横河ブリッジの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
横河ブリッジは、橋梁事業とエンジニアリング事業を軸に、実績を積み重ねてきた鋼橋メーカーの最大手企業です。インフラ業界に関心を持つ就活生にとっては、注目の企業の一つでしょう。
この記事では、横河ブリッジホールディングスの平均年収や初任給、グループ全体の事業内容について詳しく紹介します。さらに、競合企業との比較もしているので、ぜひ参考にしてください。
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横河ブリッジの平均年収は812万
横河ブリッジホールディングスの平均年収は812万円と、かなり高い水準にあります。国税庁発表の全国平均年収458万円と比べると、その差は歴然ですね(参照元:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」)。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
812 | 2,048 | 40.5 | 16.4 |
就活生にとって、年収は重要な考慮点の一つでしょう。インフラ業界に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
横河ブリッジの初任給
横河ブリッジの初任給は、学歴によって異なります。
最終学歴 | 初任給(2023年4月実績) |
---|---|
高専卒 | 231,500円 |
学部卒・高専専攻科卒 | 257,500円 |
修士卒 | 267,900円 |
2024年4月の実績では、高専卒で23万1500円、学部卒で25万7500円、修士卒で26万7900円でした。昇給のチャンスは年に1回、ボーナスは夏と冬の年2回支給されます。
横河ブリッジの募集要項
横河ブリッジグループでは、4社合同で新卒採用を行っています。募集対象は、大学院、大学、高専の卒業見込みの方です。
募集職種 | 【事務系】 大学院(修士課程)、大学卒業(修了)見込の方 【技術系】 大学院(修士課程)、大学、高専専攻科卒業(修了)、高等専門学校本科 卒業見込の方 |
諸手当 | 時間外労働手当、現場手当、通勤手当、社宅手当、在宅勤務手当 など |
社会保険 | 労災保険、雇用保険、厚生年金、健康保険 |
休日休暇 | 完全週休2日制、祝日、年末年始・夏季休日(年間休日127日) 年次有給休暇、特別休暇(慶弔休暇、看護休暇、介護休暇、リフレッシュ休暇など) |
福利厚生 キャリア支援等 | 施設:独身寮(寮費15,000円/月※高専本科卒は最初の2年間12,000円/月) 制度:住宅資金融資制度、従業員持株会 保険:各種社会保険(雇用保険、厚生年金保険、健康保険、労災保険) その他:通勤交通費全額支給、昼食補助(社員食堂あり)、宿泊費補助制度、資格取得支援、自己申告制度 など |
育児に関する制度 | 産前産後休暇、配偶者分娩休暇、育児休業、短時間勤務など |
福利厚生が充実しており、完全週休2日制や年間127日の休日があります。また、独身寮や住宅資金融資制度など、若手社員の生活をサポートする制度も整っているでしょう。
さらに、育児に関する制度も充実しており、男性の育児休業取得率は50%と高めです。これらの制度は、仕事と私生活のバランスを重視したい方にとって、魅力的なポイントになるでしょう。
横河ブリッジの企業情報
![](https://shukatsu-magazine.com/wp-content/uploads/lewis-purcell-HQKT3TpVAVQ-unsplash-1024x681.jpg)
ここからは横河ブリッジの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- 横河ブリッジの事業内容
- 横河ブリッジの売り上げ・実績
- 横河ブリッジの基本理念
①横河ブリッジの事業内容
横河ブリッジグループは、1907年の創業以来、橋や鉄骨構造物の分野で長年培ってきた技術を基盤に、幅広く事業を展開しています。主な事業は、橋梁事業、エンジニアリング関連事業、そして先端技術事業の3つです。
- 橋梁事業
新設橋梁事業、保全事業、海外事業 - エンジニアリング関連事業
システム建築事業、土木関連事業、建築・機械鉄構他事業 - 先端技術事業
精密機器製造事業、情報処理事業
橋梁事業では新設や保全、海外展開を行い、エンジニアリング関連事業ではシステム建築や土木関連の仕事に取り組んでいます。
先端技術事業では精密機器の製造や情報処理も手がけており、伝統的な技術を活かしつつ、新しい分野にも積極的に挑戦しているのが特徴です。
