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自己PRで観察力をアピールしたい!作成方法・例文まで徹底解説

観察力は、課題点に気が付きやすく企業でも重宝されるスキルです。自己PRで観察力をアピールしたくても、アピール方法が合っているか分からず悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

本記事では、自己PRで観察力をアピールするための方法・例文などを紹介します。観察力の種類についても詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。

観察力を詳しく理解しよう!3つの種類を解説

まずはじめに、観察力について詳しく解説します。自分に最も合う観察力の種類を見つけ、自己PRに盛り込みましょう。

  1. 自己観察力
  2. 状況観察力
  3. 人間観察力

①自己観察力

観察力は、大きく内側と外側に分類されます。内側に向かう「自己観察力」は、自分自身の状況を客観的に把握する能力です。

自己観察力が高い人は、自身の強みや弱みを理解し、セルフコントロールに長けています。そのため、内省的に物事を考え、客観的な視点で判断できますよ。

また、ストレスに対処する能力も高く、目標達成に向けて努力を継続できる傾向があります。

自己分析力とも呼べますね。何か失敗をしたときに具体的な原因を分析し、成功体験では成功した理由を探れる力は、仕事でも非常に重宝します。

また、自分の強みが分かる人は活用方法も知っており、弱みが分かる人はカバー方法も理解しています。そういう人は仕事でも活躍しやすいですね。

②状況観察力

外側に向かう「状況観察力」は、周囲の環境や状況を的確に把握する力です。状況観察力が高い人は、周りの空気を読めるため、臨機応変な対応ができます。

急なトラブルが発生しても慌てず、適切な判断を下せますよ。変化の激しい現代社会において、状況観察力は様々な場面で役立つ貴重な能力と言えるでしょう。

③人間観察力

人間観察力は、周りの人の表情や仕草・言葉遣いなどを観察し、その人の気持ちを読み取る能力です。

人間観察力が高い人は、相手の真意を理解し、共感を生み出すコミュニケーションを取れます。そのため、誤解やトラブルを未然に防ぎ、円滑な人間関係を築けますよ。

仕事は基本的にチームで動くことが多いため、円滑に人と交流できる力も必要不可欠です。人間観察力がある人は、合わせて協調性もアピールするとより強みが伝わりますよ。

面接で差をつける!自己PRで観察力をアピールする方法

続いて、面接で差をつけられる「観察力」の自己PR方法を紹介します。

  1. 結論ファーストで強みをアピール
  2. 具体的なエピソードで観察力の信憑性を高める
  3. 仕事への活かし方を明確にする

結論ファーストで強みをアピール

面接で自己PRを述べる際には、まず結論から伝えましょう。あなたの強みである観察力の種類と、その能力によって何ができるのかを簡潔に述べ、相手に印象づけることが重要です。

例えば、「私の強みは状況観察力です。周囲の状況を的確に把握することで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズなコミュニケーションを実現できます」と、具体的に伝えましょう。

観察力にも種類があり、さらにその力を使ってどんな成果を出せるかは人によります。

「私の強みは観察力です」だけでは伝わりづらいので、もう一行ほど、自分の力をどう活用できるかを付け加えましょう。

具体的なエピソードで観察力の信憑性を高める

次に、観察力を発揮した具体的なエピソードを述べましょう。採用面接の目的は、信頼できる仲間を見つけることです。エピソードに具体性がなければ能力を証明できません。

過去の経験を振り返り、強みによって問題を解決したり、困難な状況を打破した経験を具体的に話すことが重要です。

仕事への活かし方を明確にする

最後に、観察力が仕事にどのように活かせるのかをアピールしましょう。採用担当者に入社後の活躍をイメージしてもらえます。

もし仕事への活かし方が見つからない場合は、志望企業で観察力が適していない可能性も。仕事に役立つことを明確にし、志望している職種へ貢献したい意欲を伝えましょう

観察力を自己PRでアピールする時の注意点2つ

続いて、観察力を自己PRでアピールする際に気をつけるべきことを2つ紹介します。観察力を上手に伝えられるよう、気をつけるべき点を踏まえて自己PRを作ってみてください。

