【例文付き】長所「素直さ」の効果的な伝え方!言い換えや具体的なエピソードも解説
「素直さ」を長所としてうまく伝えられない 、「素直さ」が本当に企業に評価されるのか不安と考える就活生も多いのではないでしょうか。
「素直さ」は多くの企業が求める重要な資質ですので、適切に伝えることで、強力な長所になりますよ。
本記事では「素直さ」を長所として効果的に伝える方法や具体例を解説します。就活生の方はもちろん、転職を考えている方にも参考になる内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
「素直さ」について知っておきたい基礎知識

就職活動で「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、まず素直さの基礎知識を押さえることが大切ですよ。
ここでは、素直さの定義と素直さが評価されやすい企業の特徴について詳しく解説します。
①そもそも素直さの定義とは?
素直さとは、他人の意見や指摘を素直に受け入れ、自分の考えや行動を柔軟に変えられる性質のことです。
具体的には、自分の非を素直に認められることや新しい考え方や方法を積極的に取り入れられることなどが挙げられます。
素直な人は、自己中心的な考え方にとらわれず、周囲の意見に耳を傾け、自分の成長につなげられるのです。
②素直さが評価されやすい企業は大きく3つ
素直さは多くの企業で求められる資質ですが、特に評価されやすい企業の特徴を3つ紹介します。
これらの特徴を理解できると、自己PRの際に企業の求める人物像に合わせた表現ができますよ。
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
1.向上心を持って仕事をする必要がある
素直さが高く評価される1つ目の企業の特徴は、向上心を持って仕事をする必要がある環境です。
企業では、常に新しい知識やスキルを吸収し、自己成長を続けることが求められます。
そして、素直な人は、自分の不足している部分を素直に認められるため、上司や先輩からのアドバイスを素直に受け入れ、迅速に成長できる可能性が高いと評価されるのです。
また、失敗を恐れずに挑戦し、その経験から学ぶ姿勢も、素直さと向上心の表れとして高く評価されるでしょう。
2.チームでの仕事が多い
2つ目の特徴は、チームで仕事をすることが多い環境です。チーム作業では、メンバー間のコミュニケーションや協調性が重要になります。
素直な人は、他人の意見を受け入れやすく、建設的な議論ができるため、チームの雰囲気を良好に保てるでしょう。
また、自分の意見を押し通すのではなく、チームの目標達成のために最適な選択をする柔軟性があります。
思考の柔軟性は、プロジェクトの円滑な進行や、チーム全体のパフォーマンス向上につながるため、高く評価されやすいのです。
チームでは意見のすり合わせも重要であり、素直な人は話し合いの際にチームの潤滑油として活躍することも多く、重宝されます。
3.環境や市場要因で常に変化が激しい
環境や市場要因で常に変化が激しい業界にいる企業もまた、素直さが評価されやすい環境です。
企業では、既存の方法にとらわれず、状況に応じて柔軟に対応できる人材が求められます。素直な人は、新しい状況や変化に対して抵抗感が少なく、積極的に適応しようとする姿勢がありますよ。
例えば、業務プロセスの変更や新しい技術の導入など、大きな変化にも素直に向き合い、迅速に対応できる可能性が高いと言えるでしょう。
適応力の高さは、変化の激しい環境下で企業が競争力を維持するために不可欠な要素として、高く評価されます。
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「素直さ」が強みとして高く評価される4つの理由

就職活動で「素直さ」を長所として挙げる場合、なぜ「素直さ」が企業から高く評価されるのかを理解することが重要です。
ここでは、「素直さ」が強みとして高く評価される4つの理由を詳しく解説します。
①自分の失敗を隠さずに認めることができるから
素直さが評価される1つ目の理由は、自分の失敗を素直に認められるからです。
素直な人は、自分のミスや失敗を隠そうとせず、正直に報告する傾向があります。この特性は企業にとって非常に重要ですよ。
なぜなら、失敗を隠すことで問題が大きくなるのを防げるからです。また、失敗を認めることで、その経験から学び、同じミスを繰り返さないよう成長できます。
失敗を認める素直な姿勢は、職場の信頼関係を築く上でも大切な要素です。
②他人の意見を受け入れて改善できるから
素直さが評価される2つ目の理由は、他人の意見を素直に受け入れ改善できるからです。
素直な人は、上司や同僚からのアドバイスや批判的な意見も前向きに捉え、自己改善に活かせます。この特性は、チームワークが重視される現代のビジネス環境において非常に重要です。
他人の意見を受け入れることで、自分では気づかなかった視点を得られ、より良い成果を生み出せる可能性が高まるでしょう。
また、この姿勢は周囲との良好な関係構築にもつながり、職場の雰囲気改善にも寄与します。
