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井関農機の平均年収はどれくらい?|企業研究に役立つ情報も紹介

農業機械メーカーのトップ企業として知られる井関農機。就活生や転職活動をしている方の中には、井関農機への就職を検討されている方もいるのではないでしょうか。

「井関農機の年収や待遇って、実際どうなんだろう?」「応募資格や求める人物像は?」

など、気になる点はたくさんあると思います。そこで今回は、井関農機の年収や募集要項をはじめ、競合他社との比較も交えながら、分かりやすく解説していきます。ぜひ、参考にしてみて下さい。

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井関農機の平均年収は605万

井関農機の平均年収は、有価証券報告書によると605万円です。これは、2021年時点の全国平均年収443万円と比較すると、約1.36倍という高い水準となっています。

従業員数は756名で、平均年齢は43.5歳と一般的な企業とほぼ変わりません。平均勤続年数は16.1年と長く、社員が長く働き続けられる環境であることが伺えます。転職を前提とした企業ではないということが、この数字からも分かりますね。

従業員(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(万円)
756人43.5歳16.1年605万円
引用元:https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100QJ0P.pdf?sv=2020-08-04&st=2024-02-09T06%3A45%3A54Z&se=2033-03-31T15%3A00%3A00Z&sr=b&sp=rl&sig=QVfQh%2FdJ17UohbxWCxIKp4q4Kk3fAbPtvc2KlLUYIzo%3D

井関農機の初任給

井関農機の初任給は、最終学歴によって異なり、下記のようになっています

初任給
博士了255,100円
修士了240,200円
学部卒218,800円
引用元:https://www.iseki.co.jp/recruit/newgraduates/process/

2022年度の平均初任給は21万7000円なので、学部卒でも平均を上回っていることが分かります。高卒の初任給は公表されていませんが、大卒以上の設定を考えると、高卒でも高い水準であると予想できます。

井関農機の募集要項

井関農機の事業所は国内外に展開されており、勤務地は多岐にわたります。募集要項としては、学部や学科による応募資格の制限はなく、採用予定人数は未定となっています

参考までに、2022年度の新卒採用実績を見てみると、技術系が18名、事務系が7名となっており、例年技術系と事務系の採用人数は2:1程度の割合です。

技術系は、農業機械、エンジン、メカトロニクスなどの研究開発やデザイン、生産管理、農業用施設設計などを担当します。事務系は、国内営業、海外営業、経理、財務、総務、人事など幅広い業務を行います。

選考方法は、面談、適性検査、グループディスカッションと、一般的な企業と同様の流れです。

井関農機の企業情報

ここでは、井関農機の企業情報を以下の3つに整理して紹介します。

  1. 井関農機の事業内容
  2. 井関農機の売り上げ・実績
  3. 井関農機の基本理念

①井関農機の事業内容

井関農機は、農業機械や景観整備用機械の開発・製造・販売・サービスを主な事業としており、その活躍の場は多岐にわたります。

日本やアジアでは、農業生産者やホビー農家に向けて、トラクターや田植機など、農業に特化した機械を提供しています。一方、欧州や北米では、景観整備業者やホビー農家、一般消費者に向けて、乗用芝刈機などを展開しています。

製品ラインナップは、トラクターや乗用芝刈機などの整地用機械、田植機や野菜移植機などの栽培用機械、コンバインなどの収穫調製用機械など、農業のあらゆる場面に対応できるようになっています。

さらに、作業機や部品の販売、OEMによる製品の販売など、事業領域は多岐にわたり、農業を総合的に支える企業として、世界中で高い評価を得ています。

②井関農機の売り上げ・実績

それでは、井関農機の経営状況はどうなのでしょうか?直近5年間の売上高と経常利益をまとめたので見ていきましょう

2018年度2022年度
売上高(百万円)93,118百万円97,467百万円
経常利益(百万円)2,358百万円1,277百万円
引用元:https://www.iseki.co.jp/ir/

2022年度の売上高は974億6700万円、経常利益は12億7700万円となっています。2018年度と比較すると、売上高は43億4900万円増加した一方で、経常利益は10億8100万円減少しています。

売上高は増加傾向にあるものの、利益率が減少している点が今後の課題と言えるでしょう。

③井関農機の基本理念

井関農機は、企業理念として「お客様に喜ばれる製品・サービスの提供を通じ豊かな社会の実現へ貢献すること」を掲げています。

そして、長期ビジョンとして「夢ある農業と美しい景観を支え、持続可能な『食と農と大地』の未来を創造すること」を掲げ、農業の未来を見据えた企業活動を行っています。

これらの実現のために、井関農機では7つのバリューを大切にしています。

例えば、

  • フロントランナーとして、画期的な製品・サービスを生み出すこと
  • 上質な製品を、情熱をもって作ること
  • 先端技術でイノベーションを巻き起こし、新しい価値を提供すること

など、常に挑戦を続け、より良い製品・サービスを生み出そうという強い意志が感じられます。

井関農機の競合企業


最後に、井関農機の競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう

  1. クボタ
  2. 丸山製作所
  3. タカキタ

①クボタ

農業機械メーカーとして、井関農機とよく比較される企業にクボタがあります。

クボタの売上高は2兆6787億7200万円と、井関農機よりもはるかに大きく、平均年収も811万円と、井関農機より高くなっています。

給与を重視する方にとっては、クボタの方が魅力的に映るかもしれません。しかし、企業選びの際は、給与だけでなく、事業内容や企業理念、社風なども考慮することが大切です。

売上高(百万円)2,678,772百万円
従業員(人)12,474人
平均年収(万円)811万円
平均勤続年数(年)14.2年
平均年齢(歳)40.1歳
引用元:https://www.kubota.co.jp/ir/

②丸山製作所

農業機械メーカーの丸山製作所の売上高は4142億6000万円と、クボタより低いですが、井関農機と比較すると近い水準です。平均年収は591万円と、井関農機よりわずかに低くなっています。

給与を重視する方にとっては、井関農機の方が魅力的に思えるかもしれません。しかし、繰り返しになりますが、企業選びにおいて給与だけで決断するのは賢明ではありません。

売上高(百万円)41,426百万円
従業員(人)611人
平均年収(万円)591万円
平均勤続年数(年)17.0年
平均年齢(歳)45.1歳
引用元:https://www.maruyama.co.jp/ir/

③タカキタ

農業機械メーカーであるタカキタの売上高は7730億7700万円と、井関農機よりも低い数値です。平均年収は539万円と、井関農機よりも低い水準となっています。

売上高(百万円)7,730,77百円
従業員(人)281人
平均年収(万円)539万円
平均勤続年数(年)15.5年
平均年齢(歳)40.6歳
引用元:https://www.takakita-net.co.jp/?page_id=47

井関農機について理解を深めよう

今回は、大手農業機械メーカーである井関農機について、売上や平均年収、募集要項、事業内容、企業理念といった様々な角度から詳しく解説してきました。

この記事で紹介した情報は、あくまで参考程度に捉え、最終的な判断は、ご自身の目で確かめてから行うようにしてください。

ぜひ、会社説明会に参加したり、社員の方々に話を伺ったりするなど、積極的に情報収集を行い、自分にぴったりの企業を見つけてくださいね。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。