SPIの能力検査とは?出題内容や言語・非言語の例題と対策方法を解説
「SPI能力検査ってどんな内容?」「言語・非言語って何を勉強すればいいの?」
就活が本格化すると、多くの学生がぶつかるのがSPI対策です。SPIは、多くの企業で採用されている代表的な適性検査で、基礎学力や思考力、仕事への適性を測る重要な試験です。
出題範囲が広く、十分な対策をしないと得点に差が出やすいのも特徴です。そこで本記事では、SPIの出題内容や、言語・非言語の例題、そして効率的な対策方法を詳しく解説します。
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SPIとは?

SPIとは、企業が採用活動の際に応募者の能力や適性を把握するために実施する適性検査の一種です。「能力検査」と「性格検査」から構成されており、学力に加えて人物面も評価できる点が特徴です。
能力検査では言語や非言語の問題を通じて基礎的な思考力を確認し、性格検査では行動特性や価値観を測定して企業文化との相性を判断します。
この2つの結果を組み合わせることで、応募者の適性を多面的に評価できるのです。就活生にとってのポイントは、SPIが合否を直接決めるものではなく、総合評価の一部として使われる点でしょう。
そのため必要以上に不安を抱える必要はありませんが、準備を怠れば不利になる可能性も否定できません。特に国語力や計算力は短期間で伸ばすのが難しいため、早めの学習開始が望ましいです。
SPIを理解することで自分の強みや課題を客観的に把握するきっかけとなり、就職活動を有利に進められるようになるでしょう。
企業がSPIを実施する理由

SPIは多くの企業で導入されています。背景には「効率的に応募者を比較できる」「基礎能力や性格特性を把握できる」「入社後の活躍を予測できる」といった目的があります。
ここでは、企業がSPIを実施する理由を詳しく見ていきましょう。
- 採用プロセスの効率化
- 応募者理解(基礎能力・性格特性・相性)
- 入社後の適材適所と活躍予測
①採用プロセスの効率化
企業がSPIを取り入れる大きな理由のひとつは、採用活動を効率化できる点です。特に人気企業では応募者数が非常に多く、すべての候補者に時間をかけることは現実的ではありません。
そこでSPIを実施することで、一定の基準でスクリーニングを行い、面接に進む人数を適切に絞り込むことが可能になります。
これにより、短期間で応募者の学力や思考力の基準を判断でき、採用担当者の負担を減らせるでしょう。
また、基礎的な能力を共通の尺度で測ることで、学歴や専攻といった情報に頼らず公平に比較できる点も利点です。
このように、SPIは採用効率の向上と選考の客観性を確保する手段として重視されています。
②応募者理解(基礎能力・性格特性・相性)
SPIは学力テストにとどまらず、言語・非言語の能力検査に加えて性格検査も行われます。
これにより、候補者の知識や論理的思考力に加え、協調性やリーダーシップ、ストレス耐性といった特性も把握できるのです。
企業にとっては、応募者が社風や配属予定部署に適しているかを早い段階で判断できる点が大きな強みになります。また、自己PRや面接だけでは見えにくい側面を補う役割も果たしています。
たとえば、面接で積極的に話せない学生でも、SPIで論理的思考力や集中力が高く評価されることもあるでしょう。このようにSPIは、応募者を様々な視点から理解するための材料となっているのです。
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③入社後の適材適所と活躍予測
SPIの結果は合否判定だけでなく、入社後の人材配置にも活用されます。受検者の能力や性格傾向を踏まえ、営業・企画・技術などの部署への適性を判断し、より力を発揮できる環境に配属するのです。
さらに性格検査のデータは、リーダーシップの資質やチームでの役割分担を考える際にも役立ちます。入社前からこうした情報を得ることで、企業はミスマッチによる早期離職を防げるでしょう。
就活生にとっても、自分の特性がどのように評価されるかを理解することは、適職を考えるうえで大きな手がかりになります。
つまりSPIは、企業と応募者双方にとって将来のキャリアを見据えた重要な指標なのです。
SPIの能力検査と性格検査の違い

SPIには能力検査と性格検査があり、どちらも採用選考で重要な役割を果たします。能力検査は基礎学力や論理的思考力を確認するのに対し、性格検査は人柄や適性を把握するために行われます。
両者の違いを理解しておくことで、準備すべき内容が明確になり、効率的に対策できるでしょう。ここでは具体的な違いを順に解説します。
- 目的と内容の違い
- 測定対象の違い
- 評価視点の違い
- 選考過程での位置づけの違い
- 出題形式の違い
- 結果活用の違い
- 対策方法の違い
①目的と内容の違い
能力検査は「できること」を、性格検査は「働き方の特徴」を明らかにする違いがあります。
能力検査は応募者の基礎能力を客観的に測ることが目的です。言語や非言語、英語や構造的把握といった分野を通して、論理的思考力や文章理解力を確認します。