新しい職場で1つもミスをしないことは難しく、何かしらのフィードバックはされるでしょう。ここで素直に聞き入れる人ほど、成長も早い傾向にありますね。
③急な環境の変化にも対応できる可能性が高いから
素直さが評価される3つ目の理由は、環境の変化に柔軟に対応できる可能性が高いからです。
ビジネス環境は常に変化しており、新しい技術や方法を取り入れる必要が頻繁に生じます。素直な人は、これらの変化を素直に受け入れ、新しいことを学ぶ姿勢が備わっているのです。
例えば、業務システムの変更や組織再編など、大きな変化にも抵抗感が少なく適応できる可能性が高いでしょう。
この適応力は、企業の競争力維持に不可欠であり、素直な人材は変化の激しい現代社会で重宝されます。
外部からの変化に柔軟に対応できる人は、自然と自分自身でのスキルアップも行える印象ですね。成長意欲がある部分も評価されやすいポイントですよ。
④人間関係もスムーズでチームに馴染みやすいから
4つ目の理由は、人間関係を円滑に築きやすく、チームに馴染みやすいことです。
素直な人は、自己主張が強すぎず、周囲の意見にも耳を傾けるため、同僚や上司との関係を良好に保てます。
また、新しい環境にも柔軟に適応できるため、配属先のチームに早く馴染める可能性が高いでしょう。
良好な人間関係は、職場の生産性向上やプロジェクトの成功にも大きく寄与するため、企業から高く評価されるのです。
「素直さ」を分かりやすく伝える長所の構成【3ステップ】

就職活動で「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、適切な構成づくりが重要です。
ここでは、面接官に「素直さ」をより印象的に伝えるための3つのステップを詳しく解説します。
各ステップの具体的な方法と注意点を見ていきましょう。
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①結論として自分の強みを簡潔に述べる
「素直さ」を長所として伝える際、まず最初に行うべきは自分の強みを簡潔に述べることです。
このステップでは、単に「私の長所は素直さです」と述べるだけでなく、その素直さが自分にとってどんな意味を持つのかを簡潔に説明しましょう。
例えば、「私の長所は、常に学ぶ姿勢を持ち続けられる素直さです」といった具合です。
素直さという長所が自分の行動や考え方にどう表れているかを具体的に示すことで、面接官により深い印象を与えられます。
先にエピソードやアピールポイントを書き出し、要約する形にすると書きやすいですよ。採用担当に伝わりやすいのが一番なので、なるべく簡潔にまとめましょう。
②具体的なエピソードを盛り込んで説得力をもたせる
次に、自分の素直さを示す具体的なエピソードを紹介します。ここでは、単なる自己主張ではなく、実際の経験に基づいた説得力のある内容を提示できることが重要です。
例えば、「大学のグループワークで、自分の意見が否定された際に、相手の意見をよく聞いて取り入れたことで、最終的により良い成果を出せた」といったエピソードが効果的でしょう。
エピソードを語る際は、状況説明、自分の行動、その結果という流れを意識し、2分程度で簡潔に伝えることを意識してください。
具体的なエピソードを通じて、自分の素直さがどう発揮され、どんな成果につながったかを明確に示すことが大切です。
③入社後に強みを活かしてどう活躍できるかで締める
最後に、自分の素直さという強みを入社後にどう活かせるかを説明して締めくくります。
このステップでは、企業の求める人材像や業務内容を踏まえ、自分の素直さがどんな貢献につながるかを具体的に述べましょう。
例えば、「御社の急速な成長に対応するため、新しい技術や業務プロセスを素直に吸収し、チームの生産性向上に貢献したいと考えています」といった具合です。
ここでは、自分の素直さが企業にとってどんな価値をもたらすのかを明確に示すことが重要ですよ。また、将来的なビジョンも含めて語ることで、長期的な貢献への意欲も伝えられます。
長所で「素直さ」を効果的に伝える3つのポイント

就職活動で「素直さ」を長所として伝える際、効果的に伝えるポイントを押さえることが重要です。
ここでは、面接官に「素直さ」をより印象的に伝えるための3つのポイントを詳しく解説します。
①企業の求める人物像に合っているか確認する
「素直さ」を長所として伝える際、まず重要なのは企業の求める人物像に合致しているかを確認することです。
企業によって求める人材は異なるため、自分の「素直さ」がどんな企業のニーズに合致するかを具体的に示す必要があります。
例えば、チームワークを重視する企業であれば、「素直さ」が円滑なコミュニケーションにつながることを強調するとよいでしょう。
企業研究を十分に行い、自分の「素直さ」がどう貢献できるかを具体的に説明できると、より説得力のある自己PRが可能です。
求めている人材と微妙に異なる強みをアピールされると、場合によっては「企業分析が足りていなかったのかな」という印象を受けてしまいますね。
特に、ホームページや説明会で「こんな人材を求めています」と伝えている場合は、その内容を踏まえて自己PRを作りましょう。
②受け身ではなく「咀嚼したうえで素直に受け入れている」ことを示す
