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面接シートとは?評価項目と対策、注意点を就活生向けに解説

この記事では、面接シートの目的や評価項目、対策方法、注意点を就活生向けにわかりやすく解説しています。

また、面接官が見ているポイントも紹介しているので、就活生必見の内容になっていますよ。

 

目次

面接シートを知って効果的に面接対策をしよう

就職活動の面接で、「何を見られているのか分からない」と感じている人は多いのではないでしょうか。いくら自己PRや志望動機を練っても、面接官の反応が薄いと不安になりますよね。

そんな中でカギとなるのが、「面接シート」の存在です。これは、面接官がどのような視点で応募者を評価しているのかを知るためのヒントになります。

面接の合否は、単なる会話の内容だけで決まるわけではありません。表情や姿勢、マナー、話す順序や言葉選びなど、見えない評価ポイントが数多く存在します。

こうした情報を、面接官は面接シートに基づいて記録・判断しているのです。つまり、話し方や印象、態度といった“非言語的な要素”も含めて選考されているということになります。

面接シートの視点をあらかじめ知っておくことで、自分がどんな準備をすべきかが見えてきます。

入室から退室までのマナー、話の構成、志望動機の伝え方に至るまで、すべてが評価の対象となるため、それぞれの場面で意識を持って行動することが大切です。

ここでは、面接シートの役割や評価項目、面接官が見ているポイント、注意すべき落とし穴などを具体的に紹介していきます。読み進めることで、より実践的な面接対策のヒントが得られるでしょう。

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


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面接シートとは

面接シートとは、企業の面接官が応募者を評価するために使う記入用紙・チェックリストで、主観を排除し、公平・客観的な評価を行うためのツールです。

志望動機や自己PRなどの項目ごとに記録され、特に集団面接では面接官の評価基準を統一する役割も果たします。

就活生に中身が公開されることはありませんが、企業が何を重視するかを想定して対策することで、面接通過の可能性を高めることができます。

そのため、企業がどのような点を重視しているのかを事前に想定し、対策を講じておくことが重要です。自分が何を見られているのかを理解して臨むことで、面接での一つひとつの言動に自信が持てるようになるはずです。

面接官が面接シートを使用する理由

面接シートは、企業が応募者を評価する際に活用する重要なツールです。これを使う目的を理解すれば、評価される視点をあらかじめ把握でき、より実践的な準備につなげられるでしょう。

ここでは、面接官が面接シートを用いる5つの主な理由を紹介します。

  1. 評価基準を統一して選考のバラつきを防ぐため
  2. 面接内容を記録して他の面接官と共有するため
  3. 見落としを防ぎ、チェック項目を網羅するため
  4. 選考の根拠を残しておくため
  5. 採用活動の効率化を図るため

① 評価基準を統一して選考のバラつきを防ぐため

面接シートの最大の役割は、評価基準を明確にしておくことです。面接官が複数いる場合、感じ方や判断が異なると不公平な結果になりかねません。

あらかじめ共通のチェック項目を設けておくことで、評価に一貫性が生まれ、どの面接官が担当しても同じ観点から判断できるようになります。就活生にとっても、公平な選考を受けやすくなるでしょう。

② 面接内容を記録して他の面接官と共有するため

面接が複数回に分かれている企業では、担当者が変わるたびに情報を正確に引き継ぐ必要があります。口頭の伝達だけでは、内容に抜けや誤解が生じることもあるでしょう。

面接シートにその場の印象や評価を書き残しておけば、他の面接官ともスムーズに情報を共有でき、候補者の理解を深める材料になります。

③ 見落としを防ぎ、チェック項目を網羅するため

面接の時間は限られており、確認すべき点も多くあります。緊張感のある場面では、大事な評価項目を見逃してしまうこともあるかもしれません。

面接シートがあれば、事前に決めた項目を一つずつ確認できるため、見落としの防止につながります。応募者に対しても、より丁寧で公平な評価が実現できるでしょう。

④ 選考の根拠を残しておくため

選考は、応募者の将来を左右する重要な判断です。だからこそ「なぜ通過したのか」「なぜ落ちたのか」を記録として残す必要があります。

面接シートには、評価の根拠が具体的に記載されており、後から見返すことも可能です。選考に対する透明性を高めるためにも、記録の重要性は高いといえます。

⑤ 採用活動の効率化を図るため

限られた時間と人員の中で、スムーズに採用活動を進めるには効率化が欠かせません。面接シートを使えば、複数の面接官が短時間で評価内容を把握しやすくなりますし、判断のスピードも上がります。