  1. 細かい印象を与えないようにする
  2. 人間観察力は企業に評価されにくい

①細かい印象を与えないようにする

じっくり観察して状況を把握したり、時間をかけて行動に移る人は、性格が細かいと思われがち。企業によっては望ましくない能力と捉えられてしまう可能性があります。

組織運用の円滑化と仕事の効率化のため、細かくこだわる人は足かせになってしまう場合も。そのため、観察力を強みに活かす際には、細かいと思われないようにしましょう。

自己PRではつい謙遜して「細かいと言われることもありますが……」と付け加えてしまうかもしれません。しかし、自発的にマイナス発言をするのは控えましょう。

言わなくても良いネガティブ要素は、採用担当からの印象を下げるだけになってしまいます。短所は?と聞かれたら答えましょう。

②人間観察力は企業に評価されにくい

人間観察力は受動的な能力であり、自主性に欠けると思われてしまいがちです。そのため、批判的になりやすいという側面もありますが、カウンセラーのような特定の職種では強みとなるでしょう。

自己観察力を持っている人は、セルフコントロール能力が高く、目標達成に向けて自己研鑽を積めます。また、状況観察力がある人は、臨機応変な対応が得意で、変化にも柔軟に対応できますよ。

【観察力3種類】自己PRの例文3選

ここでは、観察力3種類に分けて、自己PRの例文を3つ紹介します。自分にぴったりの観察力を見つけて、ぜひ参考にしてくださいね。

また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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例文①自己観察力

自己観察力をアピールした例文を添削しました。自分が失敗から学んだ経験を基に、入社後の活かし方を述べているのがポイントです。

自己観察力をアピールする自己PR
【結論】私の強みは、自分の行動や弱点を見つけ、改善するための自己観察力があるところです。この力を使って、自分の弱点を見つけて成長することを心掛けています。この力を活かし、成長し続けることを大切にしています。
添削コメント|結論部分では自己観察力を具体化し「弱点を改善する力」という成果につながる表現を加えました。また、言葉を簡潔にすることで読み手に分かりやすくしています。
【エピソード】大学で野球サークルに所属していたとき、試合中に自分のプレーが原因でチームメイトとぎくしゃくしたことがありました。試合中の自分の行動が原因でチームメイトとの関係に亀裂が入ったことがありました。このままではいけないと思い、行動を見直すことにしました。その状況を改善するため、自分の行動を見直す必要があると考えたのです。
添削コメント|全体的に客観的でフォーマルな伝え方に変更して、読み手に状況が伝わりやすいよう修正しました。「行動を見直す必要があると考えた」という表現にすることで、主体的な姿勢が伝わります。
【エピソード詳細】主に試合中、エラーをして落ち込んでしまい、その態度がチームに悪い影響を与えていることに気づきました。それ以降、エラーをしても切り替える努力をしようと考え、練習の中でミスをしても冷静に行動する練習を繰り返しました。そのため、エラー後にすぐ切り替えられるよう、ミスをしても「これで終わりじゃない」「取り返すチャンスがある」と考えるようにして、練習で冷静さを保つ努力をしました。同時にミス自体も減らせるよう、自分が失敗しやすいシュートを分析して、フォームの癖を改善しました。
添削コメント|元の文章では「ミスをして冷静さを欠いてしまう」という失敗経験に対して「ミスをしても冷静さを保つ努力をする」という対処法しか記されておらず、やや問題解決の手段としては弱いです。