「素直さ」を伝える際に陥りがちな落とし穴は、単に言われたことをそのまま受け入れる受け身な姿勢と誤解されることです。重要なのは、「咀嚼したうえで素直に受け入れている」ことを示すこと。
具体的には、指摘や助言を受けた際に、まずその内容を十分に理解し、自分なりに考えたうえで受け入れているプロセスを説明します。
例えば、「上司からの指摘を受けた際、まずその意図を深く考え、自分の行動をふり返りました。そのうえで改善点を見出し、積極的に取り入れました」といった具合です。
単なる受け身ではなく、主体的に考えて受け入れる姿勢を示すことで、より成熟した「素直さ」をアピールできます。
主体的に考えて受け入れている姿勢を示すことで、きちんと自分の軸もあると示せます。流されやすい人なのでは……という不安を払拭できて、好印象ですよ。
③自分なりの言い換えを使って表現する
「素直さ」という言葉だけでは、具体的なイメージが伝わりにくい場合があります。そこで効果的なのが、自分なりの言い換えを使って表現することです。
例えば、「多様な意見を受け入れ、最適な解決策を見出す能力」「新しい環境や変化に柔軟に適応する力」など、より具体的で自分らしい表現を用いることで、「素直さ」の中身をより明確に伝えられます。
また、上記の言い換えを用いることで、自分が「素直さ」をどう理解し、活かしているかも同時に示せますよ。
面接官に自分の「素直さ」をより深く、具体的に理解してもらうためにも、自分なりの言い換えを準備しておくとよいでしょう。
「素直な性格」の具体的な言い換え3選

「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、具体的な言い換えを用いることが重要です。
ここでは、「素直な性格」を面接官に印象深く伝えるための3つの言い換え表現を紹介します。
それぞれの言い換えについて、具体的な方法と注意点を見ていきましょう。
①失敗から学んで成長できる
「失敗から学んで成長できる」という表現は、素直さの重要な側面を表しています。この言い換えは、自分の過ちを認め、そこから学ぶ姿勢があることを示せるからです。
例えば、「プロジェクトで失敗した経験から、チーム内のコミュニケーションの重要性を学び、以降のプロジェクトでは積極的に情報共有を行うようになりました」といった具合ですよ。
上記の表現を使うことで、素直さが単なる性格特性ではなく、実際の業務改善や自己成長につながる強みであることを示せるでしょう。
この強みを使う場合は「リカバリできるタイプの失敗経験か」「最終的に成功体験に繋げられたか」の2点を重視しましょう。
取り返しがつかない失敗や、最終的にきちんとリカバリできずに終わったエピソードだと、逆に印象が悪くなる可能性があります。
②反対意見にも向き合い巻き込むことができる
「反対意見にも向き合い巻き込むことができる」という言い換えは、素直さがチームワークや問題解決に貢献する側面を強調します。
この表現は、自分と異なる意見や批判的な意見に対しても、謙虚に耳を傾け、建設的な議論ができる能力があることを示せますよ。
例えば、「グループワークで意見が対立した際、相手の立場に立って考えることで、双方の意見を取り入れた新しい解決策を提案できました」といった具合です。
この言い換えを使うことで、素直さが単に受け身の姿勢ではなく、積極的にチームの成果を向上させる力になることを伝えられます。
③フィードバックを求め受け入れることができる
「フィードバックを求め受け入れることができる」という表現は、素直さが継続的な成長と改善につながることを示します。
この言い換えから、自分の強みや弱みを客観的に理解し、常に向上心を持って行動できる姿勢があることが読み取れるでしょう。
具体的には、「インターンシップ中、毎日上司にフィードバックを求め、指摘された点を即座に改善するよう心がけた結果、短期間で大きな成長を遂げることができました」といった例が考えられます。
上記の表現を用いることで、自己満足に陥らず、常に高みを目指す姿勢につながっていることを効果的にアピールできますよ。
この表現を使う場合は、「失敗体験→フィードバック→成功体験」という流れのエピソードを使うとより好印象になりますね。
【テーマ別】長所として「素直さ」を伝える好印象な例文6選
「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、具体的な経験と結びつけることが重要です。ここでは、様々な場面での「素直さ」の発揮例を6つのテーマに分けて紹介します。
これらの例文を参考に、自分の経験に置き換えて自己PRを組み立てていきましょう。
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、6つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①サークル活動をテーマにする場合
ここでは、サークル活動の経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
「素直さ=流されやすさ/受け身な姿勢」とならないように自分で考え行動したことを伝えることが非常に重要です。
