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就活で送るメールの署名の仕方を解説|テンプレや注意点・マナーも紹介

この記事では、就活でメールを送信する際の署名の仕方を解説しています。

メールを作成する際のひらがな・ローマ字の記載例や注意点、ビジネスマナーのルールまで紹介しているので、就活生は必見の内容ですよ。

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目次

就活でメールを送る時に署名が必要な理由

就職活動中の企業とのメールは、第一印象を決定づける大切なコミュニケーションです。その中でも「署名」は、あなたが誰なのかを伝えるうえでとても重要な役割を持っています。

署名があることで、相手に安心感を与え、マナーを守れているという印象を持ってもらいやすくなるでしょう。

就活メールに署名が必要とされるのは、単なる形式ではなく、ビジネスマナーとしての基本だからです。

採用担当者は日々多くの応募者とやり取りをしています。その中で、誰からのメールかをすぐに判断できることは、大きな手助けになります。

署名に氏名や大学名、連絡先が明記されていれば、情報がひと目で伝わり、確認にかかる手間が省けるでしょう。

また、署名があることで「丁寧にやり取りができる学生だな」という印象を与えやすくなります。これは、社会人同士のビジネスメールでも変わりません。

署名がないメールは、「基本的なマナーが身についていない」と見なされてしまうおそれもあるでしょう。署名には、連絡先を伝えるだけでなく、相手への気配りや誠実さを表す役割もあります。

特別な工夫をしなくても、しっかりと情報を整えて署名を入れるだけで、あなたの印象を大きくプラスに変えてくれるはずです。

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就活メールの署名に入れるべき基本情報

就職活動で企業にメールを送るとき、署名にどんな情報を入れるべきか迷うことは多いでしょう。署名は、あなたの基本情報を伝える重要な役割を担っています。

ここでは、必ず記載したい4つの基本項目について、わかりやすく解説します。

  1. 氏名とふりがな
  2. 大学名・学部・学科
  3. メールアドレス・電話番号
  4. 郵便番号・住所

① 氏名とふりがな

署名でまず伝えるべき情報は、自分の氏名です。これは、どんなやり取りでも最も基本となる要素であり、相手があなたを識別する手がかりとなります。

漢字表記だけでは読み間違いが生じる可能性があるため、ふりがなを添えておくのが望ましい対応です。

ひらがなで書いてもローマ字表記でも構いませんが、履歴書やエントリーシートと表記を合わせると一貫性があり、企業側も混乱しません。

署名にふりがなを入れておくことで、相手に対する気遣いや丁寧さが自然と伝わるはずです。

② 大学名・学部・学科

自分が所属している大学や学部・学科の情報も明確に記載しましょう。大学名のみの記載では情報として不十分です。

たとえば「○○大学 文学部 英文学科」と記載すれば、あなたの学問分野や専門性がすぐに伝わるでしょう。

さらに、同じ大学に複数の学部がある場合や、企業が複数名とやり取りしている場合に識別しやすくなるメリットもあります。

略称は避け、正式名称で記載することが基本です。正確で丁寧な情報提供は、あなたへの信頼感にもつながるでしょう。

③ メールアドレス・電話番号

連絡手段として最も重要な情報が、メールアドレスと電話番号です。メールアドレスは、普段使っているもので構いませんが、できるだけ自分の名前が入った分かりやすいアドレスが好まれます。

たとえば「taro.yamada@example.com」のようにすると、企業側も確認しやすく、信頼性も高まるでしょう。電話番号は連絡手段の補完として欠かせないため、忘れずに記載してください。

数字の打ち間違いがあると、採用連絡が届かない可能性もあるため、送信前には必ず見直して確認しておくことが大切です。

④ 郵便番号・住所

住所の記載は任意ですが、記載しておくとより信頼感を与えられます。特に地方在住の学生や、交通費支給がある企業に応募する場合には、企業側が配慮しやすくなるという利点も。

郵便番号を添えることで、住所情報としての完成度が高まり、より丁寧な印象を与えられるでしょう。

また、文字の打ち間違いによる住所ミスを防ぐためにも、公式な書類や住民票の表記に基づいて正確に入力してください。

最終的には、自分宛にメールを送ってレイアウトや情報の正確性を確認すると安心です。

印象を良くする就活メール署名の工夫

就活メールの署名は、単に情報を並べるだけでは不十分です。読み手にとって見やすく、好印象を与える工夫が求められます。

ここでは、誰でも実践できる署名改善のポイントを4つに絞って紹介しましょう。

  1. 読みやすさを意識したレイアウトにする
  2. フォント・文字サイズの統一を意識する
  3. 罫線で本文と署名を分ける工夫をする
  4. 過度な情報は省きシンプルにまとめる

