【例文付き】英語の志望動機を面接で効果的に伝えるコツとは
就職活動中、英語での志望動機を求められ、「どう書けば良いのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
特に外資系企業や海外拠点を持つ企業を志望する場合、英語力だけでなく「なぜその企業で働きたいのか」をしっかり伝える必要があります。
日本語の志望動機とは違い、言葉の選び方や表現のシンプルさも重要となるため、悩みや不安を感じやすいですよね。
本記事では、英語の志望動機が必要となるケースや作成のポイント、例文まで詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
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英語の志望動機が必要となるケースとは

就活で英語の志望動機が必ずしも必要になるわけではありません。しかし、特定の企業や職種では必須とされる場合があります。
ここで自分がどの状況に当てはまるのかを把握し、志望動機の方向性を早めに定めておきましょう。
- 外資系企業や海外拠点を持つ企業の場合
- 英語を日常的に使用する職種やポジションの場合
- グローバルプロジェクトへの参加が前提となる企業の場合
- 採用プロセスで英語面接を導入している企業の場合
- 留学経験や海外インターン経験を評価する企業の場合
①外資系企業や海外拠点を持つ企業の場合
外資系企業や海外に拠点を持つ企業では、英語の志望動機が特に重視されます。社内の公用語が英語である場合や、日常的に海外チームとやり取りを行う場合が多いためです。
こうした企業に応募する際には、「なぜ英語を使う環境を選んだのか」「具体的にどのような力を発揮できるのか」をしっかりと伝える必要があります。
例えば「英語での交渉経験を活かし、海外市場の開拓に貢献したい」と述べれば説得力が増すでしょう。
単に「英語が得意だから」と伝えるだけでは物足りず、実際の業務と関連付けることで納得感が高まります。
②英語を日常的に使用する職種やポジションの場合
通訳や翻訳、海外営業など、英語を日常的に使う職種では志望動機を英語で求められることが珍しくありません。
これは「業務を滞りなく進められる語学力を備えているか」を確認するためです。例えば「外国人クライアントとスムーズに意思疎通できる点を強みにし、営業活動を支えたい」と伝えれば具体性が出ます。
単に語学力を示すのではなく、「どのように成果につながるのか」を明らかにすることが重要です。
英語を使う場面をリアルに想像し、自分の力が活かせるシーンを描き出すことで、志望動機の厚みが増します。
③グローバルプロジェクトへの参加が前提となる企業の場合
グローバル展開を進める企業では、海外拠点のメンバーと協力して進めるプロジェクトが数多く存在します。
そのため英語の志望動機では「なぜ国際的な環境で働きたいのか」「異なる文化や価値観を持つ人とどう協働するのか」をしっかりと示す必要があります。
例えば「異文化の価値観を理解しながら共通の目標に向かって進める力を培いたい」という表現は面接官に強い印象を与えるでしょう。
語学力に加えて、柔軟性や協調性を志望動機に含めると評価が高まります。単なるスキルではなく、姿勢や考え方を具体的に表すことが差別化の鍵になりますよ。
④採用プロセスで英語面接を導入している企業の場合
一部の企業では採用プロセスに英語面接を取り入れています。これは「英語力を実践的に試す場」であると同時に「志望動機を英語でどう表現できるか」を確認する狙いがあります。
ここで重要なのは、難解な単語を並べることではなく、自分の考えを明確かつ論理的に伝える力です。
例えば「Why do you want to join our company?」という問いに対して、「I want to contribute to your global business with my communication skills」と答えられれば十分評価されます。
準備不足だと本来の意欲が伝わりにくいため、事前に自分の志望動機を英語でまとめ、声に出して練習することが欠かせません。
⑤留学経験や海外インターン経験を評価する企業の場合
留学や海外インターンの経験を重視する企業では、その経験を通じて得た学びを志望動機に盛り込むことが求められます。
単に「留学しました」と述べるだけでは評価につながらず、「課題解決の経験」や「異文化で培った適応力」を具体的に語ることが重要です。
例えば「留学中に多国籍チームで研究を進め、英語で意見を調整する力を養いました。その経験を御社の国際的な業務で活かしたい」と伝えると効果的です。
企業は語学力そのものよりも、そこから学んだ姿勢や行動力を見ています。経験を自分の成長と結び付けて伝えることで、他の学生との差別化が可能になりますよ。
企業が英語の志望動機を求める理由

グローバル化が進む就活の場面では、英語の志望動機を求められることが増えています。単に語学力を見たいのではなく、企業はその裏にある姿勢や適性も確認しているのです。
採用担当者は論理性や異文化理解、熱意などを含めた総合力を見極めています。ここでは、企業が英語の志望動機を重視する理由を5つの観点から丁寧に解説します。
- 国際的なビジネス展開を重視しているため
- 多様な人材とのコミュニケーションを確認するため
- 英語力と論理的思考力を同時に測るため
- 自社文化への理解と適応力を確認するため
- 志望度の高さや熱意を見極めるため
①国際的なビジネス展開を重視しているため
企業が英語の志望動機を求める大きな理由の1つは、国際的なビジネス展開を前提としているからです。海外との取引や現地拠点での業務を想定すると、社員が積極的に英語を使いこなせる姿勢が求められます。
ここで重要なのは、ただ「英語が得意です」と伝えるのではなく、自分がどのように国際的な舞台で役立てるかを具体的に説明することです。
