【エピソード詳細】グループワークでは、議論では意見の対立が続き、なかなか方向性が定まりませんでした。私は、各メンバーの意見を丁寧に聞き、相手の考えを理解したうえで、それぞれが納得できる形で折り合いをつけることを意識しました。丁寧に整理し、それぞれが重要視するポイントを明確にしました。また、一部のメンバーが積極的に発言できない様子を見て、個別に声をかけ意見を引き出すことで、全員が参加しやすい環境を作りました。結果的に、メンバー同士の協力が深まり、スムーズに議論が進むようになりました。
添削コメント|議論の過程をより具体的にし、「意見を整理」「重要視するポイントを明確にする」など、当時自分が工夫したことを加えました。また、発言しづらいメンバーに配慮した点を強調し、全員が納得できる結論を導いたプロセスを明確にしました。
【心境の変化】私はこの経験を通じて、人の意見をまとめ、最適な形でつなげること人の意見を整理し、それぞれの強みを活かせる場を作ることにやりがいを感じました。そして、人材コーディネーターの仕事は、求職者と企業のニーズを調整し、それぞれが納得できる選択を支援する点で共通していると考え、この仕事に強く興味を持つようになりました。挑戦したいと強く思いました。
添削コメント|「意見を整理して強みを活かせる場を作る」と言い換え、求職者が最適な職場を見つけるための支援をするというコーディネーターの役割と結びつけました。また、「この仕事に挑戦したいと強く思いました」とすることで、より熱意が伝わるようにしました。
【入社後】入社後は、求職者の適性や希望を的確に引き出し、それを企業のニーズと照らし合わせながら、双方にとって最良のキャリア選択をサポートできるよう尽力していきたいです。また、一人ひとりに寄り添い、活躍できる環境を提供できる人材業界の知識を深めながら、長期的なキャリア形成まで支援できる人材コーディネーターを目指します。
添削コメント|「長期的なキャリア形成まで支援できる」と加え、単なる紹介業務にとどまらず、求職者の将来まで見据えたコーディネーターになりたいという意欲を示しました。

【NGポイント】元の文章では、応募者のスキルについて「人と人をつなぐ」や「意見をまとめる」といった表現が抽象的で、応募者が人材コーディネーターとして活躍できるかが伝わりにくかったです。また、意欲の強さが明確ではありませんでした。

【添削内容】人材コーディネーターの役割をより明確にするために、「能力が最大限に発揮できる環境を提供する」といった具体的な表現を追加しています。また、エピソードの部分では具体的な当時の努力内容を加えました。

【どう変わった?】強みである「人と人をつなぐ力」を、単に意見をまとめる力ではなく、「相手の強みを引き出し、適切な環境を提供する」という視点に変えたことで、より人材コーディネーターの職務に適した内容となりました。

