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志望動機で「成長したい」と伝えるには?ポイントを例文で解説!

就活で使う志望動機に「成長したい」と伝える時は、伝え方が鍵になりますよ。

本記事では、志望動機を上手に表現するポイントや構成を具体的に紹介します。

他の就活生との差別化を目指し、志望動機の構成や表現方法についても詳しく解説!どうすれば自分の成長意欲をアピールできるか、考える際の参考にしてくださいね。

「成長したい」は志望動機で伝えてもいい!

志望動機に「成長したい」という言葉は適切であり、特にベンチャー企業やスタートアップでは、自ら進んで挑戦する姿勢が重要視されます。しかし、企業によってはこの表現に異なる捉え方をするため、注意が必要です。

「成長したい」と伝える際には、企業の価値観に合わせた表現が重要です。具体的なスキルや経験の向上に焦点を当て、企業への価値を強調するといいでしょう。また、過去の実績や学びを通じた企業へのアピールがおすすめ。

一方で、共感を得るためには面接やエントリーシートで、自らの経歴や学びから得た洞察を具体的に述べることが効果的です。企業の求める人物像と一致するアプローチが成功の鍵となります。

志望動機に「成長」を入れたい時のコツ3つ

まずは、志望動機に「成長したい」という思いを込める際の3つのコツを紹介します。これらのポイントを押さえれば、成長志望動機を効果的にアピールできるでしょう。

  1. 主体的な姿勢を見せる
  2. 成長して何をしたいのか述べる
  3. 企業へどう貢献するのかをアピールする

①主体的な姿勢を見せる

成長志望を伝える際は、主体性を強調することが重要です。企業が成長志向の候補者を求める中、ただ成長を期待するのではなく、自らの積極的な行動や責任感をアピールすることで好印象を与えます。

成長を望む気持ちを持つ人は、育成に力を入れる企業を選ぶことが一般的です。しかし、企業に頼りっきりで成長を期待している印象を与えてしまうと、良い印象を与えることができません。

主体性とは、特に決まった仕事以外にも主動的に取り組む態度のこと。単に研修制度に頼るのではなく、自ら資格を取得したり、スキルを向上させたりする積極的な姿勢が求められます。企業で働く上では、主体性を意識的にアピールすることが不可欠です。

②成長して何をしたいのかを述べる

成長への欲望を伝える際、何を目指すのかを具体的に説明することが重要です。自身の成長についての明確なビジョンを持ち、それを明示することで、面接官に強い印象を与えられますよ。

まずは、自身の中で成長の定義をまず明確にしましょう。更なる課題に挑戦できるようになりたいのか、成績向上、精神的な強さを身につけたいのか、自身の成長に焦点を当ててみてください。

その上で、成長の果てに何を求めているのかを具体的に考えます。「企業への貢献力を身につけたい」「新たな挑戦に取り組みたい」など具体的な理想を伝え、自分の成長に対するビジョンを明確にしましょう

③企業へどう貢献するのかをアピールする

自身の成長が、企業にどのような形で利益をもたらすかを具体的に話すことも重要です。個人の成長が企業へ貢献するのは難しいと思われますが、具体的なポイントを見つけ、考えていること自体をアピールポイントとして示しましょう。

例えば、リーダーシップ力の向上を成長の目標とする場合、「周囲の士気や能力を引き上げ、組織活性化に寄与できると考えています」といった言葉を活用できます。

自己成長が企業全体に良い影響をもたらすポイントを的確に伝えることで、自身の志望動機を強化しましょう。

成長を志望動機にする時の3つの注意点

続いて、成長を志望動機にする際の3つの重要な注意点を解説します。

志望動機で成長に言及する際には、成長を目的としないことがポイントです。成長は手段であり、目的ではないことを認識してくださいね。

  1. 成長が目的とならない
  2. その企業で成長できることを述べる
  3. どの企業でも成長はできる

①成長が目的とならない

「成長したい」という志望動機を伝える際には、成長が手段であることを理解することが重要です。企業によって「成長」の受け止め方が異なり、単に成長だけではなく、得た能力の活かし方や目標を考えることが重要です。