たとえば「将来的にアジア市場の開拓に携わり、英語を使って現地パートナーと関係を築きたい」といった形で、自分のキャリアビジョンを絡めて語れると説得力が増します。
企業は語学力以上に、海外で挑戦する意欲やグローバル視点を持った成長性を見ているのです。就活生としては、自分の強みを国際的な場面にどうつなげられるかを意識して準備すると良いでしょう。
②多様な人材とのコミュニケーションを確認するため
英語での志望動機は、学生が多様な人材と円滑にコミュニケーションできるかを見極める材料になっています。
グローバルな職場では、文化や価値観の異なる人々と意見を交わし、協力しながら成果を出すことが欠かせません。
そのため面接官は、英語で話す際に相手に伝わりやすい表現を選び、誤解を避ける工夫ができているかを注視します。
単なる語学力の披露ではなく、内容を整理して論理的に伝える力や誠実な姿勢が評価につながるのです。
就活生にとっては「語学力=資格や点数」ではなく「相手に伝える力」を磨くことが重要であり、その視点を持てる人材こそ企業から選ばれる可能性が高まります。
③英語力と論理的思考力を同時に測るため
企業が英語の志望動機を課すのは、単に語学力を確認するためではなく、論理的思考力も同時に測る狙いがあるからです。
英語面接では発音や文法の正確さよりも、筋道を立ててわかりやすく話せるかどうかが重視されます。限られた語彙であっても、自分の考えを整理し一貫性のある形で伝えられれば高く評価されるのです。
実際の業務でも、複雑なプロジェクトや課題を簡潔に説明する力は必須であり、特に国際的な場面ではこの力が信頼を築く基盤になります。
そのため学生は、自分の経験や強みを「背景→行動→成果」の流れで整理し、英語で端的に話す準備をすると良いでしょう。
企業はこの過程から、説明力や課題解決能力、そして論理的に思考できるかどうかを見極めています。就活生にとっては、英語力と論理性を掛け合わせたアピールこそが差別化の鍵になるのです。
④自社文化への理解と適応力を確認するため
英語で志望動機を求める理由には、自社文化への理解度と適応力を確かめる意図もあります。特に外資系企業やグローバル企業では、多国籍の社員が共通言語として英語を使うことが一般的です。
そのため、学生が企業理念や価値観を英語で理解し、自分の言葉で説明できるかどうかが大きなポイントになります。
たとえば「御社の多様性を尊重する文化に共感し、自分も異なる価値観を尊重しながら働きたい」と伝えられれば、文化的な適応力を示せます。
企業はこのやり取りを通じて、学生が違いを受け入れ柔軟に対応できるかを測っているのです。
就活生にとっては、語学の裏にある価値観の共有力を意識しておくことが重要でしょう。
⑤志望度の高さや熱意を見極めるため
英語の志望動機は、学生の志望度や熱意を測る手段としても大きな意味を持っています。
慣れない言語で自分の考えを表現するのは簡単ではありませんが、それでも準備を重ね挑戦する姿勢自体が高く評価されます。
企業はその努力から「この学生はどれほど本気で応募しているか」「困難に立ち向かう粘り強さを持っているか」を見ているのです。
就活生としては、完璧な英語を目指す必要はなく、むしろ自分の思いや意欲を誠実に伝えることを優先した方が良いでしょう。多少の文法や発音のミスは問題になりません。
大切なのは熱意が伝わるかどうかであり、それが結果的に志望先への本気度を示せるでしょう。
英語の志望動機を作成する際のポイント

英語で志望動機を作るときは、直訳するのではなく、相手に伝わりやすい形に整理することが重要です。
まず日本語で内容を固め、そのうえで適切な表現や文法を意識すれば、面接官により好印象を与えられるでしょう。
特に就活生にとっては、英語力を示すだけでなく、自分の熱意や適性を伝える大事な場面です。ここでは、具体的に役立つ作成のポイントを紹介します。
- 日本語での志望動機を明確に整理する
- 適切な単語や表現を選ぶ
- 文法や時制の正確さを意識する
- シンプルで分かりやすい文章にする
- 翻訳・添削ツールを活用する
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①日本語での志望動機を明確に整理する
最初に取り組むべきは、日本語で自分の志望動機をしっかり固めることです。理由や背景が不明確なままだと、英語に置き換えたときに説得力が薄れ、相手に伝わりにくくなります。
例えば「国際的な環境でスキルを伸ばしたい」「語学力を活かして顧客と信頼関係を築きたい」といった方向性を日本語で整理しておくと、英語に直す際も迷いません。
あらかじめ自分の強みやエピソードを日本語で準備しておけば、英語表現を工夫するときの幅も広がります。英語力に不安があっても、日本語での土台があれば安心して構築できるでしょう。
就活の場では一貫性が評価されるため、この整理は欠かせない準備です。
②適切な単語や表現を選ぶ
英語での志望動機は、選ぶ単語や表現次第で印象が大きく変わります。難しい単語を使えば評価されるわけではなく、むしろ聞き手が理解できる表現を使うことが重要です。
例えば「contribute to the team」「develop my skills」といったフレーズはシンプルながらも意欲や前向きさを伝えやすいでしょう。
逆に、意味が抽象的な単語を多用すると具体性を欠き、意図がぼやけてしまいます。
業界ならではの専門用語を取り入れることも効果的ですが、それだけに偏らず汎用的な表現と組み合わせることで、誰にでも分かりやすい志望動機になります。
学生の立場では、背伸びをするよりも「伝わること」を優先すると良い結果につながるでしょう。
③文法や時制の正確さを意識する
志望動機を英語で伝える際に特に注意すべきなのが、文法や時制の誤りです。些細な間違いでも信頼性を損なう可能性があり、英語力に疑問を持たれてしまいます。