性格検査は人柄や行動特性を把握し、社風との相性や入社後の適応力を予測することが狙いです。
能力検査は数値化しやすい一方、性格検査は回答傾向の分析を基に評価される点が異なります。
②測定対象の違い
能力検査が測るのは知識や思考力など学力的な側面です。代表例としては数的処理や文章理解があります。一方、性格検査は協調性や責任感、挑戦意欲など心理的な要素を対象としています。
同じSPIでも測定領域が大きく異なるため、準備の仕方も変わります。例えば専門性を重視する職種では能力検査が重視され、営業や総合職などでは性格検査の結果が大きく影響するケースもあるのです。
③評価視点の違い
能力検査は正答率や偏差値といった数値で評価されます。得点が高いほど有利になり、努力によって伸ばせる点が特徴です。
一方、性格検査には正解や不正解がなく、回答の一貫性や傾向をもとに評価されます。例えば「挑戦意欲が強いか」「慎重に行動する傾向があるか」といった観点です。
この違いを理解することで、能力検査では得点を高めること、性格検査では自然体で回答することといった受け方の切り替えができるでしょう。
④選考過程での位置づけの違い
能力検査は主に選考初期で活用されます。短期間で多数の応募者を絞るため、効率的なふるい分けに使われるのです。
一方、性格検査は面接と組み合わせて利用されることが多く、人物像をより立体的に理解する役割を担います。
能力検査が基礎学力を確かめる段階であれば、性格検査は価値観や働き方を確認する段階といえます。就活生にとって大切なのは、どちらか一方ではなく両方にしっかり取り組む姿勢です。
⑤出題形式の違い
能力検査は選択肢問題が中心で、時間制限のなかで効率よく解答する力が求められます。
性格検査は「はい・いいえ」や「当てはまる・当てはまらない」といった形式が多く、回答の傾向を把握することに重点が置かれます。能力検査は練習を通じてスピードと正確さを高めることが大切です。
性格検査では取り繕わず、一貫性を意識して答えることが評価につながります。両者の受け方を混同しないことが重要でしょう。
⑥結果活用の違い
能力検査は合否判断、性格検査は面接補助という違いがあります。
能力検査の結果は得点や偏差値として数値化され、応募者の比較に直接使われます。そのため合否に直結することが多いです。
性格検査の結果は傾向をまとめたレポートとして面接に活用され、質問の方向性を決める参考資料となります。
例えば「協調性が高い」と診断された場合、面接で「チームで工夫した経験」を問われることがあります。2つの違いをしっかり理解しておきましょう。
⑦対策方法の違い
能力検査は努力によって点数を伸ばし、性格検査は自然体で臨むことが効果的です。
能力検査の対策には参考書や問題集を使った繰り返し練習が有効です。特に計算や読解は演習を重ねることで安定して得点できるようになります。
性格検査には明確な正解がないため、無理に答えを作らず「一貫性を持って誠実に答える」ことが大切です。矛盾した回答は信頼性を下げる恐れがありますよ。
SPIの能力検査|言語分野の例題

SPIの言語分野は、社会人として必要な読解力や語彙力を確認する問題が中心です。正しく理解できないと解答が難しくなるため、出題形式を把握して準備しておくことが大切でしょう。
ここでは代表的な問題タイプを整理し、具体的な例題と解説を紹介します。
- 二語の関係
- 語句の意味
- 長文読解
- 空欄補充
- 文章整序
①二語の関係
二語の関係を問う問題は、語彙力と論理的な結びつきを理解できるかを確認します。例えば「医者:患者」のような関係を正しく捉えることが必要です。
日常で出会う言葉の役割や位置づけを整理する習慣があると効果的でしょう。語彙の関係性を意識して学習を続けると、解答スピードも高まりやすいです。
特に就活では短時間で正しく処理する力が求められるため、定番の関係を繰り返し確認しておくと安心できます。
「教師:生徒」と同じ関係を持つものを次の中から選びなさい。 A. 医者:患者 B. 犬:散歩 C. 魚:水 D. 車:道路 |
教師は生徒を指導する立場であり、医者と患者の関係と対応しています。正解はAです。他の選択肢は関係性が異なるため誤りとなります。
②語句の意味
語句の意味を問う問題は、同義語や対義語、正しい使い方を確認する形式です。基礎的な国語力が必要ですが、普段から文章を丁寧に読む習慣がないと誤答につながりやすいでしょう。
新聞や記事で出会った不明な単語を辞書で調べるなど、日常的に語彙を増やすようにしてみてください。基礎力の差は点数に直結するため、早めに取り組むことが合格への近道になります。
「傍観」の意味として正しいものを選びなさい。 A. 強く応援すること B. 何もせずにただ見ていること C. 詳しく説明すること D. 側で助けること |
「傍観」とは行動に加わらずにただ見ていることを意味します。したがって正解はBです。文脈に応じて意味を見極める練習も大切でしょう。
③長文読解
長文読解は、情報を整理しながら正確に読み取る力を試す問題です。
