建設コンサルタントの志望動機|書き方・活かせる例文も紹介
建設コンサルタントとは、インフラに関する専門知識を使って顧客への的確なアドバイスをする職種です。自治体や建設業者と協力し、社会基盤を支えるためやりがいは大きいでしょう。
しかし、志望動機をどのように作成すればよいか迷う方も多いのでは?
この記事では、建設コンサルタントの業務内容・役立つスキル・志望動機の書き方について紹介します。具体的な例文も用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
建設コンサルタントの基本情報

まずはじめに、建築コンサルタントに関する基本情報を紹介します。仕事内容・取引相手などを紹介するので、基礎知識として読んでみてください。
- 建設コンサルタントの業務内容
- 取引する顧客は国家・地方自治体
建設コンサルタントの業務内容
建設コンサルタントは、橋や道路などのインフラを円滑に建設するための支援や、計画立案から調査、設計までを担います。建設会社の前工程を進めることに加えて、施工後の管理も重要な業務です。
施設の品質向上とコスト効率のバランスを取るために、高い技術力が必要とされます。また、災害対策や老朽化対応にも関わり、社会にとって価値ある公共施設の建築に携われますよ。
取引する顧客は国家・地方自治体
建設コンサルタントは、国や自治体からの依頼に応じて、橋や道路などの公共施設の建設計画を提案します。地形の分析や環境影響の調査を通じて、最適な建設案を練り上げなければなりません。
また、完成した施設の品質管理や維持計画の策定も重要な業務です。時には、施設の補修や改修が必要になることもあり、その計画立案も担いますよ。
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さらに、本記事の後半では実際に、建設コンサルタントを志望する際の志望動機を添削しています!
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建設コンサルタントの志望動機に書くべきスキル3選

続いて、建築コンサルタントの志望動機に書くべきスキルを3つ紹介します。どのスキルをアピールしたらよいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
- 論理的思考力
- 協調性
- 情報収集力
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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①論理的思考力
建設コンサルタントには、論理的思考力が不可欠。国や自治体からの依頼に基づき、依頼を叶える施設をミスなく構築するために必要な能力だからです。
税金を財源とするため、無駄のない効率的な計画が重要視されます。また、建設知識と共にコストを抑えつつ、機能性を確保するための計画能力も必要です。
また、業者への明確な説明にも論理的思考力が大きく影響しますよ。
②協調性
建設コンサルタントは、依頼者との意見調整が頻繁に求められるため、協調性とコミュニケーション能力が不可欠です。顧客へ提案を伝え、相手の要望を理解し、改善につなげる柔軟性が重要ですよ。
施工管理では、建設業者への適切な指示で改善を促すことが必要です。多様な関係者との円滑なやり取りが、施設完成への道をスムーズにするため、協調性が特に重要視されます。
③情報収集力
建設コンサルタントには、情報収集力が求められます。建設地の環境を詳細に調査し、最良の計画を作ることが重要だからです。事前調査により、施工の問題を防げますよ。
施工中の品質管理のためにも、情報を定期的に集め、工程を適切に管理する必要があります。また、専門的な知識を常に更新し、状況に応じた提案を行う能力も不可欠です。
建設コンサルタントの志望動機を書く時の3つのポイント

続いて、建設コンサルタントの志望動機を書く際のコツを3つ紹介します。
- 仕事への熱意を伝える
- 他の建設業務と差別化する
- 具体的な経験談を入れる
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①仕事への熱意を伝える
志望動機には、仕事に対する強い意欲を取り入れるが大切です。建設コンサルタントとして、どのような貢献を目指し、どんな施設を創造したいかを明確に伝えましょう。
仕事の醍醐味・取り組む姿勢を具体的に述べることで、自分の価値観を示せます。また、どのスキルを生かして業務を遂行したいかを示すことで、自己の強みを効果的にアピールできますよ。
②他の建設業務と差別化する
建設業界において、建設コンサルタントの役割は他の職種と明確に区別されます。
ゼネコン・施工管理業者が直接的な施工作業に注力するのに対し、建設コンサルタントは計画の立案から施工の監督まで幅広く関与します。
施工管理業者が工程の精度や期限を優先する一方で、建設コンサルタントは完成後の維持管理にも目を向け、長期的な視点でプロジェクトに貢献することが求められるのです。
③具体的な経験談を入れる
志望動機を述べる際には、自分の経験から得た強み・仕事に対する情熱を具体的なエピソードで補強することが大切です。
過去に直面した課題や、それをどのように克服したかを順を追って説明しましょう。そうすることで、学んだことをどのように仕事に活かしたいかが明確に伝わります。
エピソードを通じて、仕事への熱意や将来のビジョンを具体的に示すことで、志望動機が一層強調されるでしょう。
【3選】建設コンサルタントの志望動機例文

