就活で使うスーツジャケットのボタンマナー6つを徹底解説
「就活でスーツのジャケットを使うけど、ボタンってどう留めるのがいい?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。普段スーツジャケットを着ないため、ボタンの留め方に迷ってしまいますよね。
スーツジャケットには種類があり、ボタンマナーも種類によって異なります。そのため、間違ったボタンの留め方をしていると面接官に対して失礼にあたることも。
本記事では、就活で使うスーツジャケットのボタンマナーを6つ紹介します。女性のボタンマナーまで紹介するので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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【スーツジャケットのボタン】留め方にはコツがある

スーツの着こなしには、ボタンを留める際の小さなコツがあります。世界共通の「アンボタンマナー」として知られているこのルールは、ビジネスシーンでの印象を左右することも。
しかし、面接官によってはこのマナーを重視しない方もいらっしゃるため、事前に企業研究を行って傾向を探ると良いでしょう。
【基本事項】スーツジャケットのボタンマナー2つ

ではここで、就活で使用するスーツジャケットのボタンマナーを2つ紹介します。まずは基本となるボタンマナーを理解し、スーツマナーを守りましょう。
①最下段のボタンは留めない
スーツを上品に着こなすためのポイントは、最下段のボタンを開けておくことです。これは「アンボタンマナー」と呼ばれ、余計なシワを作らないための重要なルールになります。面接などの公式な場では、このマナーを意識すると良いでしょう。
また、ベストを着用する際も、最下段のボタンは留めずにおくことがおすすめです。ジャケットの下にベストを着る場合は、ジャケットのボタンを外して着ぶくれを防ぎましょう。
スーツの種類によってボタンの留め方が異なることもあるので、記事後半の【種類別】スーツジャケットのボタンの留め方6つで確認してください。
②椅子に座るときはボタンを外す
スーツを着る際には、椅子に座る時はボタンを外すというルールがあります。これはスーツの型崩れを防ぎ、スタイリッシュな印象を保つためのものです。立ち上がる時には、再びボタンを留めることで、きちんとした姿勢を示せますよ。
また、ボタンを留めた状態で座ると、スーツの生地に負担がかかり、早期の損傷の原因となることがあります。長く愛用するためにも、座る時はボタンを外しましょう。
【種類別】スーツジャケットのボタンの留め方6つ
続いて、スーツジャケットの種類別にボタンの留め方を6つ紹介します。
以下の6種類のスーツジャケットごとに紹介するので、持っているスーツや購入を検討しているスーツの特徴に合ったボタンの留め方を確認しましょう。
①シングルスーツ|1つボタン
1つボタンのシングルスーツは、フォーマルな場に相応しいデザインとされています。そのため、ボタンをしっかりと全て留めることが大切です。
Vゾーンの深さが印象を決めるため、就職活動では落ち着いたデザインを選ぶことがおすすめ。一方で、タキシードやモーニングコートのような華やかな装いには、1つボタンが用いられることが多くなりますよ。
就職活動においては、2つか3つボタンのスーツが無難であり、ビジネスシーンにも適しています。ボタンの数と留め方に注意を払い、自分に合ったスーツを選びましょう。
②シングルスーツ|2つボタン
シングルスーツにおいて2つボタンのデザインは、上のボタンを留めることでフォーマルな印象を与えます。下のボタンは装飾的な役割を果たしているため、開けた状態での着用が一般的です。
2つボタンスタイルは、ビジネスシーンはもちろん、結婚式やカジュアルな場にも適しており、多様なシチュエーションで活躍するアイテムです。リクルートスーツとしても人気が高く、ビジネスマンの必須アイテムと言えるでしょう。
③シングルスーツ|3つボタン
シングルスーツにおける3つボタンのスタイルは、上から1番目と2番目のボタンを留めることで、整った印象を与えます。最下段のボタンは開けておくのが一般的なマナーです。
誠実さを感じさせるクラシックな雰囲気を持ちながらも、現代のスーツスタイルとしては少し古風な印象を与えられます。しかし、そのレトロな魅力は、特定のシーンで新鮮な印象を与えられるでしょう。
④段返り3つボタン
段返り3つボタンスーツは、上から2番目のボタンを留めることで、整った印象を与えます。このスタイルでは、1番上のボタンは襟に隠れるため、装飾として留めずに着用するのが一般的です。
現代のスーツスタイルでは、3つボタンと言えば通常段返り3つボタンを指しますよ。襟の裏にボタンが隠れることで、一般的な3つボタンスーツとは異なる印象を生み出します。
段返り3つボタンは高級感のある印象を持たせるため、若い男性には少し難しいかもしれませんが、正しく着こなせば独特の魅力を放てますよ。
もし目指している業界が商社・金融業界などの伝統イメージを大切にする業界であれば、ぜひ段返り3つボタンのスーツジャケットを着用してみてください。
⑤ダブルスーツ|4つボタン
4つボタンのダブルスーツは、右側の下ボタンを留めることで整った印象を与えられます。左側の2つのボタンと、右側の上ボタンは装飾用としてデザインされているため、開けたままで大丈夫です。
Vゾーンが狭く、前合わせがしっかりと重なることで、ダブルスーツはよりフォーマルなシーンにふさわしい印象を与えます。
自分にピッタリ合うスーツを選ぶためには、専門店での採寸をおすすめしますよ。そうすることで、自分の体型に合った、最適なデザインを見つけられるでしょう。
⑥ダブルスーツ|6つボタン
6つのボタンのダブルスーツは、右側の中央のボタン、または中央と下のボタンを留めることで、フォーマルな印象を与えられます。左側の3つのボタンと右側の一番上のボタンは装飾用として、開けた状態での着用が一般的です。
6つボタンのスーツは、適切なカラーやサイズを選ぶことで重厚感を活かした印象を演出できます。ただし、選び方を誤ると、スーツに身を包まれているような印象を与えかねません。
ビジネスシーンにおいても、ダブルスーツは適切な選択となり得ますが、華やかなイメージを持つ方もいるため、場の雰囲気に合わせた着こなしが求められますよ。
女性はスーツジャケットのボタンを全て留めよう

女性用スーツを着る際は、全ボタンを留めるのが基本です。上記で紹介してきたボタンマナーは、男性のスーツに適用されるもので、女性のスーツには当てはまりません。
ボタンを一つでも外してしまうとだらしない印象を与えかねないので、面接などの正式な場では特に注意が必要です。
面接前には、全てのボタンがきちんと留められているかを確認することをおすすめします。また、長時間座っていても快適に過ごせるよう、試着をして体に合ったサイズを選ぶことが大切です。
スーツジャケットのボタンマナーを理解しよう

本記事では、就活で活用できるスーツジャケットのボタンマナーを紹介しました。ジャケットの種類によってボタンマナーが異なるため、間違えないようしっかり把握しておきましょう。
また、女性は全てのボタンを留めるのがマナーのため、しっかりジャケットスタイルを整えて面接に臨んでくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。