文章の趣旨を理解できず細部にこだわりすぎると、全体を見失うことがあります。段落ごとに要旨をとらえる練習を続けると理解が深まりやすいでしょう。
過去問を時間を計って解くと、本番に近い感覚で学習できます。素早く正確に読む力は就活での面接で役立ちますよ。
次の文章を読んで問いに答えなさい。 「近年、在宅勤務の導入が進んでいる。通勤時間がなくなることで生産性が高まるという意見がある一方で、同僚とのコミュニケーション不足を懸念する声もある。」 問:筆者の主張として最も適切なものを選びなさい。 A. 在宅勤務は必ず生産性を下げる B. 在宅勤務には長所と短所がある C. 通勤時間は働くうえで必要である D. 在宅勤務はコミュニケーションを深める |
本文では在宅勤務のメリットとデメリットの両面が示されています。したがって筆者の立場として適切なのはBです。
④空欄補充
空欄補充は、文章の流れを理解しながら適切な語を選ぶ問題です。選択肢が似た意味を持つ場合も多く、文脈を正しく把握する力が求められます。
普段から文章を読む際に「次に続く言葉は何か」を考える習慣を持つと効果的です。接続詞や指示語の役割を確認しておくと、正確に解答できます。
次の文章の空欄に入る語を選びなさい。 「計画を実行する前に十分な準備をすることは、成功の( )である。」 A. 条件 B. 原因 C. 偶然 D. 結果 |
文脈から「成功の条件」が自然です。他の語は意味が合わないため、正解はAとなります。
⑤文章整序
文章整序は、バラバラの文を正しい順序に並べ替える問題です。全体の構成や因果関係を理解できていないと間違えやすい形式になります。
対策としては、文章の「起承転結」や接続表現を意識することが効果的です。普段から段落の流れを意識して読むと力がつきやすいでしょう。
論理的に考える力を示す機会でもあり、ここで高得点を取ると他の受験者との差を広げられます。
次の文を意味の通る順に並べ替えなさい。 ア. そのため、多くの企業がリモートワークを導入している。 イ. 通勤時間の削減は働き方の効率化につながる。 ウ. 働き方改革の一環として、柔軟な勤務形態が求められている。 |
まず背景を示す「ウ」、次に効率化の理由となる「イ」、最後に導入の事実である「ア」の順が自然です。正しい並びは「ウ→イ→ア」となります。
SPIの能力検査|非言語分野の例題

SPI能力検査の非言語分野は、多くの就活生が苦手に感じやすいです。数字や論理的思考が必要になるため、特に文系出身の方は不安を覚えることもあるでしょう。
ただし、出題傾向を知り効率よく練習すれば安定した得点を狙えます。ここでは具体的な出題テーマと例題を整理し、それぞれの特徴をわかりやすく示します。
- 推論
- 場合の数
- 確率
- 割合と比
- 集合
①推論
推論は、与えられた条件から正しい結論を導く力を問う問題です。条件を読み違えると誤答につながるため、冷静に整理してください。複雑に見えるときは図に書き出すと理解しやすくなります。
Aさんがいるときは必ずBさんもいる。Bさんがいるときは必ずCさんもいる。 このとき、Aさんがいる場合に正しい結論はどれか。 1. Cさんはいない 2. Cさんは必ずいる 3. AさんとCさんは関係ない |
A→B、B→Cという条件なので、AがいればBがいて、その結果Cもいます。したがって正しいのは「2. Cさんは必ずいる」です。論理を順番に追う姿勢が大切でしょう。
②場合の数
場合の数は、順列や組み合わせの理解を問います。順序を区別するかどうかを判断し、公式に当てはめる前に状況を整理すると良いでしょう。
5人の中から代表と副代表を1人ずつ選ぶとき、方法は何通りあるか。 |
代表は5通り、副代表は残り4通りです。5×4=20通りとなります。順序があるため組み合わせではなく順列の考え方を使う必要があります。
③確率
確率は、全体の事象と条件に合う事象の割合を求める分野です。ツリー図や表を描くと整理がしやすくなります。
袋に赤玉3個と白玉2個があります。1個取り出すとき、赤玉が出る確率は? |
全体は5個で赤玉は3個です。したがって確率は3/5となります。確率は「条件に合う数÷全体の数」で計算するのが基本です。
④割合と比
割合と比は、基準を何にするかを意識すると解きやすい分野です。日常生活とも関わりが深いため、慣れると得点源になるでしょう。
ある商品の価格が20%引きで800円になりました。定価はいくらか。 |
20%引き後の800円は定価の80%です。800÷0.8=1000円となり、定価は1000円です。割合の基準を定価に置くとわかりやすいでしょう。
⑤集合
集合は、ベン図を使って要素の重なりを整理する問題です。図示することで複雑な条件も把握しやすくなります。
30人のクラスで、英語が得意な生徒は12人、数学が得意な生徒は15人。両方得意な生徒が5人のとき、どちらも得意でない生徒は何人か。 |
英語または数学が得意な生徒は12+15−5=22人です。全体30人から22人を引くと8人となり、8人がどちらも得意でない生徒になります。ベン図で整理すると理解が進むでしょう。
SPIの能力検査|英語分野の例題

