満年齢とは何かを解説|数え年との違いや計算方法も紹介
履歴書を書く際には、生年月日に加えて満年齢を記入する必要があります。しかし、就活生の中には、満年齢をどのように数えればよいのか分からない人も多いでしょう。
そこで今回は、満年齢とは何かについて詳しく説明していきます。
数え年との違いや早見表も紹介しますので、分からない人はぜひ参考にしてください。
満年齢とは|数え年との違いも理解しよう
ここでは、満年齢とは何かについて解説していきます。
- 満年齢とは何かを解説
- 数え年との違いを解説
数え年との違いもしっかりと理解して、履歴書を作成する際の参考にしましょう。
①満年齢とは何かを解説
自分が生まれてからの経過年数を示すのが満年齢です。生まれた時は0歳とし、初めての誕生日を迎えると1歳となります。
履歴書などの公的な書類を記入する際は、満年齢を使用することが求められます。
普段、年齢を尋ねられた際に答える年齢と同じですので、難しく考える必要はありませんよ。
②数え年との違いを解説
数え年とは、生まれた瞬間から1歳とする年齢の数え方です。その後、新年を迎えるたびに1つずつ年齢を重ねていきます。
例えば12月生まれの赤ちゃんでも、生まれた時から1歳と数えるのが数え年の考え方になります。
公的な場所では一般的に満年齢が使われており、数え年はほとんど用いられません。実際、かつて数え年を採用していた韓国でも、2023年に満年齢に統一する法律が施行されました。
履歴書を提出する日付の年齢を記入しよう
履歴書には満年齢を記入する必要がありますが、書類作成時ではなく、提出する日付の年齢を記入するのが一般的です。
郵送の場合は発送日、持参の場合は面接日当日の年齢を記入しましょう。
また、誕生日が書類提出日に近い場合は、年齢欄を空白のままにしておき、提出時に正しい年齢を記入すれば、誤って古い年齢を書いてしまうリスクを回避できますよ。
状況別|満年齢を簡単に計算する方法を解説
ここでは、簡単に満年齢を計算する方法を紹介します。
- その年の誕生日を迎えた人の場合
- その年の誕生日をこれから迎える人の場合
- 早生まれの人の場合
状況別に解説しているので、自分の状況に応じて参考にしてください。
①その年の誕生日を迎えた人の場合
既にその年の誕生日を迎えた人の場合、西暦を使って年齢を簡単に計算できます。
まず、現在の西暦から自分の生まれた年の西暦を引いてください。例えば、この計算をして24が出た場合は、満24歳となります。
②その年の誕生日をこれから迎える人の場合
その年の誕生日をまだ迎えていない場合も、西暦を使って年齢を計算します。
計算方法は、現在の西暦から自分の生まれた年の西暦を引き、さらに1を引いてください。
和暦を使うと間違いやすいので、その年の誕生日を迎えているか・向かいていないかに関わらず、西暦で計算しましょう。
③早生まれの人の場合
早生まれの人でも、満年齢の計算方法に違いはなく、誕生日の前か後かによって年齢が決まります。
つまり、まずは現在の西暦から自分の生まれた年の西暦を引きます。
そして、その年の誕生日を迎えていない人の場合は、そこからさらに1を引いてくださいね。
年齢早見表で満年齢を確認してみよう
2024年版の年齢早見表です。満年齢が分からない人はぜひ活用してみてください
西暦 | 和暦 | 誕生日前 | 誕生日後 |
2007年 | 平成19年 | 16歳 | 17歳 |
2006年 | 平成18年 | 17歳 | 18歳 |
2005年 | 平成17年 | 18歳 | 19歳 |
2004年 | 平成16年 | 19歳 | 20歳 |
2003年 | 平成15年 | 20歳 | 21歳 |
2002年 | 平成14年 | 21歳 | 22歳 |
2001年 | 平成13年 | 22歳 | 23歳 |
2000年 | 平成12年 | 23歳 | 24歳 |
履歴書に数字を書く時の注意点2つ
数字を書く際は、漢字やひらがなよりもうっかりミスが起こりやすいですよね。ここでは、履歴書に数字を書く時の注意点を解説します。
- 暦を統一する
- ケアレスミスに気をつける
上記の2つのポイントを押さえて、履歴書の作成に取り掛かりましょう。
①暦を統一する
履歴書に年月日を書く際は、西暦でも和暦でもどちらでも構いませんが、統一することが大切です。
また、和暦を選ぶ場合、「H」「R」などとアルファベットで略さずに「平成」や「令和」と書くようにしてください。
ただし、和暦は間違いやすいので、どちらを使うか迷った場合は西暦を使うことをお勧めします。
②ケアレスミスに気をつける
履歴書の提出前にミスに気づいた場合は、再度正確に記入し直しましょう。
提出後にミスに気づいた場合は、すぐに提出先の企業の担当者に連絡してください。
企業に連絡をする際は、謝罪した上で、書き直して送っても良いかを確認し、了承を得た場合はミスのないように再確認して提出し直してくださいね。
満年齢とは何かを理解して年齢を記入しよう
年齢の数え方にはさまざまな方法がありますが、履歴書などの正式な書類には満年齢を記載するのが基本です。
満年齢が分からない場合は、計算式や早見表を利用すると良いでしょう。
その際、誕生日の前後で計算方法が異なるので注意が必要です。間違えのないようにしっかり確認してから記入してくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。