【今回の志望動機のコツ】
・エピソードでの工夫や成長を強調する
・漠然とした表現を避ける
・単なる熱意ではなく業務への貢献意識を示す

例文5:傾聴力を活かした例文

傾聴力の強みを活かした人材コーディネーターの志望動機を添削していきます。

本音を聞き出す傾聴力が人材コーディネーターには必要ですが、一方で「ただ話を聞けるだけ」という印象を与えないよう注意しましょう。

傾聴力を活かした志望動機
【結論】私は、人の話を聞くことを大切にしており、その人が本当に求めていることを理解することにやりがいを感じています。にしっかりと耳を傾け、その言葉の裏にある本音やニーズを引き出すことを大切にしています。求職者の希望や企業のニーズをしっかり把握し、企業が最適な人材と出会えるよう支援することで、双方の成長に貢献したいと考え、人材コーディネーターを志望しました。
添削コメント|「人の話を聞くことを大切にしている」といった表現を、「本音やニーズを引き出す力」と具体化し、傾聴力の強みがより伝わるようにしました。
【根拠となるエピソード】大学時代、私は学生相談のボランティア活動に参加し、悩みを抱える学生の話を聞く機会が多くありました。特に、相談者の悩みをしっかりと話を聞き、相手が本当に求めていることを引き出すことを意識しました。相談者が自分の気持ちを整理し、前向きな決断ができるようサポートすることを意識しながら対応しました。
添削コメント|「相手の話を聞く」という行為に加え、「相談者が前向きな決断ができるようにサポートした」と、傾聴の先にある具体的な役割を示しました。これにより、単に話を聞くだけでなく、相手の意思決定を支援する点が強調されました。
【エピソード詳細】相談を受けた際、表面的な問題だけでなく、その背後にある本当の悩みを理解することが重要だと感じました。例えば、学業の悩みを抱える学生が、実は人間関係に不安を感じていたケースがありました。私は、その学生の話をじっくりと聞き、本音を引き出せるよう向き合いました。適切な質問を投げかけることで、自ら気づきを得られるよう促しました。結果として、本人が自分の状況を整理でき、新たな行動を起こすきっかけとなりました。
添削コメント|「適切な質問を投げかけることで、自ら気づきを得られるよう促した」といった表現を追加し、傾聴力がどのように活かされたのかを明確にしました。また同時に、「行動を起こせるようになった」という成果にも納得感が生まれました。
【心境の変化】この経験を通じて、ただ相手の話を聞くだけではなく、言葉の裏にある気持ちや考えを汲み取ることの重要性を学びました。背景にある課題を理解し、適切な提案を行うことが信頼関係の構築につながると実感しました。そして、人材コーディネーターも同様に、求職者と企業の双方のニーズを的確に把握し、最良の選択へ導く役割を担う仕事であると考え、この職種に強く魅力を感じました。
添削コメント|「相手の話を聞くだけでなく、背景にある課題を理解することが重要」と表現を変え、求職者や企業が抱える本当の問題を見極めることがコーディネーターの役割につながることを強調しました。
【入社後】入社後は、求職者が自分に合った働き方を見つけられるようにサポートし、企業にとっても適切な人材を確保できるよう尽力したいと考えています。また、状況に応じた対応力を磨き、信頼される業界知識を深めながら柔軟な対応力を磨き、求職者・企業双方から信頼されるコーディネーターとして活躍できるよう成長していきたいです。
添削コメント|「柔軟な対応力を磨く」という表現を追加し、求職者や企業のニーズが変化する中で、適切なマッチングを実現する力をつける意欲を示しました。

【NGポイント】元の文章では、「傾聴力」が強みなことは伝わるものの、どうコーディネーターの仕事に活かすかが抽象的でした。また、求職者と企業の双方にとってどのような価値を提供したいのかが明確ではなく、成長の方向性が曖昧でした。

【添削内容】傾聴力の強みをより明確に伝えるため、「本音やニーズを引き出せる」点を強調しました。また、エピソードで求職者・企業の両方の視点を取り入れ、仕事への理解度を高める表現に変更しました。

【どう変わった?】傾聴力を活かした人材コーディネーター像がより明確になり、単に話を聞くのではなく、「相手の考えを引き出し、最適な選択へ導く力」が強みであることが伝わる内容になりました。より説得力のある志望動機に仕上がっています。

【今回の志望動機のコツ】
・強みを具体的な行動と結びつける
・仕事との関連性を明確にする
・入社後の展望を具体的に示す

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人材コーディネーターの志望動機の注意点とよくあるNG例文

人材コーディネーターの志望動機を考える際の、注意点とよくあるNG例文を以下で解説します。

志望動機を正確に伝えるには、避けるべき表現や内容について理解しておきましょう。NG例文では、どういった点がNGになるかも解説しているので参考にしてください。

  1. 応募先の企業でなければならない理由がない
  2. 具体的なエピソードがなく説得力に欠けている
  3. 給与や福利厚生等の待遇にだけに言及している

①応募先の企業でなければならない理由がない

多くの就活生が失敗しがちなミスとして、応募先の企業でなくてはならない理由を示せていないことが挙げられます

人材コーディネーターの職業に対する志望動機は充実していても、なぜ応募先の企業を選んだのか、理由を示さないと説得力に欠けてしまうでしょう

以下にNG例文の一例を示したので参考にしてください。

私は人材コーディネーターの仕事に興味があり、貴社を志望しました。人材コーディネーター等の人と人を繋ぐ仕事に昔から興味を持っています。持ち前のコミュニケーション能力を発揮し、貴社の売上に貢献していきます。

