エントリーシートをギリギリに提出してもいい?損する理由と間に合わないときの対処法を解説
「ESって締切当日でも別に大丈夫だよね」と思っていませんか?
結論から言うと、締切ギリギリで提出することはおすすめできません。なぜなら選考で不利になる可能性が高いからです。
本記事では、締切間際にES提出することが損である理由と、間に合わないときの対処法を解説します。ぜひ参考にしてください。
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【結論】エントリーシートをギリギリに提出すると影響あり

時間内に提出できれば問題ないと思うかもしれませんが、締め切り間際にESを出すと、評価に悪い影響を与えることがあります。
なぜなら、企業は提出のタイミングからも学生の志望度や自己管理能力を判断しているからです。
提出が遅いと、入社意欲が低いと見られたり、計画性や準備不足を疑われる可能性があります。
さらに、早期提出者が優先される特別ルートやインターン枠を逃してしまうこともあり、提出が遅いだけで選考の不利な立場に置かれることも少なくありません。
したがって、エントリーシートは余裕を持って提出し、ネガティブな影響を最小限に抑えることが大切です。
ESをギリギリに提出すると損な7つの理由

忙しい就活スケジュールの中で、ES提出がギリギリになってしまうことはよくあります。ギリギリでも問題ないと思うかもしれませんが、実際にはそうではありません。
ここでは、エントリーシートをギリギリに提出することの7つのデメリットについて解説します。
- 志望度が低く熱意がないと思われるから
- 自己管理能力に欠けると思われるから
- 流し読みされる可能性があるから
- 提出順で通過やインターンの枠が埋まる可能性があるから
- 当落線上の場合早い方が選ばれやすいから
- トラブルが起きると間に合わないから
- Webテストの締切に間に合わないから
① 志望度が低く熱意がないと思われるから
企業は、早めにエントリーシートを提出した学生を「入社意欲が高い」と評価する傾向があるため、提出がギリギリだと志望度が低いと見なされかねません。
また、他の企業を優先していたのではないかと疑われることもあります。
特に大手企業や競争率の高い企業では、学生の熱意を重要視することが多いため、早期に提出することは重要です。
② 自己管理能力に欠けると思われるから
エントリーシートの提出がギリギリだと、自己管理能力に問題があると見なされる可能性があります。
自己管理能力は、社会人としての基礎的なスキルであり、仕事をスムーズに進める上で欠かせない能力です。
締め切り間際までに準備が整っていないと、企業側は「計画性がない」や「仕事を後回しにする癖がある」などネガティブな評価を下す可能性があります。
エントリーシートを早めに提出することで、自己管理能力の高さをアピールして、企業からの信頼を勝ち取りましょう。
③ 流し読みされる可能性があるから
エントリーシートが締め切りギリギリに提出された場合、担当者が十分に時間を取って確認できない可能性があります。
特に大企業では、毎日大量のエントリーシートが届くため、全てのエントリーシートをじっくり読むことは困難です。
特に締め切り間近に提出されたエントリーシートは最後にまとめて処理されることが多いため、細部までしっかりと読んでもらえない可能性が高くなります。
したがって、エントリーシートを読んでもらう機会を最大限に活かすためには、早めに提出することが重要ですよ。
④ 提出順で通過やインターンの枠が埋まる可能性があるから
大企業や人気のある企業では、応募者が多いため、エントリーシートの提出順で選考が行われることが一般的です。
さらに、インターンシップの枠や特別選考ルートの案内も、早期に提出した学生が優先されることが多く、ギリギリに提出した学生にはそのチャンスが巡ってこない可能性があります。
企業によっては、一次締め切りや二次締め切りを設定し、それぞれの締め切りに応じて採用プロセスが異なることもありますよ。
したがって、エントリーシートの提出は早めに行い、チャンスを逃さないようにすることが大切です。
⑤ 当落線上の場合早い方が選ばれやすいから
「当落線上」にいる学生にとって、エントリーシートの提出時期が選考の決め手になることがありますよ。
例えば、志望動機やスキルに大きな差がない場合、企業は早くエントリーシートを提出した学生を優先する傾向があります。
これは、早期提出の学生が「準備が整っている」「入社意欲が高い」と評価されやすいためです。
圧倒的なスキルや実績がないのであれば、エントリーシートは早めに提出しましょう。
⑥ トラブルが起きると間に合わないから
締め切りギリギリにエントリーシートを提出しようとすると、予期せぬトラブルが発生する可能性があります。
例えば、サーバーの混雑や通信エラーにより、エントリーシートが正しく送信されないことがあるのです。
企業によってはエントリーシートの再提出が認められない場合もあり、提出が間に合わないとそのまま選考から外れてしまう可能性もあります。
予期せぬ事態に備えるためにも、余裕を持ったスケジュールで就活を進めることが重要です。
⑦ Webテストの締切に間に合わないから
エントリーシートをギリギリに提出した場合、Webテストに取り組む時間が十分に確保できないリスクが生じます。
なぜなら、エントリーシートとWebテストの締め切りを同じ日に設定している企業が多いからです。
Webテストは、企業によって形式や内容が異なるため、しっかりと準備が必要ですよ。早めにエントリーシートの提出し、十分な時間を確保してWebテストに挑みましょう。
ESの提出がギリギリのときの対処法