SPIの英語分野では、単語知識だけでなく読解力や文法理解も幅広く試されます。大学入試以来の英語試験に戸惑う人も多いですが、出題傾向を押さえて準備すれば十分対応できます。
ここでは主な出題形式を5つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 同意語
- 単語の意味
- 文法問題
- 空欄補充
- 長文読解
①同意語
同意語を問う問題は、語彙力を直接測る問題です。ある単語と意味が近い語を選択肢から選ぶ形で、基礎的な単語が多く出題されます。暗記だけでなく文脈に合わせて理解できるように練習してください。
次の単語と最も意味が近いものを選びなさい。 “”rapid”” A. slow B. quick C. late D. weak |
「rapid」は「速い」という意味です。選択肢の中で最も近いのは B. quick です。入試で扱った基礎単語ですが、SPIでも出題されるため、同義語をセットで覚えておくと良いでしょう。
②単語の意味
単語の意味を問う問題では、文中での使われ方を理解できるかが問われます。辞書的な意味だけでなく文脈での判断が必要です。
The magazine will issue a special edition next month. 文中の issue の意味として正しいものを選びなさい。 A. 問題 B. 発行する C. 議題 D. 解決する |
この文では「雑誌が来月特別号を発行する」とあるため、正解は B. 発行する です。同じ単語でも「問題」という意味で使われることがあるので、文脈を読む力が必要でしょう。
③文法問題
文法問題では、英文の正しい構造を理解できているかどうかを確認されます。時制や主語と動詞の一致など、基礎的な文法が中心です。
Choose the correct sentence. A. She go to school every day. B. She goes to school every day. C. She going to school every day. D. She gone to school every day. |
主語が「She(三人称単数)」なので、動詞に -s が必要です。正解は B. She goes to school every day. です。基本的な内容が多いため、確実に正解できるようにしておきましょう。
④空欄補充
空欄補充の問題では、文脈を理解して適切な語句を入れる力が試されます。語彙と文法の両方が必要です。
She was tired, _ she went to bed early. A. so B. but C. because D. although |
「彼女は疲れていたので早く寝た」という意味になるため、正解は A. so です。接続詞の問題は前後をきちんと読めば解けますが、慌てると誤答しやすいため注意してください。
⑤長文読解
長文読解では、全体の流れを素早く理解する力が求められます。内容はビジネスや日常生活に関するものが多く、難解な専門用語は少なめです。
Read the passage and choose the correct answer. Many people think that coffee is bad for health. However, some studies show that drinking coffee in moderation may reduce the risk of certain diseases. What is the main idea of this passage? A. Coffee always causes health problems. B. Coffee has no effect on health. C. Coffee may have positive effects if not consumed too much. D. Coffee is better than tea. |
本文は「コーヒーは体に悪いと思われがちだが、適量であれば病気のリスクを下げる可能性がある」と述べています。
したがって正解は C. Coffee may have positive effects if not consumed too much. です。段落ごとに要旨をつかむ練習をすれば効率的に解答できるでしょう。
SPIの能力検査|構造的把握分野の例題

SPI能力検査の中でも「構造的把握分野」は、文章や図表の関係性を整理しながら全体像を理解する力を問う領域です。暗記よりも、複数の情報を組み合わせて論理的に考える力が重視されます。
この力は入社後の資料作成や問題解決にも役立つため、早めに練習しておくと安心でしょう。ここでは代表的な出題形式を具体的な例題とともに解説します。
- 言語系の把握
- 非言語系の把握
- 図表の関係把握
- 論理構造の把握
- 文章構造の整理
- 因果関係の把握
- 要約問題
①言語系の把握
言語系の把握は、文の意味やつながりを読み解く問題です。接続詞や表現の違いを手掛かりにします。
「雨が降ったので試合は中止になった」 「試合は中止になった。なぜなら雨が降ったからだ」 この2文の関係はどのように説明できるか。 |