コーディネーターという仕事に言及したいあまり、その企業のことが見えていないパターンですね。

志望動機の中には「なぜコーディネーターがいいのか」以外にも「なぜその企業を選んだのか」も取り入れるようにしましょう。

②具体的なエピソードがなく説得力に欠けている

志望動機に具体的なエピソードが含まれていないと、説得力が低下します。

自分がなぜ応募先の企業の人材コーディネーター職を志望しているのか、具体的に示さなければいけません。

学生時代のサークル活動や研究活動、アルバイト等の経験を、志望動機に盛り込むと効果的です。

私は人と接するのが好きなので、人材コーディネーターを志望します。学生時代に人と話す機会が多く、楽しさを感じていたので興味を持ちました。

③給与や福利厚生等の待遇にだけに言及している

志望動機が給与や福利厚生等の待遇に偏っている場合、採用担当者からの印象は悪くなりかねません

待遇は働くうえで重要ですが、志望動機で全面に押し出すのはNGです。志望動機では、仕事に対する情熱や熱意を伝えなければいけません。

以下に給与等の待遇に特化したNG例文を紹介します。志望動機では待遇に触れず、仕事に対する熱意や志望動機を裏付ける具体的なエピソードを組み込みましょう

私は、企業選びの条件として給与や福利厚生等の待遇に重きを置いています。貴社の人材コーディネーター職は給与水準が高く、有給取得率が高いと伺いました。

待遇の良さは安心して長期間働き続けるうえで欠かせないため、貴社に魅力を感じ志望いたしました。

人材コーディネーターの志望動機がどうしても思いつかない場合の対処法

人材コーディネーターの志望動機を考える際、どうしても志望動機が思いつかない可能性があります。

思いつかなかった時に役立つ対処法を以下に2つまとめました。

以下の2つの方法を試すと、自分自身を内観でき、より具体的な志望動機を作成できるでしょう。

  1. 自分史でなぜ人材コーディネーターを志望するようになったかを振り返る
  2. 志望先の研究やスタッフへの訪問で求める人物像を知る

①自分史でなぜ人材コーディネーターを志望するようになったかを振り返る

志望動機を考える際、自分史を振り返る方法は効果的です。なぜ自分が人材コーディネーターに興味を持ったのかを考えましょう。

人材コーディネーターは人と関わりの強い仕事です。まずは、人との関わりで楽しみややりがいを感じた場面を思い返してみてください。

例えば、学生時代のアルバイトやゼミでの経験、サークル活動等に志望動機のヒントが隠れている可能性があります。

自分のスキルや強みを掘り返し、人材コーディネーターにどうやって活かせるかを考え、具体的なエピソードとともに志望動機に組み込んでいきましょう。

「人材業界に興味がある」のか、「人と関わりが持てるから」なのか、「マッチングで人と人を繋ぐことにやりがいを感じた」のかなど、観点はさまざま。

同じ仕事を目指している人でも、理由が違うことはよくあります。どの視点で見て魅力的だと感じたのか、振り返ってみてくださいね。

②志望先の研究やスタッフへの訪問で求める人物像を知る

志望動機を考えるうえで、応募先企業についての理解を深めると効果的です。企業のウェブサイトや求人票を読み込み、求められている人物像を把握しましょう。

可能であれば、実際に働いているスタッフの話を聞くと、より効果的です。

企業研究や求める人物像を把握したうえで志望動機を作り上げると、採用担当者に良い印象を与えられる可能性が高まるでしょう。

人材コーディネーターの志望動機に関するよくある質問

人材コーディネーターの志望動機に関するよくある質問を以下にまとめたので参考にしてください。

疑問点を解消したうえで準備すると、就職活動の成功に一歩近づきます。適切に準備をし、自分の意欲や適性をしっかりとアピールしてください。

  1. 面接で話すべき志望動機の長さはどれくらい?
  2. 人材コーディネーターに向いていない人の特徴は?

①面接で話すべき志望動機の長さはどれくらい?

面接で話す志望動機の長さは、一般的に1〜2分程度であり、文字数で表すと300〜600文字程度です。1〜2分の間に、経歴や志望動機、なぜ応募先を選んだのかを簡潔にまとめる必要があります。

時間が限られているため、あらかじめ話す内容を決めておき、ポイントを絞って話せるように準備をしましょう。

採用担当者の反応を見ながら、話す内容を柔軟に調整する対応力も重要です。志望動機は面接で必ず聞かれる内容なので、適切に準備をしておき、焦らずに乗り越えてください。

ここで話が長すぎて印象を悪くしている就活生は、意外と多くいます。少しくらいオーバーしても……と考えず、ストップウォッチなどを使い、練習を繰り返しましょう。

②人材コーディネーターに向いていない人の特徴は?

人材コーディネーターに向いていない人は、コミュニケーション能力が不足している人や変化への対応が苦手な人、傾聴力や共感力が低い人が典型例です。

上記の特徴に当てはまる場合は、人材コーディネーターとして活躍しづらいので注意が必要です。まずは自分と内観し、人材コーディネーターとしての適性について熟考してください。

人材コーディネーターの仕事内容を把握し、適切な志望動機を書き上げよう!

本記事では、人材コーディネーターの仕事内容や志望動機を書き上げるポイントを、例文を踏まえて解説しました

人材コーディネーターは人と人とを繋ぐ橋渡し役であり、登録者と企業双方の話に耳を傾け、お互いにとって満足できるマッチングを提供する役割があります

コミュニケーション能力や営業力、改善し続けられる向上心が人材コーディネーターには必要です。

本記事を参考に人材コーディネーターに適した志望動機を書き上げ、就職活動を成功させてください!

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。