エントリーシートは早く提出した方がよいと分かっていても、忙しいと提出がギリギリになってしまうこともあると思います。
そこで、ギリギリにESを提出する際の対処法を2つ紹介します。ぜひ使ってください。
① 郵送の場合はお金はかかるが速達を使う
締め切り間際に提出する場合は、郵送なら速達を利用すべきです。速達は通常の郵便よりも早く到着するため、締め切りまでに確実に届けられる可能性が高くなります。
通常の郵送で送る場合、配送に数日かかりますし、万が一の遅延や郵便事故が発生すると、期限に間に合わなくなるリスクも考えられるでしょう。
そのため、締め切り間際であるなら、多少費用はかかっても速達を利用してリスクを回避することが重要です。
また、料金不足を防ぐために、郵便局の窓口で手続きを行うことをおすすめします。
② 電話またはメールで謝罪する
万が一、締め切りを過ぎてしまう可能性がある場合は、企業に電話やメールで謝罪の連絡を入れましょう。
何も言わずに遅れてしまうよりも、しっかりと連絡を入れて謝罪することで、印象が大分ましになります。
ただし、電話は相手の都合を考慮し、基本的にはメールでの連絡を優先しましょう。重要なのは、できるだけ早い段階で連絡することです。
ギリギリに提出する際のメール例文
締切直前にES提出する際の謝罪メールの例文を以下に示します。参考にしてください。
〇〇株式会社 採用担当 〇〇様 お世話になっております。 〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 エントリーシートの提出が締め切り直前になってしまい大変申し訳ございません。 お手数をおかけいたしますが、添付の書類をご確認いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 〇〇 〇〇 |
重要なのは、相手に負担をかけないように短く的確に伝えることです。ビジネスメールにおいては、簡潔でわかりやすい表現を心がけましょう。
【最後に確認!】ESをギリギリで提出する際のチェックリスト

