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警備員の志望動機はどう書く?履歴書の例文や警備会社に刺さるポイントも解説

警備員の仕事は、応募する人数も多いため、採用されるためには志望動機は非常に重要です。

しかし、警備会社に応募する多くの方が「志望動機はどう書けばいいのか?」「警備会社に刺さるポイントが知りたい」と悩んでいるのも事実です。

本記事では、警備員の志望動機を効果的に書くためのポイントや、実際の例文を紹介します。

警備会社が求める志望動機の具体的な要素や、NGな例についても解説していくので参考にしてください。

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目次

まずは警備員の仕事内容について理解しよう

警備員としての志望動機を考える前に、まずは警備員の仕事内容をしっかりと理解しておきましょう。

仕事内容を理解していないと、志望動機の内容が薄くなってしまうため、採用担当者から相手にされなくなってしまいます。例えば、仕事内容は主に以下の5つがあります。

仕事内容説明
施設や建物の巡回異常がないか定期的に確認する。
出入り管理来訪者や車両の出入りを監視し、必要に応じて受付や誘導を行う。
防犯・防災対応火災や不審者の発見時に迅速に対応し、関係機関に通報する。
監視カメラのモニタリング施設内外の監視カメラ映像をチェックし、異常を発見次第報告する。
緊急時の対応救急対応や避難誘導を行う。
報告書作成日々の業務内容や異常の有無を報告書に記録する。

上記の仕事内容からも分かるように、警備員の業務は体力や判断力、そしてコミュニケーション能力が求められるケースも多いです。

そのため、自分がどこを強みとしているかも意識しながら志望動機を作っていきましょう。

警備員の志望動機を効果的に伝える5つのポイント

警備員の志望動機を効果的に伝えるためには、いくつかのポイントを押さえましょう。

ここからは、警備員の志望動機について重要な5つのポイントを詳しく解説します。

  1. 結論からわかりやすく伝える
  2. その警備会社や施設を選んだ理由も明確にする
  3. 体力への自信を強調する
  4. コミュニケーションなどの対人スキルもアピールする
  5. 会社への貢献や安全へのモチベーションを示す

①結論から分かりやすく伝える

志望動機を書く際には、警備員になりたい理由ときっかけを結論から述べましょう。

また理由やエピソードを交えて志望動機に書くことで、説得力が増すため採用担当者に印象を残しやすいですよ。

たとえば「子供の頃に車に轢かれそうになったところを警備員に助けてもらったので、自分も人を助ける職業に就きたいと思いました。」のようなエピソードを交えると良いでしょう。

②その警備会社や施設を選んだ理由も明確にする

次に、なぜ警備会社や施設を選んだのかを明確に説明しましょう。

応募先の警備会社を選んだ具体的な理由を述べることで、採用担当者に対して入社への熱意や志望度の高さをアピールできますよ。

例えば、「御社が地域の安全確保に長年貢献している姿勢に感銘を受け、ぜひその一員として働きたいと考えました。」などの内容が挙げられます。

また説明会やインターンシップを通して、会社の雰囲気を見たり、働いている場所を見に行ったりするのも、理由作りに繋がるためおすすめです。

③体力への自信を強調する

警備員の仕事には体力が求められるケースがほとんどです。そのため、体力への自信をアピールするのはとても効果的ですよ。

例えば「私は毎日ランニングを続けており、体力には自信があります。警備業務でもその体力を活かし、長時間の警備にも対応できると考えています。」と伝えると良いでしょう。