応募者にとっても、結果通知が早くなるなどのメリットがあるため、双方にとって有効な仕組みといえるでしょう。

企業が求める人物像

企業は面接を通じて、応募者のスキルだけでなく人柄や価値観までを総合的に見ています。

面接シートに記録される評価項目を把握しておくと、どんな人物像が求められているのかがわかり、準備の質も高まるでしょう。ここでは、企業が重視する5つの人物像を紹介します。

  1. コミュニケーション能力がある人
  2. 主体性と行動力を兼ね備えた人
  3. 論理的思考力がある人
  4. チームでの協調性を重視する人
  5. 企業理念やビジョンに共感できる人

① コミュニケーション能力がある人

企業は、相手の話をしっかり聞き、自分の意見を的確に伝えられる人を求めています。ただ話せるだけではなく、相手の立場や状況をくみ取ってやりとりできるかどうかが問われます。

面接では、質問に答えるだけでなく、やりとりの姿勢や聞く態度も評価対象となるのです。伝える力と受け取る力のバランスが大切でしょう。

② 主体性と行動力を兼ね備えた人

企業は、指示を待つだけでなく、自ら動ける人を求めています。問題を見つけて改善策を提案した経験や、自発的に行動したエピソードがあると高く評価されやすいでしょう。

「こうしたらよくなる」と考え、実際に行動に移した経験は、仕事でも活かせる力として期待されます。

③ 論理的思考力がある人

物事を感情ではなく、筋道を立てて考えられる人は、仕事の現場でも重宝されます。たとえば、課題をどう整理し、どんな理由でその結論に至ったのかを説明できると説得力が増すのです。

面接では、理由や根拠を交えて話すように意識すると、論理的に考える力があると伝わりやすいでしょう。

④ チームでの協調性を重視する人

どのような職場でも、周囲と協力して成果を出す姿勢が求められます。自分の役割だけでなく、全体を見ながら行動できるかがポイントです。

グループでの活動やチームプレーの経験を通じて、他者と協調する力をアピールしましょう。リーダーでなくても、サポート役や調整役としての働きも評価されます。

⑤ 企業理念やビジョンに共感できる人

企業は、価値観を共有できる人材と一緒に働きたいと考えています。そのため、企業理念や将来のビジョンに共感しているかどうかも重視されるのです。

企業研究を深め、自分の考えと重なる点を探しておくと、志望動機にも説得力が生まれるでしょう。「この会社で働きたい」という思いを、自分の言葉で伝えてください。

面接シートの評価項目

面接シートには、応募者の特徴や適性を見極めるための評価項目が細かく設定されています。何が見られているかを知っておくと、対策の方向性も明確になるでしょう。

ここでは、代表的な11のチェック項目を紹介します。

  1. 身だしなみやマナーが整っているか
  2. 明確な志望動機を語れているか
  3. これまでの経験を具体的に話せているか
  4. 自己PRが企業のニーズとマッチしているか
  5. 話し方や声のトーンに問題がないか
  6. 入退室の所作や挨拶が丁寧にできているか
  7. 質問への回答が論理的でわかりやすいか
  8. 逆質問を通して企業への関心を示せているか
  9. 表情やアイコンタクトに不自然さがないか
  10. チームでの役割やリーダーシップ経験があるか
  11. 責任感や継続力など社会人基礎力が備わっているか

① 身だしなみやマナーが整っているか

第一印象を大きく左右するのが、身だしなみやマナーです。スーツや髪型、靴の清潔感といった外見面はもちろん、姿勢や表情、動作の丁寧さなども評価の対象になります。

たとえば、椅子に座る前の一礼やドアのノックの回数、お辞儀の角度にまで面接官の視線が向いていると考えておくべきでしょう。面接の場では、自分では気づかない小さな所作が印象を左右します。

普段から意識して練習しておけば、緊張する場面でも自然な振る舞いができるようになります。自信を持って面接に臨むためにも、身だしなみとマナーの基本は今のうちに見直しておきましょう。

② 明確な志望動機を語れているか

志望動機は、企業との相性を見極めるための重要な判断材料です。「なんとなく興味がある」ではなく、「なぜその企業でなければならないのか」を明確に語れるかが問われます。