何事もギリギリだとミスが起こりやすくなります。エントリーシートは選考に関わる重要な書類であるため、ミスは避けなればなりません。
ここでは、ESをギリギリに提出する際に確認してほしい4つのチェック項目について解説します。
① 誤字脱字がないか
ESに誤字や脱字がないかよく確認しましょう。内容がしっかりしていても誤字脱字があると採用担当者の印象は悪くなります。
誤字脱字を防ぐには、文章を書き終えたら一度時間をおいて再度読み直すのが効果的です。これにより、内容を確認しつつ、文章の流れが自然であるかも再確認できます。
さらに、ESの中で使用する専門用語や企業名の誤りがないかにも注意が必要です。可能であれば第三者にチェックしてもらいましょう。
② 必要な項目は全て記入できているか
ESには、企業が指定した全ての項目を記入することが必須です。未記入の項目があると、それだけで評価が下がり、不採用の原因となる可能性があります。
特に、自己PRや志望動機など、アピールポイントとなる欄が未記入だと、意欲が感じられず、採用担当者に不信感を抱かせてしまいます。
記入漏れを防ぐためには、提出前に必ず企業が指定した項目を再確認しましょう。項目ごとに何を記入すべきかを事前に整理し、抜け漏れがないように気をつけることが大切です。
③ 記入ルールや文字数を守れているか
ESでは、記入ルールや文字数制限を守ることも大切です。ルールを守れていないと、内容に関わらず評価が下がります。
文字数がオーバーした場合、冗長な表現を見直し、簡潔な言葉に置き換えましょう。逆に、文字数が足りない場合は、具体例やエピソードを追加して内容を充実させてください。
また、フォーマットの設定やファイル形式(PDFなど)も事前に確認し、企業の指定に従うことが大切です。
④ 郵送の場合は「必着」か「消印有効」か
郵送でESを提出する場合、締め切り日が「必着」か「消印有効」かを確認しましょう。
「必着」とは、指定された日までに企業にESが到着していることを意味します。この場合、締め切りの3日前には郵送手続きを行う必要がありますよ。
一方、「消印有効」の場合は、締め切り日に郵便局で消印が押されていれば問題ありません。ただし、集荷時間に注意する必要があります。
ESの提出期限に間に合わなかった際の対処法

提出期限を過ぎてしまった場合、多くの学生が「もうダメだ」と諦めてしまいがちです。しかし、諦める前に試せる対処法がいくつかありますよ。
ここでは、ESの提出期限に間に合わなかった際にとるべき行動を2つ紹介します。
① 諦めずに採用担当者に連絡する
提出期限を過ぎたとしても、まずは諦めずに採用担当者に連絡することが重要です。多くの企業は提出期限を厳守するものの、状況によっては柔軟な対応をしてくれる場合もあります。
連絡手段としては、まずは電話で事情を説明し、その後フォローアップとしてメールを送るのが良いでしょう。
理由を明確に伝え、遅れたことに対して謝罪することが大切です。早めに連絡することで、選考に進むチャンスを得られるかもしれません。
② 次回募集があるかどうかを確認する
連絡してもダメだった場合は、次回の募集や二次締切が設けられているかどうかを確認しましょう。
企業によっては、一次締切を逃しても二次締切が設けられていることがあります。早急に次回の提出期限や選考日程を確認しましょう。
特に、選考過程での進展が早い企業では、少しの遅れが致命的となることもあるため、次回のチャンスを逃さないように準備を進めることが大切です。
ESの提出をギリギリにせずに早く出すための準備方法

エントリーシート(ES)の提出がギリギリだと良いことは1つもありません。就活の成功のためには、余裕を持って準備し早めに提出することが大切です。
ここでは、ESを早く出すための具体的な方法を3つ紹介します。
① 提出期限を確認して予定に入れておく
最も基本的な対策は、提出期限をしっかりと把握し、それを予定に組み込むことです。多くの就活生は、スケジュール管理が甘く、気づけば締め切りが迫っているという状況に陥ります。
提出期限を確認したら、カレンダーや手帳に記入し、できるだけ早めに提出できるような計画を立てましょう。
提出が早ければ、企業に対して熱意をアピールすることもでき、印象も良くなります。
② 質問項目を把握しかかる時間を逆算する
全体の質問項目を把握し、かかる時間を逆算して、効率的に準備することも大切です。
質問内容を理解し、どのくらいの時間がかかるか逆算して計画を立てれば、余裕を持って書き始められます。
また、エントリーシートにかける時間を逆算することで、他の就活スケジュールとのバランスも取りやすくなりますよ。
③ 事前に頻出項目は使い回せる型を作っておく
自己PRや志望動機など、エントリーシートの頻出項目に対しては、事前に使い回せる型を作っておくことも重要です。
企業ごとに多少の修正は必要ですが、基本のフォーマットを用意しておけば、提出スピードが格段に上がります。
多くの企業にエントリーする場合、1つ1つのエントリーシートに新たに取り組むのは大変です。効率よく進めるためにも、汎用性のある文章を事前に準備しておきましょう。
ESの提出がギリギリになりがちな気をつけるべき人