警備員に求められるスキルを理解した上で、自分の特技が活かせる内容を志望動機に取り入れてくださいね。

④コミュニケーションなどの対人スキルもアピールする

警備員は業務中、他の人と接する機会が多いため、コミュニケーション能力などの対人スキルをアピールすると良いでしょう。

例えば、「過去に接客業で培ったコミュニケーション能力を活かし、施設利用者との円滑なやり取りを心掛けます。」のように具体的な表現が効果的です。

他にも「クラスの中心でいつも話していた」などのエピソードも交えて、コミュニケーション能力をアピールするのもよいでしょう。

⑤社会への貢献や安全へのモチベーションを示す

最後に、警備員として社会に貢献したい気持ちや、安全を守る業務へのモチベーションを示しましょう。

警備員は社会の安全を支える重要な役割を担っているため、市民の安全を守る意識を持っている意思を伝えると印象に残りやすいです。

例えば、「私は地域の安全を守ることに強い関心を持っており、そのために御社で働きたいと考えています。」などの表現がおすすめですよ。

警備員の志望動機の例文5選【アピールポイント・経験別】

ここからは、具体的なアピールポイントや経験別に分けた警備員の志望動機の例文を紹介します。

以下の例文をもとに、自身の強みや経験に応じて志望動機を作成する際に、参考にしてください。

  1. 体力に自信がある場合
  2. 社会の安全に貢献したい場合
  3. コミュニケーション力を活かしたい場合
  4. コミュニケーション力を活かしたい場合

①体力に自信がある場合

体力に自信がある事実をアピールしたい場合は、強みを警備業務に活かせるかを具体的に述べると良いでしょう。

警備員の仕事は、季節や天候、シフト制の影響による夜勤に対応するための体力が求められます。

体力に自信のある方は、以下の例文を参考にして志望動機を作成しましょう。

例文1:警備の業務に貢献できる場合

私は体力に自信があるため、警備業務において大きな貢献ができると自負しています。
体力は、長時間にわたる勤務や、突発的な状況にも冷静に対処するために非常に重要だと考えています。
以前のアルバイト先でも、体力を活かして高負荷な作業を問題なくこなしてきました。
警備業務は、時に身体的に要求が高くなることも多いですが、私の体力と持久力は、企業様にとっての安心感となり得ると確信しています。
貴社でその強みを最大限に活かし、安心・安全な環境づくりに貢献したいと考えております。

例文2:夜勤や長時間の勤務ができる場合

私は体力に自信があるため、それを活かして長時間の勤務や夜勤においても安定したパフォーマンスを発揮できると自負しています。
警備業務は、夜間の監視や突発的な対応が求められることが多く、体力が重要な資質であると理解しています。
過去の経験でも、長時間の作業や不規則な勤務においても安定した集中力を維持して業務を遂行してきました。
貴社の警備業務において、私の体力が大きな強みとなり、安全で確実な警備の提供に貢献できると確信しています。

②社会の安全に貢献したい場合

社会貢献の意識が強い場合は、その思いをしっかりと志望動機に反映させましょう。

「人の役に立ちたい」や「会社に貢献したい」のような意思は、警備員にとくに求められるため印象に残りやすいですよ。

社会の安全に貢献したい意思がある人は、以下の例文を参考に志望動機を作成してください。

例文1:責任感を売りにしたい場合

私は社会の安全に貢献したいという強い思いから、貴社の警備業務に携わりたいと考えています。
現代社会において、安心・安全な環境を提供することは非常に重要であり、警備の役割はその基盤を支えるものだと考えています。
私自身、常に他者の安全を考え行動する責任感を持っており、これを仕事として社会全体に還元したいという思いがあります。
貴社の高度な警備体制と、私の責任感や誠実な姿勢が融合することで、より多くの人々に安心を提供できると確信しています。
社会の平穏を守ることに貢献することで、より良い未来を築く一助となりたいと強く思っています。

例文2:社会の安全を守りたい場合

私は社会全体の安全に寄与したいという強い信念を持っており、それを実現するために貴社の警備業務に携わりたいと考えています。
日々の生活において、安心して過ごせる環境を提供することは、個人の幸福だけでなく、社会の発展にも欠かせない要素です。
これまでの経験を通じて培った責任感と観察力を活かし、社会の安全を守る一助となりたいと思っています。
貴社で働くことで、地域社会に対してより大きな貢献ができると確信しており、その使命感を胸に、日々の業務に真摯に取り組んでいきたいと考えています。