どちらも「雨が降った」という原因と「試合が中止」という結果を表しています。表現は異なっても意味は同じです。接続詞や文の順序に惑わされず、因果関係を見抜くことが大切でしょう。
②非言語系の把握
非言語系の把握は、図形や数値の規則を整理して理解する問題です。
次の図形の並びで、空欄に入るものを選べ。 □ → △ → ○ → □ → △ → (?) |
図形は「□→△→○」の繰り返しです。空欄の位置は○の次なので「□」が正解となります。規則性を見つけると短時間で解答できます。
③図表の関係把握
図表の関係把握では、複数の表やグラフを照らし合わせて答えを導きます。
表A:部門別社員数(営業50・開発30・総務20) 表B:部門別平均残業時間(営業20時間・開発40時間・総務10時間) 最も総残業時間が多い部門はどこか。 |
総残業時間=人数×平均残業時間
営業=50×20=1000
開発=30×40=1200
総務=20×10=200
したがって開発部門が最も多くなります。複数の情報を組み合わせる力が必要です。
④論理構造の把握
論理構造の把握は、前提と結論の関係を整理する問題です。
「すべてのAはBである」 「CはAである」 このとき「CはBである」と言えるか。 |
Aに含まれるCは必ずBに含まれるため、「CはBである」と結論づけられます。三段論法を理解し、矛盾なく答えを導く力が求められます。
⑤文章構造の整理
文章構造の整理は、段落の順序を入れ替えて正しい流れを見抜く問題です。
①そのため、環境保護活動が必要である。 ②地球温暖化は深刻化している。 ③原因は二酸化炭素排出量の増加である。 正しい順序に並べ替えよ。 |
まず現状(②)、次に原因(③)、最後に結論(①)が自然な流れです。文章の構造を意識すれば解答しやすくなります。
⑥因果関係の把握
因果関係の把握は、原因と結果を正しく理解する問題です。
「新製品の発売により売上が増加した」 この文に対応する逆の表現を選べ。 |
原因=新製品発売、結果=売上増加です。逆にすると「売上が増加したのは、新製品を発売したからである」と表せます。原因と結果を両方向で確認できるかがポイントです。
⑦要約問題
要約問題は、文の中から重要な情報を抜き出し、短くまとめる力を試す問題です。
「日本では少子高齢化が進み、労働力人口の減少が社会問題となっている。そのため外国人労働者の受け入れやAI活用などの対応が求められている。」 この文を要約せよ。 |
要点は「少子高齢化による労働力減少に対し、外国人労働者やAI活用が必要」です。冗長な部分を省き、主語と述語を整理して簡潔にまとめることが大切です。
SPIの性格検査の例題

SPIの性格検査は、自分の価値観や行動の傾向を把握するために行われ、企業が応募者の適性を見極める重要な材料になります。
知識を問う試験とは異なり、考え方や人との関わり方を探る質問が多いことが特徴です。ここでは代表的な質問の種類と具体例を紹介します。事前に理解しておけば、不安を和らげられるでしょう。
- 価値観に関する質問
- 行動傾向に関する質問
- 対人関係に関する質問
- ストレス耐性に関する質問
- 自己評価に関する質問
- 職務適性に関する質問
- 意思決定に関する質問
自分1人での自己分析に不安がある方は、就活のプロと一緒に自己分析をしてみませんか?あなたらしい長所や強みが見つかり、就活がより楽になりますよ。
①価値観に関する質問
価値観に関する質問は、あなたが仕事において何を大切にしているかを探るものです。成果を優先するタイプか、協調を重んじるタイプかなど、行動の根底にある考え方を確認する目的があります。
仕事において最も大切だと思うのはどちらですか? A:成果を最優先すること B:周囲との協力を優先すること |
この設問は応募者の価値観を知るための典型例です。企業は成果志向か協調志向かを確認し、自社に合う人物かを判断しています。正解はなく、普段の行動に合った選択をすることが大切です。
たとえば、協力して成果を出した経験がある人はBを選んだ方が自然でしょう。一貫性を意識すれば回答全体の信頼性が高まります。
②行動傾向に関する質問
このタイプの質問では、課題や問題に直面した際の行動パターンを探ります。慎重に計画を立てるタイプか、まず行動して経験から学ぶタイプかなど、実務での対応力を見極める目的があります。
新しい課題を任されたとき、あなたはどちらの行動をとりますか? A:まず計画を立ててから動く B:とりあえず行動しながら考える |
この設問は行動スタイルを確認するものです。計画型か即断型かを見極め、適性を判断しています。理想的な答えを選ぶより、自分の傾向に合わせることが重要です。
研究活動ではA、接客やイベントではBに当てはまる人もいるでしょう。自然な答えを選ぶことで評価につながります。
③対人関係に関する質問
対人関係の質問は、他者とのコミュニケーションスタイルや協調性を確認する目的で出題されます。人との関わり方は職場でのチームワークに直結するため、重要な判断材料になります。
