【新卒向け】履歴書の書き方完全ガイド|準備するものや提出マナーも紹介
この記事では、新卒就活生向けに、履歴書の書き方から提出マナーまでを網羅的に解説しています。
履歴書を作成する前の準備物や写真の注意点、NG例、手書きorパソコンの選び方など、採用担当者に好印象を与えるコツも紹介しているので、しっかりと確認しておきましょう。
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新卒就活生が履歴書を書く前に準備しておくべきこと

履歴書をしっかり仕上げるには、書き始める前の準備がとても大切です。特に新卒の就活生にとっては、基本的な持ち物や写真、メールアドレスなど細かい部分の印象が評価を左右することもあります。
以下の項目を確認して、ミスのない履歴書作成を目指しましょう。
- 履歴書用紙
- 証明写真
- メールアドレス
①履歴書用紙
履歴書の作成を始める前に、必要な物をそろえておくとスムーズに進められます。市販の履歴書用紙のほかにも、黒インクのボールペン、定規などは最低限用意しておきましょう。
履歴書を提出する際に使う封筒やクリアファイルもあると安心です。正確な情報を書くためには、学生証や身分証明書を手元に置いておくのもよいでしょう。
これらが準備不足だと、作成中に中断する原因となり、ミスのもとにもなりかねません。落ち着いて丁寧に履歴書を書き上げるために、最初の準備をしっかり整えてください。
② 証明写真
履歴書に貼る証明写真は、あなたの第一印象を決める大事な要素です。背景は白や青が無難で、表情は自然な笑顔が理想です。
スーツを着用し、髪型や身だしなみにも清潔感を持たせましょう。
スマホでの自撮りや過去のスナップ写真を使うのは避けてください。できれば証明写真機や写真館を利用すると安心です。
写真のサイズが合っているか、貼る位置がずれていないかも忘れず確認しましょう。細かい部分まで丁寧に整えることで、信頼感のある印象を与えられます。
③メールアドレス
履歴書に記載するメールアドレスは、企業との連絡手段として非常に重要です。そのため、ふざけた印象を与えるようなニックネームや記号を含むアドレスは避けましょう。
おすすめは「氏名+数字」のようなシンプルな形式です。たとえば「taro.suzuki@example.com」のようにすれば、企業側にも伝わりやすくなります。
大学から付与されたアドレスを使う場合は、卒業後の利用制限も確認しておきましょう。信頼できる連絡先であることを示すのは、就活生としてのマナーでもあります。
履歴書は手書きかパソコンか?

履歴書を手書きで書くべきか、パソコンで作成すべきかは、多くの就活生が悩むポイントです。どちらにも利点と注意点があるため、企業の方針や応募方法に合わせて判断する必要があります。
手書きの履歴書は、字に気持ちが表れるとして好印象につながる場合があります。特に、中小企業や保守的な業界では丁寧な手書きが評価されることも少なくありません。
一方で、パソコン作成はレイアウトが整いやすく、誤字脱字のリスクも減らせます。データ提出が前提の企業や、大量のエントリーが予想される場面では効率的でしょう。
どちらを選んでも、内容が正確で読みやすいことが何より大切です。応募先に指定がある場合は、必ずその指示に従ってください。
採用担当者が見るポイントとは?

履歴書はただ書けばいいというものではなく、採用担当者に「読まれる」ことが大切です。見た目の丁寧さはもちろん、内容や構成にも気を配ることで、印象に残る履歴書を作ることができます。
ここでは、担当者が注目するポイントと、さらに覚えておきたい工夫を紹介します。
- 内容に一貫性があるか
- 志望動機・自己PRが企業とマッチしているか
- 誤字脱字がなく丁寧に書かれているか
①内容に一貫性があるか
履歴書は、あなたという人物の「ビジネス文書」として扱われています。そのため、内容に一貫性があるかをきちんと確認し、細部まで意識して仕上げてください。
また、全体のレイアウトが整っていて、余白が適度にあることも大事なポイントです。丁寧に作られた履歴書は、それだけで好印象を与えることができます。
伝わる内容を意識するだけでも、他の応募者と差をつけられるでしょう。
②志望動機・自己PRが企業とマッチしているか
印象に残る履歴書は、派手なアピールよりも、読みやすさと中身の誠実さが決め手になります。
志望動機や自己PRは企業とマッチしているかにも注目されるため、体験や成果を交えた具体例を入れると説得力が増すでしょう。
③誤字脱字がなく丁寧に書かれているか
採用担当者が履歴書を見るときは、まず基本的なミスがないかをチェックしましょう。誤字脱字や表記の乱れがあると、丁寧さや信頼性に欠けると判断されることもあります。
履歴書の基本的な書き方

