アマダの平均年収・初任給を紹介!事業内容や他社との比較まで
国内トップクラスのシェアを誇る工作機械メーカーのアマダについて気になる就活生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アマダの給与や待遇、募集要項について詳しく解説していきます。さらに、競合企業との比較もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
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アマダの平均年収は667万
アマダの平均年収は667万円です。(2023年時点、引用元:株式会社アマダ 第85期有価証券報告書)
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、製造業の平均年収は533万円なので、アマダは業界内で、高い所得水準であると言えますね。
また、アマダの平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は17.6年となっており、長く働きやすい環境であることがうかがえます。
アマダの初任給
2025年4月入社の募集要項によると、アマダの初任給は、大学院修士了は23万8200円、大学学部卒は22万200円、高専卒は20万200円、専門学校卒は19万5200円でした。
厚生労働省の調査では、大学院修士了の平均は26万7900円、大学卒は22万8500円なので、アマダの初任給はやや低い水準と言えます。(令和4年賃金構造基本統計調査)
初任給(2025年4月入社(予定)) | |
大学修士了 | 238,200円 |
大学学部卒 | 220,200円 |
高専卒 | 200,200円 |
専門卒 | 195,200円 |
アマダの募集要項
ここでは、気になる待遇や福利厚生について、アマダの募集要項から確認していきましょう。
諸手当 | 通勤手当、有資格手当、次世代育成手当 |
昇給・賞与 | 昇給 年1回(6月) 賞与 年2回(7月・12月) |
勤務時間 | 8:30~17:15(実働7時間55分) 休憩50分(時間帯は事業所により異なる場合があります) |
休日・休暇 | 完全週休2日制、年間休日124日有休、慶弔、リフレッシュ、特別休暇、育児休暇 他 |
勤務地 | 全国各事業所及び海外事業所 |
福利厚生 | 寮、食事代補助、財形制度、持株制度、各種社会保険、企業年金 他 |
教育制度 | 新入社員研修、職種別研修、階層別研修、資格取得研修、海外研修制度 他 |
勤務時間は8:30~17:15で、年間休日は124日です。また、各種休暇制度や福利厚生も充実していますね。
アマダは海外展開にも積極的で、世界30か国以上に拠点を持っています。海外転勤者への研修や、社内TOEICなども取り入れており、グローバルに活躍したいと考えている方はぜひチェックしてみてください。
アマダの企業情報
今回は、アマダの事業展開、企業業績、企業理念という、企業研究をする上で欠かせない3つのポイントに絞って解説していきます。
- アマダの事業展開
- アマダの企業業績
- アマダの企業理念
①アマダの事業展開
アマダグループは、会社ごとに様々な事業を展開しています。
中心となるのは、板金加工機械の製造・販売を行う板金事業です。アマダはレーザーマシンやパンチングマシンなど、板金加工に必要な機械を幅広く取り扱っており、国内シェアは70%とトップクラスの地位を誇っていますよ。
その他にも、切削・研削事業や金型事業など、様々な事業を展開しています。また、アマダは技術開発にも力を入れており、国内外で1,400件を超える特許を取得しているようです。
(引用元:アマダ 会社を知る)
②アマダの企業業績
ここで、アマダの近年の売上を見ていきましょう。
近年は、エネルギー価格の高騰や部品不足などの影響を受けながらも、売上は緩やかに伸びています。2022年度の売上収益は3656億8700万円と、2020年度と比べて1000億円以上増加しました。
売上を事業別に見ると、金属加工機械事業が約8割を占めています。また、地域別に見ると、海外が62.5%と、国内よりも海外での売上が多くなっていますね。
(参照:株式会社アマダ 第85期有価証券報告書)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
売上収益(百万円) | 250,448 | 312,658 | 365,687 |
営業利益(百万円) | 26,705 | 38,538 | 49,867 |
③アマダの基本理念
アマダは、下記の5つを経営理念として掲げています。
お客様と共に発展する。 |
事業を通じた国際社会への貢献。 |
創造と挑戦を実践する人づくり。 |
高い倫理観と公正性に基づいた健全な企業活動を行う。 |
人と地球環境を大切にする。 |
企業理念は、その企業が何を目指しているのか、どんな価値観を大切にしているのかを知る上で、とても重要な要素です。
企業研究を進める際には、ぜひ企業理念にも目を向けてみましょう。
アマダの競合企業3社を紹介
ここでは、アマダの競合となる工作機械業界の中から、ファナック、マキタ、安川電機の3社をピックアップしました。
それぞれの売上高や給与水準をまとめたので、アマダと比較しながら、業界全体の理解を深めていきましょう。
①ファナック
ファナックは、工場の自動化に欠かせないFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業の3つを柱とする企業です。様々な分野の自動化に貢献しています。
売上高 | 851,956(百万円) |
平均年収 | 1283万円 |
初任給(2022年4月実績) | 【技術系】大学院 272,800円大学卒 260,950円高専卒 206,350円 【事務系】大学卒 260,950円 |
2022年度の売上高は、8519億5600万円でした。平均年収は1283万円と、日本国内でもトップクラスの水準です。
また、2022年4月実績の初任給は、技術系の大卒で26万950円、事務系の大卒で26万950円となっています。
②マキタ
マキタは、電動工具や園芸用機器などを製造・販売する電動工具メーカーです。電動工具は世界でもトップクラスのシェアを誇ります。
売上高 | 764,702(百万円) |
平均年収 | 701万円 |
初任給(2023年度実績) | 【総合職】修士了 251,000円学部卒 227,000円 【一般職】学部卒 191,500円短大卒 184,500円高卒 180,000円 |
2022年度の売上高は7647億200万円、平均年収は701万円です。
マキタの新卒採用では、選考の段階から職種別に応募を受け付けていますよ。2023年度の総合職の初任給は、大学院修士了で25万1000円、大学卒で22万7000円です。
③安川電機
安川電機は、1915年創業の企業です。創業以来、電動機(モーター)の技術を応用した事業を展開し、今では、モーションコントロール事業、ロボット事業、システムエンジニアリング事業を軸に事業を展開しています。
売上高 | 555,955(百万円) |
平均年収 | 862万円 |
初任給(2023年4月実績) | 博士卒 285,000円修士卒 261,000円学士卒 237,000円高専(専攻科)卒 237,000円高専(本科)卒 21,100円 |
2022年度の売上高は5559億5500万円、平均年収は862万円です。また、2023年4月実績の初任給は、大学院修士了で26万1000円、大学卒で23万7000円でした。
アマダの情報を集めて業界理解を深めよう
今回は、金属加工機械で国内トップクラスのシェアを誇るアマダについて、事業内容や待遇、競合他社の状況などを紹介しました。
工作機械業界は、製造業と密接に関わっており、多くの企業が海外にも進出するなど、今後も成長が見込まれる業界です。
アマダをはじめ、工作機械業界に興味を持っている方は、ぜひ積極的に企業研究や業界研究を進めてみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。