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ESが書けない時の対処方法を徹底解説|よくある項目も紹介

就活で必ず書くエントリーシートですが、なかなか書けないと悩む就活生は沢山います。時間を掛けて書いたのに選考であっさりと落とされてしまい悔しい思いをすることもありますよね。

本記事では、エントリーシートを書けない理由や対策方法を例文などを用いて紹介します。ESが書けないと悩む人はぜひ参考にしてくださいね。

最初はみんなESの書き方が分からない

ESを初めからうまく書ける人はいないでしょう。1人で考えるだけでなく、周りの人と一緒に作り上げていくことで徐々にESが書けるようになりますよ。

最初出したESで落とされる場合は少しずつ改善し、多くの企業に提出することで精度の高いESが完成していくでしょう。

ESを書けない時の主な原因5つ

まずはESを書けない時の原因や対策方法を紹介します。1つずつ解説するので参考にしてくださいね。

  1. 文章力に自信がない
  2. 自分の強みが分からない
  3. 書き出し方が分からない
  4. 集中力が続かない
  5. 志望度の低い企業である

①文章力に自信がない

 就活生の中には、文章力に自信がないためにESを書くことがが苦手だと感じる人が多くいます。ESはテストなどとは違って文章で自信をPRするものなので、基本的な文章力が必要です。

基本的な文章力とは、伝えたい内容を簡潔かつわかりやすく表現することです。文章力に自信がなくても、無理に情緒的な表現にこだわる必要はなく、シンプルで的確な表現が重要ですよ。

②自分の強みが分からない

多くの就活生が抱える悩みの1つに、自分の強みが見つからず企業にアピールできないというものがあります。しかし、ESにはすごいエピソードを書く必要は無く、企業が知りたいのは就活生の個性です。

企業は就活生の個性に興味を持っていますので、その個性を引き立たせるエピソードを見つけることがポイントになります。

③書き出し方が分からない

書きたい内容はあるけれど書き出しに悩むことも、就活生がESを書けないと悩む原因の1つです。書き出し方法に困った時は、聞かれた質問をそのまま繰り返して答える方法で進めることで、スムーズにESを作成できるでしょう。

特に、志望動機の書き出しに関して、「私が志望した理由は」などのフレーズから始めることで、自然な流れで文章を始められます。書き出しが分からない場合は、質問文に注目してみて下さいね。

④集中力が続かない

集中力が続かないため、ESを書けないと悩む人も多くいます。集中が途切れがちな場合は、制限時間を設定し一気に取り組むことが効果的です。

ただし、単に全体に制限時間を設けるだけではうまくいかない場合があるため、各項目ごとに適切な時間を設定することもポイントですよ。5分や10分など目安を決め、段階的に進めることで、集中力を保ちながら書きあげられるでしょう。

⑤志望度の低い企業である

志望度が低いからこそESを書く気がしないと感じる人もいるでしょう。しかしES作成は業界研究につながり、新たな視点からモチベーションを上げる手助けにもなります。

志望度が低いからこそ今までのESとは違う形の書き方に挑戦してみて、どのような評価が得られるのかの練習にしてみるのもおすすめですよ。

ESを書けない時の5つの対処方法

ここからは、ESを書けない時の対処法を5つ紹介します。

  1. 自己分析を深ぼる
  2. 業界研究と企業研究を重ねる
  3. 伝えたいポイントを決める
  4. PREP法を元に文章を作る
  5. テンプレを作成して活用する

①自己分析を深ぼる

ESを書けない時は、しっかりとした自己分析が出来ているかを確認してみましょう。企業はESを通じて就活生の個性や性格を図りますが、自己分析が不十分だとそれを表現することが難しくなります。

自己分析を行うことで、自分の個性や性格を具体的に把握できるでしょう。ESで利用できるエピソードをいくつか用意しておいて、企業や業界ごとに適切なものを使いまわすのもおすすめですよ。

②業界研究と企業研究を重ねる

企業研究・業界研究が足りていない場合は、より徹底的な研究を行いましょう。徹底的な研究を行うことで、ESの内容に具体性が生まれ、わかりやすく魅力的な文章に仕上がります。具体的には、業界の動向・企業理念・事業内容などを研究すると良いでしょう。

業界や企業に対する深い理解は、面接時にも活きるポイントにもなります。面接ではESで触れた内容について深掘りが行われることが一般的なので、志望度の低い企業でも無駄になることはないはずですよ。