【結論】私は、周囲の意見を |
添削コメント|「素直に受け入れる」だけでは受動的な印象を与えるため、「柔軟に受け入れ、積極的に行動を改善する」とし、主体性もあることを強調しました。また、「この力を活かし、〜成功させました」の部分は、次のエピソードの部分と内容が重複するため削除しました。 |
【エピソード】大学のサークルで新入生歓迎のイベント企画を |
添削コメント|「思うように計画がまとまらなかった」では自分で思考せず受け身な印象があるので、「計画の進め方が分からず、試行錯誤を繰り返していた」と、自分自身課題に対し向き合っていたことがわかる文章にしました。 |
【エピソード詳細】その時先輩から「新入生が気軽に参加しやすい雰囲気を作ることが大切」とアドバイスを受けました。 |
添削コメント|助言をしっかり取り入れ、企画の見直しに役立てたことがより伝わるように文章の流れや論理の展開を整理しました。読み手が流れを理解しやすい文章かを確認しましょう。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|「例年より多くの新入生が参加」では自分の取り組みがどれほど成果に影響したのかがわかりにくいので、「参加率が20%増加」と数値で成果を表すことで、取った行動が成果につながったことの説得力を強化しました。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かし、 |
添削コメント|「素直に受け止める」だけでは受動的な印象を与えるため「考えや計画を改善しより良いものを作りたい」とし、素直さと主体性を組合せ、成果を出していく姿勢が伝わるようにしました。 |
【NGポイント】「素直さ=周囲の意見を聞く」となっており、流されやすく受け身な印象を抱く可能性がありました。また、成果が曖昧なため、強みの説得力があまりない状態でした。
【添削内容】強みを「柔軟に受け入れ、積極的に行動を改善する力」に修正し、素直さだけでなく主体性があることも強調しました。また、「新入生の参加率が昨年より20%増加」と成果を数値化しました。
【どう変わった?】素直さが受け身の姿勢ではなく、成長と成果につながる強みであることが明確になりました。さらに、課題と改善点が具体化、成果が定量化されたことで説得力が向上しました。
・行動の動機を明確にする ・成長の過程を伝える ・成果を定量化する |
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②部活動をテーマにする場合
ここでは、部活動の経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
エピソード部分では、部活動での具体的な課題や困難を示し、それを克服するためにどのような行動を取ったかを明確にしましょう。
【結論】私は、指導やアドバイスを素直に受け入れ、成長につなげる力があります。 |
添削コメント|「部活動の経験を通じてこの姿勢を大切にしてきた」という表現は中身が薄いため、「シュート率向上のために、やり方を見直すことで成果を上げた」と実体験での活用内容を加えることで長所の説得力を強化しました。 |
【エピソード】高校時代、バスケットボール部 |
添削コメント|目標と当時の課題を明確にすることで、ギャップを改善するために行動を説明しやすいようにしました。また、「焦り」「得点に貢献できない」など、自身の感情や課題の詳細を伝え、よりリアルな場面を想起できるようにしています。 |
【エピソード詳細】しかし、 |
添削コメント|「悔しさから本気で改善しようと決意」と自身の感情の変化を加えることで、自分の人間性や人柄を伝えるとともに、エピソードの説得力を強めました。また、成果の部分は次項と重複するので削除し、思考と行動に焦点を当て説明しています。 |
【成果】 |
添削コメント|「チームの得点源として活躍できるようになった」とやや抽象的な表現を、「成功率が30%から60%に向上」「公式戦で勝敗を決めるシュート」と具体的な数字や成果を示した表現に変更し、説得力を強化しました。 |
【入社後】入社後も、先輩や上司のアドバイスを素直に受け止め、自分なりに工夫しながら業務の改善につなげていきます。常に学ぶ姿勢を持ち、成長し続けられる社会人を目指します。 |
添削コメント|自分の強みを活かし、社会人として成長し続けていく姿勢を明確に示しています。自分の長所が企業で発揮できることをアピールしましょう。 |
【NGポイント】成長の過程が抽象的で、具体的な工夫や行動が伝わりにくかったです。努力の過程を明確にし、どのような試行錯誤を経て改善したのかを説明する必要がありました。
【添削内容】「アドバイスを受け入れて練習した」では曖昧なため、「動画撮影でフォームを分析」など具体的な行動を追加しました。また、「成功率が30%から60%に向上」と数値で成果を示しました。
【どう変わった?】努力の過程が明確になり、「素直に学び、試行錯誤しながら成長する力」が具体的に伝わるようになりました。「どう頑張ったのか」が明確になり、再現性のある自己PRになりました。