そこで「そもそものミスを減らす」方向性の努力も付け加え、そこでも分析力を活用したことをアピールしています。
【成果】その結果、試合中に冷静にプレーできるようになり、チームメイトからも「前より落ち着いている」と言われるようになりました。「頼れるようになった」と評価されました。自分が変わったことで、チーム全体の雰囲気も少し良くなったと感じています。自分の変化がチーム全体の雰囲気改善に役立ったと分かり、きちんと自分の弱点に向き合うことの重要さを学びました。
添削コメント|成果部分ではチームメイトからの評価を具体的に示し、信頼を得た点を強調しました。また、「チームの雰囲気が良くなったと感じる」という成果はやや主観的で、自身のなさを感じさせます。きちんと「雰囲気改善に役立った」とアピールしつつ、学びを伝える形に変更しました。
【入社後】貴社に入社したら、この自己観察力を使って、自分の仕事ぶりを振り返り、改善していきたいと考えています。活かし、自分の仕事を振り返り、より良い成果を目指して改善していきたいと考えています。また、周りの人の行動にも気を配り、困っている人をサポートするなどして、チーム全体が上手くいくようにしたいです。また、周囲の状況を観察して適切にサポートし、チーム全体が円滑に働ける環境を作りたいです。
添削コメント|入社後の部分では「より良い成果を目指して改善」と成果志向を明確化し、具体性を強化しました。また、「適切にサポートし」という表現で行動力を伝えています。

【NGポイント】元の文章では、自己観察力をどのように活用したか、具体的な行動や改善プロセスが十分に描かれていませんでした。また、成果や入社後の展望についても抽象的で説得力に欠けています。

【添削内容】「自己観察力」の具体的な活用例として、行動改善の過程を明確にしました。また、「冷静さを保つ方法を試した」や「頼れる存在となった」といった具体的な成果を追加しています。

【どう変わったか?】自己観察力の具体的なエピソードと成果が明確化され、行動力や信頼性が伝わる内容になりました。また、入社後にどのように活かすかを具体的に示すことで、採用担当者に応募者の価値を伝える自己PRに仕上がっています。

【今回の自己PRのコツ】
・自己観察力が発揮された具体的エピソードを盛り込む
・他者に与えた影響をアピールする
・入社後にどう活かすか明確にする

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例文②状況観察力

状況観察力をアピールした自己PRを添削しました。課題点をいち早く突き止め解決した経験を述べており、入社後活躍がイメージできる自己PRになっています。

状況観察力をアピールする自己PR
【結論】私は状況観察力があり、周りの状況を見て自分ができることを考え、行動するのが得意です。活かして、チームや環境の変化を把握し、的確な行動を取ることが得意です。この力を活かして、これまでさまざまな場面で周囲をサポートしてきました。この力により、周囲をサポートし、全体の効率を向上させることができました。
