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【例文6つ】スポーツの特技を履歴書に書いてアピールする方法!書き方のポイントを徹底解説

履歴書の趣味・特技欄で、スポーツ経験をどう活かして自己PRすべきか悩みますよね。

実は、スポーツ経験を履歴書に効果的に記載するためには、具体的なエピソードや数字を用いるのがポイントです。

本記事では「スポーツ経験を履歴書に記載する理由」「アピールできる強み」「具体的な記載のポイント」についてまとめました。参考にできる例文やスポーツ経験がない場合の対処法も紹介するので、参考にしてください。

スポーツ経験を履歴書に上手に盛り込み、採用担当者に強い印象を与えて、面接への可能性を広げましょう。

履歴書にスポーツの特技を書く理由

履歴書にスポーツの特技を書く理由は、以下の2つです。

  1. 企業に評価される可能性が高い
  2. 強みとして自己PRできる

スポーツの特技を履歴書に効果的に記載し、企業からの評価を高め、自己PRの強みとして活用しましょう。

①企業に評価される可能性が高い

スポーツの特技を履歴書に記載すると、協調性やチームワーク能力が高く評価されます。

スポーツを通じて得た協力や連携の経験は職場でのチーム活動に直結し、応募者の強みや自主性のアピールにもなるからです。

また、スポーツ経験者は規則・ルール・上下関係への理解が深いとされ、組織内での適応力が高いと評価される可能性が高まりますよ。

加えて、バイタリティやストレス耐性の指標としても評価され、特に体力が求められる職種では大きなアドバンテージとなります。

②強みとして自己PRできる

スポーツ経験は継続力・リーダーシップ・協調性・行動力など、具体的な強みをアピールする有効な手段です。

具体的な数字やエピソードを用いれば信憑性・説得力が高まり、自己PRとして面接官に強い印象を与えられます。

スポーツ経験を自己PRに盛り込むときは単なる実績ではなく、学んだことや身につけたスキルを具体的に言語化してください。

スポーツの特技を自己PRの強みとして積極的に活用し、自分の魅力を最大限にアピールしてみましょう。

スポーツが特技の場合にアピールできる強み

スポーツが特技の場合にアピールできる強みは、以下の5つです。

  1. 忍耐力
  2. 継続力
  3. 協調性
  4. 責任感

上記の強みを具体的にアピールすれば、採用担当者に自身の価値をより効果的に伝えられます。

①忍耐力

スポーツ経験を履歴書に記載する場合、忍耐力は大きな強みとしてアピールできます。

スポーツを通じて培われた忍耐力は、困難な状況でも諦めずに努力を続ける能力に直結するため、企業から高く評価されますよ。

なお、スポーツ経験による忍耐力のアピールは、具体的なエピソードを交えて説明するのが効果的です。

例えば、「目標達成のためにした努力」「どのような困難を乗り越えたか」を具体的に記述して説得力を持たせましょう。

②継続力

スポーツ経験を通じて培った継続力は、履歴書での自己PRにおいて強力なアピールポイントです。

企業は長期プロジェクトや日々の業務を根気よく続けられる人材を求めており、スポーツ経験者は期待に応えられる傾向にあります。

特定のスポーツを長期間続けてきたという実績から、困難な状況でも取り組みを続けられる継続力をアピールしましょう。

履歴書でアピールするときは具体的なエピソードを交えて、どのようにして継続力を培ったかを明確に伝えるのが重要です。

③協調性

スポーツ経験を通じて培われる協調性は、履歴書でアピールできる大きな強みのひとつです。

協調性はチームでの連携や他者との円滑なコミュニケーションを可能にし、企業活動においても大いに役立ちます。

スポーツ経験による協調性のアピールは、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

例えば、「チームの目標達成に向けてどのように協力したか」「他者と意見を調整する過程」を伝えれば説得力を持たせられます。

④責任感

スポーツ経験を通じて培った責任感は、履歴書での自己PRにおいて重要なアピールポイントとなるでしょう。

スポーツ活動ではチームメイトやコーチ、試合の結果に対する責任が伴うため、自然と責任感が育まれるからです。

責任感は企業が求める基本的な資質であり、スポーツ経験を通じてのアピールは就職活動において大きなアドバンテージとなります。

履歴書にスポーツの特技を記載するときのポイント

履歴書にスポーツの特技を記載するときのポイントは、以下の6つです。

  1. 簡潔に読みやすくまとめる
  2. 数字・エピソードで具体性を持たせる
  3. スポーツ経験から得たものや教訓を盛り込む
  4. 結果までの過程に重点を置く
  5. 誇張せず事実のとおりに書く
  6. どのように仕事に活かせるかを伝える