単なる成長だけでは、獲得した能力が実りをもたらすことはありません。志望動機においては、成長への欲求を追求するだけでなく、その背後にある本当の理由や目標に焦点を当て、それを伝えることで魅力的です。

自らの成長を通じてどのような価値を追求し、企業に貢献できるかを明確に伝えることで、独自性と説得力を加えた志望動機となるでしょう。

②その企業で成長できることを述べる

他の企業でも得られる成長に焦点を当てることは避け、志望企業独自の特徴や文化に基づいた成長を強調することが求められます

一般的な成長ではなく、志望企業ならではの価値観や環境でどのように成長したいかを考えることが重要です。業務で得られる成長と、主体的な行動で得られる成長を具体的に示したアピールすることで、良い印象を与えられるでしょう。

③どの企業でも成長はできる

どの企業においても基本的な成長は期待できます。そのため志望動機においては、他の候補者との差別化が必須です。業務で得られる成長だけでなく、より成長できるための具体的な行動や努力について考えましょう。

業務の中での受け身的な成長は誰でも得やすく、それだけでは他者との差別化が難しくなります。そのため、どのような努力を惜しまないのかを具体的に説明が重要です。

大きな成長を遂げるためには、具体的な行動や計画をしっかり行い、志望動機に熱意と魅力を加えることで、面接官に印象づけることができるでしょう。

志望動機に成長を述べる時の構成とは

続いて、志望動機に成長を取り入れる際の構成を紹介します。結論、理由、選んだ企業の理由の3つのステップごとにポイントを解説しますよ。

①結論

志望動機を伝える際、先に結論を述べましょう。冒頭で結論を提示することで、話の中身がより理解しやすくなり、印象も強化されます。

「成長したい気持ち」を伝える場合、成長の具体的な目的やキャリアプランを明確に語ってくださいね。

いくつもの志望動機を読んでいる面接官からすると、結論がどこに書いてあるのか分からない文章は印象に残らない傾向にあるでしょう。

②理由

志望動機を伝える際には、結論だけでなくその理由も企業にとって納得できるものである必要があります。曖昧な意見ではなく、具体的なエピソードや経験を交えて理由を説得力を持って述べましょう

結論を述べた後は、それを達成するための自主的な行動と成長への意欲を強調することで、志望動機がより魅力的になりますよ。

③その企業である理由

結論と理由を述べたら、最後にその企業を選んだ理由を述べましょう。他企業との差別化を明確にすることが大切です。企業の強みを理解し、それに基づいて納得できる理由を提示してくださいね。

また、「成長したい」意志を伝えるだけでなく、企業への具体的な貢献に焦点を当てることが重要です。面接官が、あなたを採用するメリットがあると感じてもらえるように意識しましょう。

成長を志望動機にする場合の例文4選

ここからは、例文を4つのパターンに分けて紹介します。当てはまらない場合でも、参考になるポイントがあるので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. ベンチャー企業での成長
  2. スタートアップ企業での成長
  3. 人間的成長をしたい
  4. 技術的成長をしたい

例文①|ベンチャー企業での成長

私は、貴社のアプリケーション開発業務に、大学のサークル活動での経験を活かしたいと考え志望させていただきました。

大学でのサークルでは、主にインディーズのアプリゲーム製作を行い、バグやシステムのトラブルに何度も遭遇しました。しかし、その時は冷静に状況を分析し、個々の役割を振り分けることで、チームワークを発揮させて問題を解決してきた経験があります。

この経験で、アプリケーション開発の楽しさと、チームで連携してトラブルを解決する達成感を感じました。その後は様々なトラブルを経験するごとに自身の成長を実感し、専門的な力をつけて更なる成長を望むようになりました。

貴社はアプリケーション開発において、個々のチームメンバーが主体性のある行動を取られている部分や、全メンバーにリーダーシップ意識が強くあることが魅力です。また、少数精鋭の環境でお互いを高めることができると感じました。