たとえば、企業理念や事業内容、独自の強みに着目し、自分の経験や価値観とどう重なるかを丁寧に伝えましょう。企業研究を深めることで、表面的な理由ではない本質的な動機が見えてきます。

志望動機に一貫性と具体性があれば、面接官に誠実な姿勢が伝わるはずです。他社との違いを比較しながら、自分の熱意を言葉にしてください。

③ これまでの経験を具体的に話せているか

学生時代の経験やアルバイトでのエピソードは、あなたの考え方や行動特性を伝えるうえで貴重な材料です。

ただ成果を語るだけでなく、その過程で何を考え、どう行動したのかを具体的に話せると好印象につながります。失敗した経験から学んだことや、工夫して取り組んだ姿勢も高く評価されます。

面接官は、問題に直面したときの向き合い方や、周囲との関わり方などを見ています。あらかじめエピソードを時系列で整理しておくと、スムーズに話せるだけでなく、説得力も増すでしょう。

④ 自己PRが企業のニーズとマッチしているか

自己PRは、自分の強みを伝えるだけでなく、それが企業の求める人物像と一致しているかがカギになります。

たとえば「責任感がある」という強みを伝える際には、どのような場面で発揮されたか、その結果どう評価されたかまで話すことで説得力が増します。

さらに、その強みが入社後にどう活かせるかを結びつけると、より実践的な印象を与えることができます。

企業研究を通して相手がどんな人材を求めているかを理解し、自分の経験と接点を見つけて伝えることが重要です。

⑤ 話し方や声のトーンに問題がないか

どれほど内容が優れていても、話し方や声の印象が悪ければ、面接全体の評価に影響を及ぼすおそれがあります。

声が小さい、早口すぎる、語尾が曖昧などは、聞き手の集中力を下げてしまう原因になり得ます。適度な声量と話すスピード、はきはきとした口調を意識しましょう。

また、語尾を伸ばさずに言い切ることで、自信ある印象も伝えられます。緊張していても、深呼吸やゆっくり話すことを心がけるだけで、落ち着いた印象につながるはずです。

⑥ 入退室の所作や挨拶が丁寧にできているか

面接は、部屋に入った瞬間から退室するまでが評価の対象になります。

たとえば、ノックは3回、入室後のあいさつは明るくはっきり、イスに座る前には一礼するなど、基本的な動作はすべて見られていると考えてください。

退室時も、ドアを静かに閉める、振り返ってあいさつするなど、細かな所作が印象を左右します。形式的な動作に見えても、そこに気配りや誠実さがにじみ出るため、手を抜くべきではありません。

繰り返し練習することで自然な所作が身につきます。

⑦ 質問への回答が論理的でわかりやすいか

質問に対する返答の論理性は、思考力や表現力を測るうえで重視されます。「結論→理由→具体例→まとめ」の順で話す構成を意識するだけで、聞き手に伝わりやすい印象を与えることができます。

感情や印象だけで話すのではなく、根拠を持って自分の考えを展開することが大切です。たとえば「私は協調性があります」と述べた場合には、その理由や体験を補足することで納得感が増します。

内容を整理したうえで答える練習を重ねましょう。

⑧ 逆質問を通して企業への関心を示せているか

逆質問は、企業への理解や関心の深さをアピールする絶好の機会です。「特にありません」と答えてしまうと、やる気がないと受け取られることもあるため注意が必要です。

たとえば「配属後の研修制度について詳しく知りたい」や「入社後に活躍している人の共通点はありますか」など、自分の成長意欲や将来像につながる質問が好印象。

企業サイトではわからない部分を深掘りする姿勢が評価されます。事前に質問をいくつか用意しておくと安心です。

⑨ 表情やアイコンタクトに不自然さがないか

面接中は話の内容と同じくらい、表情や目線といった非言語コミュニケーションも重視されます。

緊張で表情が硬くなることは誰にでもありますが、アイコンタクトが少なかったり、無表情でいると不安な印象を与えかねません。

ときおり笑顔を見せたり、うなずきながら話を聞くことで、安心感や人柄の良さが伝わります。鏡を使って練習することで、自分では気づかない癖を直すこともできるため、事前準備が大切です。

⑩ チームでの役割やリーダーシップ経験があるか

企業は個人の能力だけでなく、チームでどう機能するかも重視しています。リーダー経験がある人は、どのようにメンバーをまとめたのか、困難をどう乗り越えたのかを具体的に伝えましょう。