添削コメント|結論部分では「的確な行動」「効率向上」という成果を明示し、自己観察力の実用性を強調しました。また、「変化を把握する」といった適応力を示す表現を加え、より具体性を持たせています。
【エピソード】大学3年生のとき、ファストフード店でアルバイトをしていました。していた際、混雑時に周囲の状況を冷静に観察する重要性を学びました。特に忙しい時間帯に、他のスタッフが混乱している様子を見て、自分にできることを考えながら行動しました。スタッフが混乱している状況を冷静に把握し、自ら行動することで状況改善を図りました。
添削コメント|エピソードでは「周囲の状況を冷静に観察する重要性」と明確な学びを示しました。また、「状況改善を図る」という行動結果を含めることで、応募者の主体性を伝えています。
【エピソード詳細】混雑時、レジの対応が遅れてお客様が不満そうな表情をしていることに気づきました。の遅れからお客様が不満を感じている様子にいち早く気づきました。そのとき、レジのスタッフが効率よく対応できるよう手伝うようにしました。そこで、提供する商品の準備を私が一手に引き受け、レジ担当者がレジだけに集中できるよう動きました。また、タイミングを見てお客様にお待たせしていることをお伝えし、お待たせしているお客様への声掛けを行い、状況を説明することで理解を得られるよう努めました。
添削コメント|具体的にどのようにレジスタッフを手伝ったのかが分からず、混雑解消につながる努力をしたのか、信憑性が足りませんでした。そこで「提供商品の準備をしてレジ担当者の負担を減らす」という努力内容を付け足しています。
【成果】その結果、お客様の不満が少し軽減し、スタッフ間の連携もうまくいくようになりました。スタッフ間の連携が向上し、お客様の不満を軽減することができました。また、店長からも「適切な判断ができている」「状況をよく見て適切に行動している」と評価をいただき、自分の行動が店全体に良い影響を与えたと感じました。自分の判断が業務の効率向上に貢献したと感じました。
添削コメント|成果部分では「スタッフ間の連携向上」と「業務効率向上」という具体的な結果を示し、観察力による成果を強調しました。また、店長からの評価を詳細に記述し、行動の信頼性を高めています。
【入社後】貴社においても、この状況観察力を活かし、周囲の状況を見て自分に何ができるかを考え、業務の中で最適な判断を下し、チーム全体がスムーズに働けるようにサポートしていきたいです。のスムーズな連携を支えていきたいと考えています。常に冷静に周りを見渡し、適切な行動をとることで、成果に貢献していきたいです。また、状況の変化に柔軟に対応しながら、業務効率の向上や成果の達成に貢献していきたいです。
添削コメント|入社後の部分では、「業務の中で最適な判断を下す」という、強みの活用法を具体性に伝え、企業が求める即戦力としての要素を強調しました。また、「状況の変化に柔軟に対応したい」と目的を示すことで、適応力もアピールしています。