① 読みやすさを意識したレイアウトにする

署名は、受け取る側が内容をすぐに把握できる構成が理想です。たとえば、項目ごとに改行して縦に揃えると、視線の流れが自然になり読みやすくなります。

氏名・大学名・連絡先の順序を統一しておくと、誰が見ても混乱しにくいでしょう。詰め込みすぎず、余白を活かしたレイアウトを意識してください。

② フォント・文字サイズの統一を意識する

メール本文と署名のデザインに一貫性があるかどうかも、見た目の印象を左右します。異なるフォントやサイズを混在させると、全体が雑然とした印象になり、読みづらさを感じさせてしまうかもしれません。

署名は基本的に、本文と同じフォントとサイズで統一しましょう。特にフォントの種類や色は、初期設定のままが無難です。

必要に応じて名前の部分だけ太字にするなどの軽い強調は可能ですが、目立ちすぎないよう注意が必要でしょう。過度な装飾は避け、整った印象を大切にしてください。

③ 罫線で本文と署名を分ける工夫をする

本文と署名の間に罫線を入れることで、メールの構成がより明確になり、読みやすさが向上します。特に長文メールでは、署名部分が自然に目に入りやすくなり、実用性の面でも役立つためおすすめです。

罫線の種類は、シンプルなもので十分でしょう。「―――」や「――――――――」のような線を使えば、控えめでありながら視認性を確保できます。

あくまでメール全体の流れを崩さず、本文と署名を視覚的に区切る役割を果たすことが大切です。

④ 過度な情報は省きシンプルにまとめる

署名には、必要な情報だけを簡潔に盛り込むことが大切です。よかれと思って追加した情報でも、選考に無関係な内容はかえって読み手を戸惑わせてしまうことがあります。

たとえば、SNSのアカウントや趣味ブログのURL、趣味に関する一言などは、ビジネスメールにおいては不要です。必要最小限の情報に絞ることで、全体がすっきりと整い、読む側の負担も軽減されます。

また、情報の整理ができていることで、マナーや配慮への意識が高い印象も与えられるでしょう。伝えるべき内容を絞り、過不足のない署名を心がけてください。

就活メールの署名作成で気を付けたい注意点

就活メールの署名は、見た目の整え方だけでなく、内容の正確さも大切です。

どんなに丁寧に作成していても、ちょっとしたミスや余計な情報があると、相手にマイナスの印象を与えてしまうことがあるでしょう。ここでは、署名作成時に気を付けたいポイントを5つ紹介します。

  1. 罫線の装飾が派手すぎないか確認する
  2. 誤字脱字・記載ミスがないかチェックする
  3. 連絡先に間違いがないか必ず確認する
  4. 送信前に署名の表示崩れがないか確認する

① 罫線の装飾が派手すぎないか確認する

署名の上下に入れる罫線は、あくまで本文との境目を分かりやすくするためのものです。記号を使いすぎると、ビジネスメールとしてふさわしくない印象を与えてしまうことも。

そのため、あまりに派手すぎる装飾や記号などを用いた罫線は控えましょう。署名が本文の邪魔をせず、スムーズに読める構成が理想です。色や文字の大きさに頼らず、簡潔な線で上品にまとめましょう。

② 誤字脱字・記載ミスがないかチェックする

どんなに見やすい署名でも、名前や学校名などに誤字があると、企業側に不信感を抱かせてしまいます

特に氏名、大学名、学部学科名などの固有名詞は、間違いがあると印象が大きく損なわれてしまいます。誤りを防ぐためには、必ず送信前に時間を取って見直す習慣をつけましょう。

声に出して読んでみたり、別の人に確認してもらったりするのも効果的です。細かい確認を怠らない姿勢が、結果として丁寧な対応として伝わります。

③ 連絡先に間違いがないか必ず確認する

署名の中でも特に注意すべきなのが、メールアドレスや電話番号といった連絡先です。

入力ミスがあると、企業からの連絡が届かない、折り返しの電話がかかってこないなど、重要な機会を失う原因にもなりかねません。

数字の並びやアルファベットの一字違いは見落としやすいため、入力後に落ち着いて再確認してください。

不安がある場合は、念のため自分宛てに一度送信して、正常に届くかどうかを確かめておくと安心です。

④ 送信前に署名の表示崩れがないか確認する

署名の見え方は、使用するメールソフトやデバイスによって微妙に変わることがあります。たとえばスマートフォンとパソコンで行間が詰まったり、記号の配置がずれたりすることも珍しくありません。