・具体的なエピソードを盛り込む ・どうしてその努力をしたのかを明確に示す ・成果と学びを明確に伝える |
③アルバイトをテーマにする場合
ここでは、アルバイトの経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
素直で誠実な対応が業務にどのようなプラスの影響を与えるのか、その経験を入社後にどう活かすかを伝えることがポイントです。
【結論】私は、失敗を素直に認め、 |
添削コメント|「失敗を改善し信頼につなげる」と自分で簡潔せずに素直さを活かし周りと関係を築けることをアピールしています。また、実体験でこの力を発揮し成果を得られたことを伝え、説得力を強めました。 |
【エピソード】 |
添削コメント|ミスをしてしまった事実のみが述べられており、その状況で自身が何を感じ、どう行動したのかが不明瞭でいした。この後感情の変化を説明するためにも、当時の課題やそのときの自身の思考について具体的に話しましょう。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「指摘された点を振り返り、意識して改善した」だと具体的な解決策が何なのかあまり伝わってきません。「必ず復唱するルールたを自分に課した」など、実際に取った行動を動機とともに伝えることが大切です。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|課題であった注文ミスが0になったこと、その結果、自分の自信つながったことを明確にしました。課題を解決できたことだけでなく具体的な評価や成果を示し、自分の行動の影響度や貢献度についてもアピールしています。 |
【入社後】入社後も、 |
添削コメント|ただ周囲の意見を聞き素直な対応を心がけるのではなく、誠実な対応から信頼される人材になると目標を掲げることで、組織の中で一員として貢献する意味合いを強めました。また、成長し続ける姿をよりアピールしています。 |
【NGポイント】誠実に対応する姿勢は伝わるものの、ミスをどのように克服し、信頼を得たのかが曖昧でした。具体的な対応策や工夫が不足し、成果のインパクトが弱い状態でした。
【添削内容】「ミスを繰り返さないようにした」という部分を、「オーダーを復唱する」「メニューの特徴を覚える」「先輩の接客を参考にする」など、具体的な行動に修正しました。
【どう変わった?】具体的な改善策を示すことで、誠実な姿勢が行動として伝わるようになりました。成長の過程が明確になり、「失敗を活かし、行動できる人物」であることが伝わる自己PRになりました。
・具体的な失敗とその対処法を記述する ・素直さを活かした信頼関係構築を強調する ・成果と今後の活かし方を明示する |
④インターンシップをテーマにする場合
ここでは、インターンシップの経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
漠然とした表現を減らし、「どのような行動をとり、何が改善され、どんな成果が出たのか」 を明確にすることが大切です。
【結論】私は、新しい環境でも素直に学び、成長する力があります。営業のインターンシップでは、 |
添削コメント|「アドバイスを受け入れながら改善することの大切さを学びました」だとやや抽象的なので、「アドバイスを受け入れ、試行錯誤を重ねて成果を出した」とし、どのように改善したか具体的な行動が明確に伝わるように修正しました。 |
【エピソード】大学3年生のときに営業のインターンシップに参加しました。 |
添削コメント|「初めての業務で戸惑い、うまく話せなかった」だと失敗の原因が漠然としていたので、「緊張のあまり商品の説明に終始し、興味を持ってもらえなかった」と具体的な状況に置き換え、原因を明確にしました。 |
【エピソード詳細】その様子を見た先輩社員から「話すより、まず相手の話を聞くことが大切だ」とアドバイスを受けました。 |
添削コメント|「アドバイスを意識しながら商談に臨んだ」という表現だと意識しただけで、実際どう行動に移したのかが伝わりずらいので、「ニーズを引き出す質問をした」「先輩からフィードバックを受け、改善を重ねた」など、実践内容を明記しました。 |
【成果】 |
添削コメント|「営業の成果が少し向上した」と曖昧な表現だったため、「3週間後には会話がスムーズになり、1件の契約を獲得」と具体的な数字と成果を明示し、成長の証拠を示しました。また経験から得た学びや価値観を加え、長所を強調しました。 |
【入社後】入社後も、先輩や上司の指導を素直に受け入れながら、積極的に学び、成果を出せる営業社員を目指します。 |
添削コメント|自分の長所を営業社員としてどう活かしていきたいのかが最後に簡潔に述べられています。また、成長意欲や積極的な姿勢をアピールしている点もポイントです。 |
【NGポイント】具体的な試行錯誤の過程や、どのように学びを活かしたかが不足していました。アドバイスをどのように受け入れ、どのように行動を変えたのかを明確にする必要がありました。