③伝えたいポイントを決める

伝えたいことが多すぎるため、ESがなかなかかけない場合は、何が最も大事で伝えたい内容なのかを絞ることが大切になります。

伝えたい内容が多くなると、読み手が混乱しやすく、伝わりにくくなってしまうでしょう。伝えたいことを少なく絞ることで、ESが明確かつ分かりやすいものになりますよ。

④PREP法を元に文章を作る

ESを書けない時は、PREP法を活用して文章を作ってみましょう。PREP法はPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順に文章を構築する方法で、要点を明確に伝えつつ、根拠や具体例で説得力を付けるのに役立ちます。

ESは文字数が限られた中で書く必要があるので、PREP法を使いながらそれぞれの文章に肉付けをすると、一貫性のある文章が書けますよ。

⑤テンプレを作成して活用する

ESは企業によって内容が似通うことが多いため、1つのテンプレートを基盤にして構築すると、時間の削減につながります。内容が似通っているものは使い回しつつ、企業ごとに魅力を感じている部分や活かせるポイントはその都度書き換えると、企業に沿った文章を作成できるでしょう。

しかし、あまりにも汎用性が高いものだと、他の学生との差別化が出来ないため、志望度の高い企業に対してはテンプレートのまま提出するのは避けてくださいね。

ESでよく聞かれる3つの項目と例文を紹介

ここからは、ESでよくある項目とその質問に対する例文を紹介します。

  1. 志望動機
  2. 自己PR
  3. 学生時代に力を入れたこと

①志望動機

ESで必ずと言っていいほど聞かれることは、志望動機です。企業独自の強みや関心を持った理由を具体的に述べることがポイントです。以下が例文なので参考にしてくださいね。

○○という背景から将来性の見込める○○業界を志望しています。また大学時代には○○に関する勉強を行ったため、○○に関する関心も高く持っています。自分の就活軸として、○○を掲げているのですが、○○業界の中でも特に貴社が当てはまることが志望した理由です。

②自己PR

ESでは、自己PRも必要になります。面接ではこの自己PRを元に、細かいことを深ぼられることがほとんどなので、話を盛ったり昔すぎるエピソードは書かないようにしてください。以下が例文なので参考にしてくださいね。

<例文>
私の強みは○○です。この強みは大学時代に○○の経験で活かされました。
~具体的なエピソード~
この経験から、○○という強みを見つけ、今では○○の経験に活かしています。貴社で働く際には、○○の業務の中で活かすことが出来ると考えております。

③学生時代に力を入れたこと

ESでは学生時代に力を入れたことも頻繁に聞かれます。自己PRはその企業が自分を雇うメリットになる部分を中心に、自分のスキルをアピールしますが、ガクチカでは学生時代の話をメインに、自分の人間性をアピールするようにしましょう。以下が例文なので参考にしてくださいね。

<例文>
私が学生時代に力を入れたことは、○○です。○○では○○という課題に挑戦しました。挑戦していく中で難しかったことは○○です。そこで私は○○な工夫をしました。結果的に○○という目標は達成されました。現在は、この経験で培ったスキルを評価され、○○を任されています。

ESを書くときの3つの注意点

最後に、ESを書く時の注意点を3つ紹介します。ESを書き終わった後に確認すべき点でもあるので、参考にしてくださいね。

  1. 8割以上は必ず記入する
  2. 話し言葉を使わない
  3. 誤字脱字はNG

①8割以上は必ず記入する

ESでは、必ず8割以上の文章を書くようにしましょう。文章量は、準備時間や対策時間に比例するので、量が少ない人は志望度が低いと評価されてしまいます。

ただし、文字数稼ぎのために冗長表現を増やしたりすると逆効果になるので、簡潔を意識しつつ8割を超えているかを意識してくださいね。

②話し言葉を使わない

2つ目の注意点は、話し言葉を使っていないかどうかです。ビジネスの場では敬語が求められるため、ESにおいても丁寧な表現を心がけることが重要です。

話し言葉が含まれると、マイナスの印象を与えかねません。書き終わった後は他の人にも確認してもらって、違和感のある言葉や話し言葉が使われていないかを確認してくださいね。

③誤字脱字はNG

ESを書く時は、最後に誤字脱字がないかを必ず確認してください。誤字脱字がある状態でESを提出すると、企業からはESを見直していないと思われたり、志望度が低いと評価されてしまいます。提出する前には必ず誤字がないかを確認してくださいね。

ESを書けない時は誰かに相談しよう

本記事では、ESが書けないと悩む就活生に向けて、基本的なESの書き方を紹介しました。誰しも最初はスラスラと上手なESを書けません。先輩や就活エージェントの方など、第3者に見てもらい、意見を聞くのも大事になります。

面接で深ぼられた際、しっかりと答えられるようなエピソードを用いることも重要です。色んなエピソードや具体的を用いて、自分ならではのESを作成し、他の学生との差別化を図って下さいね。

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