こうした表示崩れがあると、せっかく整えた署名がかえって読みづらくなるため、事前の確認が重要です。

自分のスマホや別のアカウント宛にメールを送って、見え方を実際にチェックする習慣をつけましょう。見た目の丁寧さは、相手への気配りの現れでもあります。

【コピペOK】就活メールの署名テンプレート集

就職活動中に企業へ送るメールには、署名を付けるのが基本マナーです。とはいえ、初めて署名を作るときは「どんな形がいいのか」と迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、すぐに使える署名テンプレートを5種類紹介します。目的や相手に応じて選び、メールに活用してください。

  1. ふりがなを「ひらがな」で表記する署名テンプレート
  2. ふりがなを「ローマ字」で表記する署名テンプレート
  3. 住所を含めた署名テンプレート
  4. ワンポイントデザインを加えた署名テンプレート

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① ふりがなを「ひらがな」で表記する署名テンプレート

名前のふりがなを「ひらがな」で記載する形式です。読み間違えを防ぎたい方や、やわらかい印象を与えたい場合に適しています。とくに文系の学生におすすめします。

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山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
メール:example@example.com
電話:090-1234-5678
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文系職種や対人コミュニケーションを重視する企業では、こうした心配りが好印象につながることも。ビジネスメールらしい丁寧さを保ちながら、やわらかさも演出できる汎用性の高い形式です。

② ふりがなを「ローマ字」で表記する署名テンプレート

こちらはふりがなをローマ字で表記したパターンです。外資系企業や英語を多く使う職場を志望している場合は、統一感を持たせられるでしょう。

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山田 太郎(Yamada Taro)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
メール:example@example.com
電話:090-1234-5678
――――――――――――――

メールアドレスの名義と一致しやすいため、名前の識別がしやすく、事務処理上もスムーズに進みやすいという利点があります。外向けの意識を持っていることをさりげなく伝えられる署名形式です。

③ 住所を含めた署名テンプレート

住所まで記載する署名は、交通費支給のある企業への応募や、郵送での書類提出が必要な選考フローにおいて非常に有効です。

とくに地方から首都圏の企業に応募する際は、企業側が「どこから来る学生なのか」を判断するための材料にもなります。

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山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
〒123-4567 東京都新宿区○○町1-2-3 ○○マンション101号室
メール:example@example.com
電話:090-1234-5678
――――――――――――――

信頼性の高い印象を与えるため、金融や公的機関など堅めの業界に応募する際にもおすすめです。ただし、マンション名や部屋番号などは正確に記載するよう注意しましょう。

④ ワンポイントデザインを加えた署名テンプレート

デザイン罫線を使った署名は、少しだけ個性やセンスをアピールしたいときに効果的です。メール全体の印象を柔らかくすることができ、目に留まりやすいというメリットもあります。

例1:

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山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
Email:example@example.com
Tel:090-1234-5678
===============

例2:

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
Email:example@example.com
TEL:090-1234-5678
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3:

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
メール:example@example.com
携帯:090-1234-5678
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

例4:

◆◇――――――――――――◇◆
山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 経済学科 4年
メール:example@example.com
電話:090-1234-5678
◆◇――――――――――――◇◆

ビジネスメールにおいてはあくまで“控えめな装飾”が原則となります。記号の数や派手さには注意し、「見やすく・品のある」デザインを心がけましょう

公的機関や保守的な企業へ送る場合は避けるか、罫線をシンプルに抑えるのが無難です。

メールの署名の自動入力設定方法と活用法

毎回同じ署名を手入力していると、うっかり入力ミスをしたり、そもそも署名を入れ忘れたりしてしまうことがあります。そんなときに便利なのが、自動入力機能です。

設定しておけば、署名が自動で挿入されるため、手間を減らしつつミスも防げるでしょう。ここでは、主要なメールサービスでの設定方法を紹介します。

  1. Gmailで署名を自動設定する方法
  2. Outlookで署名を自動設定する方法
  3. Yahooメールで署名を自動設定する方法
  4. スマートフォンのメールアプリで署名を設定する方法

① Gmailで署名を自動設定する方法

Gmailを使っている場合は、まず画面右上の歯車アイコンをクリックし、「すべての設定を表示」を選んでください。

「全般」タブにある「署名」の項目に必要な情報を入力し、「変更を保存」を忘れずに押せば設定完了です。以降、メール作成時に自動で署名が挿入されます。

② Outlookで署名を自動設定する方法

Outlookのブラウザ版では、「設定」→「すべてのOutlook設定を表示」→「メール」→「作成と返信」の順に進みます。ここで署名を入力し、適用するタイミングを選んで保存してください。