【添削内容】「うまく話せなかった」という曖昧な表現を「商品の説明に終始してしまい、興味を持たれなかった」と具体化しました。また、「フィードバックを受け改善を重ねた」など具体的な行動を追加しました。
【どう変わった?】課題・アドバイス・実行・成果の流れが明確になり、成長の過程が伝わりやすくなりました。数字や商談の結果を入れたことで、実際に営業力が向上したことを示しました。
・自分の課題を客観的に分析する ・フィードバックを活かした工夫を示す ・インターン後の変化を明確にする |
⑤ボランティアをテーマにする場合
ここでは、ボランティアの経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
「何をどう改善し、どのような結果につながったのか」を数字や会話の具体例を用いて、具体的に説明しましょう。
【結論】私は、状況に応じて柔軟に対応する力があります。子ども向けイベントのボランティアでは、決められたことにこだわらず、相手のニーズに合わせて行動することで成功につなげることができました。 |
添削コメント|自己PRで伝えたい自分の長所とその長所が活かされた経験を簡潔に述べています。結論部分では、自分の自己PRで一番伝えたいことを一文目でわかりやすく述べることが大切です。 |
【エピソード】大学時代、地域の子ども向けイベントのボランティアに参加しました。事前に準備したプログラムを進める予定でしたが、開始後すぐに子どもたちが飽きてしまい、子どもたちが思ったように楽しんでくれませんでした。 |
添削コメント|「子どもたちが思ったように楽しんでくれなかった」では曖昧な説明であったため、「開始後すぐに飽きてしまった」という情報を追加し、なぜ楽しんでくれなかったのかの理由を明確にしました。 |
【エピソード詳細】その様子を見た先輩ボランティアの方から「プログラムに固執せず、子どもたちの興味に合わせることが大切」とアドバイスを受けました。そこで、 |
添削コメント|「子どもたちの反応を見ながら、プログラムの内容を変えた」だと具体的にどんな解決策を行ったのかが伝わらないので、「直接何がやりたいかを聞いた」「年齢や性格に応じてルールを調整した」と具体的な解決策の内容を明記しました。 |
【成果】 |
添削コメント|「子どもたちが積極的に参加するようになった」だと成果がややぼんやりしていたので、「最後に『楽しかった!』と言ってもらえた」「主催者から柔軟性を評価され、次回のイベントでリーダー補佐を任された」と成果を具体的に示しました。 |
【入社後】入社後も、状況に応じて柔軟に対応し、相手のニーズを考えながら仕事を進めていきます。 |
添削コメント|過去の経験で発揮したように素直さを活かして柔軟な対応やニーズを汲んだ対応を心がけ、仕事に活かしていきたいといった意欲が簡潔に述べられています。業務で自分の強みをどう活かしていきたいかを明記することが大切です。 |
【NGポイント】子どもたちが「楽しんでいない」という課題が漠然としており、具体的にどこに問題があったのかが伝わりにくい状態でした。また、「プログラムを変えた」だけではどう工夫したのかが不明瞭でした。
【添削内容】「開始後すぐに飽きてしまった」と楽しんでくれなかった理由を追加しました。また、「直接何をやりたいかを聞いた」「年齢や性格に応じてルールを調整した」など、実際行った工夫を明確にしました。
【どう変わった?】思考の流れや行動の動機が伝わる文章になりました。さらに「楽しかった」という感想や主催者からの評価を加えたことで説得力が増し、信頼を得られる人物であることが具体的に示せました。
・具体的な状況変化と対応を記述する ・対応がもたらした成果を明確に示す ・企業の求める能力に結びつける |
⑥留学をテーマにする場合
ここでは、留学の経験から「素直さ」を長所で伝えている自己PRを添削しています。
課題・行動・成果の流れを明確にし、説得力のある文章を作成しましょう。
【結論】私は、異なる価値観を受け入れ、柔軟に考える力があります。 |
添削コメント|「異なる価値観を受け入れた経験がある」という表現はやや漠然としていたので、「相手の考えを尊重しながら自分の意見を伝える姿勢を身につけた」と経験の具体的な内容と学びを簡潔に述べました。 |
【エピソード】大学2年生のときに、半年間アメリカへ留学しました。最初は相手の意見を聞くことに集中しすぎてしまい、自分の考えを伝える機会を逃していました。また、文化の違いから話題についていくことができず、自分から会話をすることに自信がなくなり、消極的になっていました。 |
添削コメント|「相手の意見を聞くことに集中しすぎて、自分の考えを伝える機会を逃していた」と状況や自分の行動の問題点を明確にしました。さらに、当初は異文化理解に課題を感じていたことを加え、結論の部分と一貫した内容にしました。 |
【エピソード詳細】そんなとき、ルームメイトから「もっと自分の考えを伝えた方がいい」とアドバイスを受け、少しずつ挑戦するようにしました。その言葉をきっかけに、まずは短い意見でもいいから自分の考えを |
添削コメント|「少しずつ発言するように目標を立てた」では、目標→行動&実践への流れと根拠が不明瞭なので、「一日5回以上は発言すると決め、実践した」と具体的な行動を示し、説得力のある文章にしました。また、一度のみでなく何回も努力を重ねたことをアピールしています。 |
