日産車体の年収や初任給を紹介！事業内容や他社との比較まで

日産車体は、商用車や高級車の生産・販売を行っている企業です。

「日産車体で働くとなると、年収や初任給はどれくらいなの？」「そもそもどんな会社なの？」と疑問に思う就活生も多いでしょう。

そこで今回は、日産車体の年収や初任給、売上高について詳しく解説していきます。さらに、競合となる企業情報も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

日産車体の平均年収は669万円

日産車体の平均年収は669万円です。

平均年収（万円）	従業員数（人）	平均年齢（歳）	勤続平均年数（年）
669	1,698	41.8	17.9

有価証券報告書によると、従業員数は1,698人、平均年齢は41.8歳、勤続年数は平均で17.9年となっています。

国税庁の調査では、2022年度の平均年収は458万円でした。日産車体の平均年収は、全国平均と比較すると、かなり高い水準であると言えますね(引用：令和4年分　民間給与実態統計調査)

日産車体の初任給

日産車体の公式サイトによると、総合職の初任給は、大学卒で22万4,000円、大学院修士課程修了で24万7,000円となっています。

総合職	初任給
学部卒	22万4,000円
修士卒	24万7,000円

この金額に加えて、家族手当や通勤手当などの諸手当が支給されます。昇給は年1回（4月）、賞与は年2回（7月と12月）もらえますよ。

日産車体の募集要項

ここでは、日産車体の募集要項から、労働時間や休日、福利厚生について見ていきましょう。

就業時間は、基準として8時30分から17時30分までですが、フレックスタイム制も導入されています。

休日は完全週休2日制で、年間休日は121日です。休暇制度についても、有給休暇や慶弔休暇はもちろん、育児や介護のための休暇も充実していますね。

勤務時間	基準勤務時間8:30～17:30 (休憩1時間・フレックスタイム制あり)
休日・休暇	休日：完全週休2日制、長期連休（GW/夏季/年末年始）、年間休日121日 休暇：慶弔休暇、有給休暇、ファミリーサポート休暇 等
福利厚生	施設：独身寮、社宅、保養所、多目的グラウンド、社員食堂 等 制度：在宅勤務制度、社内保育園、育児・介護休職、退職金、財形貯蓄、社員持株会制度、永年勤続旅行、日産車社員購入制度、自己啓発教育補助あり
教育研修	新入社員研修 ビジネスコミュニケーション基礎研修 チームリーダー研修 ファシリテーター研修 キャリアデザイン研修 チーム活性化研修 ベンチマーキング研修 ファシリテーション・スキルアップ研修 プレゼンテーション研修 管理職登用研修 その他部門別専門教育 語学教育多数

日産車体の企業情報3つ

ここでは、日産車体の企業情報を以下の3つの項目に分けて紹介します。

1. 日産車体の事業展開
2. 日産車体の企業業績
3. 日産車体の企業理念

①日産車体の事業展開

日産車体グループは、主に以下の3つの事業を展開しています。

• 商用車・プレミアムカー：商用車・プレミアムカーのプロフェッショナルとして、魅力ある商品を提供
• 特装車：多様化するニーズに即応し、豊富なバリエーションを展開
• サポート事業：サービス部品生産やエンジニアリング受託業務、試作、型・治具の製作

引用元：日産車体公式サイト 事業内容

さらに、グループ会社では、IT関連や人材派遣、設備のメンテナンスなど、自動車製造以外にも幅広い事業を展開していますよ。

②日産車体の企業業績

企業の安定性を測る上で、売上や利益といった情報は欠かせませんよね。

日産車体の売上高は、2021年3月期が3,628億円だったのに対し、2022年3月期は2,153億円と大きく減少しました。

それに伴い、2022年3月期の経常利益はマイナスに転落しています。これは、世界的な需要の変動や、販売車種構成の変化などが影響しているためです。

決算年月	2021年3月	2022年3月	2023年3月
売上高（百万円）	362,869	215,359	307,521
経常利益（百万円）	1,973	-2,541	5,118

③日産車体の企業理念

日産車体の経営理念は「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける」です。

さらに、「信頼される企業として、独自性にあふれ、お客様に魅力ある質の高いクルマとサービスを、タイムリーにお届けします。」というミッションも掲げています。

引用元：日産車体 コーポレートレポート2021

日産車体の競合企業3社を紹介

ここでは、日産車体の競合企業として、以下の3社を紹介します。

1. 豊田自動織機
2. 本田技研工業
3. 三菱自動車工業

①豊田自動織機

日産車体の競合企業として、まず紹介するのは「豊田自動織機」です。トヨタグループの中核を担う企業の一つとして、自動車部品の製造などを手掛けています。

車体の組み立てやエンジンの製造だけでなく、カーエアコンの部品や電子部品など、幅広い製品を手掛けています。

有価証券報告書によると、売上高は3兆3,798億円で、従業員数は14,240人、平均年収は792万円です。

売上高（百万円）	3,379,891
従業員数（人）	14,240
平均年間給与（万円）	792
平均年齢（歳）	41.2
平均勤続年数（年）	18.6

②本田技研工業

本田技研工業は誰もが知っている自動車・バイクメーカーです。

ホンダは、バイクの販売台数と売上高で世界トップクラスの実績を誇っています。自動車においても世界トップ10に入る規模を誇り、国内ではトヨタに次いで2位の販売台数となっていますよ。

有価証券報告書によると、売上高は16兆9,077億円、従業員数は33,065人、平均年収は822万円です。

売上高（百万円）	16,907,725
従業員数（人）	33,065
平均年間給与（万円）	822
平均年齢（歳）	44.7
平均勤続年数（年）	22.0

③三菱自動車工業

最後に紹介する日産車体の競合企業は「三菱自動車工業」です。三菱自動車工業は、日本を代表する自動車メーカーの一つとして広く知られています。

自動車の開発・製造・販売を主な事業としていますが、中古車販売や保険代理店業務、金融事業など、自動車関連以外の事業も行っています。

有価証券報告書によると、三菱自動車工業の売上高は2兆4,581億円で、従業員数は13,671人、平均年収は743万円です。

売上高（百万円）	2,458,141
従業員数（人）	13,671
平均年間給与（万円）	743
平均年齢（歳）	41.9
平均勤続年数（年）	15.3

日産車体の情報を集めて業界理解を深めよう

この記事では、日産車体の年収や売上高、事業内容、そして競合他社について詳しく解説してきました。

日産車体の平均年収は669万円と、日本の平均年収と比べて高い水準にあることが分かりましたね。福利厚生や教育制度が充実している点も魅力です。

企業研究を進める際は、企業のホームページだけでなく、有価証券報告書なども参考にしながら、より深く企業について理解を深めていきましょう。