ミズノの気になる年収を競合と比較して解説！企業研究に役立つ情報も

「スポーツ用品といえばミズノ！」という人も多いのではないでしょうか？

ですが、いざミズノについて調べてみると、「年収や初任給はどれくらい？どんな競合がいるの？」といった疑問を持つ人もいるかもしれません。

そこで今回は、ミズノの年収や初任給、売上といった基本的な情報に加えて、競合他社の状況についても分かりやすく解説していきます。

ミズノへの就職を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さいね！

ミズノの平均年収は646万円

ミズノで働くとなると、気になるのはやはり給料面ではないでしょうか？

結論からミズノの平均年収は約646万円です。

従業員数（連結）	平均年齢	勤続平均年数	平均年間給与
3,421人(2023年3月31日現在)	42.5歳	17.8年	645万9000円

これは、国税庁が発表しているデータによると令和4年の日本の平均年収の約458万円です。それと比べるとかなり高い水準であると言えます。

平均年齢や勤続年数を見ても長く安定して働き続けられる環境であることも分かりますね。

ミズノの初任給

次に、ミズノの新卒初任給について詳しく見ていきましょう。

ミズノの公式サイトによると、2025年度の新卒採用における初任給は以下のようになっています。

	初任給（2022年実績）
大学卒	231,000円
大学院卒	244,000円

もちろん、この基本給に加えて、時間外労働手当や通勤交通費などの諸手当も支給されます。

また、昇給は年1回、賞与は夏と冬の年2回支給されるので、モチベーションを高く維持しながら、安定して働くことができるでしょう。

ミズノの平均年収推移

次に、ミズノの年齢別の平均年収の推移を下の表で確認してみましょう。

年齢	平均年収（万円）
20〜24歳	422.2
25〜29歳	485.5
30〜34歳	540.4
35〜39歳	603.7
40〜44歳	646.0
45〜49歳	675.5
50〜54歳	705.1
55〜59歳	717.7
60〜64歳	570.0
65〜69歳	498.2
70〜歳	464.4

ミズノの募集要項

給与面だけでなく、福利厚生や教育制度など、働きやすさも重要なポイントですよね。

以下で、ミズノの給与以外の募集要項を確認しましょう。

ミズノは、社員が安心して長く働けるよう、充実した福利厚生制度や教育制度を整えています。

勤務時間	標準勤務時間　9:30～18:00 ※小売部門・工場部門は除く
休日・休暇	土曜・日曜・祝日（一部、土曜日の出勤日あり） ※小売部門などは別途定める 年間休日　120日／夏季・年末年始休暇 ※5年ごとの勤続慰労休暇あり
福利厚生	【制度】 各種社会保険、確定拠出年金、持株会、財形貯蓄、自社商品購入特別割引、預金奨励金制度、カフェテリアプラン制度、育児休職、介護休職 他 【施設】 契約保養所、独身寮（借上社宅） 他 【その他】 スポーツ・文化クラブ、社員旅行 他
教育研修	【階層別研修】 新入社員研修、3年次研修、キャリアプラン研修、考課者訓練 【その他】 テーマ別研修、部門別研修、海外研修勤務制度、資格取得奨励制度、オンライン英会話支援 他
募集職種	事務系総合職 研究・開発職 デザイン職

※募集要項は変更される可能性がありますので、最新情報は必ず公式サイトで確認してください。

ミズノの企業情報

ここでは、ミズノの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。

1. ミズノの事業内容
2. ミズノの売上高・実績
3. ミズノの基本理念

ミズノの事業内容

ミズノは、野球グローブやサッカー スパイクなど、様々なスポーツ用品を作っている会社として有名ですが、具体的にはどんな事業を行っているのでしょうか？

大きく分けると、ミズノの事業は以下の3つに分類されます。

ダイヤモンドスポーツ事業: 野球やソフトボール用品の開発・販売。あの有名な「ビヨンドマックス」や「ライトレボエリート」なども、実はミズノが開発した商品です。

コンペティションスポーツ事業: サッカー、バレーボール、テニス、水泳など、様々な競技スポーツ用品を開発・販売。世界中のアスリートを支えています。

ゴルフ事業: ゴルフクラブやウェアなど、高機能で高品質なゴルフ用品を開発・販売。多くのプロゴルファーからも愛用されています。

これらの事業に加えて、近年では健康や日常生活をサポートするライフ＆ヘルス事業や、ビジネスシーンで活躍するウェアなどを扱うワークビジネス事業などにも力を入れています。