③コミュニケーション力を活かしたい場合

警備員としての仕事においても、コミュニケーション能力は重要なスキルです。

警備をしている施設の人間と円滑なコミュニケーションが出来れば、業務上で問題が起こるケースも少なくないため、どこの会社でも重要視される要素でしょう。

コミュニケーション能力をアピールしたい方は、以下の例文を参考にして作成してください。

例文1:関係者と円滑なコミュニケーションができる場合

私は、これまでの業務で培ってきたコミュニケーション能力を活かし、貴社での警備業務に貢献したいと考えています。
警備業務では、関係者との連携や迅速な情報共有が重要であり、スムーズなコミュニケーションが求められます。
私は、人々と良好な関係を築くことが得意であり、状況に応じた柔軟な対応ができます。
現場での円滑なやり取りや、適切な報告・連絡を通じて、貴社の警備体制を強化し、安心・安全な環境づくりに寄与したいと思っています。

例文2:相手の立場を理解して発言できる場合

私は、学生時代に働いていたアルバイト先で対人コミュニケーションを重視し、相手の立場に立った対応を心がけてきました。
このスキルを活かし、貴社の警備業務に貢献したいと考えています。
警備の現場では、スタッフ同士の協力や、クライアントとの信頼関係が安全確保の鍵となります。
私は、丁寧なヒアリングや明確な意思疎通を通じて、円滑な連携を図ることが得意です。
貴社での業務において、私のコミュニケーション能力を最大限に発揮し、信頼される警備員として社会の安全に貢献したいと考えています。

④過去の警備経験をアピールする場合

すでに警備経験がある場合は、「警備先で自分が中心となって仕事ができる」等の内容をいれて、新しい職場で経験を活かせることをアピールしましょう。

警備の仕事を経験した人は、ある程度の業務内容を理解していると判断されるため、即戦力として採用される可能性が高まります。

過去に警備の仕事を経験している人は、以下の例文を参考にしてください。

例文1:前職でついた対応力を武器にする場合

私は過去に警備員としての経験があり、その経験を貴社での業務に活かしたいと考えています。
以前の職場では、施設の巡回や来訪者の対応、緊急時の初期対応を担当し、常に冷静かつ的確な判断を求められる環境で働いてきました。
この経験を通じて、警備の基本的なスキルだけでなく、責任感と迅速な対応力を身につけました。
貴社の警備業務においても、これまでの経験を活かし、安心・安全な環境の提供に貢献できると確信しています。

例文2:トラブルを解決したエピソードがある場合

私は過去に警備員として働いた経験があり、その中で培ったスキルと知識を貴社でさらに発展させたいと考えています。
前職では、商業施設の警備業務を担当し、常に高い警戒心を持ちながら、施設内外の安全を守ることに努めました。
この経験を通じて、迅速な判断力とトラブル対応力を養うことができました。
貴社の警備業務において、これまでの経験を活かしつつ、さらに高いレベルでの警備サービスを提供し、信頼される警備員として貢献していきたいと考えています。

警備員の志望動機のよくあるNG例文3選

ここからは、警備員の志望動機を書く際に避けるべきNG例文を紹介します。

紹介する例を参考に、正しい志望動機を作成してくださいね。

  1. どの警備会社・施設でもできる内容になっている
  2. 過去の経験や経歴と志望動機がつながっていない
  3. 給料や待遇ばかりを理由にしている

①どの警備会社・施設でもできる内容になっている

志望動機が曖昧で、場所関係なく警備会社や施設でも通用する内容になってしまうと、採用担当者に入社への熱意が伝わりにくいです。

以下のNG例文を参考に、具体的な企業や施設に対する志望理由を明確にしましょう

私は警備員の仕事に興味があり、安定した職場環境で働きたいと考えています。
これまで警備の仕事に携わったことはありませんが、体力には自信があり、どのような施設でも適応できると思っています。
貴社で働くことで、安定した収入を得ながら、警備員としての経験を積みたいと考えています。施設の種類に関わらず、決められた業務をしっかりとこなし、貴社に貢献していきたいです。
どのような勤務形態にも対応できますので、ぜひよろしくお願いします。