例えば「I want to work in your company」「I have learned from my experience」のように、現在形・過去形・未来形を正しく区別することが求められます。
志望動機では将来に関する話題が多いため、willやwouldを適切に用いることが自然です。難しい文法構造を使わなくても、正しい基本文を使う方が誠実さを伝えられるでしょう。
就活生にとっては「高度な英語」より「正確な英語」の方が大切です。実際の面接では緊張でミスが出やすいため、普段からシンプルで正しい文を繰り返し練習しておくことが安心につながります。
④シンプルで分かりやすい文章にする
英語の志望動機は、長く複雑な文章にする必要はありません。むしろ、シンプルで明快な文章の方が、限られた時間の中で相手に理解されやすくなります。
例えば「I am eager to apply my communication skills in an international environment.」のように短くても意欲が明確に伝わる文は効果的です。
逆に、接続詞を多用して文章を長くすると、意味がぼやけたり誤解を招いたりする恐れがあります。面接官は短時間で多くの学生を評価するため、印象に残るためにも簡潔さが武器になります。
就活生の多くは「難しいことを言わなければ」と考えがちですが、シンプルさこそが伝わる力を高めることを意識してください。
⑤翻訳・添削ツールを活用する
最後に、翻訳や添削ツールを上手に利用する方法も紹介します。自分だけで完璧な英文を作ろうとすると不安を感じやすいですが、ツールを活用することで文法の誤りや不自然な表現を防げますよ。
例えばGoogle翻訳や校正アプリを参考にしながら、自分の英文をチェックするのは有効な方法です。
ただし、提案された文をそのまま使うのではなく、自分の意図やエピソードに合っているか必ず確認してください。
志望動機は自分の考えを表すものなので、ツールは補助として使い、核心部分は自分の言葉で伝えることが大切です。こうした工夫をすれば、自然で説得力のある英文を作れるでしょう。
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英語の志望動機に盛り込みたい内容

英語で志望動機を伝えるときは、単に語学力を示すだけでなく、企業とのつながりや将来像まで一貫して表現することが大切です。
ここでは、志望動機に含めるべき要素を整理し、それぞれの観点からどのように盛り込めば効果的かを解説します。
採用担当者が注目するポイントを押さえ、面接やエントリーシートで説得力のある内容に仕上げていきましょう。
- 企業や職種を志望する理由
- 自身のスキルや強みとの関連性
- 入社後にどのように活躍できるか
- 将来のキャリア目標と企業との結びつき
- 企業への熱意や共感ポイント
①企業や職種を志望する理由
志望動機の基本は、なぜその企業や職種を選んだのかという理由です。採用担当者は「数ある企業の中でなぜ自社なのか」を確認し、志望度の高さを見極めます。
ここでは、ただ憧れを語るのではなく、事業内容や将来性を根拠にすることが大切です。例えば「グローバル展開する姿勢が、海外経験を活かしたい自分の思いと一致した」と伝えると説得力が増すでしょう。
さらに「他社と比較したときにどこに魅力を感じたのか」を整理しておくと、より納得感のある説明になります。
②自身のスキルや強みとの関連性
魅力的な志望動機にするには、自分のスキルや強みを企業が求める人材像に結びつける必要があります。
英語での志望動機では、語学力の高さに加えて、論理的思考力や異文化理解力など、プラスαの強みを示すと効果的です。
例えば「留学で培った協調性を海外チームとの連携に活かしたい」と述べると、スキルが実務に直結することが伝わります。
加えて「TOEICの勉強を継続することで地道に力を伸ばす姿勢がある」といった学習習慣を示すのも好印象につながるでしょう。
③入社後にどのように活躍できるか
志望動機では、入社後に自分がどのように貢献できるのかを示すことも欠かせません。企業は「採用した後、この人が具体的にどう動くのか」を想像したいのです。
そこで「英語での資料作成や会議の進行を担当し、海外拠点との橋渡し役を担いたい」といった実務レベルの話をすることが効果的です。
さらに「将来的にはチーム全体の効率化にも貢献したい」と加えると、短期と長期の両方で期待される人材であることが伝わります。
漠然と「頑張ります」と述べるだけでは説得力に欠けるため、具体的な役割や行動を想定することが大切でしょう。
④将来のキャリア目標と企業との結びつき
キャリア目標を盛り込むと、自分の将来像と企業の方向性が重なっていることをアピールできます。
企業は短期的な活躍だけでなく、長期的に成長してくれる人材を求めているため、「数年後に海外事業部でリーダーとして活躍したい」「新規市場の開拓に挑戦したい」といった具体的な目標を語ることは有効です。
その上で「御社のグローバル研修制度を通じて視野を広げたい」「海外赴任制度を利用して現場経験を積みたい」といった企業との関連性を示すと、一貫性が生まれます。
将来像を語るときに注意したいのは、夢物語で終わらせないことです。実現に向けて努力している姿勢や、これまでの経験をどうつなげるのかを補足することで、現実的なビジョンとして伝わります。
学生の段階でも「どのようなキャリアを歩みたいか」を考えていること自体が、積極性や主体性のアピールになるでしょう。
⑤企業への熱意や共感ポイント
最後に、企業への熱意や共感を伝えることは欠かせません。採用担当者は「本当に自社で働きたいと思っているか」を見極めています。
ここでは、企業理念や社会貢献活動、働き方のスタイルなど、自分の価値観と共鳴する部分を具体的に語るとよいでしょう。