【成果】最終的には、自分の意見を話せるようになり、クラスメイトとも自然に会話ができるようになりました。異なる文化を受け入れることで、考え方が広がったと感じました。 |
添削コメント|成果に加えてこの経験で学んだことや価値観を示し、自分の素直さがどう活かされ、成長することができたのかが伝わる文章になっています。 |
【入社後】入社後も、新しい環境や価値観に |
添削コメント|自分の成長だけでなく、自分の素直さを活かしてチームに貢献していきたいことを強調することで、企業への貢献意欲の高さをアピールしています。採用側に活躍イメージを抱かせることが大切です。 |
【NGポイント】課題が曖昧で、どのような困難を経験したのかが明確ではありませんでした。また、アドバイスをどのように活かし、どんな工夫をしたのかが伝わりにくく、成長の過程が曖昧な印象になっていました。
【添削内容】「少しずつ発言するようにした」という表現を、「一日5回以上は発言するルールを決め、実践した」と具体的な工夫の詳細を示すことで、取り組み内容がより伝わるようにしました。
【どう変わった?】課題の背景と対策が明確になり、留学を通じた成長の過程がより伝わるようになりました。「素直さ」を活かし、異文化環境でも主体的に行動できる人物であることが伝わる内容に仕上がりました。
・異なる価値観を受け入れた経験を示す ・挑戦と試行錯誤の過程を強調する ・入社後の業務との関連性を明確にする |
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「素直さ」を長所で伝える注意点とよくあるNG例文

「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、適切な表現方法が重要です。
ここでは、「素直さ」を伝える際の注意点と、避けるべきNG例文を3つのポイントに分けて紹介します。
これらの注意点を理解し、適切な表現を心がけることで、自己PRの説得力が大幅に向上します。それぞれのポイントについて、具体的な方法と注意点を見ていきましょう。
①受け身で流されやすいと思われてしまう
「素直さ」を伝える際、単に指示に従うだけの受け身な姿勢と誤解されないよう注意が必要です。以下のNG例文は避けましょう。
NG例文:私は素直な性格なので、上司の指示には何でも従います。言われたことをそのまま実行するのが得意です。 |
この例文では、自主性や主体性が感じられず、ただ言われるがままに動く人物だと誤解されかねません。代わりに、次の表現を心がけましょう。
改善例:私は素直に他者の意見を聞く姿勢を大切にしています。上司からの指示も、その意図を理解した上で、自分なりの工夫を加えて実行することを心がけています。 |
この改善例では、指示を理解し、自ら考えて行動する姿勢が伝わります。素直さと主体性のバランスが取れた表現となっていますよ。
②決断力に欠け優柔不断だと思われてしまう
「素直さ」を強調しすぎると、自分の意見を持たず、決断力に欠ける人物だと誤解される可能性があります。以下のNG例文は避けましょう。
NG例文:私は素直な性格なので、周りの意見に合わせるのが得意です。自分の意見はあまり主張せず、皆の意見に従います。 |
この例文では、自分の意見を持たない優柔不断な人物だと誤解されかねません。代わりに、次の表現を心がけましょう。
改善例:私は素直に他者の意見を聞く姿勢を大切にしています。しかし、単に意見を受け入れるだけでなく、自分の考えと照らし合わせて最適な判断を下すよう心がけています。 |
この改善例では、他者の意見を聞きつつも、自分で考え判断する姿勢が伝わります。素直さと決断力のバランスが取れた表現となっていますよ。
③自信がない人だと思われてしまう
「素直さ」を表現する際、自信のなさや消極性と混同されないよう注意が必要です。以下のNG例文は避けましょう。
NG例文:私は素直な性格なので、自分の考えに自信がありません。いつも人の意見を聞いてから行動します。 |
この例文では、自信のない消極的な人物だと誤解されかねません。代わりに、次のような表現を心がけましょう。
改善例:私は素直に他者の意見を聞く姿勢を大切にしています。それは自信がないからではなく、多様な視点を取り入れることで、より良い結果を導き出せると考えているからです。 |
この改善例では、素直さが積極的な姿勢と結びついていることが伝わります。素直さと自信のバランスが取れた表現となっていますよ。
「素直さ」がうまく表現できないときの対処法

「素直さ」を長所として効果的に伝えるのは、意外と難しいものです。
ここでは、「素直さ」をうまく表現できないときの対処法を3つのステップに分けて紹介します。
これらのステップを順番に実践すると、自分の「素直さ」を具体的かつ説得力のある表現が可能になります。それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。
①自分史で過去の素直さを発揮した経験を洗い出す
