OB・OG訪問サイト・アプリのおすすめ10選と活用方法を徹底解説!
「OB訪問って、どうやって相手を見つければいいの…?」
就活を本格化させるなかで、最初につまずくのが「OB・OGとの接点づくり」です。
大学のキャリアセンターや知人づてだけでは限界があり、思うようにアポが取れないこともありますよね。
そんなときに心強い味方となるのが、OB訪問に特化したサイトやアプリの存在。
本記事では、厳選したおすすめサービス10選と、それらを最大限に活用する方法について、徹底的に解説していきます。
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OB・OG訪問とは

就活を意識し始めた大学生の中には、「OB・OG訪問って何をするのか」「本当に必要なのか」と疑問を持つ方も多いでしょう。
しかし、OB・OG訪問は企業理解や業界研究を深める上でとても重要なステップです。
OB・OG訪問とは、実際にその企業で働いている大学の卒業生に会い、話を聞く活動のことです。
人事ではなく、現場で働く社員のリアルな話を聞けるため、自分に合う会社かどうかを見極めやすくなります。
OB・OG訪問のメリット

OB・OG訪問は、企業の現場で働く先輩と直接話すことで、ネットでは得られないリアルな情報を得られる貴重な機会です。
就職活動において、企業理解や自己分析の精度を高めるために、非常に有効な手段といえるでしょう。ここでは、OB・OG訪問がもたらす具体的なメリットについて詳しく解説します。
- 社員のリアルな声を直接聞くことができる
- 企業文化や社風を具体的に知ることができる
- 面接・選考対策として有効に活用できる
- 就職先のミスマッチを防げる
- 志望動機や自己PRの質を高められる
① 社員のリアルな声を直接聞くことができる
OB・OG訪問の最大の魅力は、実際にその企業で働いている社員の本音を直接聞ける点にあります。
求人票や会社の公式サイトには載っていない、働き方の実情や雰囲気、やりがいなどの情報は、現場の社員に尋ねることでようやくわかるものです。
事前に聞きたい内容を整理しておくことで、より充実した時間になりますよ。
② 企業文化や社風を具体的に知ることができる
企業文化や社風は、就活サイトの情報だけでは把握しにくい部分です。
OB・OG訪問では、実際に長く勤務している先輩社員の言葉から、「職場の空気感」や「価値観の共有レベル」といった具体的な様子を感じ取ることができます。
社風が自分に合うかどうかは、入社後の満足度に直結します。理念やビジョンだけでなく、それらが実際にどう社内で反映されているかを知ることが、後悔しない選択につながるでしょう。
③ 面接・選考対策として有効に活用できる
OB・OG訪問は、面接や選考対策にも役立ちます。その企業の選考を実際に受けた先輩から、出やすい質問や評価されやすい回答の傾向を聞くことができるからです。
OB・OGから得た知見をヒントに、自分なりの言葉で伝えるように意識しましょう。
説得力のある受け答えができるようになりますよ。
明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…
このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。
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④ 就職先のミスマッチを防げる
就職活動では、企業の良い面ばかりに目がいきがちです。しかし、実際に入社してから「思っていたのと違った」と感じるケースも少なくありません。
日々の業務内容や社内の人間関係、評価制度などのリアルな話を聞くことで、就職先とのミスマッチを未然に防げます。
ときには厳しい現実に触れることもありますが、それも含めて冷静に判断材料とすることが大切ですよ。
⑤ 志望動機や自己PRの質を高められる
OB・OG訪問で得た具体的な情報は、志望動機や自己PRを深めるうえで大きな材料になります。
たとえば、企業が重視する価値観や働き方を知ることで、それに沿ったアピール内容を考えることができます。
説得力のある志望動機や自己PRは、採用担当者の印象にも残りやすいでしょう。
OB・OG訪問のやり方

OB・OG訪問は、企業理解や社会人との接点づくりに役立つ手段ですが、進め方を誤るとせっかくの機会を十分に活かせません。