例えば「環境問題への取り組みに共感し、その一員として貢献したい」と伝えると誠実さが伝わります。熱意は抽象的な言葉だけでは弱いため、必ず根拠となる情報やエピソードを交えることが大切です。
熱意を伝えることで「困難に直面しても前向きに取り組んでくれる学生だ」と評価されやすくなり、最終的な印象を大きく左右します。
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面接で英語の志望動機を伝えるときのポイント

英語面接では、話す内容そのものに加えて、伝え方や雰囲気も評価を左右します。特に第一印象や非言語的な要素は記憶に残りやすいため、戦略的に意識する必要があります。
初めて英語面接を受ける学生にとっては不安も大きいですが、事前にポイントを押さえることで安心して臨めるでしょう。
ここでは、就活生が見落としやすい実践的な工夫を整理し、具体的に活用できる方法を紹介します。
- 第一印象を左右する挨拶やアイスブレイク
- 履歴書に書いた内容を補足して話す
- 英語力以外の強みもアピールする
- 自信を持った声と態度で伝える
- ジェスチャーや非言語コミュニケーションの活用
①第一印象を左右する挨拶やアイスブレイク
英語面接では、最初の数十秒で評価が固まることが多いです。明るい表情で “”Nice to meet you”” と伝えるだけでも、採用担当者に安心感を与えられるでしょう。
逆に硬い表情や小さな声は、自信がないと誤解されかねません。特に学生は緊張しやすいため、事前にシンプルなフレーズを準備しておくと心強いです。
挨拶後には「The weather is nice today.」など軽い一言を添えると場が和みやすく、会話が自然に始まります。
こうした工夫は面接の雰囲気を和らげるだけでなく、あなたの人柄を伝える第一歩にもなります。冒頭を意識的に整えることが、後のやり取りをスムーズにする鍵と言えるでしょう。
②履歴書に書いた内容を補足して話す
面接では履歴書やエントリーシートに記載した内容をただ繰り返すだけでは不十分です。採用担当者は、書面に載らない熱意や具体的な体験を聞きたいと考えています。
例えば「留学経験があります」と述べるだけでなく、「現地で英語が通じず苦労したが、周囲に積極的に話しかけて改善した」などの実体験を補足すると説得力が増します。
さらに、その経験を「異文化環境でも柔軟に対応できる強み」として志望理由に結びつけると効果的です。英語で説明する際も、自分の学びをどう将来の仕事に生かすかを明確に伝えてください。
履歴書の補足は単なる補足ではなく、自己アピールの強化につながる大切な場面なのです。
③英語力以外の強みもアピールする
英語の志望動機を話すとき、語学力ばかりを強調してしまう学生は少なくありません。しかし企業が求めているのは「英語ができる人」だけではなく、チームで協力し成果を出せる人材です。
例えば「ゼミ活動で役割を分担し成果を出した経験」や「アルバイトでトラブルに対応した経験」を英語で説明すれば、協調性や問題解決力をアピールできます。
英語力は前提条件とされる場合が多く、その上で人柄や仕事に活かせる力を評価されるのです。視点を広げて英語以外の強みを伝えることで、語学だけに依存しない総合的な魅力を示せるでしょう。
多面的に自己PRを行えば、より将来性のある人材だと判断されるはずです。
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④自信を持った声と態度で伝える
英語面接では、文法の正確さよりも自信を持って話す姿勢の方が重視されます。声が小さいと不安そうに映りますが、はっきりとした発声は説得力を高める要素です。
さらに、相手の目を見て話すことで誠実さや真剣さを伝えられます。もし言葉に詰まっても「Let me rephrase it.」と切り替えれば、冷静に対応できる姿勢を示せるでしょう。
学生の多くは「間違えたらどうしよう」と不安になりますが、堂々と話すことでその不安をカバーできます。
自信を持った態度は英語力そのもの以上に評価されやすく、全体の印象を大きくプラスに変える力を持っています。
⑤ジェスチャーや非言語コミュニケーションの活用
英語が完璧でなくても、ジェスチャーや表情などの非言語的な工夫は大きな支えになります。
例えば手振りを加えて説明すれば理解が深まり、熱意も伝わります。さらに、うなずきや笑顔を交えれば積極的な姿勢をアピールできるでしょう。
反対に無表情のままでは、英語が上手でも冷たい印象を与えてしまいます。学生にとっては、英語の正確さばかりに意識が向きがちですが、表情や態度を工夫することも同じくらい大切です。
非言語表現を取り入れることで、言葉以上に自分の人柄を示せるため、面接官の印象に残りやすくなります。結果的に、あなたの評価を引き上げる大きな要素となるでしょう。
英語の志望動機例文

英語での志望動機をどう書けばよいか迷う就活生は多いものです。
ここでは具体的な例文を通じて、自分の状況や目指す企業に合わせた伝え方を理解できます。以下のパターンごとに参考例を紹介します。
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①外資系企業向けの例文
外資系企業を志望する場合、国際的な環境での経験や学びを強調することが効果的です。ここでは、留学や海外での経験をきっかけに成長した姿を伝える例文を紹介します。
