ノーリツの平均年収はどれくらい?|企業研究に役立つ情報も紹介
ノーリツは、給湯器や温水暖房機器、厨房機器など、私たちの暮らしに欠かせない住宅設備機器を作っているメーカーです。
この記事では、ノーリツの年収や初任給、売上高に加えて、競合となる会社情報も紹介します。ぜひ、就職活動の参考にしてみて下さい。
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ノーリツの平均年収は625万円
有価証券報告書によると、ノーリツの平均年収は625万円です。
さらに詳しい情報は以下の通りです。
平均年収 | 従業員数 | 平均年齢 | 勤続平均年数 |
625万円 | 2,137人 | 43.5歳 | 18.0年 |
参考までに、国税庁が発表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も見てみましょう。
この調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円です。ノーリツの平均年収は、日本国内の平均年収と比較すると、170万円ほど高くなっています。
ノーリツの初任給
ノーリツの公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別に以下のようになっています。
技術系総合職・事務系総合職 | 初任給 |
高専本科卒 | 182,300円 |
学士 | 217,900円 |
修士 | 235,900円 |
修士卒であれば23万円を超え、給与面でもしっかりとした待遇を得られることがわかりますね。
ただし、この金額はあくまで基本給です。時間外労働手当や通勤交通費などの諸手当が別途支給されます。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月・12月)支給されます。
ノーリツの募集要項
次に、ノーリツの募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | 8:50~17:50(就業時間8時間)※フレックスタイム制 |
休日・休暇 | 年間休日125日、年末年始・GW・夏季休暇・リフレッシュ休暇(勤続10年、20年、30年)他 |
福利厚生 | ベネフィットステーション(各種会員割引サービス) 健康保険組合、厚生年金基金、企業退職金制度、確定拠出年金制度 財形貯蓄、従業員持株会、団体保険 など |
教育研修 | 全社共通教育(新入社員研修、新人フォロー研修、昇格必須研修 など) 指名研修(キャリア研修など) 選択式自己啓発教育(能力開発セミナー、公的資格取得支援、通信教育 など) 部門別教育(営業職研修、研究開発職研修 など) |
ノーリツは、福利厚生や教育体制が充実しているだけでなく、休日休暇も多いなど、社員が働きやすい環境づくりに力を入れていることがうかがえます。
※募集要項は変更される可能性があります。最新情報は必ずご自身で確認するようにしてください。
ノーリツの企業情報

ここでは、ノーリツの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。
- ノーリツの事業内容
- ノーリツの売り上げ・実績
- ノーリツの基本理念
①ノーリツの事業内容
ノーリツは、温水空調分野を中心とした住宅設備機器の製造販売と、それに付随するサービス事業を展開しています。
特に力を入れているのが、ガス給湯器や石油給湯器、太陽光を利用したハイブリッド給湯器などの製造販売です。
その他にも、温水暖房機器、ガスファンヒーター、ガスコージェネレーション、燃料電池用貯湯タンク、太陽熱温水器、産業用太陽光発電システムなども製造・販売しています。
②ノーリツの売り上げ・実績
ノーリツの売上高と営業利益の推移を見ていきましょう。
決算年月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 |
売上高(百万円) | 183,859 | 178,142 | 210,966 |
経常利益(百万円) | 5,925 | 3,976 | 7,000 |
ノーリツの売上高と経常利益は、2021年には一時的に減少したものの、2022年には再び増加に転じました。
これは、ハイブリッド給湯器や中高級ビルトインコンロといった、高付加価値商品の販売を強化したことや、価格の見直しを行ったことなどが要因として挙げられます。
③ノーリツの基本理念
ノーリツは、「ミッション」「ビジョン」「バリューズ」を、それぞれ以下のように定めています。
- ミッション:新しい幸せを、わかすこと。
- ビジョン:「なくてはならない」を、届けつづけるために。「なくてはならない」を、新しくつくるために。
- バリューズ:すべては挑戦からはじまる。
ノーリツは、これらの理念に基づき、安全・安心に入浴できる製品や技術を提供することで、「お風呂は人を幸せにする」という価値を創造しています。
ノーリツの競合企業3社

最後に、ノーリツの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう。
- パナソニック
- リンナイ
- アイシン
①パナソニック
ノーリツと競合する企業の一つとして、まずパナソニックを紹介します。
国内を代表する総合電機メーカーであるパナソニックは、電気を熱源としてお湯を沸かす給湯器「エコキュート」の事業に力を入れています。2025年度のエコキュートの生産台数は、30万台を目標としています。
2023年度までに13億円を投じて、室外機の部品を自動で組み立てる設備を導入するなど、増産に向けた体制強化を進めています。
売上高(百万円) | 8,378,942 |
従業員数(人) | 1,347 |
平均年間給与(万円) | 908 |
平均年齢(歳) | 43.6 |
平均勤続年数(年) | 18.3 |
②リンナイ
次に、リンナイ株式会社をご紹介します。
リンナイは、ガスや電気を利用した機器を製造・販売する、総合熱エネルギー機器メーカーです。ガスコンロや給湯機器、暖房システムなど、幅広い製品を取り扱っています。
特にガス給湯器市場においては、ノーリツと並んで国内シェアのトップを争っており、高い技術力を誇ります。
売上高(百万円) | 425,229 |
従業員数(人) | 3,587 |
平均年間給与(万円) | 667 |
平均年齢(歳) | 40.2 |
平均勤続年数(年) | 18.3 |
③アイシン
続いて、アイシンをご紹介します。
自動車部品の開発・生産を行うメーカーとして知られるアイシンですが、「エネファームtypeS」と「COREMO」という家庭用コージェネレーションシステムを手掛けるなど、給湯事業にも参入しています。
エネファームで沸かしたお湯は、キッチンやお風呂など、様々な場所で使用できます。快適な入浴はもちろんのこと、洗い物やお掃除などにも便利に活用できます。
売上高(百万円) | 4,402,823 |
従業員数(人) | 35,610 |
平均年間給与(万円) | 687 |
平均年齢(歳) | 39.1 |
平均勤続年数(年) | 15.8 |
ノーリツについて理解を深めよう
この記事では、ノーリツの年収や売上高を中心に、企業情報を紹介しました。
ノーリツの平均年収は625万円と、日本国内の平均年収と比較すると高い水準です。
また、福利厚生や教育体制が充実しており、社員が働きやすい環境であることも魅力です。
ノーリツについてさらに詳しく知りたい方は、公式サイトだけでなく、有価証券報告書なども参考にしてみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。