ではここで、建設コンサルタントの志望動機例文を3つ紹介します。活かせそうな例文を探して、自分なりの志望動機を作成するヒントを見つけてみてください。
- 地域に貢献したい
- 強みを入社後に活かしたい
- 影響力が大きい仕事に携わりたい
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
例文①地域に貢献したい
今回は、「地域に貢献したい思い」を軸とした建設コンサルタントの志望動機例文を添削しています。
地域に貢献したいだけでなく、どう貢献したいのかを明確に示すことが大切ですよ。
【結論】 私は、地域の課題解決を通じて人々の暮らしをより良くしたいという思いから、 |
添削コメント|「魅力を感じた」だけでは何に惹かれたのかが不明瞭なため、「地域に根差したまちづくりに技術面から関われる」というキーワードを加えて、役割と関心の対象を明確にしました。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、通学路にあった老朽化した歩道橋の改修工事を見た経験です。 |
添削コメント|「進められる様子を目にし」だけでは根拠が曖昧で伝わりにくいため、「説明会や掲示物を通じて知った」と実際の情報源を示すことで、実体験としての説得力が増しました。 |
【エピソード詳細】 大学では土木工学を学び、特に地域インフラの計画立案に興味を持ってゼミ活動に取り組みました。ゼミでは地元駅周辺の混雑緩和をテーマに、 |
添削コメント|「実際に調査し、改善案を提案した」だけでは具体的な取り組み内容や得た学びが見えづらいです。ヒートマップでの分析や配置案の作成など、何を行い、学んだ知識をどう活かしたかを示すことで、取り組みの深さや工学的な視点が伝わりやすくなりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は地域住民や行政との連携に力を入れており、技術と対話の両方を重視する姿勢に共感しています。 |
添削コメント|「長期的視点で提案できる」は曖昧な表現であり、選社理由として弱いです。「災害復旧」「老朽化対策」といった実際の事業を記すことで、志望度の高さが伝わるよう修正しました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「安心して暮らせるまちづくり」はありきたりな表現で、入社後に何をしたいのかが不明確です。将来的な目標を明確に示すことで、成長意欲と業務への理解度の高さが伝わりやすくなりました。 |
【NGポイント】
歩道橋の工事やゼミでの活動などの経験が書かれている一方で、その中で何を感じ、どう取り組み、最終的に志望につながったのかが曖昧で、説得力がありませんでした。
【添削内容】
歩道橋改修の情報源やゼミでの取り組み内容を丁寧に示し、「なぜ関心を持ったのか」「どのように学びを活かしたのか」をはっきりさせました。
【どう変わった?】
工事現場の観察やヒートマップ分析といった経験が、建設コンサルタントの仕事への理解や意欲につながっていることが明確に伝わる構成になりました。
・実体験から関心の芽生えを示す ・「地域に貢献したい」で終わらせない ・学びを仕事につなげて示す |
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例文②強みを入社後に活かしたい
今回は、自身の強みを入社後に活かしたい人向けの建設コンサルタントの志望動機例文を添削しています。
自身の強みがどのように建設コンサルタントの業務に活かせるのかをアピールしましょう。
【結論】 私は、まちづくりの根幹を支える建設コンサルタントの仕事を通じて、 |
添削コメント|「生活の安全性や利便性を高める」は他業種でも通用する表現です。そのため、建設コンサルタントの特徴である「地域課題に応じた最適なインフラの提案」を加え、志望理由を明示しました。 |
【根拠となるエピソード】 幼い頃に住んでいた地域で、 |
添削コメント|元の文章は説明が足りず、「なぜ建設コンサルタントを目指すのか」が伝わりにくい印象でした。出来事の具体的な内容と自身が感じたことを補うことで、動機に納得感が生まれました。 |
【エピソード詳細】 大学では土木工学を専攻し、研究では地域の交通網における渋滞緩和策の分析を行いました。 |
添削コメント|研究の工夫や成果が見えにくかったため、実際の現場での取り組みや提案内容を加えました。また、建設コンサルタントに求められる実践力が伝わるように修正しました。 |
【企業を選んだ理由】 中でも貴社は、 |
添削コメント|元の文章では、自身の価値観と企業の価値観との繋がりが弱く、企業を選んだ理由に説得力がありませんでした。そこで、企業の特徴にただ共感するだけでなく、自分の経験との接点を述べることで「なぜ他社ではなくこの企業なのか」が明確になりました。 |
【入社後】 入社後は、大学で培った分析力や論理的思考を活かし、 |
添削コメント|元の文は「地域課題に即した実行可能な提案を行う」だけで、強みとのつながりが見えにくくなっていました。そこで、強みを活かした入社後の目標を加えることで、働く姿が明確に伝わるようになりました。 |
【NGポイント】
災害経験や研究内容が書かれていても、志望動機や自身の強みとの関係がはっきりせず、読み手に伝わりにくい構成になっていました。
【添削内容】
災害時の道路寸断と復旧の体験、研究での聞き取りやバス停再配置の提案内容を詳しく説明し、志望理由と強みを明確に結びつけました。
【どう変わった?】
暮らしを支える基盤に関わりたいという思いが、経験と強みに裏付けられ、建設コンサルタントとして活躍する姿が読み手に伝わるようになっています。
・原体験を「仕事への関心」に変換する ・経験で得た力と仕事内容を結びつける ・強みをどう活かすか明確に示す |
例文③影響力が大きい仕事に携わりたい
今回は、影響力が大きい仕事に携わりたい人向けの建設コンサルタントの志望動機例文を添削しています。
影響力の大きさだけでなく、どう影響を及ぼしたいかまで伝えましょう。
【結論】 私は、地域社会に長く残るインフラ整備に提案段階から関わることで、 |
添削コメント|「多くの人に影響を与える」という言葉では、仕事内容との結びつきが弱く見えてしまいます。「多様な立場の人々の生活基盤を支える」と言い換えることで、志望理由が職種の特徴につながるようになりました。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、小学生の頃に参加した地域のまちづくりイベントで、自分のアイデアが図面に反映され、 |
添削コメント|「街の姿が変わっていく様子に感動した」という表現だけでは、建設コンサルタントの仕事で大切な提案の意義や形にしていく面白さが伝わっていませんでした。修正後は、提案段階から関わりたいという思いが明確に伝わるようになりました。 |
【エピソード詳細】 大学では都市環境工学を専攻し、道路や上下水道の整備に関する研究に取り組みました。特に、住民の生活と直結するインフラを、 |
添削コメント|元の文章でも研究への取り組みは伝わっていましたが、「住民ニーズ」や「地域特性」といった視点を加えたことで、建設コンサルタントとしての考え方がよりはっきり伝わる内容になりました。 |
【企業を選んだ理由】 なかでも貴社は、地域密着型の課題解決に強みを持ち、 |
添削コメント|元の文章は、競合他社にも言えるようなありきたりな表現で、企業選びの理由としては弱い印象でした。修正後は、企業の特徴である「住民参加型の取り組み」などに言及することで、選社理由としての納得感が向上しました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|元の文章はどのように貢献するのかが曖昧でした。修正後は「計画段階から地域と向き合う」「住民目線を重視した提案をする」といった行動を明記し、建設コンサルタントとしての姿勢が伝わる内容になりました。 |
【NGポイント】
「多くの人に影響を与えたい」などの理由が、建設コンサルタントでなければいけない根拠として弱く、志望理由が浅く見えていました。
【添削内容】
まちづくりイベントでの体験や住民ニーズを踏まえた大学での研究経験の内容をより具体的に説明し、提案段階から関わりたいという意欲を明確にしました。
【どう変わった?】
自分の経験と「暮らしを支える提案業務」がつながり、仕事への理解と適性が伝わる内容になりました。また企業との接点も強まりました。
・「影響を与えたい」だけで終わらせない ・自分の経験から関心の原点を示す ・提案段階から関わる意欲を示す |
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建設コンサルタントのやりがい2つ

