三井ハイテックの年収や初任給は？売上・競合企業も紹介

皆さんは「三井ハイテック」という会社を知っていますか？ 実は、スマートフォンや家電製品などに使われている、精密部品を作っている会社なのです。

今回は、三井ハイテックの年収や初任給、事業内容について、分かりやすく解説していきます。さらに、競合企業の情報も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね！

三井ハイテックの平均年収は642万

従業員数	2,192人
平均年齢	39.0歳
平均勤続年数	14.1年
平均年間給与	642万円

三井ハイテックの平均年収は642万円です。これは、2023年9月に国税庁から発表された「民間給与実態統計調査」による平均給与458万円と比べると、かなり高い水準となっています。

2024年時点の従業員数は2,192人、平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は14.1年なので、長く安定して働き続けられる環境であると言えるでしょう。

三井ハイテックの初任給

初任給 (北九州採用)	初任給
修士了	270,000円
学部卒	247,000円
高専卒	221,000円
短大卒	207,240円
専門卒	206,850円

三井ハイテックの初任給は、最終学歴によって異なります。地元で働きたいという希望がある方は、阿蘇事業所も検討してみると良いかもしれません。

三井ハイテックの募集要項

求人数	約70名（予定）
採用学科	■理系 機械、電気・電子、制御、材料、化学、情報　ほか ■ 文系 経済、経営、商学、法律、外国語　ほか ■ その他 看護学科関係（産業保健師）
採用職種	■ 技術系 技術開発、設計、生産技術、生産設備開発　設備保全　ほか ■ 事務系 管理部門（総務・人事・経理・企画など）、営業部門 ■ 情報系 情報システム、情報セキュリティ、スマートファクトリー推進　ほか ※海外の大学に在籍されている方、グローバルに活躍したい方を積極的に募集しています。 ※専門卒以上の方が対象です。 ※第2新卒応募可
勤務予定	本社、各事業所、国内支社、国内営業所
勤務時間	本社、国内工場　8：30～17：15（実働8時間） ※技術系の部署では夜勤含むシフト勤務になる可能性があります。
休日	年間休日123日（完全週休2日制）：土日祝日、年末年始、GW・お盆　当社カレンダーあり （但し、大型連休の調整により、祝日の勤務日あり）
有給休暇	入社半年後 15日付与(最高40日～含む繰越分)、2年目以降20日付与
初任給	＜北九州採用＞       大学院卒 270,000円　/　学部卒　247,000円　/　高専本科生卒　221,000円　/　 短大卒　207,240円　/　専門卒　206,850円
賞与	年2回（7月・12月）
昇給	年1回
手当	家族手当、時間外手当、交替勤務手当、住宅手当 等
福利厚生	■制度  社内融資、育児休業、時短勤務、介護休業、時間単位有給休暇、社員持株、財形貯蓄（一般・年金・住宅）、退職金、確定拠出年金（マッチング拠出制度あり） ほか ■保険  健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、グループ保険、団体生命保険 ほか ■施設  独身寮、研修センター、社員食堂 ほか ■社内イベント  夏祭り、三年祝 ほか ■クラブ活動  野球、サッカー、バレーボール、テニス、バドミントン、自転車、マラソン ほか ■その他  車通勤可（従業員用駐車場あり）、健康管理室あり（産業医・保健師常駐）、インフルエンザ予防接種の費用補助
入社時教育	【新入社員教育】基礎教育（約２週間）、金型基礎研修（約3ヶ月）ほか 【若手教育】2年目・3年目フォロー研修、教育担当OJT研修 【全社教育】eラーニングシステム、各種通信教育 【国際化教育】語学研修（英・中・墨）、海外研修制度（1年留学・短期留学）ほか 【管理者育成】幹部育成教育、新任管理者研修、管理者スキルアップ研修　ほか

三井ハイテックでは、2025年3月卒業予定者を対象に、約70名を募集しています。

募集職種は、技術系、事務系、情報系、安全管理など様々。理系だけでなく、文系出身者も活躍できるフィールドがあります。勤務地は、本社や各事業所、営業所です。

勤務時間は、8:30～17:15が基本ですが、部署によっては夜勤やシフト勤務の可能性も。年間休日は123日、育児休暇や介護休暇など、仕事とプライベートを両立しやすい環境づくりにも力を入れています。