【NGポイント】元の文章では、状況観察力はあっても、そこからどう行動して問題解決に至ったのかが曖昧でした。また、「状況観察力」を活用した成果や入社後の活用についての記述が抽象的で、説得力に欠けています。

【添削内容】エピソードでは状況観察力を活用して問題を発見した後、どう努力し改善したか、という部分をより掘り下げて追記しています。また、入社後の部分では「最適な判断」「状況の変化に柔軟に対応」といった要素を追加しています。

【どう変わったか?】状況観察力を活用しての問題解決行動や、それによる成果が明確になり、信頼性と説得力が向上しました。また、入社後にどのように活かすかを具体的に示すことで、即戦力としての印象を与えられる内容になりましたね。

【今回の自己PRのコツ】
・状況観察力を活かした場面を具体的に述べる
・どのような成果や改善が得られたのか伝える
・入社後の活用方法を具体化する

例文③人間観察力

人間観察力をアピールした自己PRを添削しました。この力を活かして周囲の人々の心情にいち早く気付き、課題を解決した経験を述べています。

人間観察力をアピールする自己PR
【結論】私は人間観察力があり、相手の気持ちや状況を考えながら行動するのが得意です。を活かし、相手の状況や感情を的確に把握し、適切に対応することを強みとしています。この力を活かして、周囲の人をサポートしたり、良い雰囲気を作ったりすることができます。、チーム全体の連携を円滑にすることができます。
添削コメント|結論では「的確に把握」「適切に対応」と具体性を加え、人間観察力が成果につながることを示しました。また、「チーム全体の連携を円滑にする」という具体的な貢献の方向性を明確化しています。
【エピソード】大学時代、地域の清掃活動のボランティアに参加しました。し、異なる立場や背景を持つ参加者と協力する経験をしました。そこでは、年齢や立場が異なる参加者が多く、コミュニケーションの取り方に気をつける必要がありました。参加者の年齢や立場が多様な場で、それぞれに適したコミュニケーションを取る重要性を学びました。
添削コメント|エピソードでは、「異なる立場や背景を持つ参加者」と具体的に対象を示し、経験の多様性を強調しました。「重要性を学びました」と加えることで、学びと成長をアピールしています。
【エピソード詳細】活動中、ある年配の参加者が作業に戸惑っている様子に気づきました。戸惑い、不安そうな表情をしていることに気づきました。そのため、無理なく作業を進められるよう、負担が少なくなるよう、作業手順を具体的かつ分かりやすく説明しました。また、他の参加者にも声をかけて協力をお願いすることで、その方が安心して取り組める環境を整えました。促し、全員で支える体制を整えました。
添削コメント|エピソード詳細では、「不安そうな表情に気づいた」と観察力の高さを強調し、状況を具体的に描写しました。また、解決のための努力について「作業手順を分かりやすく説明した」「全員で支える体制を整えた」と努力内容をまとめ、リーダーシップの一面も補足しています。
【成果】結果、その方は活動を楽しむことができ、他の参加者とも仲良く話せるようになりました。自然に会話を交わすようになりました。主催者の方からも「気配りができる姿勢が素晴らしい」と言っていただき、自分の行動がチーム全体の雰囲気を良くするきっかけになったと感じました。「あなたの気配りのおかげで全員が楽しくボランティアに参加できた」と高く評価され、チーム全体の雰囲気改善に貢献できたと感じました。
添削コメント|元の文章では主催者からの誉め言葉がやや抽象的だったため、「気配りのおかげで全員がボランティアに楽しく参加できた」と事実ベースの誉め言葉に変更し、貢献度を明確化しています。
【入社後】貴社においても、この人間観察力を活かし、周囲の人の様子を見ながら適切にサポートしていきたいと考えています。メンバーの状況を把握しながら適切にサポートし、連携を強化したいと考えています。また、チーム全体が働きやすい環境を作ることで、会社の目標達成に貢献したいです。を整え、組織の目標達成に向けた成果を上げられるよう尽力します。
添削コメント|入社後の部分では「メンバーの状況を把握しながら適切にサポート」と状況観察力の具体的な活用方法を記述し、「成果を上げる」という成果志向の表現を加え、企業に対する貢献姿勢を示しました。

【NGポイント】人間観察力を具体的にどう発揮したかが曖昧で、ボランティアでの活躍に対する説得力が足りない印象がありますね。また、観察力だけでは問題解決はできないため、より詳細に問題解決のフローも示す必要があります。

【添削内容】エピソードでは「不安そうな表情に気づく」など観察力の詳細を盛り込み、具体的な行動を補足しています。また、具体的にそこから何をして解決まで至ったのかも示し、観察力だけでなく問題解決力もアピールしました。

【どう変わったか?】人間観察力が行動や成果に直結する具体例を示し、信頼性が向上しました。エピソードの描写により観察力の実用性を強調し、入社後の活用方法を明確に示すことで企業への貢献度をアピールできています。

【今回の自己PRのコツ】
・人間観察力が発揮されたエピソードを盛り込む
・成果に結びつくプロセスを描写する
・入社後にどう活かせるか説明する

評価基準がわからないため、ESや履歴書が選考通過するかどうしても不安ですよね。まずは悩む前に、就活のプロに隅々まで添削してもらいましょう!サクッとLINE登録するだけで、無料添削が試せますよ。

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【職業別】観察力をアピールする自己PR例文3つ

最後に、職業別に観察力をアピールする自己PR例文を紹介します。観察力が活かせる職種に絞って例文を作成したので、ぜひ参考にしてください。

またここでも、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削します!観察力を志望職種に合わせてアピールする方法が分からない人は、参考にしてくださいね。

また、自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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例文①営業