では最後に、建設コンサルタントのやりがいを2つ紹介します。建設コンサルタントを本格的に目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
- 地域のまちづくり貢献に携われる
- 影響力が大きい仕事をできる
①地域のまちづくり貢献に携われる
建設コンサルタントとしての仕事は、まちづくりに深く関わることができ、人々の暮らしを支える基盤を築く喜びを実感できます。
ダムや河川工事による災害対策から、交通網の整備に至るまで、多岐にわたるプロジェクトを手がけられるのです。自分のアイデアが街の発展に役立つことは、大きなやりがいとなります。
利便性と安全性を兼ね備えた街づくりに貢献したいと考える方には、建設コンサルタントがぴったりですね。
②影響力が大きい仕事をできる
建設コンサルタントは、地域住民だけでなく、訪れる人々にも影響を与える仕事です。
建設計画の成果を目にすることで、大きな達成感を味わえます。顧客への提案を行うために、徹底した調査と真剣な取り組みが求められますよ。
国や自治体と協力し、社会に大きな影響を及ぼすプロジェクトに関わることは、建設コンサルタントの大きな魅力です。
建設コンサルタントの志望動機は業務理解が重要

建設コンサルタントを目指す際には、業務内容への理解と、仕事に対する熱意を示すことが大切です。
他の建設関連の職種と比較し、コンサルタントとしての役割の重要性や自身の強い意欲をアピールすることが求められます。建設コンサルタントへの熱い思いを伝えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。