ポイントを押さえて履歴書を作成すればスポーツ経験を効果的にアピールし、採用担当者に強い印象を与えられます。

①簡潔に読みやすくまとめる

履歴書にスポーツの特技を記載するなら、簡潔にまとめて読みやすくするのが重要です。

採用担当者が短時間で内容を理解できるように伝えたいポイントを明確にし、無駄のない表現を心がけましょう

履歴書の趣味・特技欄はスペースが限られているため、簡潔に要点をまとめる工夫が求められます。

箇条書きや短い文で視覚的にも見やすく整理し、結論ファーストで書き出せば採用担当者にわかりやすい文章になります。

②数字・エピソードで具体性を持たせる

履歴書の特技にスポーツを記載するなら、具体的な数字やエピソードを用いてアピール内容に具体性を持たせましょう

例えば、「サッカー部でキャプテンを務め、全国大会ベスト8に導いた」などの記載は強い印象を採用担当者に与えます。

大きな実績でなくとも、「水泳部での3年間で、フリースタイルの100mのタイムが6秒短縮した」などでも十分です。

また、エピソードを交えれば経験した過程で何を学び、どのように成長したかを効果的に示せますよ。

数字・エピソードで具体性を持たせて説得力・信憑性をあげ、採用担当者に好印象を与えられる履歴書を目指しましょう。

③スポーツ経験から得たものや教訓を盛り込む

履歴書にスポーツ経験を記載するなら、自分が得た教訓や学びを盛り込むのが重要です。

スポーツを通じて得た経験は個人の成長や価値観の形成に寄与し、企業に対しても強いアピールポイントとなります。

例えば、「試合での勝敗を通じて学んだ忍耐力」「チームでの協力を通じて得た協調性」などを具体的に説明しましょう。

得た教訓からどのように成長したのかを伝え、自分が企業の求める人物像に合致していると示すのが大切です。

④結果までの過程に重点を置く

履歴書にスポーツの特技を記載する場合、結果だけでなくその過程に重点を置けばより深みのあるアピールが可能となります。

多くの企業は結果に至るまでの努力やプロセスを重視する傾向があります

過程を重視すれば問題解決能力・計画性・忍耐力など、ビジネスにおいても重要なスキルをアピールできますよ。

例えば、「試合での敗北をきっかけに練習メニューを見直し、半年後に自己ベストを更新した」などの例を参考にしてください。

スポーツ経験を通じて得た過程での学びや気づきを履歴書に盛り込み、ほかの応募者との差別化を図りましょう。

⑤誇張せず事実のとおりに書く

履歴書にスポーツ経験を記載する場合、誇張せず事実のとおりに書くのが非常に重要です。

誇張や嘘は発覚したときに信頼を失い、最悪の場合は内定取り消しや解雇につながるリスクも無視できません。

誇張せずに事実をありのまま伝えれば誠実性・責任感などをアピールでき、長期的には多くのメリットを享受できます。

また、事実のとおりに記載すれば能力に見合った企業から内定を獲得できる可能性もあがるでしょう。

⑥どのように仕事に活かせるかを伝える

履歴書にスポーツの特技を記載する場合、どのようにその経験を仕事に活かせるかを具体的に伝えるのが重要です。

例えば、チームスポーツでのリーダーシップ経験を通じて、職場でのプロジェクト管理能力を強調できます。

また、協調性やコミュニケーション能力は、職場でのチームワークや対人関係の構築に直接役立つといった説明も可能ですよ。

