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【新卒向け】職務経歴書の書き方や対処法を解説

新卒で職務経歴書の提出を求められた場合、「どんな内容を書いたら良いかわからない…」「正しい書き方がわからない」と思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、新卒で職務経歴書を求められた時の書き方や対処法を解説します。

職務経歴書の提出を求められている人や、書き方に困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

基本的に新卒は職務経歴書を提出しない

職務経歴書は、主に転職者が正社員の経験を書くための書類であり、新卒の場合はほとんどの企業で要求されません。

したがって、正社員経験のない新卒は提出を求められないのが普通です。履歴書の職歴欄も、新卒は「職歴なし」と書いて提出しましょう。

ただし、一部の企業では職務経歴書の提出を求めることがあります。その際は、企業の指示内容を確認してください。

新卒で職務経歴書を提出する際の対処法2つ

新卒でも職務経歴書の提出を求められることがあります。必要ないだろうと思い込まず、企業が求める提出書類を必ず確認してください。

ここでは、職務経歴書の提出を求められた場合の対処法を2つ紹介します。どちらの場合でも、適切に対処しましょう。

  1. 企業側のミスだった場合は提出を控える
  2. 提出の場合はアルバイト経験を書く

①企業側のミスだった場合は提出を控える

企業側のミスで、新卒にも職務経歴書の提出を案内している場合がありますよ。単なる掲載ミスか、転職者向けの案内を新卒にも送ってしまったケースが多くなります。

そのため、企業側のミスだった場合は提出を控えるようにしましょう。本当に必要かどうか迷った場合は、応募先に一度問い合わせることをおすすめします。

②提出する場合はアルバイト経験を書く

新卒でも職務経歴書を提出する場合は、学生時代のアルバイト経験を書きましょう。

アルバイトの経歴から人柄を見たり、自社の仕事に適しているかを判断する可能性があります。そのため、アルバイト経歴はできるだけ詳しく記載し、採用担当者の目に留まるようにしましょう。

ただし、勤務期間が極端に短いアルバイトは「働いてもすぐに辞める人」という印象を与えがちです。勤務期間が長いものを選んで書きましょう。

メールで問い合わせる場合の例文

企業にメールで問い合わせる場合は、以下のような文章で送信しましょう。

件名:【ご質問】応募書類について 所属 氏名

本文:
採用ご担当者様
お世話になっております。
○大学○学部○年の○○と申します。

応募書類に関して、お尋ねしたいことがございます。
今回、新卒採用への応募を検討していますが、必要書類に職務経歴書が含まれています。
こちらはアルバイトの経歴を提出してもよろしいでしょうか。
お忙しい中恐れ入りますが、ご教示いただければ幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。

丁寧な文章になっているか、誤字脱字がないかを確認してから送信しましょう。

【項目別】新卒の職務経歴書の書き方

新卒の職務経歴書に決まった形式はありません。自由度が高い分、書き方を間違えると伝わりにくく、細かく見てもらえない恐れがあります。

ここでは、新卒の職務経歴書の書き方を項目別に紹介します。職務経歴書の提出が必要な人は、ぜひ参考にしてください。

  1. タイトル・日付・氏名
  2. 職務要約
  3. 職務経歴
  4. 獲得したスキル・資格
  5. 自己PR

①タイトル・日付・氏名

タイトル欄は「職務経歴書」とし、日付欄と氏名欄は右詰めで書きます。日付は提出する日を記入し、タイトルと名前は誤字脱字に十分注意しましょう。

また、タイトルのフォントは大きめをおすすめしますよ。採用担当者は、日々多くの書類を確認します。そのため、採用担当者が一目見てわかるように書くことが大切です。

②職務要約

職務要約欄は、アルバイトを通して培った能力やスキルをアピールする項目です。どのような業務を行い、どんなスキルを身につけ、どう貢献したかを簡潔にまとめましょう。

ポイントは、アルバイトの実務内容だけでなく、応募する企業で役立ちそうな内容を盛り込むことです。自分の経験を、志望先の業務に合わせて表現しましょう。

③職務経歴

職務経歴欄には、アルバイト先の会社名や在籍期間、所属部署や担当、業務内容を具体的に記載しましょう。

在籍した期間は○年と書くのではなく、「○年○月〜○年○月」のように、できるだけ詳細に記載することが大切です。

もしアルバイト期間中に部署異動や業務の担当替えがあった場合は、業務内容ごとに期間を区切るのが一般的です。各経験を細かく分けて書くことで、より豊富な経験を示せます。

④スキル・資格

スキルや資格欄には、時系列順に獲得したものを正式名称で書いてください。例えば、自動車免許は「普通自動車第一種(もしくは第二種)運転免許」と記します。

また、持っている資格によっては、企業が高く評価し、選考を通過する可能性が高まります。自己PRにもつながるため、所持する資格は全て記載しましょう。

⑤自己PR

自己PR欄は、単にやる気や長所を述べるのではなく、応募企業に合いそうな内容を書きましょう。

ポイントは、最初に結論を書くことです。例えば「指示を的確に理解し、行動する力があります」と始めることで、内容が明確になりますよ。

また、なぜそう言えるかの理由やエピソードを記し、応募企業でどうその力を活かすかを述べましょう。まとまりのある文章を書くことで、採用担当者に好印象を与えますよ。

【経験別】職務経歴書の自己PR2つ

ここでは、経験別に職務履歴書の自己PR例文を2つ紹介します。下記の例文を参考にしつつ、自分の経験を当てはめて作成してみましょう。

  1. サークル活動で向上心の大切さを学んだ
  2. アルバイトでサービスと効率性を両立

①サークル活動で向上心の大切さを学んだ

大学時代、サークル活動で地域貢献に尽力しました。福祉施設でのお年寄りとの交流会を企画し、試行錯誤の末に地域に喜ばれるイベントへと成長させました。この経験から、向上心と問題解決能力を養いました。

向上心を持ち続け、常により良い方法を模索する姿勢を、貴社でも活かしたいと考えています。業務改善や新しいサービス提案を通じて、組織の発展に貢献したいです。

自己PR欄では、上記の例文のように、大学時代の経験を活かして働きたい意思を伝えてみましょう。また、どのような場面で能力を活かすことができるのか明記すると、より自分をアピールできますよ。

②アルバイトでサービスと効率性を両立

大学時代、コーヒーショップでのアルバイトを通じて、丁寧なサービスと効率性の両立が重要であることを学びました。お客様一人一人のニーズを汲み取りつつ、レジ操作やドリンク作りのスピードアップに努め、満足度の高いサービスを提供しました。

この経験から、顧客のニーズに応えながら業務を効率化する能力を培いました。商社の営業職においても、お客様の要望を的確に把握し、迅速かつ丁寧な対応で信頼を築くことを目指しています。貴社で、顧客満足度と業務効率の向上に貢献したいと考えています。

上記の例文のように、アルバイト経験から学んだことを活かしたいと書く方法もあります。アルバイトの具体的なエピソードを添えて、説得力を向上させましょう。

新卒で職務経歴書を求められたら問い合わせよう

新卒は、基本的に職務経歴書の提出が求められません。ただし、一部の企業ではこの書類を要求する場合があります。

職務経歴書の提出を求められた場合は、まず応募先の企業に問い合わせて、必要書類として提出するのか確認しましょう。そして、正しい書き方で作成した職務経歴書で、選考突破を目指してください。

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