履歴書には多くの項目がありますが、それぞれに合った書き方を知っておくと、採用担当者に伝わりやすく魅力的な内容に仕上がります。
ここでは、各項目のポイントを整理して説明します。読み手の目線を意識しながら、丁寧に書いていきましょう。
- 学歴・職歴の書き方
- ゼミ・研究テーマ・得意科目の書き方
- 部活動・サークル・アルバイトなど課外活動の書き方
- 趣味・特技・資格・免許欄の書き方
- 自己PR欄の効果的な書き方
- 志望動機の書き方
- 本人希望記入欄の書き方
①学歴・職歴の書き方
学歴や職歴は、履歴書の中でも基本的で大切な情報です。時系列は古い順にそろえ、学校名や企業名は略さず正式名称で記入してください。
たとえば、「○○高等学校 卒業」や「△△大学 △△学部 卒業予定」といった形が望ましいでしょう。
職歴がない場合でも「なし」とはせず、「職歴なし」と記載すると丁寧です。欄の最後には「以上」と書いておくと見栄えも整います。
情報の正確さと読みやすさを意識しましょう。
②ゼミ・研究テーマ・得意科目の書き方
ゼミや研究テーマは、自分が興味を持って取り組んだ内容を伝える欄です。どのようなテーマに取り組み、そこから何を学んだのかを簡潔にまとめると印象に残りやすくなります。
「消費者心理の分析を通じて、購買行動の傾向を研究した」といった具体例があると伝わりやすいです。得意科目については「なぜ得意なのか」を一言添えると、読み手にも理解してもらいやすくなります。
③部活動・サークル・アルバイトなど課外活動の書き方
課外活動は、主体性や協調性、責任感を伝えるチャンスです。どのような立場で、どんな役割を担ったかを具体的に書くようにしましょう。
たとえば「テニスサークルの副代表として年間イベントの運営を担当」や「飲食店で接客と新人教育に取り組んだ」など、役割が明確な内容が好まれます。
ただ活動を羅列するのではなく、自分の関わり方に焦点を当てて書いてください。
④趣味・特技・資格・免許欄の書き方
趣味や特技は人柄を伝える手段のひとつです。単に「映画鑑賞」などと書くだけでなく、どういうスタンスで取り組んでいるかをひとこと添えてみましょう。
たとえば「週末に映画を2本以上観て感想を記録している」など、継続性や興味の深さが伝わります。資格・免許については、取得年月と正式名称を正確に記入してください。
業務に関係のあるものを優先して書くと、企業側にもアピールしやすくなります。
⑤自己PR欄の効果的な書き方
自己PR欄は、自分の強みをアピールできる重要な部分です。まず結論を述べて、そのあとに具体的なエピソードを添えると、読みやすく説得力が増します。
たとえば「責任感の強さが持ち味で、アルバイトでは金銭管理を任されていました」など、実際の経験をもとに書くと伝わりやすいです。
強みが業務でどう活かせるかを意識して表現すると、印象も良くなるでしょう。
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⑥志望動機の書き方
志望動機は、その企業で働きたい理由と自分の経験や価値観のつながりを伝える欄です。業界を選んだ理由、企業に惹かれた点、自分がどのように貢献できるかを整理して書いてください。
ありきたりな表現よりも、自分の体験に基づいた動機の方が説得力を持ちます。企業の理念や業務内容をしっかり調べたうえで、具体的な言葉で伝えると良い印象を与えられるでしょう。
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⑦本人希望記入欄の書き方
希望がある場合は、その内容を丁寧に伝えることが大切です。ただし、要望ばかりを前面に出すのではなく、柔軟な姿勢も一緒に示すと好印象につながります。
本人希望記入欄に特に希望がない場合でも、「貴社の規定に従います」と記入しておきましょう。空欄のままだと意欲が伝わらず、マイナス評価につながるおそれがあります。
自分の考えと企業側の立場、両方を考慮して記載してください。
履歴書を提出する方法とマナー(手渡し・郵送・メール)

履歴書は内容だけでなく、提出方法やマナーも重要な評価対象になります。どの提出手段でも、相手への配慮が伝わる丁寧な対応を心がけたいところです。
ここでは、手渡し・郵送・メールの各方法で履歴書を送る際の基本的なマナーについて紹介します。
- 履歴書を手渡しするときの方法とマナー
- 履歴書を郵送するときの方法とマナー
- 履歴書をメールで送るときの方法とマナー
①履歴書を手渡しするときの方法とマナー
履歴書を手渡しする場面では、第一印象がそのまま評価につながる可能性があります。相手の前で封筒から履歴書を出し、両手で丁寧に渡すのが基本です。
封筒は白無地で、「履歴書在中」と赤字で記載しておきましょう。渡すときは相手の目を見て軽く一礼し、「本日はよろしくお願いいたします」と一言添えると丁寧です。
受付に提出する場合は封筒に入れたままで問題ありませんが、宛名や差出人の記載ミスがないか事前に確認しておいてください。
②履歴書を郵送するときの方法とマナー
履歴書を郵送する際は、送付状を添えて履歴書をクリアファイルに入れ、A4サイズの白い封筒に入れて送付します。
封筒の表には赤字で「履歴書在中」と書き、宛先には「御中」を忘れずに使ってください。
封筒の裏面には差出人の住所と名前を記入します。切手の料金不足がないように郵便局で確認してから投函すると安心です。
送付状には応募職種や連絡先を明記し、簡潔で丁寧な文面を心がけましょう。応募締切がある場合は、必ず余裕を持って発送してください。
③履歴書をメールで送るときの方法とマナー
メールで履歴書を送る場合は、件名と本文を簡潔かつ明確にすることが大切です。件名には「履歴書送付の件」と明記し、本文には氏名・応募職種・連絡先を記載してください。
履歴書ファイルはPDF形式で保存し、ファイル名には自分の名前を入れると分かりやすくなります。例として「履歴書_山田太郎.pdf」のようにすると親切です。
メールの最後には署名を忘れず記載し、相手が連絡しやすいようにしておきましょう。ビジネスメールとしてのマナーを守ることが信頼につながります。
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新卒就活生がやりがちな履歴書のNG例