During the summer of my second year at university, I participated in a short-term study abroad program in the United States, where I worked with local students to create a business plan. At first, I struggled to exchange ideas in English, but I gradually learned to respect others’ perspectives while clearly expressing my own opinions. Through this experience, I realized both the challenges and the joy of collaborating with people from diverse backgrounds, which strengthened my desire to work in an international environment. Since your company has offices around the world and provides opportunities to take on challenges across cultures, I believe I can apply my experiences while continuing to grow. In the future, I hope to become a member of a global team who can achieve results by making the most of each person’s strengths. 私は大学2年の夏にアメリカへ短期留学をし、現地の学生と共同でビジネスプランを作成する経験をしました。 その際、英語で意見を交換し合うことに最初は苦労しましたが、相手の考えを尊重しつつ自分の意見を伝える姿勢を身につけることができました。 この経験を通じて、多様な背景を持つ人々と協力する楽しさと難しさを実感し、国際的な環境で働きたいという思いが強まりました。 貴社は世界各国に拠点を持ち、異文化の中で挑戦できる環境が整っていると知り、自分の経験を活かしながら成長できると考えています。 将来的には、グローバルなチームの一員として、互いの強みを活かして成果を出せる人材になりたいと思っています。 |
このように「海外経験から得た学び」を中心にすると、外資系企業が重視する多様性への理解や主体性を伝えやすくなります。
エピソードは具体的な活動内容と成長した点をセットで書くと説得力が増します。
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②日系グローバル企業向けの例文
日系のグローバル企業を志望する際は、国内で培った協調性や丁寧な姿勢をグローバルにどう活かすかを示すと効果的です。ここでは、国内での経験を軸に国際的な挑戦へとつなげる例文を紹介します。
I am attracted to your company because you value teamwork and precision rooted in Japanese culture, while actively expanding overseas. Through my part-time job at a hotel in Japan, I learned how to serve customers from different countries with respect and care. Even when communication was difficult, I focused on non-verbal cues such as gestures and attentiveness, which allowed me to provide a satisfying experience. This taught me the importance of combining Japanese hospitality with flexibility. I believe these skills will be valuable in supporting your global projects and ensuring smooth collaboration with colleagues and clients around the world. 貴社を志望する理由は、日本的な「チームワーク」や「正確さ」を大切にしながら、積極的に海外展開を行っている点に魅力を感じたからです。 私は国内のホテルでアルバイトをしており、多国籍のお客様に接する中で、言語が十分に通じなくてもジェスチャーや気配りを通じて満足いただける対応を心がけました。 この経験から、日本的なおもてなしに柔軟性を組み合わせる大切さを学びました。こうした力は、貴社の海外プロジェクトや国際的なチームワークを円滑に進めるうえで役立つと考えています。 |
この例文では「国内での経験」を出発点にしつつ、それをグローバル展開へどう結びつけるかを強調しています。
留学経験に頼らずとも、アルバイトやボランティアなど身近な経験を国際的な文脈に置き換えることで、日系グローバル企業に適した志望動機が作れます。
③専門職向けの例文
専門的な職種を志望する学生は、自分の学びや経験をどう活かせるかを具体的に伝えることが大切です。ここでは大学での専攻を活かした志望動機の例文を紹介します。