エントリーシート(ES)提出がギリギリになる理由は人それぞれですが、共通して見られる傾向があります。
ここでは、提出が締切ギリギリになってしまう人の3つの特徴を紹介します。当てはまっている人は注意してください。
① 完璧主義で自信がない人
完璧主義の人は、細部にこだわりすぎてESの提出が遅れれがちです。提出期限に間に合うことが最優先ですので、完璧を求めすぎずに進めましょう。
対策としては、まず大まかな内容を早めに仕上げ、後から調整する余裕を持つことが重要です。
また、自信がない場合は、他者に意見を求めることも有効ですよ。エージェントや就職支援サービスを活用し、客観的なフィードバックを得ることで、安心して提出できます。
② やることが多く手を付けられない人
多忙で手をつけられない人も、ES提出がギリギリになりがちです。
就活では説明会や面接などやることがたくさんあり、他の学業やアルバイトとの両立も求められます。優先順位をつけ、スケジュール管理を徹底することが必要です。
時間を有効に使うためには、マインドマップを活用してタスクを視覚化し、進め方を計画するのも効果的ですよ。早めのスタートを心がけ、余裕を持って作業を進めましょう。
③ 面倒なことを後回しにしてしまう人
面倒くさいことを後回しにする癖がある人も注意が必要です。後回し癖を克服するためには、まず小さなステップで取り組むことが効果的ですよ。
例えば、最初はエントリーシート全体を一気に仕上げるのではなく、自己PRの1段落だけ書いてみるなど、細分化して少しずつ進めていくとよいでしょう。
また、期限を決めて1日にやるべきタスクを設定することで、計画的に進行でき、提出ギリギリにならずに済みます。
早めに行動し、後回しにせずに進めることで、余裕を持って質の高いESを仕上げられますよ。
ESのギリギリでの提出についてよくある質問

最後に、ES提出に関するよくある3つの質問に答えていきます。参考にしてください。
① ESの提出は当日でもいい?
結論から言うと、ESの提出は当日でも問題ありませんが、おすすめはできません。
基本的に、提出期限内に間に合えば選考に進めますが、前述の通り、ギリギリでの提出は採用担当者に「入社への熱意が低い」と見なされるリスクがあります。
また締切当日は提出が集中するため、インターネット回線が混雑し、送信エラーが発生することもあります。ESはできるだけ早く提出することを心がけましょう。
② ESを早く出すメリットはある?
ESを早く出すことには多くのメリットがあります。まず、企業が早期に提出されたESを優先的に確認するケースが多いため、他の就活生よりも早く選考に進める可能性がありますよ。
また、早めに提出することで、熱意や自己管理能力の高さをアピールでき、採用担当者からの印象も良くなるでしょう。
さらに、早期に提出することで、仮にトラブルが発生した場合でも、修正や再提出の時間が確保できます。
したがって、ESは余裕を持って早めに提出することが大切です。
③ ESの提出がギリギリだと内定は難しい?
ESの提出がギリギリでも内定が難しくなるわけではありませんが、確率は低くなる可能性があります。
理由として、ギリギリの提出は選考順が後回しになるため、応募者のESを読む頃には企業側がすでに合格者を決定している場合があるからです。
また、ギリギリに提出されたESは、採用担当者が時間に追われて十分に精査できない可能性もあります。
良いESであっても、ギリギリだと読み飛ばされる可能性も高くなるため、できる限り早めに提出しましょう。
エントリーシートは早めの提出が成功の鍵

エントリーシート(ES)提出が締切間際になると、入社意欲が低いと見なされたり、ESをしっかり読んでもらえなくなるリスクがあります。
また、早期提出者に与えられる特別ルートやインターン枠を逃してしまう可能性もありますよ。
Webテストの勉強、面接・GD対策など、就活はやることがたくさんあって大変ですが、まずESを読んでもらえなければ何も始まりません。
まずはESの提出期限を把握し、余裕を持って書き始めましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。