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履歴書は万年筆で書いても問題ない?きれいに書くコツやデメリットを紹介

履歴書を手書きで提出したいけど万年筆でも問題はないのか、心配になりますよね。業界によっては手書きの履歴書のほうが評価されるため、綺麗にかける万年筆を使おうか悩む方もいるでしょう。

結論から述べると、履歴書を万年筆で書いても問題ありません。ただ、万年筆を使用する際はいくつかのポイントを把握しておく必要があります。

本記事をでは、履歴書を万年筆で書くメリットやデメリットや書くときのコツなども解説します。

履歴書を万年筆で書くことを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。万年筆を正しく使用し、企業側に好印象を残しましょう。

エントリーシートのお助けアイテム

履歴書は万年筆で書いても問題ない

結論から述べると、履歴書は万年筆で書いても問題ありません。

万年筆はボールペン同様、後から誰かが書き換えられないようになっているためです。

反対に、消せるボールペンやシャープペンシルなどは後から書き換えができてマナー違反となっているため、注意してください。

履歴書を万年筆で書くメリット

以下は、万年筆の4つのメリットです。

  1. 他の就活生と差別化できる
  2. 美しい字を書きやすい
  3. 腕が疲れにくい
  4. 採用担当者の印象に残りやすい

ここでは、万年筆ならではのメリットを見ていきましょう。

①他の就活生と差別化できる

万年筆で履歴書を書くだけで、他の就活生と差別化できます。そもそも万年筆を使って履歴書を書いている人が少ないためですよ。

ボールペンで履歴書を書いている人が多い中、万年筆で書かれたものがあればインパクトが強く、自然と目に止まります。

さらに万年筆は書き始めるまでに時間がかかることから、丁寧な人という好印象を抱かれる可能性があります。

きれいな文字をかければ、しっかりとした人、落ち着いている人などさまざまな高評価を得られるでしょう。

書類選考を有利に進めるためには、他の就活生との差別化が欠かせません。他の就活生との差別化を図りたい方は、ぜひ万年筆で履歴書を書いてみましょう。

②美しい字を書きやすい

万年筆は払いや跳ねをしっかりと表現でき、ボールペンよりも表現力が高まります。

美しい字を見て、マイナス評価になる採用担当者はまずいません。それどころか、人柄の面で高評価されるでしょう。

特に、業界や志望している職種によってはきれいな文字が高く評価されることもあります。採用担当者の印象にも残りやすいことから、字に自信がある方は万年筆がおすすめです。

③腕が疲れにくい

万年筆はボールペンよりもペン先が柔らかいことから、軽い力で書き続けられます。文字数の多い履歴書にまさに最適です。

書き慣れるまでに時間は要するものの、使うほど使用者の書き癖でペン先が変形するため、紙面を滑っているかのような書き心地になりますよ。

疲れを軽減できるためミスが減り、結果的に履歴書の作成効率もアップして一石二鳥です。

④採用担当者の印象に残りやすい

万年筆は、採用担当者の印象に残りやすい傾向にあります。

採用担当者は限られた時間でエントリーシートを確認するため、1枚1枚に割ける時間は限られていますよね。

特に大手企業ともなれば数千枚もの履歴書が送られているため、全てのエントリーシートにしっかりと目を通すのは難しいのが現状です。

そのような中でも、万年筆で書いている人は少ないため自然と採用担当者の印象に残ります。さらに履歴書は面接でも利用されることが多く、会話のきっかけになる可能性もあるでしょう。

履歴書を万年筆で書くデメリット

以下は、万年筆の3つのデメリットもあります。

  1. ボールペンよりも金額が高い
  2. 使い慣れるのに時間が掛かる
  3. 書き始めるまでに時間を要する

これから紹介するデメリットを踏まえて、万年筆の使用を検討しましょう。

①ボールペンよりも金額が高い

万年筆はボールペンよりも金額が高い傾向にあります。ボールペンは1本数十円で売っているものが有るのに対して、万年筆は最低でも1,000円以上はします。

特に長期的な使用を視野に入れていたり、素材に拘ったりする場合は1万円以上になることも珍しくありません。

万年筆が高価なのは、ペン先の素材が金だったり特殊合金が使用されていたりするためです。とはいっても、万年筆は一生物と言われるものも多くあり、次々と買い替えるものではありません。