初対面の人と接するとき、あなたはどうしますか? A:自分から積極的に話しかける B:相手から話しかけられるのを待つ |
この設問は対人関係のスタイルを知るために出されます。積極性を発揮できる人はA、聞き役や調整役として強みを持つ人はBが自然です。
企業はどちらも評価対象として見ており、役割に応じて活かせると考えています。理想を装うより、普段の自分に即した答えを選ぶ方が信頼されやすいでしょう。
④ストレス耐性に関する質問
ストレス耐性の質問では、プレッシャーのかかる状況でどのように対応できるかを確認します。社会人生活では期限やトラブル対応が避けられないため、冷静さや適応力が重視されます。
期限が迫った仕事を任されたとき、あなたはどう感じますか? A:強いプレッシャーを感じて不安になる B:緊張感を力に変えて集中できる |
この設問はストレス下での対応を探ります。企業は「ストレスをまったく感じない人」ではなく、「工夫して適応できる人」を評価します。
不安を抱いても相談や工夫で解決できるならAを選んでも問題ありません。過去の体験を思い出し、どう克服したかを意識して答えると一貫性が生まれるでしょう。
⑤自己評価に関する質問
自己評価の質問では、自分をどれだけ客観的に理解できているかが問われます。長所や短所を正しく把握しているかどうかは、成長意欲や改善姿勢を見極めるうえで重要な要素です。
あなたは自分の長所と短所をどのように理解していますか? A:長所・短所ともに客観的に把握している B:長所は理解しているが短所は意識していない |
この設問は自己理解の度合いを測っています。Aを選ぶ場合は、短所を改善しようとする姿勢を加えると良いでしょう。Bを選んでも不利ではなく、改善意欲を示せば評価されます。
たとえば「集中力は強みだが慎重すぎる面を直すため、期限を意識して行動している」と答えると、説得力が増すでしょう。
⑥職務適性に関する質問
このタイプの質問では、どのような役割に向いているかを判断します。リーダーとしての資質やチームでの貢献スタイルなど、職務ごとの特性を見極める狙いがあります。
あなたはどちらの役割に適していると思いますか? A:リーダーとして指示を出す役割 B:メンバーとして与えられた仕事を確実にこなす役割 |
この設問はどの職務に向いているかを確認するものです。Aならリーダーシップ、Bなら誠実さや継続力が評価されます。経験と結びつけることが大切です。
たとえば、後輩を指導した経験があるならA、研究で地道に作業を続けた経験があるならBを選んだ方が自然でしょう。回答を経験と関連付ければ信頼性が高まります。
⑦意思決定に関する質問
意思決定の質問は、意見の違いや判断の難しい場面でどのように対応するかを測るものです。主体性と協調性のバランスが取れているかを確認する目的があります。
多数派の意見と自分の意見が食い違ったとき、あなたはどうしますか? A:多数派に合わせる B:自分の意見を主張する |
この設問は判断基準や責任感を見ています。Aは協調性、Bは主体性が評価されますが、極端な答えは避けた方が良いでしょう。
「多数派を尊重しつつ、必要な場面では意見を述べる」と考えれば、柔軟性と主体性を両立できます。実際の自分の行動基準に基づいて答えることが大切です。
SPI試験の受検方法

SPIの受検方法にはいくつかの形式があり、それぞれ特徴が異なります。形式を理解しておくことで、自分に合った準備ができ、当日も落ち着いて取り組めるでしょう。ここでは代表的な方法を紹介します。
- テストセンター方式
- WEBテスティング方式
- ペーパーテスティング方式
- インハウスCBT方式
①テストセンター方式
テストセンター方式は、専用の会場に設置されたパソコンを使って受検する形式です。会場は静かで監督者もいるため、集中しやすい環境といえます。
ただし、会場までの移動や事前予約が必要で、人気の会場や時期によっては希望通りの日時を取れない場合があります。早めの予約を心掛けることが重要でしょう。
準備段階ではパソコンでの操作や時間配分に慣れておくと安心です。環境が整っている分、公平性が高く、多くの企業で導入されている受検方法です。
②WEBテスティング方式
WEBテスティング方式は、自宅などのパソコンから受検できる柔軟な形式です。移動の負担がなく、自分の都合に合わせやすい点が大きな利点です。
しかし、通信環境や機材トラブルに左右されやすく、接続不良が起こると焦ってしまうこともあります。事前にインターネット環境を安定させ、端末やブラウザを確認しておいてください。
また、自宅では集中力を保ちにくいため、静かな環境を整えて臨むことが欠かせません。自由度が高い分、自己管理能力が問われる方式です。
③ペーパーテスティング方式
ペーパーテスティング方式は、会場で紙と鉛筆を用いて受検する方法です。パソコン操作に不安がある人にとって取り組みやすい点が特徴です。
一方で、マークミスや時間配分に注意が必要であり、環境によっては周囲の受検者が気になる場合もあります。
対策として、紙の問題集や模擬試験を活用し、試験に近い状況で練習しておくとよいでしょう。
現在はデジタル形式が主流ですが、一部の企業では採用されているため、対応できるように準備しておくと安心です。