そのような環境でプログラミングスキルも磨きながら、自らも成長し貴社の業績に貢献したいと考えております。

ベンチャー企業は、意欲的に仕事に取り組む姿勢が評価される傾向にあります

特にチームで働く場面も多いため、例文のようなエピソードがあるとチーム内でどのように活躍してくれるかが明確になるでしょう。

例文②|スタートアップ企業での成長

貴社の成長性に魅了され、0からアイディアを形にできる環境を志望いたしました。特に専門性の高いメンバーで構成されるチームに、強い関心を持っています。

大学時代にはカフェアルバイトでの経験があります。売上の伸び悩みに直面し、従来の対処法では改善が難しい状況でした。そこで私は、仲間と協力して新たなアイディアを模索し、10年以上変更のなかったメニュー表を一新しました。若者向けのキャンペーンを展開することで、売り上げの回復に成功しました。

この経験から、既存の常識にとらわれず、自らを成長させることに強い興味を抱き、スタートアップ企業への志向が芽生えました。

貴社の成長性は、専門性の高いメンバーとの協力が支えていると認識しており、その環境で自らを鍛え、一段階も二段階も成長させ、事業を展開していきたいと考えています。これからもアイディアを具現化し、新しい価値を生み出すために、貴社でのチャレンジに期待しています。

スタートアップ企業を志望する人の中に、自己の成長を望んでいない人はいないでしょう。そのため、実際のエピソードとともに志望意欲が分かりやすく伝わる志望動機にすることがポイントです。

例文③|人間的成長をしたい

私は貴社のtoB、toCビジネスモデルに深い感銘を受け、志望いたしました。顧客に寄り添いながら提案し、そのプロセスで潜在的なニーズを引き出し、高い成果を上げている姿勢に特に魅力を感じています。

多くの企業やカスタマーとのミーティングを通じて、潜在的なニーズをくみ取る能力の向上とともに、日々人間的にも成長できると思います。

この成長は、顧客関係だけでなく、社内の連携も促進する要素になると考えています。業務で培ったスキルや習得した知識を活用し、会社全体のチームワークを向上させる一翼を担いたいと思います。

また、現在は営業系の会社でのインターン参加を通じて、主体的に行動しスキルアップを図っています。これにより、自己成長を促進しつつ、会社の成功に寄与できると考えています。貴社での活躍を通じて、更なるステップへの挑戦をしていきたいです。

企業の取引先やビジネススタイルに着目して、人間的成長を望んでいることを述べている例文です。企業にとってどのように貢献していくのかを述べているのもポイントです。

例文④|技術的成長をしたい

映像制作技術の向上と、人々を映像の力で笑顔にするという願いから、貴社を志望いたしました。

小学生の頃から映像制作に深い興味を抱き、高校生時代からは個人で映像制作に取り組んできました。専門学生時代には実際に映像制作の依頼を受け、クライアントの期待に応えた経験もあります。その際にクライアントからの絶賛は、自らの努力が報われた瞬間でした。

しかし、学校での学びと実践のギャップを感じ、個人では限界があると認識しました。貴社の豊富な実績と高度な映像制作技術に触発され、自らを成長させ、実践の経験を積み重ねたいと考えています。

貴社はクライアントの要望を汲み取りつつ、実用的で現実的な提案を行っており、その姿勢に共感しています。私も貴社で更なる成長を遂げ、クライアントの期待以上の成果を出し、笑顔に満ちた映像制作を実現したいと考えております。

最後の例文は、技術的な成長を目的とする例文です。

具体的にどのようなエピソードで、身に着けたい技術、その企業独自の技術が身につくと考えているのかを述べています。

志望動機では具体的に成長したいポイントを述べよう

志望動機で成長したい意思を伝える際には、成長そのものを目的ではなく、目標や志望企業において手段として位置づけることがポイントです。

他の候補者と差別化するためには、「○○という目標を達成するために成長したい」といった具体的な意欲を示すことが大事。企業によって求められる成長やスキルも異なるので、他社では得られない成長機会への言及も大切です。

独自の研修制度や業務体制に着目し、「ここでしか得られない経験やスキルが私の成長を後押しします」とアピールしましょう。

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