何度もボールペンを購入しているのであれば、丈夫で書きやすい万年筆を1本持っておくのがおすすめです。

②使い慣れるのに時間が掛かる

万年筆は、使い慣れるまでに時間がかかります。

特にボールペンやシャープペンシルに慣れている方からすれば、万年筆は文字がかすれてしまったり、インクを汚してしまったりと使いにくいと感じるでしょう。

しかし、万年筆は持ち方のコツを掴めばどんどん文字が書けるようになります。使い続ければペン先が書き癖に応じて変形するため、さらに書きやすくなります。

③書き始めるまでに時間を要する

万年筆の種類によっては、ボールペンのようにすぐに書き始めることができないものがあります。

例えば、吸入式の場合はペン先をインクに浸して吸い上げる必要があります。

さらにインクを入れた後は最低でも半年に1度、使っていない場合は1カ月に1度定期的なお手入れが必要ですよ。

万年筆は長期間使っていないとインク詰まりや不具合の原因となり、そうなれば洗浄やプロへ修理を依頼しなければなりません。

とはいっても、万年筆は毎日使うのが一番のメンテナンスです。ボールペンを使用する場面も、万年筆に変えればインク詰まりを過度に心配する必要はありません。

履歴書を万年筆で書くときのコツ

履歴書を万年筆で書くためには、以下のコツを押さえておきましょう。

  1. 色はブルーブラックかブラック
  2. 万年筆のペン先は力を入れすぎない
  3. 字のバランスを踏まえて0.5mm~0.7mmがおすすめ

それぞれのコツを詳しく紹介します。

①色はブルーブラックかブラック

履歴書に使用するインクは、ブラックまたはブルーブラックの2色から選ぶのが基本です。

ブラックは最もフォーマルで、業界・企業を問わず無難に使えます。ブルーブラックはやや落ち着いた印象を与えつつ万年筆らしい風合いを活かせるため、適しているでしょう。

色と同様に重要なのがインクの種類です。万年筆のインクには「染料インク」と「顔料インク」の2種類があります。

染料インクは発色が良い反面、水に触れると滲みやすい性質があります。一方、顔料インクは紙に定着しやすく耐水性・耐久性が高いため、履歴書のような長期保管が前提の書類には顔料インクが適しています。

代表的な製品には、セーラー万年筆の「極黒(きわぐろ)」や「蒼墨(そうぼく)」があり、いずれも裏抜けしにくく、公式書類との相性が優れています。

②万年筆のペン先は力を入れすぎない

万年筆は、軽い力で文字を書けるように設計されているものです。力を入れて書くと、万年筆を痛めるうえ、ペン先が変形して文字の仕上がりに影響が出てしまいます。

文字が太くなるためバランスが悪くなったり、インクが滲んで文字がつながったりして内容が判別できないこともあり、注意しましょう。

反対に力を抜いて書くと文字が細くなり、バランスが整えられてきれいに仕上げられます。履歴書を含め、手書きで読めない文字は悪印象でしかありません。

万年筆できれいな文字を書くためには、力を抜きましょう。

③字のバランスを踏まえて0.5mm~0.7mmがおすすめ

万年筆の太さは大きく分けて「EF(極細)」「F(細字)」「M(中字)」「B(太字)」の4種類がありますが、中でもF(細字)がいいでしょう。

これは、文字のバランスを取りやすいのが0.5mm〜0.7mmと言われており、Fはそれと同じ太さであるためです。

また、シャープペンシルやボールペンとあまり変わらない太さでもあります。

基本的には万年筆はFがおすすめですが、メーカーや製品によって太さが異なるため、試し書きをして確認してから購入しましょう。

履歴書に適した万年筆の選び方

履歴書用の万年筆を選ぶ際は、見た目の高級感よりも「書きやすさ・にじみにくさ・扱いやすさ」を優先することが重要です。

適切な万年筆を選べていないと、インクがにじんだり文字がかすれたりして、かえって印象を損ねる可能性があります。以下の3つのポイントを基準に万年筆を選びましょう。

  1. ペン先の太さ
  2. 軸の重さ・持ちやすさ
  3. インク補充方式

①ペン先は細字(F)〜中字(M)を選ぶ

履歴書はマス目が小さいため、ペン先の太さが仕上がりに大きく影響します。

万年筆のペン先は極細(EF)・細字(F)・中字(M)などに分類されますが、履歴書には細字(F)〜中字(M)が最適です。細すぎるとインクがかすれやすく、太すぎると文字がつぶれて読みにくくなります。

日本語は画数が多く文字が複雑なため、細字を選ぶことでバランスが整いやすくなります。見た目の好みより「読みやすさ」を最優先に選ぶことがポイントです。

②軽くて持ちやすい軸を選ぶ

履歴書は一度に長時間書くことが多いため、万年筆の重さと持ちやすさも重要な選定基準です。

金属製の万年筆は高級感がありますが重量があるため、筆圧が安定しにくく手が疲れやすくなります。樹脂製の軽い万年筆は疲れにくく、一定の筆圧を保ちやすいためおすすめです。