ここでは、初めてでも安心して取り組めるように、訪問までのステップを順を追って紹介します。
- 訪問したいOB・OGの条件を決める
- サイトやアプリでOB・OGを見つける
- 訪問前に企業・業界・相手の情報を調べる
- OB・OGにアポイントを取る
- 質問リストを作成し、事前に送付する
- 前日にリマインドメールを送る
- 当日の訪問マナーを守って話を聞く
- 訪問後はお礼メールを送る
① 訪問したいOB・OGの条件を決める
はじめに、「どんなOB・OGに話を聞きたいか」を明確にすることが大切です。たとえば、業界や職種、企業規模、働き方など、自分の関心に合った相手を絞っておくと、訪問の満足度も高まるでしょう。
営業志望であれば、営業職に就いている人から実際の業務内容ややりがいを聞くのが効果的です。
条件をあいまいなまま進めてしまうと、思ったような情報が得られず、時間だけが過ぎてしまう可能性もあります。訪問の目的に合う相手を、あらかじめ整理しておきましょう。
② サイトやアプリでOB・OGを見つける
OB・OGを探すには大学のキャリアセンターを使う方法もありますが、効率を重視するなら専用のマッチングサイトやアプリを使うのがおすすめです。
「ビズリーチ・キャンパス」や「Matcher」は大学別に検索できるため、親近感のある相手に出会える可能性が高まります。
カジュアルに話せる雰囲気を求めるなら「社長メシ」や「OBトーク」も選択肢になります。探し方が決まっていないと時間を無駄にしやすいため、自分に合ったツールを選びましょう。
③ 訪問前に企業・業界・相手の情報を調べる
訪問前のリサーチは、より充実した時間にするために欠かせません。
企業の事業内容や強み、業界の動き、相手の部署や経歴などをあらかじめ調べておくことで、会話が深まりやすくなります。
準備不足で臨んでしまうと、調べればわかることばかり質問してしまい、相手の印象を悪くするおそれもあるでしょう。
企業サイトやSNS、ニュース記事などを活用し、最低限の知識を持ってから臨んでください。
④ OB・OGにアポイントを取る
話を聞きたいOB・OGが見つかったら、次はアポイントを取る段階です。最初のメッセージでは、自己紹介と訪問の目的をはっきり伝えることがポイントです。
「〇〇大学△△学部の□□と申します。御社の□□職について知りたく、ご連絡いたしました」のように、丁寧で具体的な表現を心がけてください。
返事がない場合もありますが、気にせず複数人にアプローチして構いません。
丁寧な文面を送ることが、返信率アップにつながります。
⑤ 質問リストを作成し、事前に送付する
訪問で聞きたいことを事前に整理しておくと、当日のやり取りがスムーズになります。
質問内容は、業務の流れや職場の雰囲気、選考のコツなど、知りたいことに沿って構成しましょう。
また、あらかじめ質問リストを相手に送っておくと、より具体的な回答が返ってくることが多くなります。
質問数は多すぎると負担になるため、5〜6問程度に絞るのが適切です。
⑥ 前日にリマインドメールを送る
訪問の前日には、簡単なリマインドメールを送ると丁寧です。
「明日よろしくお願いいたします」「○○時に××駅でお待ちしております」など、必要事項だけを端的に伝えましょう。
必須ではありませんが、確認の連絡があると相手も安心しますし、社会人としての印象も良くなります。
こうした気配りは、今後のビジネスマナーとしても役立ちます。
⑦ 当日の訪問マナーを守って話を聞く
当日は時間に余裕を持って出発し、清潔感のある服装で臨みましょう。
最初のあいさつや名刺の受け取り、相手の話をさえぎらずにしっかり聞く姿勢など、基本的なマナーが信頼につながります。
オンラインの場合は、通信環境のチェックや背景の整理も忘れずに行ってください。
相手の話を尊重し、リアクションを適度に返すことで、より良いコミュニケーションが築けます。
「あなたはビジネスマナーを分かっている?」
就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。
そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。
就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。
