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WEBテストの替え玉受験はNG!バレる理由とリスクを徹底解説

就活のWEBテストで、替え玉受験をしようとしている就活生は沢山います。しかし、それはやめた方が賢明です。一時的に良い成績を収められたとしても、後に発覚するリスクが極めて高いためです。

本記事では、WEBテストの替え玉受験の実態と、それが違反行為にあたる理由を詳しく解説します。さほど問題があるように思えないかもしれませんが、リスクを考慮するとやめた方が良いのが賢明ですよ。

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WEBテストで替え玉受験するのはダメ

WEBテストは自宅で受けられるため、替え玉受験をしてもバレないと考えがちです。しかし、それは危険な発想です。

実際のところ、企業には替え玉受験を見抜く様々な手段があるのです。具体的には、解答時間の監視や回答パターンの分析、面接での回答などから、不自然な点を察知できます。

WEBテストは、受験生自身の実力を計る重要な機会です。自力で取り組むことで、初めて自身の強みや伸びしろに気づけます。一方、替え玉受験をしてしまえば、こうした貴重な自己理解の機会を失ってしまうでしょう。

自らの未来のために、WEBテストには絶対に公正な方法で臨みましょう。企業の見抜く目を過小評価してはなりません

WEBテストの替え玉受験の種類

替え玉受験と一言で言っても、様々な種類の替え玉受験があります。気づかないうちに替え玉受験をしていたとならないように、確認しておきましょう

  1. 友人と一緒に受験する場合
  2. 友人に解いてもらう場合
  3. 代行業者を利用する場合
  4. AIを用いて回答する場合

①友人と一緒に受験する場合

WEBテストは受験環境の自由度が高く、自宅などプライベートな空間で受けられるメリットがあります。しかし一方で、この自由度ゆえに一部の受験者による不正が生じがちです。

その代表例が、友人と共にテストを受けることです。分からない問題は相談しあったり、一緒に調べ物をするなどして、本来の実力以上の高得点を狙おうとします

しかしこの行為は、明らかな不正にあたり、替え玉受験と同様に重大な違反です。不正が発覚すれば、企業からの信頼を一挙に失うだけでなく、受験生自身のキャリアにも影響が及ぶ可能性があります。

WEBテストは自力で公正に受けるべきであり、二人以上での受験は絶対に避けるべき選択なのです。

受験生一人ひとりが高潔な姿勢を貫き、正々堂々たる態度で本番に臨むことが何より重要です。正攻法を外れた行為は、将来に禍根を残すリスクがあることを肝に銘じましょう

②友人に解いてもらう場合

WEBテストの不正行為の中でも最も多いのが、代理受験です。得意な友人など第三者に頼り、自分に代わって解答してもらうケースがこれにあたります。

こうした行為は不正であり、違反行為とみなされます。企業がWEBテストを実施する目的は、受験者本人の実力を見極めることにあります。代理受験はこの企業の期待を裏切る行為に他なりません。

また、不正で一時の利益は得られるかもしれませんが、発覚すればその代償は計り知れません。企業からの信頼を失うだけでなく、自身の就活やキャリアに深刻なダメージを与えかねません

③代行業者を利用する場合

近年、SNSを活用した替え玉受験の代行業者の存在が社会問題化しています。代行業者はTwitterやFacebook上で広告を打ち、受験生を誘惑しているのが実情です。

しかし、業者を利用することには多くのリスクが潜んでいます。ログイン情報やプライバシーに関わる重要な個人データを渡すことで情報が流出し、被害をもたらす可能性が高いです。

加えて、仮に代行業者が期待通りの結果を出せなかった場合、受験生側は時間やお金の無駄を強いられてしまいます。十分な実績や信頼性が伴わない業者を安易に利用するわけにはいきません。  

総じて、替え玉受験の代行業者は、様々な面でデメリットが大きいです。利便性に惹かれることなく、受験生自身が公正な方法で本番に臨むことが賢明な選択と言えるでしょう。

④AIを用いて解答する場合

近年はChatGPTなどのAIを利用した新たな形態の替え玉受験が増えつつあります。AIは人間と同様に問題を解く能力を持っているため、一部の受験生がこれを不正に利用する事例が後を絶ちません。

しかし、法的にはこうしたAIの利用も明確に禁止されています。また、AIが誤った解答を提示してしまう可能性もあり、AIを頼りにしたからといって必ずしも良い結果が望めるわけではありません。

つまり、AIを用いた替え玉受験には法的リスクに加え、出題の狙いを完全に外してしまう危険性もあるのです。

面接でWEBテストの替え玉受験がバレる

WEBテストで不正な替え玉受験を行った場合、面接の場で発覚するリスクが高いです。

面接官は、WEBテストの内容について具体的な質問をすることも多く、その応答から受験生本人の理解度を確かめようとします。

例えば「この問題にどう答えましたか」「なぜその選択肢を選んだのですか」など、受験時の行動について問われます。本人が解答を思い出せなければ、不自然さが露見してしまうでしょう。

さらに、多くのWEBテストには性格判定の要素も含まれており、結果は面接での重要な参考情報となります。替え玉受験を行ったことにより、結果と受験生の間に大きな齟齬が生じてしまうでしょう。

一見バレにくいと考えがちな替え玉受験ですが、本番の面接で企業の厳しいチェックを通過できる保証は全くありません。正々堂々とした受験態度こそが最善の策なのは明らかです。

WEBテストで替え玉受験をする3つのリスク

最後に、WEBテストで替え玉受験をすることによって生じるリスクを紹介します。

  1. 企業にバレる
  2. 内定取り消しになる
  3. 罪に問われる

①企業にバレる

受験者の中には、不正な方法で良い成績を得ようとする者もいます。しかし、そのような不正行為は発覚する可能性が高いです。

監視体制の強化や解答データ分析等により、不審な点が見つかれば疑惑の目が注がれるでしょう。

さらに情報がSNS上で広まれば、一気に露見する恐れがあります。ルール違反には多大なリスクが伴うため、避けるべきなのは明らかです。

②内定取り消しになる

企業は採用過程における不正を厳しく見ています。仮に代理受験などの不正が発覚すれば、内定は即座に取り消されます

更に就職後でも、このような背信行為がバレた場合は、懲戒解雇に処されるおそれがあります。つまり一時的な不正は、長期的キャリアに重大な影響を及ぼしかねません。

適切な手段を経ずに就職活動を行うリスクは計り知れないのです。

③罪に問われる

受験における不正行為は、単なるルール違反ではありません。代理受験などの不正は法的処罰の対象となり得るのです。

実際、最近では代行業者が逮捕され、依頼者も書類送検された事例があります。不正を働けば、刑法に基づき罰金や懲役など、重い罰則を受けるリスクがあるのが実情です。

一時的な利益を求めて、将来を棒に振ることのないよう注意が必要不可欠です。

WEBテストには替え玉受験ではなく実力で挑もう

採用プロセスにおけるWEBテストは、受験生自身の実力を測る貴重な機会です。他者の手を借りたり、不正を働いては本来の目的を損ねてしまいます

面接で発覚すれば内定が得られず、最悪の場合は法的責任を問われる恐れもあります。就職活動とは自身の力を存分に発揮する場なのです。

WEBテストに臨む際も、誠実さを持って正々堂々と挑んでくださいね。努力を重ね、実力を発揮すれば、いい結果を手に入れられるでしょう。

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    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。