アプリ版の場合は、「ファイル」→「オプション」→「メール」→「署名」から設定が可能です。

③ Yahooメールで署名を自動設定する方法

Yahooメールでは、画面右上の「設定」から「メールの設定」を開き、「署名の管理」で署名を作成します。

複数の署名を登録して切り替えることもできるため、応募先に応じて使い分けたい人にも便利です。入力後は必ず保存してください。

④ スマートフォンのメールアプリで署名を設定する方法

スマートフォンでも署名の自動入力は可能です。Gmailアプリなら、「設定」→使用しているアカウントの選択→「署名」から入力できます。

iPhoneの標準メールアプリでは、「設定」→「メール」→「署名」で編集が可能です。外出先でもメールを送る機会が多い人は、忘れずに設定しておくと安心でしょう。

署名以外に注意すべき就活メールのマナー

署名を整えることも大切ですが、メール全体のマナーにも気を配らなければなりません。文面の印象は細部からも伝わります。

ここでは、署名以外に注意しておきたい5つのマナーについて紹介しています。

  1. 件名は要点が伝わる内容にする
  2. 敬語や言い回しを正しく使う
  3. 締めの言葉を丁寧に書く
  4. 返信は企業の営業時間を意識する
  5. 返信が遅れた際のマナー表現に配慮する

「あなたはビジネスマナーを分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。

① 件名は要点が伝わる内容にする

件名は、メールの内容を一瞬で判断する重要な部分です。受信者が多くのメールを受け取っている中で、すぐに内容が把握できるよう、簡潔かつ具体的に記載しましょう。

たとえば「面接日程のご連絡(○○大学・山田太郎)」など、要件と差出人が明確に分かる形式が好まれます。

一方で、「お世話になっております」や「質問があります」など、内容があいまいな件名は避けるのが無難です。分かりやすさと配慮の両立を心がけましょう。

② 敬語や言い回しを正しく使う

敬語の使い方は、ビジネスメールでの信頼を左右する大きなポイントです。丁寧であることは大切ですが、過剰な敬語や間違った使い方はかえって不自然に感じられます。

「拝見させていただきました」は誤用であり、「拝見いたしました」が正しいなど、基本的な敬語表現の確認は欠かせません。

また、「お忙しいところ恐れ入りますが」などのクッション言葉を適切に使うと、やわらかく丁寧な印象を与えることができます。尊敬語と謙譲語の区別にも意識を向けておきましょう

③ 締めの言葉を丁寧に書く

メールの最後は、相手への配慮を示す大事な部分です。淡泊な締めよりも、丁寧な言葉で感謝やお願いを伝えると好印象につながります。

「お忙しい中恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします」や「ご確認いただけますと幸いです」など、使い回しのできる表現をいくつか覚えておくと便利です。

締めの言葉まで丁寧に書かれていると、読み手に誠実さが伝わります。型どおりでも、丁寧であれば悪い印象にはなりません。

④ 返信は企業の営業時間を意識する

メールは24時間送信可能ですが、ビジネスマナーとして送信の時間帯にも注意が必要です。深夜や早朝の送信は、受信者によっては違和感やマナー違反と感じることもあるため避けたほうが無難でしょう。

一般的には、企業が業務を行っている平日の午前10時〜午後5時あたりを目安に返信を送ると安心です。

どうしても深夜や休日に作業する場合は、下書き保存や送信予約機能を活用して、適切な時間に送信できるように工夫しましょう。

⑤ 返信が遅れた際のマナー表現に配慮する

何らかの理由で返信が遅れてしまった場合には、そのまま話を続けるのではなく、冒頭に一言お詫びの言葉を添えましょう

「ご返信が遅くなり申し訳ございません」「お返事が遅れましたこと、お詫び申し上げます」といった定型のフレーズでも、あるのとないのとでは印象が大きく異なります。

特に就活中は、誠実な姿勢が重視されるため、遅れを認めて謝意を示す対応が信頼感につながると覚えておきましょう。些細な部分ほど丁寧に対応するよう意識しておくと安心です。