営業職で観察力を活かすことをアピールする例文を添削しました。観察力で得た情報から、適切な解決策を提案する力を述べている点がポイントですよ。

営業職で観察力を活かす自己PR
【結論】私は営業職で自分の強みである観察力を活かし、周囲のニーズを的確に捉えることで貢献したいと考えています。お客様のニーズを的確に把握し、信頼される営業担当として成果を上げていきたいと考えています。
添削コメント|冒頭部分は、まず「自分の強みは観察力である」と明記してくださいね。その後、より具体的かつ「営業職」で何を達成したいかを明確に示すと印象が良くなります。「貢献したい」ではなく「信頼される営業担当になりたい」という言葉で将来性もアピールしました。
【エピソード】大学3年生のとき、学生食堂でアルバイトをしていました。その中で、接客や注文を受ける中でお客様の行動をよく観察するようにしていました。一人ひとりのお客様の行動や表情を観察し、適切な対応を心がけていました。
添削コメント|具体的な行動や心がけを取り入れることで「観察していました」という漠然とした表現を改善しました。
【エピソード詳細】例えば、ある日、特定のメニューの前で迷っているお客様を見かけたときに、「このメニュー、最近人気が高いですよ」と一言声をかけると、ました。安心したようにそのメニューを注文してくださいました。そういった小さな気配りを心がけた結果、リピーターのお客様が増えたことを感じました。その結果、お客様が満足そうにそのメニューを選び、その後もご来店いただけるようになったのです。このように、一人ひとりの状況に合わせた対応を心がけていました。
添削コメント|具体例に「結果」を明示することで、お客様の反応がわかりやすくなります。また、「小さな気配りを心がけた結果」という曖昧な表現を削り、「状況に合わせた対応」と明確にすることで説得力が高まっています。
【成果】結果的に私が働いていた時間帯は、「親切な接客をしてくれる」といったお声をいただくことが多かったのです。多く、リピーターの20%増にもつながりました。この経験を通して、観察することの大切さを学びました。観察力を活かした対応が信頼を得る鍵だと実感しました。
添削コメント|成果はなるべく客観的に示すのが重要です。そこで、お客様からの声以外にも、具体的な数字で「リピーターの増加」という客観的な成果を追記。また「観察力こそが信頼を得る鍵」とすることで営業職への応用が明確になります。
【入社後】営業職でも、この観察力を活かしてお客様のニーズや状況を把握し、それに合った提案をすることで、信頼関係を築いていきたいです。を深く理解し、的確な提案でお客様の課題を解決していきたいです。また、小さな行動でも積み重ねて結果を出していけるよう努力します。誠実な対応を重ねることで信頼を築き、長期的な関係を構築できる営業担当を目指します。
添削コメント|入社後の部分は「信頼関係を築く」だけでは一般的すぎるため、「課題解決」「長期的な関係」といった営業職に求められる具体的な行動や成果を盛り込みました。

【NGポイント】元の文章では観察力を活かした行動や成果が漠然としており、営業職でどう活用するかが曖昧でした。また、成果や入社後のビジョンが抽象的で、説得力に欠けています。

【添削内容】結論で「貢献」から「成果」に焦点を当て、エピソードと詳細で観察力を活かした具体的行動や結果を追加しました。入社後では課題解決や信頼構築を明示しています。