一方で、リーダーでなかった場合も、縁の下の力持ちとしてどんな貢献をしたかをアピールすることが大切です。チームの中で自分の役割を理解し、適切に動ける人材は、どの職場でも重宝されるでしょう。

⑪ 責任感や継続力など社会人基礎力が備わっているか

責任感や継続力といった社会人の基礎力は、どの企業でも求められる共通項です。たとえば長期間アルバイトを続けた経験や、同じ活動にコツコツ取り組んだ経験などは、高く評価される可能性があります。

重要なのは、なぜ続けられたのか、どのような困難を乗り越えたのかを自分の言葉で伝えることです。結果よりも姿勢や考え方が評価されるため、自分の努力や工夫を正直に語ることが信頼につながります。

面接シートを逆算した効果的な面接対策

面接シートに沿って評価されることを意識すれば、準備の方向がはっきりします。面接官がどこを見ているのかを逆算して対策を練ることが、合格への近道です。

ここでは、シートの評価項目をふまえた具体的な準備ポイントを6つ紹介します。

  1. 入室から退室までのマナーを徹底する
  2. 面接前に身だしなみや第一印象を整える
  3. 質問には結論から簡潔に答えるようにする
  4. 志望動機には企業独自の要素を盛り込む
  5. 過去の経験は成果やプロセスを中心に話す
  6. 自己PRでは業務に活かせる強みを示す

① 入室から退室までのマナーを徹底する

面接の評価は、入室した瞬間から始まっていると考えてください。シートには、あいさつや姿勢、視線、話し方など、基本的なマナーがチェック項目として記載されていることが多いです。

ドアのノックやおじぎのタイミング、退室時の一礼まで、ひとつずつが評価対象になります。これらの所作が乱れていると、ビジネスマナーへの理解が不十分と判断される可能性もあるでしょう。

対策としては、模擬面接や動画撮影で自分の動きを客観的に確認することをおすすめします。基本が丁寧にできる人は、相手に安心感を与えることができます。

「あなたはビジネスマナーを分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。

② 面接前に身だしなみや第一印象を整える

面接では第一印象が非常に重要です。面接シートには「印象」や「清潔感」などを記録する欄が設けられているケースが多く、見た目の印象がそのまま評価に直結します。

髪型、服装、靴の状態、表情、姿勢など、細部まで整っているかが見られています。どれほど話の内容が良くても、見た目がだらしなければ評価は下がるでしょう。

出発前には鏡で全体を確認し、ネクタイのずれや靴の汚れがないかをチェックしてください。「見た目も仕事のうち」と考え、丁寧な準備を心がけましょう。

③ 質問には結論から簡潔に答えるようにする

面接時間は限られており、端的に話す力が求められます。シートには「伝える力」「論理性」などが評価項目として含まれるため、結論を先に伝えることが重要です。

「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれたら、「〇〇に注力しました。その理由は〜」のように答えると分かりやすくなります。話が長すぎると要点がぼやけ、評価が下がるおそれもあります。

日頃から要点を絞って話す練習を重ね、伝える力を磨いておくと安心です。

④ 志望動機には企業独自の要素を盛り込む

面接官は「この会社を本当に理解しているのか」を重視します。面接シートには「志望度」「企業理解」といった欄があるため、志望動機には具体的な内容が欠かせません。

たとえば「御社の〇〇という取り組みに共感し、自分の〇〇の経験を活かせると感じました」といった形で、企業の特徴と自分の経験を結びつけて話すのが効果的です。

抽象的な表現ではなく、自分の言葉で語ることが説得力を高めます。企業研究を丁寧に行い、他社ではなくこの会社である理由を伝えてください。

⑤ 過去の経験は成果やプロセスを中心に話す

「学生時代に力を入れたこと」などの質問は、人物像を知るための大切な機会です。面接シートには「行動力」や「課題解決力」などが評価軸として記録されます。

話すときは、経験を通じて「何を考え、どんな行動をとり、どんな結果を出したのか」という流れで話しましょう。

たとえば「文化祭の実行委員として、〇〇人規模のイベントを成功させた」など、数字を入れると説得力が増します。過去の経験から何を学び、どう成長したかを具体的に伝えてください。