仕事に役立つとアピールするときは、具体的な仕事のシチュエーションを想定して説得力のある説明を行いましょう。

スポーツの特技を履歴書に記載する場合の例文集6選

スポーツの特技を履歴書に記載する場合の例文は、以下の6つです。

  1. 協調性をアピールした例文
  2. コミュニケーション能力をアピールした例文
  3. 行動力をアピールした例文
  4. 継続力をアピールした例文
  5. 責任感をアピールした例文
  6. 忍耐力をアピールした例文

上記の例文を参考に自身のスポーツ経験を効果的に表現し、採用担当者の印象に残る履歴書を作成しましょう。

①協調性をアピールした例文

協調性をアピールした例文は、以下の通りです。

大学時代、サッカーサークルに所属し、キャプテンとしてチームの連携を大切にしてきました。

試合では個々のスキルだけでなく、全員の力を最大限に発揮できるよう戦術を考え、メンバーとのコミュニケーションを重視したのです。特に、相手チームの動きに応じて柔軟に対応する力や、意見の違いを尊重しながら調整する経験を積みました。

協調性のある私の姿勢は、職場でも円滑なチームワークに貢献できると自負しています。

②コミュニケーション能力をアピールした例文

コミュニケーション能力をアピールした例文を、以下にまとめました。

バスケットボール部で副キャプテンを務め、チーム内での円滑なコミュニケーションを重視してきました。

試合前や練習中にはメンバー間の意見を調整し、全員が理解したうえで同じ目標に向かって取り組める環境を作ったのです。この経験により、状況に応じたリーダーシップや対話力を養い、目標達成に向けたチームの連携強化に貢献しました。

このスキルは、職場でもプロジェクトを円滑に進め、チームワークを発揮する際に活かせると考えています。

③行動力をアピールした例文

以下の文章は、行動力をアピールした例文です。

高校時代、剣道部で主将を務め、チームを全国大会に導くために積極的に行動しました。

練習では自ら率先して新しいトレーニング方法を取り入れ、全員が効率よく技術を向上できる環境を整えるのを意識したのです。また、大会前にはメンバー全員の士気を高めるため個別に声をかけ、目標達成に向けて励ましました。

このように、行動力を持ってチームを引っ張ってきた経験は、職場においても率先して動き目標に向かう姿勢に活かせると考えています。

④継続力をアピールした例文

継続力をアピールした例文は、以下のとおりです。

テニス部で3年間活動し、個人競技としての練習を積み重ねながら目標に向けて努力を続ける大切さを学びました。

特に、技術向上には日々の反復練習が不可欠であり、試合で勝つためにコツコツとトレーニングを重ねたのは貴重な経験だったと思います。長期的な視点で成果を追い求める姿勢は、困難に直面しても諦めずに取り組む継続力を培うことにつながったのです。

この経験は、仕事においても長期的な目標を設定し、着実に成果をあげる際に活かせると考えています。

⑤責任感をアピールした例文

責任感をアピールした以下の例文を参考に、履歴書で効果的にアピールしましょう。

高校時代、水泳部で副部長を務め、チーム全体の練習計画や大会出場の管理を任されていました。

メンバー一人ひとりの体調や技術レベルに応じて練習内容を調整し、全員が最大限の力を発揮できるようなサポートが管理には必要です。また、大会ではリレーのメンバーとして、責任感を持って重要な役割を果たし、チームの目標達成に貢献しました。