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⑧ 訪問後はお礼メールを送る
訪問が終わったら、なるべく当日中にお礼のメールを送りましょう。
感謝の気持ちを伝えるだけでなく、「〇〇の話が特に参考になりました」など具体的な感想を添えると、より丁寧な印象になります。
お礼をきちんと伝えることで、今後のつながりを保ちやすくなりますし、場合によっては後日アドバイスをもらえることも。
一度きりのやり取りで終わらせず、継続的な関係づくりを意識してください。
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OB・OG訪問で使えるおすすめサイト・アプリの選び方

OB・OG訪問を効率よく進めるには、信頼できるサイトやアプリを選ぶことが欠かせません。
多くのサービスの中から自分に合ったものを見つけるためには、いくつかの比較ポイントを押さえることが大切です。
ここでは、後悔しないサービス選びの視点を5つ紹介します。
- OB・OGの登録数が多いサービスを選ぶ
- 大学別に検索できるか確認する
- 使いやすさ・UI/UXの良さを比較する
- 運営会社の信頼性をチェックする
- 口コミや評判が良いサイトを選ぶ
① OB・OGの登録数が多いサービスを選ぶ
サービス選びでまず確認すべきなのは、登録しているOB・OGの人数です。登録者が多いほど、自分の志望業界や企業に近い先輩と出会える可能性が高まります。
同じ大学出身や専攻の先輩を探しやすいのもメリットといえるでしょう。
情報の幅を広げるためにも、できるだけ多くの人が登録しているサービスを選んでください。
登録数の多さは、自分に合った先輩と出会えるチャンスの広がりにもつながります。
② 大学別に検索できるか確認する
大学別に検索できる機能があるかどうかも重要です。
同じ大学の先輩からは、選考の流れや企業の雰囲気など、より具体的で身近な情報が得られます。
また、学部やゼミが同じであれば、就活の進め方やつまずいたポイントなど、実体験を交えたアドバイスを受けやすくなるでしょう。
検索機能の有無は、訪問相手との距離感を縮める意味でも確認しておきたいポイントです。
③ 使いやすさ・UI/UXの良さを比較する
就活では時間に限りがあるため、サイトやアプリの使いやすさも大きな判断基準になります。
UI(見た目の使いやすさ)やUX(使ったときの体験)が整っていれば、スムーズにOB・OGを探すことができ、無駄な手間が省けるでしょう。
登録前に口コミやレビュー動画を見て、実際の操作感を確認するのも良い方法です。
④ 運営会社の信頼性をチェックする
安心して使えるサービスかどうかを見極めるためには、運営会社の信頼性も確認すべきです。
個人情報をやりとりするサービスだからこそ、運営体制がしっかりしているかは重要な判断材料となります。
大学や大手企業と提携しているか、就職支援の実績があるかなど、会社の背景を調べてみてください。
信頼できない運営会社のサービスを使ってしまうと、トラブルに巻き込まれるリスクもあります。安心して利用するためにも、事前チェックを忘れないでください。
⑤ 口コミや評判が良いサイトを選ぶ
最終的な判断として、実際にサービスを利用した人の口コミや評判を確認するのが有効です。とくに、自分と近い立場の人の声は、サービスの実用性を判断するうえで信頼できます。
良い評価だけでなく、注意点や不満の声にも目を通しておくことで、偏りのない視点が得られるでしょう。SNSや就活用の掲示板、レビューサイトなどを活用して情報を集めてみてください。
利用者の生の声をもとに、自分に合ったサービスかどうかを見極めることが大切です。
おすすめのOB・OG訪問サイト・アプリ

OB・OG訪問を効率よく進めるには、信頼できるマッチングサイトやアプリを活用するのが効果的です。
ここでは、就活生から支持されている7つのサービスを取り上げ、それぞれの特徴と使いやすさを紹介します。
- ビズリーチ・キャンパス
- Matcher(マッチャー)
- OBトーク
- 社長メシ
- yenta
- レクミー
- サポーターズ
① ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、大学ごとのOB・OGとマッチングできる専用サービスです。大学メールで認証されるため、登録者の信頼性も高く、安心して使えます。