During my university years, I studied information technology and took part in a project where our team developed a simple application. This experience made me realize how much I enjoy creating solutions that can be applied in real life. By sharing ideas and coordinating tasks with team members, I also strengthened my communication skills. I am especially motivated by the opportunity to apply these abilities in a professional setting where innovation and accuracy are valued. Your company’s work in developing advanced systems for global clients inspires me, and I believe I can contribute with both my technical knowledge and my eagerness to keep learning. I am excited to join your team and grow into a professional who creates technology that supports everyday life. 大学時代、私は情報技術を学び、チームでアプリケーションを開発するプロジェクトに参加しました。この経験を通じて、現実に役立つ解決策を生み出すことの楽しさを実感しました。 また、仲間と意見を交わし、役割を調整する中で、コミュニケーション力も高めることができました。これらの力を、革新性と正確性が求められる実務環境で活かしたいと強く考えています。 御社がグローバルに先端システムを開発している点に大きな魅力を感じ、自身の技術的知識と学び続ける姿勢で貢献できると信じています。 人々の生活を支える技術を生み出す専門職として成長していきたいです。 |
この例文では、大学での専攻内容やチーム経験を具体的に述べ、仕事への関心と貢献意欲を結びつけています。専門職向けの志望動機を書く際は、自分の学びをどう実務に活かせるかを示すことが効果的です。
④営業・マーケティング職向けの例文
営業やマーケティング職を志望する場合、英語力とあわせて「人との関わり」や「企画への興味」を伝えることが効果的です。ここでは大学生活の経験を活かした志望動機の一例を紹介します。
I gained valuable experience in my university circle by managing promotions for a freshman event. Through creative use of social media and posters, we successfully attracted more participants than the previous year. This experience sparked my strong interest in how to communicate effectively and deliver messages to people. In addition, I practiced making presentations and preparing materials in English, which gave me the confidence to interact with international clients and partners. I am eager to contribute to your company’s global expansion by using both my communication skills and English ability to reach a wider audience. 大学在学中に所属していたサークルで、新入生向けイベントの広報を担当しました。その際、SNSやポスターを使った告知を工夫し、前年より多くの参加者を集めることができました。 この経験から、人に伝える方法や効果的に情報を届ける工夫にやりがいを感じ、営業やマーケティング分野に強い関心を持つようになりました。 加えて、英語での資料作成やプレゼン練習を重ねてきたため、海外の顧客やパートナーとのコミュニケーションにも対応できる自信があります。 貴社のグローバルな事業展開において、自分の英語力と発信力を活かし、製品やサービスをより多くの人に届けたいと考えています。 |
大学の身近な経験をベースにしつつ、「英語力」と「人に伝える力」を組み合わせることで説得力が増します。
同じテーマで書く場合は、成果が見えるエピソードを挙げると具体性が高まり、面接官に印象を与えやすくなります。
⑤研究開発・技術職向けの例文
研究開発や技術職を目指す学生に向けた英語での志望動機の例文を紹介します。実際の経験や気づきをベースに書くことで、説得力のある自己PRにつながります。
During my university research, I worked on a project to reduce energy consumption in everyday devices. Through repeated trial and error, I realized the value of patience and creative thinking in finding effective solutions. I enjoyed not only analyzing the data but also discussing ideas with teammates to refine our approach. This experience motivated me to pursue a career where I can keep solving problems that have a real impact on society. I am drawn to your company’s focus on developing technologies for sustainability, and I believe my persistence and curiosity will allow me to contribute to innovative projects. 