グリップ部分が滑りにくい形状のものを選ぶと、余計な力を入れずに書くことができ、文字の美しさにもつながります。

③初心者はカートリッジ式を選ぶ

万年筆のインク補充方式には「カートリッジ式」と「コンバーター(吸入)式」があります。

コンバーター式はインクの選択肢が広い反面、補充に慣れが必要です。初めて使う場合は、交換が簡単で手を汚しにくいカートリッジ式を選んでください。

履歴書は書き直しが難しいため、作業中のトラブルを最小限にしたいもの。購入時は、万年筆本体と同じメーカーの純正カートリッジを選ぶようにしましょう。

メーカーが異なるとインク本来の性能が発揮されない場合があります。

履歴書におすすめの万年筆・インク

選び方の基準を踏まえた上で、履歴書用途に実際に使用できる定番製品を紹介します。

迷った場合は「細字ペン先・カートリッジ式・顔料系ブラック or ブルーブラック」の3点を満たす製品から選ぶと失敗しにくいです。以下の比較表を参考に選んでください。

製品タイプおすすめ製品例特徴履歴書でのメリット
万年筆本体パイロット カクノ(F)低価格・樹脂製・カートリッジ式ペン先が硬く安定した字が書ける。初心者向け。
万年筆本体プラチナ万年筆 プレジール(F)スリムで軽量・キャップレスで携帯しやすい長時間書いても疲れにくく安定した筆記が可能
ブラックインクセーラー 極黒(きわぐろ)超微粒子顔料インク・高耐水性滲みにくく、力強く鮮明なブラックで書ける
ブルーブラックインクプラチナ ブルーブラック古典インク・耐水性あり知的で落ち着いた印象を与えられる

万年筆を選ぶ際は、国内3大メーカー(パイロット・プラチナ・セーラー)の製品を優先してください。

海外メーカーの製品はアルファベット向けにペン先が設計されていることが多く、日本語特有の「とめ・はね・はらい」を表現するには国内メーカーの細字モデルが最も適しています。

履歴書の文字を綺麗に書くポイント

ここでは、履歴書の文字を綺麗に書くためのポイントを紹介します。具体的には、以下の3つです。

  1. ゆっくり丁寧に書く
  2. 間違えたら最初から書き直す
  3. 最後に見直しをする

それぞれのポイントを押さえて、採用担当者の印象に残るような文字を書きましょう。

①ゆっくり丁寧に書く

当然ですが、字をきれいに書くためにはゆっくり丁字をきれいに書くためにはゆっくり丁寧に書くことがポイントです。

走り書きのほうが書き慣れていて失敗しないと思う方もいるかもしれませんが、採用担当者に雑な印象を与える可能性があります。

人に読んでもらうことを意識しながら、ゆっくり丁寧に書きましょう。

②間違えたら最初から書き直す

履歴書の内容を書き間違えたら、最初から書き直しましょう。履歴書は書く内容が多く、間違えるのはよくあることです。

しかし、修正ペンや修正液を使うのはマナー違反とされています。どうしても書き直す時間がないときは、間違えた箇所に二重線を引いて訂正印を押してください。

この際、使用する訂正印はビジネス用の押印です。二重線や訂正印のどちらかのみだと、手を抜いていると勘違いされるため注意してください。

とはいっても基本は1箇所の修正で済ませましょう。業界や職種によっては、誤字脱字で一発アウトになることもあります。

理想は間違いがないことであるため、時間に余裕を持って履歴書の作成に取り組んでください。

③最後に見直しをする

履歴書を書き終えた後は、必ず最後に見直しをしてください。

書いたときに内容の間違いに気付かなくとも、最後の振り返りで誤字脱字や内容のミスに気づく可能性があるためです。

誤字脱字は採用担当者に雑な印象を与えるため、必ずミスがないことを確認しましょう。ミスがあった場合は、時間はかかるものの書き直すのが無難です。

もしくは、先ほど紹介したように訂正印と二重線で訂正してください。

万年筆に使い慣れていないならボールペンがおすすめ

本記事では、履歴書を万年筆で書くことについて紹介しました。結論から述べると、履歴書を万年筆で書いても問題ありません。

むしろ、ボールペンで履歴書を書く人が多い中で万年筆は丁寧な人、落ち着いている人などに好印象に繋がる可能性があります。履歴書を面接に利用するのであれば、万年筆が話題になることもあるでしょう。

万年筆を使いこなせるまでには時間がかかるものの、他の就活生と差別化を図りたかったり、より文字をきれいに見せたい方はぜひ挑戦してみてください。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。