⑥ 自己PRでは業務に活かせる強みを示す

自己PRでは、自分の強みが「業務にどう役立つか」を意識して伝えることが求められます。

面接シートでは「仕事への適性」「成長の可能性」といった視点で評価されるため、単に「私は真面目です」と言うだけでは不十分です。

「私は責任感が強く、アルバイトで〇〇を任されました。その経験から〜」といったように、強みとエピソードをセットにして話してください。

さらに、「この強みを御社の〇〇で活かしたい」と将来の貢献にも触れると、好印象を与えやすくなります。

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面接シートの注意点

面接中、面接官が記録している内容がどのように使われているかまで意識できている就活生は多くありません。

しかし、面接シートには評価以外にもさまざまな情報が残され、発言や態度がその後の選考や配属に影響することがあるのです。ここでは、見落とされがちな面接シートに関する注意点を5つ紹介します。

  1. 面接中の内容が記録されていることを忘れない
  2. 矛盾や誇張のある発言をしない
  3. メモが少ないからといって不合格と決めつけない
  4. 配属先への影響を考えずに話さない
  5. メモを取る面接官に対して無反応でいない

① 面接中の内容が記録されていることを忘れない

面接官が話を聞きながら記録している情報は、面接シートに残されます。これは単なるメモではなく、選考の根拠や後の評価に用いられる重要な資料です。

つい緊張して忘れがちですが、面接中の発言や態度、言葉遣いまでが記録されている可能性があります。面接後、次の面接官にもその内容が共有されるため、一貫した受け答えや丁寧な対応が求められます。

何気ない言動が選考全体に影響することもあるため、常に誠実な姿勢で臨むよう意識してください。

② 矛盾や誇張のある発言をしない

自分を良く見せようとして話を盛ったり、過去の経験を誇張して伝えたりすると、面接シートに「内容に一貫性がない」「信頼性に欠ける」といった記録が残ることがあります。

たとえば、「リーダーシップが強み」と言いながら、「人前で話すのは苦手」と矛盾した発言をしてしまうと、面接官の印象は悪くなってしまうでしょう。

重要なのは、事実をもとに話すことです。無理に自分を大きく見せようとせず、正直で一貫性のある話を心がけたほうが、信頼されやすくなります。

③ メモが少ないからといって不合格と決めつけない

面接官があまりメモを取っていないと、「興味を持たれていないのでは」と不安になるかもしれません。しかし、メモの量と評価の高さは必ずしも比例しません。

面接官によって記録の仕方には個人差があり、しっかり話を聞くためにメモを控えめにしている場合もあります。逆に、細かく記録していても、それが高評価を意味するとは限りません。

大切なのは、相手の反応を気にしすぎず、自分の言葉で伝えたいことをしっかり届けることです。不安にとらわれず、最後まで集中して臨みましょう。

④ 配属先への影響を考えずに話さない

面接の記録は、採用可否だけでなく、入社後の配属先を決める際の参考資料としても活用されます。

「営業は向いていないと思う」「地方勤務は避けたい」など、意図せずマイナスに受け取られる発言がシートに残ると、配属選考に影響を及ぼすことがあります。

希望や不安がある場合は、「挑戦したい気持ちもある」や「成長のために前向きに取り組みたい」といった前向きな表現に言い換えることが大切です。言葉選びひとつで、印象は大きく変わります。

⑤ メモを取る面接官に対して無反応でいない

面接中に面接官がメモを取っていると、話しづらくなったり、反応が薄く感じて不安になることがあるでしょう。とはいえ、相手の記録に無反応な態度を取ると、冷たい印象を与える可能性があります。

面接官は真剣に話を聞いているからこそ記録しているのです。そんなときこそ、相手の目を見て話し続ける姿勢が大切です。

緊張していても、表情やリアクションに気を配るだけで、印象は大きく変わります。自然な笑顔やうなずきを交えながら、丁寧なコミュニケーションを意識してください。

面接シートを理解し内定に近づく準備をしよう

面接で評価されるポイントを的確に押さえるためには、面接シートの内容を正しく理解することが不可欠です。

面接シートには、志望動機や自己PRだけでなく、入退室の所作や非言語の印象まで詳細に記録されています。

さらに、企業側が面接シートを使う理由には、評価の公平性を保ち、採用活動の質を高める意図があります。

加えて、企業が求める人物像や評価項目を知ることで、就活生は面接対策の方向性を見失わずに準備を進められるでしょう。事前にこれらの情報を把握しておくことは、選考通過率の向上にも直結します。

面接シートを正しく読み解き、自分を最も効果的に伝える準備を整えてください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。