三井ハイテックの企業情報

三井ハイテックについて、企業研究をしっかり進めている人も、まだこれからという人も、基本情報はしっかり押さえておきましょう。以下の項目に分けて詳しく解説していきます。

• 三井ハイテックの事業内容
• 三井ハイテックの売上・実績
• 三井ハイテックの基本理念

三井ハイテックの事業内容

三井ハイテックは、大きく分けて４つの事業を展開しています。

• 金型の製造販売
• スマートフォンや家電製品に使われるリードフレームの製造販売
• 高い技術力を誇る工作機械の製造販売
• 自動車や家電製品に欠かせないモーターコアの製造販売

特に、金型の分野では高い評価を受けており、世界中のメーカーから信頼されています。

三井ハイテックの売り上げ・実績

ここでは、三井ハイテックの近年の業績を見ていきましょう。

	売上高（百万円）	営業利益（百万円）	経常利益（百万円）
2024年	195,881	18,119	21,733
2023年	174,615	22,586	22,669
2022年	139,429	14,959	15,672
2021年	97,351	3,790	3,907
2020年	86,970	19	153
2019年	81,985	499	817

上記の通り、三井ハイテックの売上高は右肩上がりに成長を続けています。2024年は、過去最高の1,958億円を達成しました。

様々な機械に三井ハイテックの製品が使われているため、今後も安定した業績が見込めると言えるでしょう。

三井ハイテックの基本理念

三井ハイテックは、「超精密加工でしあわせな未来を」というスローガンを掲げ、「地球と人々の暮らしを豊かにする」という理念のもと、事業活動を行っています。

その実現のために、「世界の人々に役立つ製品をつくる」「お互いに協力し、共に発展する」「働きがいのある職場環境を作る」という３つの社是を大切にしていますよ。

これらの言葉から、三井ハイテックは、自社の利益だけを追求するのではなく、社会全体に貢献できる企業を目指していることが分かります。

三井ハイテックの競合企業

三井ハイテックは、電気機器業界において高い評価を受けている企業です。では、実際にどのような企業と競合関係にあるのでしょうか？

ここからは、三井ハイテックの競合企業を具体的に見ていきましょう。

• 芝浦機械
• ブラザー工業
• オーエスジー

芝浦機械

売上高	160,653（百万円）
平均年収	648万円
従業員数	1,663人
平均勤続年数	19.3年
平均年齢	43.6歳

芝浦機械は、「世界中のお客様の価値を最大限に高める」という理念のもと、産業機械の製造・販売を行っている会社です。

売上高は1,606億円で、平均年収は648万円です。従業員数は1,663名、平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.3年と、長く安定して働き続けられる環境であることが分かります。

ブラザー工業

売上高	815,269（百万円）
平均年収	784万円
従業員数	3890人
平均勤続年数	14.5年
平均年齢	43.5歳

ブラザー工業は、プリンターやミシンなど、私たちの暮らしに身近な電化製品を世界中で販売している会社です。

売上高は8,152億円と業界内でもトップクラス。平均年収は784万円と高水準で、グローバルに活躍できる環境も魅力ですね。

オーエスジー

売上高	147,703（百万円）
平均年収	689万円
従業員数	1900人
平均勤続年数	18.9年
平均年齢	44.1歳

オーエスジーは、世界中のモノづくりを支える、切削工具のメーカーです。「地球会社」を理念に掲げ、世界32ヶ国に拠点を置いています。

売上高は1,425億円で、平均年収は696万円です。安定した経営基盤を誇っています。グローバルに活躍したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

三井ハイテックの企業研究を進めよう

三井ハイテックの情報に加え、事業内容や企業理念、そして競合企業との比較を紹介してきました。本記事を通じて、三井ハイテックへの理解を深めることができましたか？

電気機器業界に興味がある人は、ぜひ、三井ハイテックや今回紹介した競合企業も視野に入れて、就職活動を進めていきましょう。