責任感を持ってチームを支える姿勢は、仕事においても同様に発揮できると考えています。

⑥忍耐力をアピールした例文

忍耐力をアピールした以下の例文を参考に、採用担当者に好印象を与えましょう。

陸上部で長距離走を専門とし、3年間継続して練習に取り組みました。

長距離走はペース配分や持久力が求められる競技であり、特に苦しい局面でも粘り強く走り続ける忍耐力が必要です。日々の厳しいトレーニングや試合中の困難を乗り越え、自己ベストを更新するために努力を続けました。

この経験を通じて得た忍耐力は、仕事においてもプレッシャーや困難な状況に直面した際に、冷静に対応し目標達成に向けて行動する際に活かせると考えています。

履歴書でスポーツ経験を盛り込める項目

履歴書でスポーツ経験を盛り込める項目は、以下の3つです。

  1. 趣味・特技欄
  2. 自己PR欄
  3. スポーツ・クラブ活動・文化活動欄

上記の項目を適切に活用してスポーツ経験を効果的にアピールすれば、採用担当者に自分の多面的な魅力を伝えられます。

①趣味・特技欄

履歴書の「趣味・特技欄」は、スポーツ経験を盛り込む際に非常に有効な項目です。

趣味・特技欄は応募者の人となりを採用担当者に伝えるスペースであり、スポーツ経験を通じて得た強みのアピールを盛り込めます。

趣味・特技欄は面接時に話題となる場合も多く、採用担当者とのコミュニケーションを円滑にする役割も果たしますよ。

話題となる内容を記載できれば、応募者の明るい一面や情熱を伝える機会となるため、文章を十分にブラッシュアップしましょう。

②自己PR欄

スポーツ経験を通じて得た強みやスキルを効果的にアピールするなら、履歴書の「自己PR欄」を活用しましょう。

自己PR欄は採用担当者に応募者の人柄や能力を伝える項目で、スポーツ経験を通じて得た具体的なエピソードなども記載できます。

なお、自己PR欄ではスポーツ経験を通じて得た能力が、具体的にどのように仕事に活かせるかを示すのが重要です。

③スポーツ・クラブ活動・文化活動欄

履歴書の「スポーツ・クラブ活動・文化活動欄」は、スポーツ経験を効果的にアピールするための重要な項目です。

スポーツ・クラブ活動・文化活動欄を活用すれば、応募者の個性や能力を具体的に伝えられます。

スポーツ・クラブ活動・文化活動欄の限られたスペースを有効に活用するため、以下の3点に気をつけましょう

  • 要点を明確にする
  • カッコやコロンを用いて視覚的に整理する
  • 箇条書きを活用する

なお、スポーツ経験がなくても文化活動・ボランティア活動などの経験を記載すれば、応募者の多様な側面をアピールできます。

履歴書のスポーツ欄で「特になし」は避けよう

履歴書のスポーツ欄で、「特になし」と記載するのはできる限り避けるべきです。

空欄や「特になし」といった記載をすると、応募者の熱意・意欲は不十分であると採用担当者が見なす可能性があります。

もしスポーツ経験がない場合でも、文化活動やボランティア活動などほかの経験を記載しましょう。

面接への可能性を高めるため「特になし」の記載は避け、何らかの前向きな内容を記載するように心がけましょう。

履歴書の趣味・特技欄にスポーツ経験を書いて自己PRをしよう

履歴書へのスポーツ経験や特技の記載は企業からの評価を高め、自己PRの強みとして活用できる効果的な方法です。

スポーツ経験を通じて培った忍耐力・継続力・協調性・責任感・行動力などの強みを、採用担当者へ具体的にアピールしましょう。

スポーツ経験を記載する場合、簡潔に読みやすくまとめ、数字やエピソードで具体性を持たせるのが大切です。

また、スポーツ経験から得た教訓を仕事にどう活かせるかを伝え、より説得力のあるアピールをしてください。

スポーツ経験を効果的に記載して採用担当者の興味を惹き、面接へつながる可能性を高めましょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。