大学での研究活動では、生活家電の消費エネルギーを減らすプロジェクトに取り組みました。何度も試行錯誤を重ねる中で、根気強さや発想の柔軟さが解決に結びつくことを実感しました。 データの分析だけでなく、仲間と意見を交換しながら改善策を練り上げる過程にも大きなやりがいを感じました。 こうした経験から、社会に実際の影響を与える課題解決に挑み続けたいと考えるようになりました。 御社が持続可能な技術開発に力を注いでいる点に強く惹かれており、自分の粘り強さと探究心を活かして革新的なプロジェクトに貢献したいと考えています。 |
研究開発・技術職では「問題解決力」や「粘り強さ」をアピールすると効果的です。具体的な研究テーマや取り組み姿勢を盛り込むことで、専門用語を使わなくても強い説得力を持たせられます。
就活で覚えておきたい英単語・熟語

英語で志望動機を伝える場面では、表現の幅を持っているかどうかが印象を大きく左右します。
特に外資系企業やグローバルに展開する業務を志望する学生にとっては、単語やフレーズの選び方ひとつで評価が変わることも珍しくありません。
ここでは、就活でよく使われる英単語や定番表現を整理し、効果的に活用するためのポイントを紹介します。
- 志望動機を表現する際の英単語
- 強みやスキルをアピールする英語表現
- キャリア目標を伝えるフレーズ
- 面接の導入で使える挨拶表現
- 熱意や意欲を示す定番フレーズ
①志望動機を表現する際の英単語
志望動機を英語で伝える際には、「motivation」「reason」「interest」といった基本的な語を使いこなすことが欠かせません。
これらは単純に思える表現ですが、言い回しや使い方によって印象が大きく変わります。例えば「I am motivated to join your company because…」は率直かつわかりやすい表現で、安心感を与えやすいでしょう。
一方「I am particularly interested in…」を使えば、柔らかく自然なニュアンスを演出できます。さらに「desire」や「aspiration」などを織り交ぜると、より豊かな語彙力を示せます。
就活生は単語を丸暗記するのではなく、自分の考えや経験と結びつけて活用することが大切です。
そうすることで、面接官に誠意や説得力を感じてもらいやすくなり、結果的に評価を高めることにつながります。
②強みやスキルをアピールする英語表現
自分の強みを英語で表現する場合、「strength」「ability」「skill」といった基本単語を軸に据えると整理しやすいです。
たとえば「communication skills」や「problem-solving ability」は、多くの企業で重視される代表的なスキルですので、積極的に活用してよいでしょう。
また「I am confident in my ability to…」は自信を自然に伝える表現で、学生がよく使いやすい一文です。
さらに「I have experience in…」を加えると、過去の具体的な取り組みを紹介でき、単なる自己評価に終わらず説得力を持たせられます。
就活生が陥りがちな失敗は、スキル単語を並べるだけで終わってしまうことです。
そこに自分の経験や成果を結びつけると、内容の厚みが増し、面接官に「この学生は実際に行動して結果を出してきた人だ」と感じてもらえるでしょう。
③キャリア目標を伝えるフレーズ
志望動機に将来のキャリア目標を加えると、面接官に「長期的にこの会社で成長していく意欲がある」と理解されやすくなります。「I aim to…」「My career goal is to…」は端的に目標を示す定番フレーズです。
例えば「I aim to contribute to global business development in the future」と話せば、志望企業での経験と将来のビジョンをうまく結びつけられます。
また「I would like to develop my expertise in…」を補足すれば、成長意欲や学び続ける姿勢を表せます。就活生がよく陥る落とし穴は、漠然と「成長したい」と述べるだけにとどまることです。
企業に関連づけた具体的な方向性を盛り込むことで、自分の志望動機がより現実的で魅力的に映るでしょう。結果として、面接官に「採用後も意欲的に働いてくれる人材だ」と期待を持たせやすくなります。
④面接の導入で使える挨拶表現
英語面接では冒頭の挨拶が第一印象を決めることも多いため、あらかじめ準備しておくと安心です。
「Thank you for giving me this opportunity」や「It is a pleasure to meet you today」は定番ですが、礼儀正しさや誠意を十分に伝えられます。
「I appreciate your time」という表現も、面接官の時間を尊重する姿勢を示せるため有効でしょう。
就活生は緊張しやすい場面でもありますが、事前に一言用意しておくことで、心の余裕を持ちながら自己紹介に入れます。ただし、棒読みにならないよう注意が必要です。
声のトーンや表情を工夫して自然に伝えることで、面接官に安心感や信頼感を与えられます。短い挨拶であっても、自分らしさを反映できるよう意識して練習しておくと良いでしょう。
⑤熱意や意欲を示す定番フレーズ
志望動機で欠かせないのが熱意を示すフレーズです。「I am eager to…」「I am passionate about…」といった表現は、やる気を端的に伝えられます。
