面接中にメモは取ってOK?OKな場合や注意点・メモ帳の選び方を解説
就活で面接中、重要な情報を書き留めておきたいことがよくあります。ただし、メモが取れる時と取れない時があるのです。
そこでこの記事では、面接でメモをとるときに気を付けるべきことやノートの選び方について解説します。ぜひ今後の面接対策の参考にしてみてください。
面接でメモをとるときに気をつけること
一般的に、面接中はメモを取らないのがベストですが、例外もあります。面接中にメモを取る場合は、以下の3点を必ず守るようにしましょう。
- メモは最小限に留める
- メモを取るタイミングに注意する
- 許可を得てメモを取る
①メモは最小限にとどめる
面接では面接官と話すことが最も重要なので、メモは最小限にとどめることをおすすめします。
なぜなら、面接は、就活生が会話を通じて自分をアピールしたり、企業についての知識を深めたりする機会だからです。
面接のマナーを意識し、相手の顔を見て話すこと、相手の話を聞いて理解することに重きを置きましょう。
面接官があなたのメモを待っていることがないように、会話に注意して会話がスムーズに進むようにしましょう。
②メモを取るタイミングに注意する
自己PRや入社への熱意を伝えるときは、相手の会話に集中できるようメモを取らないことをおすすめします。
熱心にメモをとりすぎると、伝えたいことがうまく伝わらなかったり、メモをとることが逆効果になったりするかもしれません。
ただし、はっきりさせておかないと後で問題が発生するかもしれないことについては、メモを取っても良いでしょう。メモと会話のバランスを考えて面接に臨んでくださいね。
③許可を得てメモを取る
メモをとる必要がある場合は、まず面接官に許可を得てください。
この場合、文頭には柔らかいフレーズを使用することをお勧めします。特に「申し訳ありません」や「申し訳ありません」などの謝罪の言葉を使うと良いでしょう。
面接は本来、会話をするための時間なので、他のことをする前に必ず許可を得てください。小さなことかもしれませんが、良い印象を残すためには注意が必要なことです。
面接中にメモを取ることができる 3 つのシーン
面接中にメモを取ることができる主な状況は 3 つあります。 ただし、メモを取る数はできる限り少なくするようにしてください。
- 勤務条件・就業規則
- 採用順序
- 逆質問
①勤務条件・就業規則
雇用形態などの勤務条件は仕事でも重要な要素なので、メモしておいても問題はありません。
ただし、その内容は最終的な労働条件通知書で説明されることが多いので、重要な点のみに留めておきましょう。
試用期間の有無などの就業規則は求人票に記載されているのでメモする必要はありませんが、変更や修正があった場合はメモを取ると良いでしょう。
労働時間や休憩時間などについては、他社と比較できるよう正確な情報を把握しておくのがベストなので、覚えられない場合はメモを取るようにしてください。
②採用順序
選考プロセスの説明も面接対策では重要なので、メモを取っておくのも悪くありません。
例えば、内定通知はいつなのか、次回の面接日、提出書類などがこれに当てはまります。
今後のスケジュールを立てる際には、「次の選考はいつ開催されるのか」「提出が必要な書類は何なのか」などに注意しておきましょう。
ただし、何度も言いますが、メモは最小限にとどめて、面接官の質問に答えることに集中してください。
③逆質問
メモが見れないと不安になる就活生も多いかもしれませんが、メモを見直すのは「逆質問」された場合にのみにしてください。
「逆質問」とは、面接官が「面接の最後に何か質問はありますか?」と尋ねることです。
事前に準備していないと質問できないので、事前に調べた結果を確認してメモをしていると思われ、面接官に好印象を与えることができるでしょう。
もちろん、「逆質問」をするときは、まずメモを見直してもよいか確認する必要があり、普通は質問を暗記しておかなければなりません。
面接で使うメモ帳の選び方のポイント
メモを取る際は、メモ帳を使用してください。もちろんスマホをだすのは禁止です。
ここでは、面接中に適したノートの選び方を紹介します。
- スーツのポケットに入るサイズ
- 落ち着いた色合いのもの
- デザインがシンプルなもの
①スーツのポケットに入るサイズ
すべてのメモ帳が就活に適しているわけではありません。面接に持っていくノートは手のひらサイズがおすすめです。
面接中はカバンを床や椅子の上に置いたままにすることになるので、ノートが大きすぎるとカバンから取り出すのが大変で時間がかかります。
逆に小さすぎると書きにくいので、スーツのポケットに入る大きさのものを使うのがベストです。 B5サイズは持ち運びに便利で、面接時のちょっとしたメモを取るのに最適ですよ。
②落ち着いた色合いのもの
面接はビジネスシーンですので、黒や紺、ベージュなどの落ち着いた色の手帳を使用するのビジネスマナーとされています。
例えば、金、銀、赤など目立つ色のスーツやバッグを着用しないのと同じように、ビジネスマンとしての就活にふさわしい色の手帳を選びましょう。
ノートは面接官の目に留まりやすいので、ノートを購入する際は、表紙だけでなく中のメモ用紙も落ち着いた色かどうかもチェックしましょう。
③デザインがシンプルなもの
就活で使う手帳はシンプルなデザインがおすすめです。
ビジネスシーンであることを念頭に置き、無地の表紙または目立たないワンポイントのメモ帳を持参してください。
就活では、キャラクターデザインなどの派手なデザインはNGです。
TPOをわかっていないのではないかと思われ、評価が悪くなってしまいます。ノートのデザインだけでなく、メモをとるときに使うペンのデザインにも気をつけてくださいね。
面接中のメモは状況を考えて取ろう!
今回は面接でメモを取る際に気を付けるべきことやノートの選び方について解説しました。
基本的にはメモを取ることは控えたほうが良いですが、働き方や労働条件、今後の採用プロセスなどの説明など、正確な情報をメモしたい場合にはしても構いません。
ただし、面接中に勝手にメモを取ることはマナー違反ですので、メモを取り始める前に面接官に許可を求めるようにしましょう。
この記事を参考にして、メモを取るだけで企業に悪い印象を与えないよう注意しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。