まず最初に行うべきは、自分の過去の経験を振り返り、素直さを発揮した場面を洗い出すことです。この作業は、自己分析の一環として非常に重要ですよ。
具体的には、学生時代のクラブ活動やアルバイト経験、インターンシップなどを思い出し、そこで素直さを発揮した場面を書き出していきます。
例えば、「先輩からの厳しい指導を素直に受け入れて練習に励んだ」「お客様からのクレームを素直に受け止めて改善策を考えた」などの経験が挙げられるでしょう。
この段階では、できるだけ多くの経験を挙げることが大切です。質より量を重視し、思いつくままに書き出してみてください。
②その場面の具体的な行動や結果と感情を整理する
次に、洗い出した経験について、より詳細に掘り下げていきます。具体的には、その場面で取った行動、その結果、そしてそのときに感じた感情を整理しましょう。
この作業を通じて、自分の「素直さ」がどう発揮され、どんな成果につながったかを明確にできます。
また、感情の変化を整理すると、「素直さ」を発揮する難しさや価値を再認識できるでしょう。
③再現性のある「素直さ」を自分なりの言葉でまとめる
最後に、整理した経験と感情をもとに、自分なりの「素直さ」の定義をまとめます。ここでのポイントは、単なる性格特性ではなく、再現性のある行動として「素直さ」を示すことです。
例えば、「失敗を隠さず、そこから学びを得て次に活かす行動」と表現できるでしょう。また、自分の言葉でまとめることも重要です。
「素直」という言葉にとらわれず、「建設的な批判を受け入れる力」「継続的な自己改善能力」など、自分なりの言い換えを考えてみましょう。
「素直さ」を面接で伝えるときの注意点

面接で「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、いくつかの注意点がありますよ。
ここでは、面接官に「素直さ」をより印象的に伝えるための3つの重要なポイントを詳しく解説します。
これらのポイントを押さえることで、自己PRの説得力が大幅に向上します。それぞれのポイントについて、具体的な方法と注意点を見ていきましょう。
①面接の際の態度でギャップを感じさせない
「素直さ」を長所として主張する際、面接での態度と一致していることが重要です。
具体的には、面接官の質問をよく聞き、理解しようとする姿勢を示すことが大切ですよ。質問の意図がわからない場合は、素直に確認を求めましょう。
また、アイコンタクトを適度に取り、相手の話に興味を持って聞いていることを態度で示すことも効果的です。
さらに、面接官からのフィードバックに対しては、メモを取るなど、積極的に受け止める姿勢を見せることで、素直さを態度で表現できます。
アピールしている強みと面接態度にギャップがあると「嘘をついているのかな?」と勘繰ってしまうことはありますね。
他にも「自己分析が間違っているのかも」と感じてしまい、評価が下がることもあります。面接練習などを繰り返して、面接中の態度にも気を配りましょう。
②詰められても落ち着いて自信を持って伝える
面接では、「素直さ」について深掘りされる可能性があります。その際、動揺せずに落ち着いて自信を持って答えることが重要です。
例えば、「聞き分けが良すぎて自分の意見が言えないのでは?」と質問されても、「素直に他者の意見を聞くことで、より良いアイデアが生まれると考えています」と前向きに答えられるよう準備しておきましょう。
また、具体的なエピソードを用意し、素直さがどんな成果につながったかを説明できるようにしておいてください。
さらに、素直さと主体性のバランスについて聞かれた場合も、「素直に意見を聞きつつ、最終的には自分で判断する」といった回答を準備しておくとよいでしょう。
素直さという強みに対しては「自分の意見があるのかな」「判断力に欠けていないかな」という部分に疑問を持ちやすいですね。
深掘り質問でも聞くことが多いため、答えを用意しておくと無難ですよ。
③素直さによる短所も用意しておく
「素直さ」を長所として挙げる際、その裏返しとなる短所についても準備しておくことが大切です。
例えば、「素直に人の話を聞くあまり、時間管理が甘くなることがあります」といった短所を挙げ、それに対する対策も併せて説明できるようにしておきましょう。
具体的には、「そのため、ミーティングの際は事前に終了時間を決めるなど、時間管理を意識して行動するよう心がけています」といった具合です。
上記の通り、短所を認識し、それを改善する努力をしていることを示すことで、自己分析の深さと成長意欲をアピールできます。
素直さを武器にして自分の良さをアピールしよう!
「素直さ」を長所として効果的に伝えるには、素直の定義を理解し、企業が求める人物像に合わせて自己PRを考えることが重要です。
今回紹介したポイントを押さえ、自己PRや面接で素直さを伝える際に活用してください。特に、面接では態度と言葉の一致を心がけ、素直さを伝えることが大切です。
また、素直さによる短所とその対策も準備しておくことで、より深い自己分析をアピールできます。
就職活動や転職活動は不安も多いですが、自信を持って自分の素直さをアピールしましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。