②横河ブリッジの売り上げ・実績
横河ブリッジグループの2023年3月期の業績は、着実に成長しています。売上高は2022年から2023年の間で前年比で20%以上増加し、現在もその数字を維持しているでしょう。営業利益も159億円と、着実に伸びています。
2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 136,931 | 164,968 | 164,076 |
営業利益(百万円) | 14,752 | 15,218 | 15,946 |
経常利益(百万円) | 14,995 | 15,452 | 15,857 |
受注高(百万円) | 158,123 | 156,996 | 145,700 |
グループの主力である橋梁事業とエンジニアリング関連事業は、全体の売上の9割を占める重要な柱となっているのが特徴です。特に橋梁事業は974億円の売上高を達成し、過去最高を更新しました。
③横河ブリッジの基本理念
横河ブリッジグループの企業理念は、「社会公共への奉仕と健全経営」です。この理念は、社会に役立つ事業を展開しながら、同時に健全な経営を維持するという、バランスの取れた姿勢を表しています。
社会公共への奉仕と健全経営 |
さらに、グループの経営ビジョンには、長期的な視点での橋梁の維持管理や、鋼構造エンジニアリングの多角化、環境との調和など、具体的な目標設定がされているのが特徴です。
これらのビジョンは、社会インフラの整備と環境保護の両立を目指す、責任ある企業の姿勢を示しているといえるでしょう。
横河ブリッジの競合企業
![](https://shukatsu-magazine.com/wp-content/uploads/image-86-28-1024x683.jpg)
ここからは横河ブリッジの競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- 株式会社IHI
- 川田テクノロジーズ株式会社
- 株式会社ピーエス三菱
①株式会社IHI
IHIは、航空・宇宙から社会インフラまで幅広い分野で活躍する総合重工業メーカーです。主に4つの事業分野(資源・エネルギー・環境、社会基盤・海洋、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛)で事業を展開しています。
売上高 | 1兆3,225億9,100万円 |
平均年収 | 836万円 |
初任給(2022年4月実績) | 高専卒 208,500円 大学 235,000円 修士了 259,500円 |
売上高は1兆3,225億円に達し、社員の平均年収も836万円と高水準です。新卒者の初任給も、修士了で25万9,500円、大卒で23万5,000円、高専卒で20万8,500円と魅力的でしょう。
②川田テクノロジーズ株式会社
川田テクノロジーズは、鉄構、土木、建築、ソリューションの4つの分野で事業を展開する総合エンジニアリング企業です。特に鉄構事業は全体の約半分を占め、国や地方自治体から多くの大型案件を受注しています。
売上高 | 1,291億2,700万円 |
平均年収 | 732万円 |
初任給(2023年4月実績) | 【東京・大阪地区実績】 短大・専門卒(2年制) 230,000円 短大・専門卒(3年制) 234,000円 高専卒(本科) 247,000円 高専卒(専攻科)263,000円 大学卒 263,000円 院修了 276,000円 |
売上高は1,291億円を超え、社員の平均年収も732万円と高水準です。新卒者の初任給も魅力的で、大学卒で26万3,000円、修士了で27万6,000円となっています。
③株式会社ピーエス三菱
ピーエス三菱は、土木、建築、製造、その他兼業事業を展開する総合建設会社です。特に土木事業に強みを持ち、2023年には大規模更新工事や新設橋梁工事の受注が好調で、計画を大きく上回る実績を上げました。
売上高 | 1,292億9,400万円 |
平均年収 | 892万円 |
初任給 | 高専卒 250,000円 大学卒 270,000円 院修了 290,000円 |
売上高は1,292億円を達成し、社員の平均年収は892万円と業界でもトップクラスの水準です。新卒者の初任給も非常に高水準で、大学卒で27万、修士了で29万円となっています。
横河ブリッジの企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、横河ブリッジや競合他社の情報をもとに企業分析を深めて、就活を進めましょう。年収だけでなく、企業理念や事業内容を見ることも大切ですよ。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。