履歴書は内容だけでなく、形式や細かな書き方でも評価が分かれます。特に新卒の就活生は、意外なところで減点されるケースも少なくありません。
ここでは、採用担当者にマイナス印象を与えやすいNG例とその対策を紹介します。
- 空欄がある
- 誤字脱字や漢字の間違いがある
- 二重線や修正ペンを使っている
①空欄がある
履歴書に空欄があると、「やる気がない」と受け取られてしまう可能性があります。たとえ書くことが思いつかない項目であっても、「特になし」と記入しておくと丁寧です。
全項目を埋めることで、応募先に対する真剣さが伝わります。見落としを防ぐためにも、書き終えたら必ず一つずつ確認してください。
②誤字脱字や漢字の間違いがある
誤字や脱字、漢字の誤りは、細かい部分まで気を配れない印象を与えてしまいます。とくに学校名や企業名などの固有名詞を間違えると、信頼性が下がるでしょう。
履歴書を書き終えたら、必ず声に出して読み直してください。客観的な視点でチェックすることで、見落としにも気づきやすくなります。
③二重線や修正ペンを使っている
履歴書に修正の跡が残っていると、雑な印象につながりかねません。二重線や修正ペン、修正テープの使用は避けてください。
記入ミスをした場合は、面倒でも新しい用紙に書き直すのが基本です。丁寧に書く姿勢こそが、履歴書の完成度を高めます。
よくある質問とその回答

就活中に履歴書を書いていると、細かい疑問が次々に出てくるものです。ここでは、新卒の就活生からよく聞かれる質問を取り上げ、履歴書に関する不安や迷いを解消します。
基本的なルールを確認しながら、安心して準備を進めてください。
- 履歴書の形式に新卒用として決まりはある?
- 履歴書の証明写真に使える服装や背景は?
- 履歴書の提出はいつまでにすればよい?
- 就活用の履歴書はどこで購入できる?
①履歴書の形式に新卒用として決まりはある?
新卒向けの履歴書に明確な決まりはありませんが、一般的に使用されているフォーマットには共通点があります。
学歴、自己PR、志望動機など、基本的な項目がそろっているかが大切です。大学のキャリアセンターや就活支援サイトで配布されているテンプレートを利用すると安心です。
企業から指定されたフォーマットがある場合は、それに従ってください。形式よりも、内容と丁寧さが評価のポイントになります。
②履歴書の証明写真に使える服装や背景は?
証明写真を撮影する際は、スーツの着用が基本です。男性はネクタイを締め、女性は白や淡い色のインナーが好まれます。
髪型は顔がはっきり見えるよう整え、表情は明るく自然な笑顔が理想です。背景は白や薄い水色など、無地で落ち着いた色が適しています。自宅での撮影や派手な背景は避けてください。
写真スタジオや証明写真機を利用すれば、サイズや画質の面でも安心です。清潔感が伝わる一枚を選んでください。
③履歴書の提出はいつまでにすればよい?
履歴書の提出期限は企業ごとに異なります。提出日が指定されている場合は、必ず守る必要があります。
期限ぎりぎりに提出すると、トラブルが起きた際に対応が難しくなるため、余裕を持って準備を進めておきましょう。
郵送やメールで送る場合は、届くまでにかかる時間も考慮することが大切です。可能であれば、提出日の2〜3日前には発送を終えておくようにしましょう。
計画的に行動することで、企業に対する信頼感も高まります。
④就活用の履歴書はどこで購入できる?
就活用の履歴書は、文房具店やコンビニ、書店などで購入できます。大学のキャリアセンターでも配布されていることがあるため、まずは確認してみてください。
また、インターネット上からテンプレートをダウンロードして、自宅で印刷することも可能です。ただし、その場合は紙のサイズや質に注意しましょう。
特に企業からA4サイズなどの指定がある場合は、必ずそれに合わせてください。
新卒の就活において、履歴書は第一印象を左右する重要な書類

正しい「履歴書 新卒 書き方」を押さえることで、採用担当者に好印象を与えることができます。履歴書を書く前には、必要な物の準備や証明写真・メールアドレスの確認を行いましょう。
また、手書きかパソコンかの選択や、基本的な各項目の書き方、提出時のマナーまで丁寧に対応することが重要です。
さらに、よくあるNG例や採用担当者が注目するポイントも押さえることで、他の応募者と差をつけられます。履歴書作成を成功させるには、正確さ・清潔感・自分らしさの3点を意識することが鍵です。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。