④インハウスCBT方式
インハウスCBT方式は、企業が自社内に設けた会場やパソコンを利用して実施する形式です。セキュリティや公平性が高い点が強みですが、日時が指定される場合が多く、柔軟性には欠けます。
そのため、他社の選考と重ならないようスケジュールを調整することが大切です。案内文をよく読み、当日の持ち物や集合時間を確認しておくことで安心して臨めます。
企業側の意向を強く反映した形式のため、対応力が求められる受検方法といえるでしょう。
SPIの能力検査の対策方法

SPIで高得点を取るには、ただ勉強時間を増やすのではなく、効率的な準備が欠かせません。
早めに取り組むことや出題傾向を理解すること、弱点を重点的に補うことなどを組み合わせることで実力が着実に伸びます。
ここでは、就活生が押さえておきたい具体的な対策の流れを紹介します。
- 早めの準備開始
- 出題傾向の把握
- 参考書・問題集の活用
- 模試やアプリでの実践
- 時間配分の工夫
- 弱点克服の重点学習
- 自己分析と企業研究
- 試験本番を想定したシミュレーション
①早めの準備開始
SPI対策は早く始めるほど効果があります。理由は、一夜漬けで対応できる試験ではなく、語彙力や計算力といった基礎的な力が問われるからです。
早めに取りかかることで苦手分野を洗い出し、復習に十分な時間を充てられます。例えば3年生の夏頃から少しずつ参考書やアプリを進めれば、直前期に余裕を持って取り組めます。
準備に余裕があると緊張も和らぎ、本番で安定した結果につながるでしょう。
②出題傾向の把握
効率的に学習を進めるには、SPIの出題傾向を理解することが欠かせません。言語・非言語・英語・性格検査と分野が幅広いため、全体像を知らないと勉強の優先度を誤ってしまいます。
例えば非言語は計算問題が多く、苦手な人は早めの対策が必要です。一方で語彙問題は暗記で短期間に伸ばしやすい分野です。傾向を把握して優先順位をつけることで、効率よく得点を高められるでしょう。
③参考書・問題集の活用
市販の参考書や問題集は、実際の出題形式に近い問題に触れることができるため有効です。解説が充実した問題集を選べば、自分の弱点を確認しながら効率よく学習できます。
繰り返し解くことで定着度が増し、本番でも落ち着いて対応できるようになります。人気の定番書を選び、一冊を徹底的にやり込むことが合格への近道でしょう。
④模試やアプリでの実践
模試やアプリでの演習は、時間制限下での実力を試せる点が大きな利点です。模試を受けると本番に近い緊張感を味わえ、改善点を具体的に把握できます。
アプリは通学時間などの隙間時間を有効活用でき、短時間でも繰り返し学習が可能です。実践を積み重ねれば、本番でも焦らずに解答できる自信につながります。
⑤時間配分の工夫
SPIは限られた時間で多くの問題を解く必要があります。難問に時間をかけ過ぎると得点が伸びません。そのため、難問を諦めて解ける問題を確実に回答することも重要です。
練習時からストップウォッチを使い、時間を意識して解く習慣をつけてください。本番で自然に時間管理ができるようになり、得点効率が上がるでしょう。
⑥弱点克服の重点学習
苦手分野を後回しにせず、早めに克服することが合格への近道です。得点を伸ばすには「弱点を平均点まで引き上げる」ことが効果的だからです。
例えば非言語が苦手なら、基本的な公式を繰り返し練習することで点数は確実に上がります。得意分野ばかり勉強しても伸びは限定的です。
弱点を重点的に対策することで総合点を安定させられるでしょう。
⑦自己分析と企業研究
SPIは学力だけでなく、性格検査を通じて企業との相性も見られます。そのため自己分析と企業研究を進めることが大切です。
自分の強みや価値観を整理すれば、性格検査でも一貫性のある回答ができるでしょう。企業研究をすることで、自分の志向と合う会社を見極めやすくなります。
SPI対策を就活全体の軸づくりに結びつけることが重要です。
企業分析をやらなくては行けないのはわかっているけど、「やり方がわからない」「ちょっとめんどくさい」と感じている方は、企業・業界分析シートの活用がおすすめです。
やるべきことが明確になっており、シートの項目ごとに調査していけば企業分析が完了します!無料ダウンロードができるので、受け取っておいて損はありませんよ。
⑧試験本番を想定したシミュレーション
最後に、本番を想定した練習を繰り返すことが欠かせません。実際の制限時間や環境に近い状況で取り組むことで、緊張感をコントロールする力が身につきます。
例えば、朝から試験時間に合わせて模試を解くと、当日のリズムに慣れることができます。シミュレーションを通じて弱点が明確になり、最終調整にも役立ちます。
準備を万全に整えれば、本番で力を発揮できるでしょう。
SPIの能力検査でよくある質問(FAQ)

SPI能力検査に関して就活生が特に不安に感じやすい点をまとめました。受検前に疑問を解消しておくと安心して対策や本番に臨めます。
ここでは、実際に多くの学生が抱きやすい悩みや誤解に答え、理解を深めることで効率よく準備を進められるよう解説します。
- SPIで落ちることはあるか?