引用元：ミズノ株式会社 2025年度新卒採用 事業紹介

ミズノの売上高・実績

ミズノの2023年3月期連結業績は前期比22.8%増の2120億円を記録しました。

営業利益、経常利益、純利益も全て過去最高を更新するなど、まさに絶好調と言えるでしょう。

この好調の背景には、「2022年FIFAワールドカップ・カタール大会」や「ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）2023」といった世界的なスポーツイベントの盛り上がりによる、スポーツ用品の販売増加が大きく影響しています。

しかし、ミズノの魅力はそれだけではありません。ミズノはスポーツ用品の販売だけでなく、全国でスポーツ施設の運営や、人工芝の提供なども行っています。

長年培ってきたスポーツ用品開発のノウハウを活かし、スポーツ施設の設計や運営にも積極的に取り組んでいる点が、ミズノの大きな強みと言えるでしょう。

参照：美津濃株式会社 有価証券報告書 ‐ 第110期（2022/04/01 ‐ 2023/03/31）

ミズノの基本理念

ミズノの基本理念は「長期経営方針」と「健康経営」の2つに大きく分けることができます。

【長期経営方針】

1. 未来へ続くブランドの共創
2. 世界企業ミズノの実現
3. 誇りある企業文化の育成

【健康経営】

1. 生活習慣病予備軍の比率低減
2. 重大疾病の早期発見
3. メンタルヘルス休業者の人数減
4. 喫煙比率の低減

引用元：ミズノ株式会社 経営方針

ミズノの競合企業

アシックス

「アシックス」といえば、スポーツシューズやウェアなどを販売する大手メーカーとして、皆さんもよくご存知なのではないでしょうか？

アシックスは、「健全な身体に健全な精神があれかし」という言葉を表す「Sound Mind, Sound Body」を企業理念に掲げ、世界中の人々の心身の健康をサポートする商品やサービスを提供しています。

アシックスの基本情報および売上高・平均年収は以下の通りです。

社名	株式会社アシックス
創業	昭和24年9月1日
資本金	23,972百万円　（令和 4年12月31日）
売上高	484,601百万円（2023年3月期）
平均年収	864万円（2023年3月31日現在）
従業員数	8,886人（連結）　982人（単体）　（令和 4年12月31日現在）

デサント

デサントは、「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」という企業理念のもと、高機能でデザイン性の高いスポーツウェアを幅広く展開するスポーツメーカーです

なかでもスタイリッシュなデザインのスキーウェアや、野球用のスポーツウェアが有名ですね。

デサントの基本情報および売上高・平均年収は以下の通りです。

社名	株式会社デサント
創業	1935年2月
資本金	38億4,620万円（2023年3月31日現在）
売上高	120,614百万円（2023年3月期）
平均年収	726.2万円（2023年3月31日現在）
従業員数	連結2,924名　単体23名（2023年3月31日現在）

ヨネックス

ヨネックスは、「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」という企業理念のもと、高品質なスポーツ用品を世界中に提供している会社です。

バドミントンやテニスをやっていれば、「ヨネックスのラケットを使いたい！」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか？

ヨネックスの基本情報および売上高・平均年収は以下の通りです。

社名	ヨネックス株式会社
創業	1946年4月
資本金	47億660万円
売上高	107,019百万円（2023年3月期）
平均年収	555万円
従業員数	2,590名（2023年3月期 連結）

ミズノに興味を持ったら自分でも調べてみよう。

今回は、スポーツメーカーとして有名なミズノの年収や売上高といった情報を中心に、企業研究に役立つ情報をまとめました。

ミズノの平均年収は約646万円と、日本全体の平均年収と比べてかなり高い水準であることが分かりましたね。また、売上高も好調で、今後もさらなる成長が期待されます。

企業研究を進める際は、公式サイトの情報だけでなく、今回参考にした有価証券報告書などもチェックしてみると、より深く企業理解を深めることができるでしょう。

ぜひ今回の内容を参考に、ミズノの魅力を発見してみて下さい！