ゴールドクレストの平均年収はいくら？｜企業研究に役立つ情報も紹介

東京圏を中心に、数多くの新築マンションを手がけるゴールドクレスト。

「街づくり」というスケールの大きな仕事に魅力を感じ、就職先として検討している方もいるのではないでしょうか？

今回は、そんなゴールドクレストの平均年収や初任給といった待遇面はもちろんのこと、事業内容や企業文化まで詳しく解説していきます。

さらに、競合となる他のデベロッパーの情報も紹介しますので、ぜひ企業研究の参考にしてみてください。

ゴールドクレストの平均年収は687万

ゴールドクレストの従業員の平均年収は、687万円です。

従業員数（連結）	175名
平均年齢	30.4歳
勤続平均年数	7.3年
平均年間給与	687万円

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円ですから、ゴールドクレストの平均年収は、全国平均と比較しても高水準であると言えます。

また、従業員の平均年齢は30.4歳、平均勤続年数は7.3年と、若手社員が多く活躍している活気のある企業であることがうかがえます。

ゴールドクレストの初任給

ゴールドクレストの初任給は、以下の通りです。

学歴	初任給
大学卒	月給26.5万円（月給25.5万円＋営業手当1万円）
大学院卒	月給26.8万円（月給25.8万円＋営業手当1万円）

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、2019年度の大卒初任給の平均は21万200円、院卒初任給の平均は23万8,900円となっています。

ゴールドクレストの募集要項

ゴールドクレストの募集要項は、以下の通りです（一部を抜粋して紹介します。詳細については公式ページで最新情報をチェックしてください）。

職種	総合職
主な仕事内容	新築マンション開発・分譲事業に関わる全て 開発用地取得、設計監理、販売、引き渡し、カスタマーサポート、および財務経理・総務など
募集学科	全学部全学科 大学・大学院を卒業見込みの方で、就業経験がない方
昇給	年1回（4月もしくは10月）
賞与	年2回（6月、12月）
勤務時間	9:00～18:00 (休憩時間1時間)
勤務地	本社(千代田区大手町)、首都圏の東京・川崎・横浜を中心としたマンションギャラリー ※基本的に転居を伴う転勤はありません。

引用元：ゴールドクレスト「募集要項」

ゴールドクレストでは、求める人物像として以下を公開しています。

・東京圏の住まいの価値を向上させるため、努力を惜しまない方 ・多くの人と良好な関係を築き、若くから成長したい方 ・お客様の感動のため、素早く柔軟な対応ができる方 ・フットワーク良く行動し、前例のない課題にも粘り強く挑戦できる方

ゴールドクレストの企業情報

ここでは、ゴールドクレストの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。

1. ゴールドクレストの事業内容
2. ゴールドクレストの売り上げ・実績
3. ゴールドクレストの基本理念

①ゴールドクレストの事業内容

ゴールドクレストは東京圏で数々のマンション企画・開発・分譲を手掛けてきた企業です。

特に注目すべきは、2015年から始動した**日本最大級の街づくりプロジェクト「クレストプライムレジデンス」**です。

横浜・川崎エリアを中心に、住宅・商業施設・公共施設などを融合させた、快適で活気あふれる街づくりが進んでいます。

街づくりというスケールの大きな仕事に携わりたいと考える皆さんにとって、ゴールドクレストは、その想いを形にできるフィールドと言えるのではないでしょうか。

②ゴールドクレストの売り上げ・実績

ゴールドクレストの近年における売り上げ・実績の推移は、以下の通りです。

	2021年3月期	2022年3月期	2023年3月期
売上収益	288億9,000万円	342億4,500万円	274億5,300万円
経常利益	66億6,700万円	115億4,400万円	105億5,400万円
親会社株主に帰属する 当期利益	43億400万円	75億9,700万円	70億3,100万円

近年、マンション業界を取り巻く環境は、建設費の高騰など、厳しい状況が続いています。

しかし、ゴールドクレストは、投資目的ではなく、実際に住むことを目的とした「実需層」の根強い需要を捉え、高品質なマンションを提供することで、安定した事業運営ができているのです。

③ゴールドクレストの基本理念

ゴールドクレストは、経営理念として以下を掲げています。

「あなたに一番近いコミュニティの一員として」と「すべてはあたたかいコミュニティを創るために」

この理念は、単にマンションを販売するのではなく、顧客の生活に寄り添い、地域に根ざした「コミュニティ」を創造するという意味です。

顧客が求める「良質で魅力ある住空間」を提供することはもちろんのこと、時代や社会の変化に合わせて、きめ細やかなサービスを提供し続ける姿勢は、顧客からの厚い信頼に繋がっています。

ゴールドクレストの競合企業3社

最後に、ゴールドクレストの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう。

1. エムティジェネックス
2. コーセーアールイー
3. 東京楽天地

①エムティジェネックス

エムティジェネックスは、数々の都市開発プロジェクトを手掛けてきた森トラストグループの一員として、不動産管理サポート事業を展開しています。

森トラストグループの安定した経営基盤は、エムティジェネックスにとっても大きな強みと言えるでしょう。

グループとしての総合力を活かし、顧客の多様なニーズに対応できる体制を整えているのも、エムティジェネックスの特徴です。

売上収益	32億6,319万円
従業員数（連結）	114名
平均年齢	47.7歳
勤続平均年数	8年6ヵ月
平均年間給与	581万円

②コーセーアールイー

福岡県を中心に事業を展開するコーセーアールイーは、地域密着型の安定経営を強みとする不動産総合デベロッパーです。

同社が手掛けるオリジナルブランドマンション「グランフォーレ」シリーズは、福岡県内でも高い知名度と信頼を獲得しています。

売上収益	109億9,572万3,000円
従業員数（連結）	81名
平均年齢	38.6歳
勤続平均年数	7.5年
平均年間給与	585万円

③東京楽天地

東京楽天地は、120年以上の歴史を持つ企業で、現在は不動産賃貸事業と映画興行事業を軸に事業を展開しています。

創業当時は映画館としてスタートしましたが、時代の変化に対応しながら事業を多角化し、現在では12箇所の不動産賃貸物件を保有し、安定した収益を確保しています。

売上収益	90億1,999万5,000円
従業員数（連結）	131名
平均年齢	42.8歳
勤続平均年数	18.1年
平均年間給与	752万円

ゴールドクレストについて研究してみよう

東京圏で新築マンション事業を展開するゴールドクレストは、多くの競合企業が存在します。

企業研究を進める際は、他のマンションデベロッパーと比較し、ゴールドクレストならではの強みや特徴を明確に捉えましょう。