就活メールの署名に関するよくある質問

署名に関しては、「付け忘れたときの対応」や「返信時の書き方」など、就活生からの質問が多く寄せられます。

細かい部分とはいえ、印象を左右するため、基本を押さえておきたいところです。ここでは、よくある疑問とその対処法について解説します。

  1. 署名を付け忘れた場合の対処法は?
  2. 署名のフォーマットは毎回同じで良い?
  3. 英語でメールを送る場合、署名はどう書けばいい?
  4. メールの返信時にも署名は入れるべき?
  5. PDFなどの添付ファイルと署名の関係に注意点はある?

① 署名を付け忘れた場合の対処法は?

万が一、送信後に署名を入れ忘れていたことに気付いた場合は、できるだけ早めにフォローアップのメールを送りましょう

「先ほどのメールに署名の記載が漏れておりました」と一言添え、そのまま署名情報を本文内に追記すれば十分です。お詫びの文面も短く丁寧にまとめることで、相手に誠実な姿勢を伝えられます。

特に、初回の連絡や選考に関わるやり取りの場合は、放置せず迅速に対応してください。署名のミスよりも、適切な対応をしない方が印象を損なう原因になりやすいでしょう。

② 署名のフォーマットは毎回同じで良い?

基本的に、署名は毎回同じフォーマットを使用して問題ありません。構成や内容が整っていて読みやすければ、統一感があり、受け取る側にもストレスを与えません。

企業の担当者が複数の学生からメールを受け取る中で、同じ形式が繰り返されることはむしろ安心材料になります。

ただし、企業ごとに求められる情報や応募書類の指定が異なる場合があるかもしれません。そのようなときは、柔軟にカスタマイズする姿勢が大切です。

署名も応募書類の一部と考え、臨機応変に対応できると良いでしょう。

③ 英語でメールを送る場合、署名はどう書けばいい?

英語でビジネスメールを送る場合、署名も英語表記でまとめるのが望ましいです。氏名はローマ字で記載し、読み方が分かりにくい場合はかっこ書きで補足しても丁寧です。

また、大学名や学部名、連絡先も英語で表現し、形式もシンプルに保ちましょう。英語圏では、過度な装飾や長文の署名はあまり好まれない傾向があります。

そのため、必要最低限の情報だけを簡潔に記載することがポイントです。署名もグローバルマナーの一部と捉えて、相手に合わせた書き方を意識しましょう。

④ メールの返信時にも署名は入れるべき?

返信メールでも、基本的には署名を入れるのがマナーとされています。やり取りが何度か続いていても、都度署名を添えることで、相手が情報を再確認しやすくなります。

特に複数人でのやり取りや、別の担当者に転送される場合など、署名があることで混乱を避けられるでしょう。ただし、毎回長文の署名を繰り返すと、読みにくさにつながるおそれもあります。

その場合は、氏名と連絡先のみを載せた簡易的な署名に切り替えるなど、状況に応じて調整すると良いでしょう。相手の負担を減らす配慮も大切です。

⑤ PDFなどの添付ファイルと署名の関係に注意点はある?

添付ファイルがある場合でも、メール本文には必ず署名を記載してください。ファイルの中に自己紹介や連絡先が含まれていても、メールだけを見た段階では送信者の情報が伝わりにくいことがあります。

署名があることで、どの学生からのメールかを一目で確認でき、メールを整理しやすくなります。また、添付ファイルのファイル名にも氏名を含めておくと、管理する側の負担を軽減できるでしょう。

たとえば「エントリーシート_山田太郎.pdf」のような形式が理想です。細かい配慮が信頼につながります。

メールの基本である署名の方法を理解しておこう!

就活メールにおける署名は、単なる連絡先の羅列ではありません。署名の内容や形式次第で、あなたの印象や信頼度が大きく左右されます。

そこで、氏名・連絡先の基本情報からテンプレートの活用方法、さらにはレイアウトやフォントの工夫に至るまで、署名に関する重要なポイントを網羅しました。

署名を正しく整えることで、企業に対して「丁寧さ」「配慮がある姿勢」を伝えることができるでしょう。

署名の書き方や注意点、さらには自動設定の便利な方法も押さえることで、就活メールの完成度は一段と高まります。読みやすく、正確で印象の良い署名を身に付けて、安心して就活に臨んでください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。