企業ごとの社員検索も可能で、職種や業界から絞り込める点も便利でしょう。スカウト機能やイベント参加機会も用意されており、自分から動かなくても声がかかることがあります。
初めての方でも比較的使いやすく、気軽にスタートしやすい点が魅力です。
② Matcher(マッチャー)
Matcherは「就活相談に乗る代わりに、お願いを1つ叶えてもらう」という仕組みが特徴です。
たとえば、「エントリーシートを見てほしい」「学生時代の話を聞かせてほしい」など、相手の希望に応えることで自然なコミュニケーションが生まれます。
内定者や若手社員も多く登録しており、同世代に近い距離感で話せる点も安心です。
シンプルなデザインで直感的に操作でき、忙しい就活生でも使いこなせるでしょう。
③ OBトーク
OBトークは、LINEのようなチャット形式でOB・OGとつながれるアプリです。カジュアルな雰囲気の中で相談できるため、構えずにやりとりしたい方に向いています。
特に、対面のやり取りに不安がある人や、気軽に情報収集したい学生には便利でしょう。
スキマ時間を使って短時間で話ができるのも大きなメリットです。
初めてのOB訪問ツールとしても活用しやすいでしょう。
④ 社長メシ
社長メシは、企業の経営者や社員と一緒に食事をしながら直接話ができるユニークなサービスです。
就活イベントよりも距離感が近く、本音が聞き出せるのが強みといえます。
多くの場合、食事代は企業側が負担してくれるため、学生にとっても金銭的な負担がありません。
食事を通じてその会社の雰囲気や価値観を知る機会として活用できるでしょう。
少人数で深く話したい方におすすめです。
⑤ yenta
yentaはビジネスマッチングアプリとして知られていますが、近年では学生と社会人の交流ツールとしても使われています。
AIがプロフィールや興味をもとに相手をレコメンドしてくれる仕組みで、就活の情報収集にも役立つでしょう。
スタートアップ志望やIT業界に関心がある方には特に人気があります。
やや上級者向けの印象もありますが、自分から積極的に動きたい方にはぴったりのサービスです。
サイト:https://page.yenta-app.com/
⑥ レクミー
レクミーは、企業と学生をつなぐ就活支援プラットフォームで、動画やイベントを通じた情報発信に強みがあります。
企業からのスカウト機能もあり、プロフィールを充実させることで声がかかる可能性も高まるでしょう。特定のイベントに参加することで、OB・OGとの個別面談の機会を得られるのもポイントです。
受け身になりがちな就活を、自分から動くスタイルに変えたい方に向いています。
⑦ サポーターズ
サポーターズは、ITエンジニアを目指す学生を対象とした就活支援サービスです。イベントや企業紹介だけでなく、現役エンジニアとのマッチングや相談の機会も豊富に用意されています。
専門性の高い分野だからこそ、業界理解や働き方を事前に知ることが非常に大切です。
技術職を希望する方やプログラミング経験のある学生には、非常に頼りになる存在といえるでしょう。
サイト:https://talent.supporterz.jp/
OB・OG訪問サイト・アプリを使う際の注意点

OB・OG訪問サイトやアプリはとても便利ですが、安全に使うためには注意が必要です。気をつけるべき点を知っておけば、トラブルを防ぎながら有意義な訪問ができるでしょう。
ここでは、利用時に意識しておきたい注意点を紹介します。
- 怪しい勧誘やトラブルに注意する
- 個人情報の取り扱いには十分気をつける
- 訪問目的を明確にしてから依頼する
- プロフィールをしっかり整えておく
① 怪しい勧誘やトラブルに注意する
OB・OG訪問サービスの多くは安心して使えますが、一部には悪質な目的で利用している人がいる場合もあります。
たとえば、ビジネス勧誘や宗教団体への誘いなど、就活と無関係な話をされることもあるでしょう。そのような相手に出会った場合は、無理に話を続けず、すぐにやり取りを中止してください。
また、通報機能があるサービスを選んでおくと、万が一のときにも安心できます。
違和感を覚えたら、自分を守る行動を優先しましょう。
② 個人情報の取り扱いには十分気をつける