【どう変わったか?】観察力を通じて得た成果と、それを営業職にどう活かすかが具体的に伝わり、企業側がイメージしやすい内容になりました。

【今回の自己PRのコツ】
・営業職に直結するスキルに変換する
・観察力を具体的な成果と結びつける
・入社後にどう活かすか明確に述べる

例文②看護・介護士

看護・介護士で観察力を活かすことをアピールする例文を添削しました。観察力によってわずかな変化も発見でき、患者さんの異変にいち早く気づけることを伝えています。

看護・介護士で観察力を活かす自己PR
【結論】私は強みである観察力を活かして、患者様や利用者様の小さな変化にも気づき、適切なケアを提供できる看護・介護職になりたいと考えています。体調や気持ちの小さな変化にも気づき、安心感を与えるケアを提供できる看護・介護職を目指しています。
添削コメント|観察力を活かしての目標が「適切なケアを提供したい」では漠然としているため、「体調や気持ちの小さな変化に気づき、安心感を与えるケアがしたい」という具体性を加え、採用担当者に仕事でのイメージを持たせました。
【エピソード】大学4年間、研究室での活動に取り組みました。特に、チームで進める課題研究ではメンバーの状況や進捗を観察し、必要に応じてサポートを行っていました。の研究室活動では、特に課題研究の進行において、メンバー一人ひとりの状況や進捗を観察し、的確なサポートを行うよう努めました。
添削コメント|全体的に状況説明は短くまとめ「自分が何を工夫したか」に焦点をあててエピソードを要約・説明しています。エピソードの前提となる状況は簡潔にまとめないと「結局何が言いたいのか?」と思われてしまう可能性があるため、注意しましょう。
【エピソード詳細】例えば、あるメンバーが普段より作業の手が止まっているのを見て、声をかけたところ、課題の進め方に悩んでいることが分かりました。課題研究中に普段より集中力が落ちているメンバーを見かけた際、悩みを聞いて課題の進め方に迷っていると分かりました。その際に具体的なアドバイスを提供し、作業がスムーズに進むようになりました。その後、取り組みの優先順位を整理してtodoリストを作り、作業がスムーズに進むよう支援したのです。
添削コメント|「作業の手が止まっている」という曖昧な表現を「集中力が落ちている」と変更し、観察力の結果が分かりやすくなりました。また、「具体的なアドバイス」から「取り組みの優先順位を整理して提案」に変更することで具体性を高めています。
【成果】その結果、研究テーマに対するグループ全体の理解が深まり、無事に研究発表を成功させることができました。また、メンバーから感謝されることもありました。「細やかな気配りが助かった」と感謝の言葉をもらい、自身の観察力の重要性を再認識しました。
添削コメント|成果を「感謝された」とだけ示すのではなく、具体的にどんな言葉をもらったのかを明記して、観察力がどう評価されたかを客観的な事実として示しました。
【入社後】入社後は、この観察力を活かして患者様や利用者様の気持ちや体調の変化に気づき、適切なケアを行いたいです。素早く察知し、安心感を与えるケアを提供したいと考えています。また、周囲とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、チームで協力してより良いケアを提供したいと考えています。チーム内でも密なコミュニケーションを心がけ、信頼される存在として質の高いケアを実現したいです。
添削コメント|「適切なケア」という表現を「安心感を与えるケア」に変更し、看護・介護職で期待される要素をより具体的にしました。「素早く察知」や「質の高いケア」を盛り込むことで、目指す方向性が明確になります。

【NGポイント】具体性が不足しており、「観察力」がどのように活かされたかやその結果が明確ではありませんでした。また、看護・介護職特有の「安心感」「信頼」などの価値観や、入社後の目標が十分に描かれていません。

【添削内容】各段落で「抽象的な表現」を具体化しました。特に、エピソードでは「観察結果」に基づく行動と支援内容を詳細に描き、成果の部分では「気配り」の評価を具体的な言葉にしています。

【どう変わったか?】観察力が具体的な行動と成果につながり、説得力が大幅に向上しました。また、入社後の展望が明確になり、看護・介護職に求められる「安心感」や「信頼感」を強調することで、企業側に響く内容になっています。

