タカラスタンダード株式会社の平均年収を解説|初任給・競合比較まで
「タカラスタンダード」がどのような会社か知っていますか? 実は、世界で初めてホーローキッチンを開発した歴史ある企業なのです。
この記事では、タカラスタンダードの平均年収・初任給・競合他社との比較を詳しく解説していきます。
「キッチンや水回り業界に興味があるけど、実際どうなの?」「タカラスタンダードってどんな会社?」そんな疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
タカラスタンダードの平均年収は604万
従業員数 | 6,445人 |
平均年齢 | 41歳4ヵ月 |
勤続平均年数 | 13年6ヵ月 |
平均年間給与(千円) | 604万円 |
まずは、タカラスタンダードの平均年収について詳しく見ていきましょう。
最新の有価証券報告書によると、タカラスタンダードの平均年収は604万円です。これは、国税庁の調査による平均年収458万円と比較しても、かなり高い水準と言えます。(引用元:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」)
タカラスタンダードの初任給
最終学歴 | 総合職 | エリア総合職 | 一般職 |
---|---|---|---|
大学院卒 | 【技術職】 230,500円 | – | – |
大学卒 | 【営業・技術(施工管理)】 215,000円 【事務・技術(施工管理以外)】 215,000円 | 【ショールームアドバイザー】 196,000円 | 【事務】 185,000円 |
高専卒 | 【技術職】 185,500円 | – | – |
就職活動中の皆さん、気になる企業の初任給はしっかりチェックしておきたいですよね。
タカラスタンダードでは、募集職種によって職種を「総合職」「エリア総合職」「一般職」に分けており、それぞれの職種、そして最終学歴によって初任給が異なります。
自分の希望する職種や働き方に合った待遇なのか、ぜひ確認してみて下さいね。
タカラスタンダードの募集要項
タカラスタンダードへの就職を考えている方向けに、 2025年度新卒採用の募集要項を紹介します。
募集職種 | 【技術系総合職】 素材研究、製品開発、生産技術、設計、施工監理、社内 SE(※文系可) 【事務系総合職】 営業(代理店営業・直需営業・特販営業)、経理財務、物流、 営業企画などの間接部門、社内 SE 【エリア総合職】 ショールームアドバイザー |
採用計画数 | 119(文系90、理系29)※参考2023年度 |
募集学科 | 技術系総合職/機械、電気・電子、情報、材料・化学、建築・土木、意匠ほか 事務系総合職/学部学科不問 エリア総合職/学部学科不問 |
応募資格 | 2021年〜2024年3月までに大学院・大学・高専を修了・卒業 または修了・卒業見込みの方 入社までに普通自動車免許を取得可能な方 |
諸手当 | 食事、営業、役付、家族、時間外勤務、休日勤務、通勤 ほか |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
勤務時間 | 9:00~17:50(事務・技術部門・ショールーム) ※営業職・施工監理職は、事業場外みなし労働時間制を適用 (7時間50分/超過時間分は別途支給) 8:00~16:50、8:30~17:20(生産部門) |
休日休暇 | 完全週休2日制(2022年度年間休日122日) 年末年始 夏季休暇 GW 有給休暇 慶弔休暇 アニバーサリー休暇 リフレッシュ休暇(勤続10・20・30年各9日連休)ほか |
募集職種は大きく分けて、「技術系総合職」「事務系総合職」「エリア総合職」の3つです。理系はもちろん、文系出身の方も活躍できるフィールドがあります。
完全週休2日制で年間休日は122日。その他にも、夏季休暇や年末年始休暇、有給休暇など、充実した休暇制度が魅力で、ワークライフバランスを大切にしながら長く働ける環境と言えそうですね。
タカラスタンダードの企業情報
ここからは、タカラスタンダードの企業情報を詳しく解説します。以下の項目に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- タカラスタンダードの事業内容
- タカラスタンダードの売り上げ・実績
- タカラスタンダードの基本理念
タカラスタンダードの事業内容
タカラスタンダードは水回り製品を手掛けるメーカーで、世界で初めてホーローキッチンを開発した会社です。