訪問を申し込む際には、大学名や学部、氏名などの個人情報を相手に伝えることになります。こうした情報が悪用されないよう、取り扱いには細心の注意が必要です。
たとえば、プロフィール欄には必要最低限の情報だけを載せ、連絡は原則としてサービス内で行ってください。
外部の連絡手段を使う場合は、相手の信頼性が確かめられてからにしましょう。
さらに、利用前にそのサービスの運営会社がどのように個人情報を管理しているかを確認することも大切です。
③ 訪問目的を明確にしてから依頼する
OB・OG訪問を依頼する際には、「なぜ話を聞きたいのか」をはっきりさせておくことが欠かせません。目的があいまいだと、相手に不信感を持たれたり、断られたりすることもあるでしょう。
たとえば、「営業職の実際の仕事内容を知りたい」や「志望企業の雰囲気を具体的に聞きたい」といった明確な目的を伝えることで、先方も安心して対応しやすくなります。
依頼を出す前に、自分の目的を紙に書き出して整理しておくのも有効な準備です。
④ プロフィールをしっかり整えておく
訪問を申し込む際、相手が最初に目にするのがあなたのプロフィールです。この内容が充実していれば、相手は安心して応じてくれるでしょう。
逆に、情報が少なかったり雑だったりすると、不信感を持たれるおそれがあります。大学名、学部、興味のある業界、簡単な自己紹介などを丁寧に記載してください。
最初の印象をよくするためにも、きちんと整えておくことをおすすめします。
OB・OG訪問で聞くべき質問例

OB・OG訪問を有意義なものにするには、事前に質問内容を整理しておくことが重要です。なんとなく話を聞くだけでは、限られた時間を活かしきれません。
ここでは、訪問前に準備しておくと役立つ質問の具体例を紹介します。
- 業務内容や1日のスケジュールについて
- 企業の雰囲気や職場環境について
- 新卒のキャリアパスについて
- 選考で重視されるポイントについて
- 就活時の体験談やアドバイスについて
① 業務内容や1日のスケジュールについて
仕事の流れや日々のタスク内容を聞いておくと、働き方のイメージが具体的になります。
仕事内容が自分に合っていそうか、やりがいを持てるかといった判断にもつながります。
働く姿を想像しながら質問すると、理解も深まるでしょう。
② 企業の雰囲気や職場環境について
社内の雰囲気や人間関係は、実際に働いてみないと分かりにくいものです。
そこで「どんな人が多いか」「部署間の関係性はどうか」などを尋ねることで、職場の空気感をつかめます。
価値観や性格に合った職場かどうかを確かめるためにも、率直に質問することが大切ですよ。
③ 新卒のキャリアパスについて
入社後にどのような成長ステップを踏めるかを聞くことで、将来の見通しが立てやすくなります。
「配属後の異動はあるか」「どのように昇進していくのか」といった具体的な話を聞くと、入社後の姿が想像しやすくなるでしょう。
長く働くことを考えるなら、必ず確認しておきたいポイントです。
④ 選考で重視されるポイントについて
選考に通過したOB・OGから、実際に評価されたポイントを聞けるのは貴重な機会です。
「自己PRのどの部分が響いたか」「面接官の反応が良かった場面」など、リアルな経験談をもとにしたアドバイスは非常に参考になります。
ただし、踏み込みすぎた聞き方にならないように注意しましょう。
「どんな点が見られていたと感じましたか?」といった柔らかい聞き方がおすすめです。
⑤ 就活時の体験談やアドバイスについて
OB・OG自身の就活体験には、多くの学びがあります。
「苦労したこと」や「やっておいてよかったこと」など、リアルな声から得られるヒントは多いです。
自分の状況を共有した上で、「私のような場合、何かアドバイスはありますか?」と聞いてみると、より具体的な返答をもらいやすくなります。
ネットでは得られない視点を聞けるチャンスなので、積極的に話を聞いてみてください。
OB・OG訪問を最大限に活かすために

OB・OG訪問は、企業理解を深め、選考対策にも直結する就活の重要ステップです。
実際に働く先輩からリアルな情報を得ることで、志望動機や自己PRに説得力が増し、ミスマッチの防止にもつながります。
ぜひ、自分に合ったOB訪問サイトを活用し、納得のいくキャリア選択につなげてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。