- SPIの結果はいつわかるか?
- SPIを無料で練習できるサイトはあるか?
- SPI対策はいつから始めるべきか?
- SPIに必要な勉強時間はどのくらいか?
- SPIは再受検や併願ができるか?
①SPIで落ちることはあるか?
SPIの結果が採用判断の基準になるため、落ちることはあります。企業は応募者の基礎能力や性格特性を数値で比較し、基準に届かない場合は通過できないのです。
特に人気企業ではSPIで足切りされるケースも多く、筆記通過率に直結します。そのためSPIを軽視せず計画的に学習することが重要でしょう。
模試や問題集を使って形式に慣れ、苦手分野を把握して補強することが通過率を高める近道です。
②SPIの結果はいつわかるか?
SPIの結果は受験者本人が知ることはできません。企業の採用担当者にのみ届き、面接や総合判断に活用されます。そのため「合格か不合格か」をすぐに知ることはできず、不安に感じる人も多いでしょう。
ただし、多くの場合は次の選考案内や合否連絡を通じて間接的にわかります。点数を気にしすぎず、次の面接やES対策に気持ちを切り替えてください。
待っている間は他社選考や自己分析を進めておくと不安が和らぎますよ。
③SPIを無料で練習できるサイトはあるか?
SPI対策は、ネット上に無料で公開されている練習問題を活用できます。
形式に慣れるだけでも大きな効果がありますが、無料問題だけでは範囲を網羅できず、本番とのレベル差が生じやすい点に注意が必要です。
まずは無料サイトで基礎を確認し、慣れてきたら市販の問題集や有料アプリで演習を増やすと効果的でしょう。特に時間を意識して解く練習を重ねると、本番でも焦らず対応できます。
④SPI対策はいつから始めるべきか?
SPIの準備は大学3年生の夏から秋ごろに始めるのが理想です。理由は、SPIが国語力や数学的思考力を問うため、短期間の勉強では定着しにくいからです。
形式に慣れるには反復が必要であり、早めに始めれば余裕を持って苦手分野を克服できます。遅れた場合でも最低1か月前から集中的に取り組めば効果は得られるでしょう。
早めに準備を始めることで、本番でも落ち着いて臨めます。
⑤SPIに必要な勉強時間はどのくらいか?
必要な勉強時間は個人差がありますが、一般的には30〜50時間程度が目安です。数学や言語が苦手な人はさらに時間を確保する必要があります。
大切なのは量よりも効率であり、間違えた問題の原因分析と繰り返しの復習を意識すると成果につながります。制限時間を想定した練習を重ねることで、本番での対応力も鍛えられるでしょう。
短時間でも継続的に取り組むことが得点アップへの近道です。
⑥SPIは再受検や併願ができるか?
SPIは企業ごとの受検依頼によって実施されるため、同じ学生が複数回受けることは可能です。A社とB社から案内があれば、それぞれ受検することができますよ。
ただし、グループ会社などでは結果が共有される場合もあるため「失敗したから別の企業でやり直す」という考えは危険です。どの企業でも本気で取り組む意識が欠かせません。
再受検は可能ですが、最初から万全の準備をして臨むことが合格につながります。
SPI能力検査の総合解説

SPI能力検査は、企業が応募者の基礎能力や性格を把握し、入社後の活躍を予測するために用いられています。
能力検査と性格検査は目的や評価視点が異なり、言語・非言語・英語・構造的把握といった多様な分野の問題例から総合的に判断されます。
さらに、価値観や行動傾向を問う性格検査も加わることで、応募者の適性をより立体的に理解できる仕組みです。
受検方法にはテストセンター方式やWEBテスティング方式など複数の形態があり、事前の準備や環境への対応も重要でしょう。
そのため、出題傾向の把握や模試の活用、時間配分の工夫など効果的な対策を積み重ねてください。SPIの結果は選考の材料として用いられるため、早めに準備を進めるようにしましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。