また「I am excited about the possibility of…」を加えると、前向きで積極的な姿勢を印象づけられます。ただし熱意の表現を多用しすぎると、かえって不自然に聞こえる恐れがあります。
そのため、必ず具体的な志望理由や体験談と一緒に用いるのが効果的です。就活生が心がけるべきは「自分だけが知っている体験」と「企業で実現したいこと」を結びつけることです。
そうすることで、ただの定型フレーズに留まらず、説得力のある志望動機に仕上がります。
英語で志望動機を書く際の注意点

英語で志望動機を書くときは、表現や形式の正確さが特に大切です。わずかな誤りでも採用担当者の評価に影響し、信頼性を損ねる可能性があります。
就活生にとっては、自分の強みや経験を適切に伝える機会を失うことにもなりかねません。ここでは就活生が見落としやすい注意点を詳しく解説します。
以下のポイントを押さえることで、説得力と読みやすさを兼ね備えた志望動機を作成できるでしょう。
- スペルや文法の誤りを防ぐ
- 時制や表現の一貫性を保つ
- 同じ単語や表現の繰り返しを避ける
- 形式ばかりにとらわれず内容の具体性を重視する
- 無理に難しい英単語を使わない
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①スペルや文法の誤りを防ぐ
英語での志望動機は、スペルや文法の正確さが第一印象を左右します。就活において細部に気を配れるかどうかは評価されやすいポイントであり、誤りが多い文章は不注意や準備不足と判断されかねません。
作成後には必ず複数回の見直しを行い、文法チェックツールを使って確認することをおすすめします。
さらに英語に慣れた友人やゼミの仲間に見てもらえば、誤りを防げるだけでなく、より自然な表現に直してもらえる可能性もあります。
小さな修正を積み重ねる姿勢そのものが真剣さを示し、採用担当者に良い印象を与えるでしょう。
②時制や表現の一貫性を保つ
志望動機では、過去の経験、現在の能力、将来の目標を説明するため、時制が頻繁に切り替わります。ここで一貫性を欠くと、文章が読みにくくなり、理解が妨げられてしまいます。
例えば、過去は「I learned」、現在は「I am good at」、未来は「I would like to」と明確に整理すると、相手にとっても分かりやすくなります。
意識的に切り替えることで文章全体の流れが論理的になり、自分の強みや意欲がより伝わりやすくなるのです。完成後には必ず全体を読み返し、時制や表現が統一されているかどうかを確認してください。
就活生にとって、論理性を意識することは信頼につながる重要なポイントです。
③同じ単語や表現の繰り返しを避ける
英語で志望動機を書くとき、語彙が限られていると同じ単語を何度も使ってしまいがちです。しかし同じ表現が続くと、内容が単調に感じられ、せっかくの経験や熱意が伝わりにくくなります。
例えば「interested」を何度も使う代わりに「motivated」「eager」「keen」といった言葉を交えると、文章の印象は大きく変わります。
難しい単語を無理に使う必要はありませんが、簡単な単語を組み合わせてバリエーションを持たせる工夫は必要です。
事前によく使うフレーズを書き出し、同じ意味を表す言い換え表現を調べておけば安心です。多彩な表現は、柔軟な発想や言語感覚の豊かさをアピールする要素にもなります。
④形式ばかりにとらわれず内容の具体性を重視する
志望動機を英語で書くとき、きれいな構成やテンプレートを参考にするのは有効ですが、形式に頼りすぎると中身が薄くなってしまいます。
企業が知りたいのは「なぜその会社を選んだのか」「どのように活躍できるのか」という具体的な動機や根拠です。
例えば「I want to work globally」では漠然としていますが、「During my study abroad, I learned how to collaborate with people from different cultures, and I want to apply this skill to your international projects」と書けば説得力が生まれます。
自身の体験を根拠として盛り込むことが、言葉に厚みを与え、採用担当者に「本当にこの学生は準備してきた」と思わせるポイントになるのです。
⑤無理に難しい英単語を使わない
難解な単語を取り入れることで高度な英語力を示そうとする就活生もいますが、意味を理解しきれていない単語を使うと逆に不自然になりやすいです。
採用担当者は難しい単語の使用よりも、正確さと分かりやすさを重視しています。例えば「utilize」よりも「use」の方が自然で、読み手にも負担をかけません。
就職活動では、シンプルな言葉で誠実に伝える姿勢が評価されます。表現の難易度ではなく、体験や思いの具体性こそが説得力を生むのです。
自分が本当に理解している単語を選び、自然な英語で伝えることを心がければ、信頼感のある志望動機に仕上げられるでしょう。
英語の志望動機を自信を持って伝えるために

英語での志望動機は、外資系やグローバル企業を目指す就活生にとって避けられない課題です。
なぜなら、企業は国際展開や多様な人材との協働を重視しており、英語での自己表現を通じて適応力や熱意を確認するため。
そのため、まず日本語で自分の志望動機を整理し、正確な文法やシンプルで伝わる表現に変換することが重要です。
さらに、企業への熱意や将来のキャリアビジョンを具体的に盛り込むことで、説得力を高められます。加えて、面接では挨拶や態度など非言語面も評価対象となるため、自信を持った姿勢が求められますよ。
例文や定番フレーズを活用しつつも、自分らしさを反映させることが内定獲得の鍵となるでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。