【今回の自己PRのコツ】
・観察力の具体的な活用例と成果を示す
・「安心感」や「信頼」を軸に強調する
・看護・介護士として実践できるスキルをアピールする

例文③マーケター

マーケターで観察力を活かすことをアピールする例文を添削しました。インターンにおける具体的な成果を明示し、マーケターとしての素質があることを伝えています。

マーケターとして観察力を活かす自己PR
【結論】私は強みである観察力を活かして、マーケターとしてお客様のニーズを的確に把握し、それに合った提案を行える人材になりたいと考えています。行動や市場の変化を深く理解し、ニーズに合った効果的な戦略を立案できる人材を目指しています。
添削コメント|冒頭の「お客様のニーズを的確に把握し」という表現を「行動や市場の変化を深く理解し」に変更し、具体性と広がりを持たせました。「効果的な戦略を立案できる人材を目指している」という目標も合わせて伝え、強みをどう活用するつもりかを示しています。
【エピソード】大学3年次に長期インターンシップでマーケティング部に配属されました。そこで、商品のプロモーションを考える業務に取り組みました。参加し、商品の売上改善を目指したプロモーション業務に取り組みました。
添削コメント|「配属されました」という受動的な表現を「参加し、取り組みました」に変更し、主体的な印象を与えました。また、「プロモーションを考える業務」を「売上改善を目指したプロモーション業務」に具体化することで取り組みの目的がわかりやすくなります。
【エピソード詳細】例えば、ある商品が売上目標に達していない原因を考えるために、店舗の売り場を観察しました。売上目標を達成できていない商品の原因を探るため、店舗を訪れて顧客の動線や商品の配置を観察しました。すると、お客様がその商品にあまり目を向けていないことに気づきました。そして、商品の並べ方を提案をしました。気づきにくい配置であることを発見し、目につきやすい場所への陳列変更を提案しました。
添削コメント|元の文章では、売り上げ目標を達成できていない原因について、観察力を活用したことをアピールしたいあまりに「結局原因はなんなのか」が曖昧になっていました。そこで「商品に気づきにくい配置だった」という原因を明確に示し、解決策もそれに合わせたものに変更しています。
【成果】提案後、商品に対するお客様の注目が増え、売上が少し改善したと報告を受けました。売上が前月比で5%増加したと報告を受けました。この経験を通じて、観察力を活かすことで状況を改善するきっかけを作れることを学びました。して具体的な行動に繋げることで、成果を出すマーケティングの重要性を学びました。
添削コメント|「売上が少し改善した」という曖昧な表現を「売上が前月比で5%増加した」と具体的な数値で補強しました。また、「状況を改善するきっかけを作れる」という抽象的な表現を「成果を出すマーケティングの重要性」に変更し、学びの内容を明確化しています。
【入社後】入社後は、この観察力を活かして市場やお客様の行動を分析し、効果的なマーケティング戦略を立てたいです。競争力のあるマーケティング戦略を実現したいと考えています。また、チームと協力しながらお客様のニーズに応える取り組みをしていきたいと考えています。との連携を深めながら顧客満足度を向上させ、企業の成長に貢献できる人材を目指します。
添削コメント|「効果的なマーケティング戦略」という表現を「競争力のあるマーケティング戦略」に変更し、成果の具体性を強調しました。また、「お客様のニーズに応える取り組み」を「顧客満足度を向上させ、企業の成長に貢献」とすることで、マーケターとしての役割が明確になりました。

【NGポイント】観察力が具体的な行動や成果にどのように結びつくかが明確でなく、マーケターとしての実践力や適性が伝わりにくい内容でした。さらに、入社後の展望が抽象的で、企業でも活躍できるか、説得力が不足しています。

【添削内容】観察対象や提案内容を具体的に示し、成果を「前月比5%増加」と具体的な数字で補強しました。入社後の展望では「競争力」や「顧客満足度向上」を明示し、マーケターとしての役割と企業貢献を強調しています。

【どう変わったか?】観察力を具体的な行動と成果に結びつけることで、実践力と成果を示せる内容に改善しました。入社後の具体的な目標や企業貢献が明確になり、説得力が増して採用担当者に響く自己PRになっています。

【今回の自己PRのコツ】
・顧客の行動や市場の変化をどう観察したか述べる
・具体的な数値で成果を伝える
・マーケターとして即戦力であることを強調する

自分なりの観察力を自己PRでアピールしよう!

観察力は、自己PRで効果的にアピールするための重要なスキル。どのように活用できるかを明確にすることが大切です。自身の強みを適切に伝えることで、選考過程での評価が向上しますよ。

面接時には具体的な例を挙げ、この力をどのように仕事で利用できるかを説明しましょう。そうすることで、あなたのポテンシャルを最大限にアピールできます。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。