②過去の経験や経歴と志望動機がつながっていない

過去の経験や経歴を志望動機に関連づけていない場合、採用担当者は入社後どのように応募者自身の経験を活かそうとしているのかを理解しにくくなってしまいます。

以下のNG例文を参考に、経験と志望動機をしっかりと結びつけましょう

私はこれまで飲食業界で働いてきましたが、今後は警備員として新しい分野に挑戦したいと考えています。
飲食業での接客経験を活かして、警備の仕事に就きたいです。
特に警備業務の専門知識や経験はありませんが、警備員としての仕事は安定しており、私にとって新しいキャリアになると感じています。
これまでの仕事と直接的な関係はありませんが、警備員としての仕事にやりがいを見つけたいと考えています。

③給料や待遇ばかりを理由にしている

給料や待遇を志望動機の主な理由にしてしまうと、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。

以下のNG例文を参考に、志望動機には自分のスキルや経験、仕事への情熱を反映させましょう。

私は、警備員の仕事が安定した給料と待遇を提供しているため、志望しました。
現在の生活費を支えるため、定期的な収入を得ることが最も重要であり、警備の仕事はその点で魅力的です。
特に夜勤や長時間勤務による手当があることが、大きな魅力です。
仕事自体にはあまり詳しくありませんが、給料や福利厚生がしっかりしている貴社で働くことで、安心して生活を送ることができると期待しています。

警備員の志望動機の見逃しがちな2つの注意点

警備員の志望動機を書く際に見逃しがちな注意点を2つ紹介します。

以下のポイントを踏まえて、より効果的な志望動機を作成しましょう。

  1. 警備員経験者は守秘義務があることも多い
  2. 未経験者は警備員の仕事の地道さを知らないことも多い

①警備員経験者は守秘義務があることも多い

警備員として働いた経験がある場合、過去の業務に関する守秘義務が存在するケースがあります。

過去に警備を経験した事実は、採用の際に重宝されますが、内部情報は言ってはいけません。そのため、志望動機で業務内容を記載してしまうと、守秘義務を守れない人と判断されてしまいます。

警備経験があるとだけ伝えて、内部情報を漏らさないようにしましょう。

②未経験者は警備員の仕事の地道さを知らないことも多い

警備員の仕事は一見楽そうに見えますが、実は地道で忍耐力が求めらる仕事です。

そのため、未経験者の中にはその地道さに耐えられず、すぐに辞めたくなってしまう、もしくは実際に辞めてしまう人も居ます。

事前に警備員の仕事の特性をしっかりと理解するために、もし可能ならば見学をしたり話をきいたりしてみるのもおすすめですよ。

警備員の志望動機の書き方はアルバイトと正社員で変わる?

警備員の志望動機は、アルバイトと正社員では若干異なる書き方が求められます。

正社員の場合は、企業や団体に長期間にわたって貢献しキャリアを築いていくことが期待されるため、志望動機には将来のビジョンやキャリアパスについて具体的に述べることが重要です。

一方、アルバイトの場合は短期間での協力や柔軟な働き方が求められるため、志望動機には自身のスキルや経験を生かして、すぐに業務に貢献できる意欲や柔軟性についてのアピールが重要でしょう。

警備員の志望動機は自分の武器を活かした内容にしよう

警備員の志望動機を書く際は、なぜタフな体力が要求される警備員を志望しているのか、そして自分の強みや経験をどう活かせるかの2点の明確化が重要です。

前者については、具体的な警備会社や施設を選んだ理由を明確にし、採用担当者に入社への熱意が伝わるような工夫をしましょう。

また、後者についても、体力やコミュニケーション能力、社会貢献への意識を自分自身の特徴を踏まえた志望動機を作成することが求められます。

志望動機をしっかりと作成して、希望の職場での採用を勝ち取ってくださいね。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。