1957年には、国内で初めてとなるステンレスシンクのプレス成型にも成功するなど、創業以来、常に新しい技術に挑戦し続けてきました。
そして1982年には、国内初のステンレス一体成型ユニットバスを商品化するなど、暮らしをより快適にする製品を生み出していますよ。
タカラスタンダードの売り上げ・実績
2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 1,932億8,200万円 | 2,015億2,100万円 | 1,912億2,900万円 | 2,115億8,700万円 | 2,274億2,300万円 |
経常利益 | 122億3,600万円 | 131億900億円 | 113億9,200万円 | 148億5,600万円 | 114億9,000万円 |
従業員数 | 6,186人 | 6,214人 | 6,278人 | 6,298人 | 6,445人 |
タカラスタンダードは、安定した業績を維持しています。直近の2023年3月期の売上高は、過去最高の2274億2300万円を記録しました。
世界情勢の影響を受けやすい時代ではありますが、タカラスタンダードは着実に成長を続けています。企業研究の際には、ぜひ売上高まで注目してみて下さい。
タカラスタンダードの基本理念
タカラスタンダードは、「Living Standard(住生活水準)」「Ethical Standard(倫理規範)」「Quality Standard(品質基準)」という3つのスタンダードを掲げています。(引用:タカラスタンダード株式会社「理念体系」)
社員一人ひとりの行動指針となっており、製品やサービスを通じて、お客様はもちろん社会全体に貢献したいという強い想いを持つ会社です。
タカラスタンダードの競合企業
では最後に、タカラスタンダードの競合企業を3社紹介します。競合企業との差別化を行い、よりタカラスタンダードの理解を深めましょう。
- クリナップ株式会社
- TOTO株式会社
- 株式会社LIXIL
①クリナップ株式会社
売上高 | 1,240億1,200万円 |
従業員数(連結) | 3,456人 |
平均年齢 | 41.1歳 |
勤続平均年数 | 16.0歳 |
平均年間給与 | 535万円 |
クリナップは、日本で初めてシステムキッチンを発売した企業です。キッチンのパイオニアとして、常に時代の最先端を走り続けてきました。
ステンレス加工技術の高さには定評があり、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品は、多くの人々から支持されています。
全国に100以上のショールームを展開し、海外にも事業を拡大するなど、グローバルな企業へと成長を続けていますよ。
②TOTO株式会社
売上高 | 7,011億8,700万円 |
従業員数(連結) | 34,152名 |
平均年齢 | 44.3歳 |
勤続平均年数 | 18.1年 |
平均年間給与(千円) | 706万円 |
TOTOは「ウォシュレット」が有名な製品で、日本のトイレ文化を牽引してきた企業の一つです。
しかし、TOTOの魅力はトイレだけではありません。システムキッチンやお風呂など、私たちの生活を豊かにする様々な水回り製品を開発・販売しています。
③株式会社LIXIL
売上高 | 1兆4,959億8,700万円 |
従業員数(連結) | 51,501名 |
平均年齢 | 45.4歳 |
勤続平均年数 | 20.6年 |
平均年間給与(千円) | 694万円 |
LIXILは、私たちの暮らしを支える水回り製品や窓、ドアなどを幅広く手掛ける企業です。
デザイン性の高さにも定評があり、多くの住宅やビルで使われています。街を歩けば、きっとLIXILの製品を目にすることができるでしょう。
また、業界トップクラスの豊富な商品ラインナップも強みです。
タカラスタンダードはキッチンメーカー内の大手企業
本記事では、タカラスタンダード株式会社の平均年収・初任給・競合比較などを紹介してきました。
世界初のホーローキッチンを開発するなど、常に時代の先端を走り続け、私たちの暮らしをより豊かにしてきました。
「タカラスタンダードって、どんな会社なんだろう?」と少しでも興味を持った方は、ぜひこれを機に、本格的な企業研究を始めてみましょう!
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。