トクヤマの年収・初任給を解説｜募集要項・競合情報なども紹介

トクヤマは、私たちの生活に欠かせない化成品、セメント、電子材料などを扱う会社です。しかし、実際に働くとしたら、どれくらいのお給料がもらえるのか・どんな仕事をするのか、イメージしにくいですよね。

この記事では、トクヤマの年収・初任給・募集要項・企業情報・競合情報も分かりやすく解説します。ぜひ、就職活動の参考にしてみてください！

 

トクヤマの平均年収は704万

従業員数（連結）	2,459人
平均年齢	41.27歳
勤続平均年数	17.0歳
平均年間給与	704万円

トクヤマの平均年収は、賞与なども含めると704万円です。平均年齢は41.27歳・平均勤続年数17年と、長く安定して働ける環境であることが伺えます。

トクヤマの初任給

初任給
高専卒	月給21万9,100円
大卒	月給25万800円
修士了	月給24万6,000円
​博士了	月給27万1,317円

トクヤマの新卒の初任給は、最終学歴によって異なります。自身に当てはまる初任給をしっかりチェックしましょう。

トクヤマの募集要項

募集学部・学科	・事務系：全学部 ・技術系：化学・物理・化学工学・材料・電気・機械・情報など
職種例	・事務系：営業・企画・経理・人事など ・技術系：研究・技術開発・エンジニアリングなど
諸手当	地域手当・通勤手当・家族手当・住宅手当など
昇給・賞与	・昇給：4月（年1回） ・賞与：6月と12月（年2回）
勤務時間	9:00～17:45（工場や製造所は8:30～17:15）フレックス・短時間勤務・在宅勤務制度あり
勤務地	東京・つくば・鹿島・大阪・名古屋・広島・周南（旧徳山）・高松・福岡・ドイツ・アメリカ・中国・シンガポール・韓国など
休日休暇	・完全週休2日制、年末年始など祝日あり ・2022年の年間休日実績は123日 ・年次有給休暇（半日から取得可能）、慶弔休暇など
福利厚生	社員寮・社宅・カフェテリアプラン・各種保険・厚生施設・財形貯蓄制度・持株会・融資制度・持家制度など

トクヤマでは、事務系と技術系の職種を募集しています。事務系は全学部から、技術系は化学や機械、情報系などの学部学科の出身者が活躍していますよ。

勤務地は、東京や大阪などの主要都市に加え、海外にも拠点があります。勤務時間は9:00～17:45が基本ですが、工場や製造所によっては異なる場合も。

フレックスタイム制や在宅勤務制度など、柔軟な働き方ができる環境も整っています。

トクヤマの企業情報

続いて、トクヤマの企業情報について細かく解説していきます。以下の内容に分けてみていきましょう。

• トクヤマの事業内容
• トクヤマの売り上げ・実績
• トクヤマの基本理念

トクヤマの事業内容

トクヤマは、大きく分けて４つの事業を展開しています。具体的には、化成品、先端材料、電子材料、セメントです。

創業当時から取り扱っているソーダ灰や塩素誘導品は、高い品質が評価されており、食品添加物としても使用されています。

その他にも、半導体の技術開発に欠かせない電子材料や、様々な産業で活躍するシリカ粉末などの先端材料など、幅広い分野で事業を展開していますよ。

トクヤマの売り上げ・実績

	売上高	営業利益
2023年度	3,419億円	256億円
2022年度	3,517億円	143億円
2021年度	2,983億円	245億円
2020年度	3,024億円	309億円
2019年度	3,160億円	342億円

2023年度のトクヤマの売上高は、3,419億円でした。また、営業利益は256億円となっています。(引用元：主要経営指標)

2022年度と比べると、営業利益は113億円減少したものの、売上高も98億円低下しています。しかし純利益は大きく減少した一方で、2024年3月期の決算説明会では、収益を重視した戦略によって、減収増益を達成したことが発表されました。

トクヤマの基本理念

トクヤマは、「化学を礎に、環境と調和した幸せな未来を顧客と共に創造する」ことを目指しています。（引用：経営理念）

社員一人ひとりが、広い視野とチャレンジ精神を持って成長し、お客様に満足いただける製品やサービスを提供することで、社会に貢献していきたいと考えていますよ。

また、誠実さ、粘り強さ、そして遊び心や勇気を持ち合わせた人材を育成し、より良い社会の実現に貢献していくことを目指しています。

トクヤマの競合企業

では最後に、トクヤマの競合企業を3社紹介します。それぞれの強みや特徴を把握し、企業研究を深めましょう。

• ADEKA
• ニフコ
• ライオン

ADEKA

売上高	399,770百万円
従業員数（連結）	1,815名
平均年齢	39.9歳
勤続平均年数	16.8年
平均年間給与（千円）	718万円

ADEKAは、化学品事業や食品事業などを展開する会社です。売上高は3,997億円、平均年収は718万円となっています。

プラスチック用添加剤やファインケミカル製品などを扱う化学品事業に加え、マーガリンやショートニングなどを提供する食品事業も展開していますよ。

近年では、医薬品や農薬などに注力し、ライフサイエンス分野にも力を入れています。

ニフコ

売上高	371,639百万円
従業員数（連結）	1,363名
平均年齢	42.3歳
勤続平均年数	16.6年
平均年間給与（千円）	664万円

ニフコは、ファスナーやバックルなどを製造・販売する会社です。売上高は3,716億円で、平均年収は664万円となっています。

樹脂製品の開発を得意としており、靴ひもを結ばずに履ける「SPLC」という商品も開発していますよ。

ライオン

売上高	402,767百万円
従業員数（連結）	3,132名
平均年齢	44.3歳
勤続平均年数	17年
平均年間給与（千円）	665万円

CMでお馴染みのライオンは、歯磨き粉や洗剤、医薬品などを製造・販売している会社です。売上高は4027億円、平均年収は665万円となっています。

従業員の平均年齢は44.17歳、平均勤続年数は17年と、長く安定して働ける環境です。一般家庭向けの日用品で高い知名度を誇り、タイや中国、マレーシアにも拠点を置いています。

トクヤマの企業研究を進めるなら競合企業と比較しよう

トクヤマは、高品質な化成品や、半導体産業を支える電子材料などを製造・販売している会社です。トクヤマについて、理解を深めることができましたか？

就活では、様々な企業を比較検討することが大切です。競合企業と比較することで、トクヤマの特徴や強みがより明確になるでしょう。