効率的なグループワークの進め方!評価されているポイントや対策を解説
「就活で今度グループワークがあるけど、うまくできるか不安だなぁ」と悩んではいませんか?
グループワークは、初対面の複数人と協力して行わなくてはならないので、個人面接よりも難しいと感じている方が多いでしょう。
そこで、グループワークの評価されるポイントを解説しながら、効率的なグループワークの進め方を紹介します。
さらに、「グループワークの事前対策」と「グループワークを進める際の注意点」も紹介しますので是非参考にして下さい。
グループワークとは

グループワークは、就活時に取組んだという人も多いでしょう。
就活以外にもインターンシップの場面でも活用されていて、場面に応じて企業の目的や評価が異なりますので解説していきます。
①就職選考時
就職選考時のグループワークは、集団でのかかわり方や人柄を確認するために行われます。
就活者が面接で、「コミュニケーション能力があります」「責任感があります」といったところで、実際の信憑性に欠けるでしょう。
しかし、就職選考時にグループワークを実施することで、就活者の発言や行動から「コミュニケーション能力」や「協調性」、「人柄」などを実際に見て観察できます。
グループワークを導入すると、書類ではわからない部分まで判断できるので近年導入企業が増えているのです。
②インターンシップ時
インターンシップ時のグループワークは、自社の事業や実際の業務を体験してもらうために行われています。
グループワークを通して、就活者は実際の仕事や働くイメージを明確にすることができ、評価が良ければインターンシップ先での就職が有利になるでしょう。
2025年卒の学生から、採用直結インターンが解禁になることから、インターンといえども就職の本選考と変わらない対応をする必要があります。
※採用直結インターンとは、インターンに参加した学生の情報を採用選考に利用する事
③グループディスカッションとの違い
「グループワーク」と似ている言葉に「グループディスカッション」があります。
「グループワーク」と「グループディスカッション」の違いは、下記のとおりです。
グループワーク | グループディスカッション |
グループディススカッションを通して 結論や成果物を作成する事 | 数人のグループで議論をする事 |
企業がグループワークで評価するポイント

企業がグループワークで評価する5つのポイントを理解し、面接官から高評価をもらえるようにしましょう。
①積極性
グループワークで評価されるポイントは、「積極性」です。
グループメンバーとの話し合いで、積極的に発言することで面接官への評価は上がるでしょう。
口下手な人は、どんなにいい案が思い浮かんだとしても相手に伝らなければ意味がないので、活発に発言し、伝える努力をする必要がありますよ。
万が一、発言に困るような難しいテーマを与えられた際には、「~さんはどう思いますか?」などと発言し、まずは積極的に話に加わるようにしましょう。
②協調性
グループワークで評価されるポイントは、他のメンバーの意見にも耳を傾ける「協調性」があるかどうかです。
自分の考えや意見を主張することも大事ですが、グループワークの場合、グループ内の複数の意見を聞いてまとめた方がよりいい結論が生まれます。
しかし、根拠のない答えやズレた意見に対して賛同することは、協調性があるとは言えません。
その場合は、受け入れられない点や改善点など踏み込んだ意見をすれば評価は上がるでしょう。
③論理的思考力
グループワークでは、物事を結論と根拠に分け、筋の通った矛盾のない結論に導きだす「論理的思考力」が評価のポイントになります。
論理的思考力が備わっていれば、グループワークで相手が理解できるように分かりやすく説明でき、意見をまとめることができるので評価が上がるでしょう。
また、論理的思考力の持ち主は、提案力や問題解決力の向上も期待できるので、社会人にとって身に付けておきたいスキルです。
論理的思考力がない方は、結論→根拠の順に話すことを意識して対策しておきましょう。
④コミュニケーション能力
グループワークで、どのようにコミュニケーションをとっているのかが評価のポイントになります。
コミュニケーションは言い換えると「意思の疎通」を意味し、お互いを理解し合うために自分のことを伝え、相手のことを知ろうとすることです。
コミュニケーション能力は、信頼関係を築け、情報共有が円滑になり生産性が高まり、チームワークが良くなる効果があります。
相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も積極的に発言し、自分との差異を主張することでコミュニケーションが取れていると評価してもらえるでしょう。
⑤言動や態度
グループワークでは、参加者の他の就活者に対する言動や態度を見て評価しています。
仕事はチームで行うものなので、集団の中でのマナーや話し方、仕草など、どんな振舞い方をしているかで評価が二分されるでしょう。
グループワークでのチームを将来の仕事仲間だと捉え、チームがうまくいくように自分の役割を全うし、チーム全体の評価につながる貢献に心がければ評価はアップします。
グループワークの種類

グループワークは、下記の3つの種類に分けられ、グループワーク当日までどんなテーマで実施されるかわかりません。
そこで、グループワーク当日になって慌てないように、それぞれのタイプを事前に勉強し理解しておきましょう。
①作業型
作業型グループワークとは、グループメンバーと作業をし、成果物を作成する形式のグループワークです。
このタイプの場合、制限時間内にいかに協力して、成果物(例:テーマに応じたチラシや動画の作成等)を完成させられるかが重要なポイントになります。
出来上がった成果物の質も大事ですが、それよりも完成に至るまでのプロセスが大事です。
PDCA サイクルを活用し、各参加者に一つの工程を担ってもらったり、技術的なスキルが必要なツールを使用したりして乗りきりましょう。
※PDCA サイクルとは、計画(Plan)し、実行(Do)に移し、評価(Check)し、改善(Action)を繰り返すことで業務改善をしていくこと
②プレゼン型
プレゼン型グループワークとは、それぞれのグループにテーマを与え、議論させ、結論を導き出しプレゼンしてもらう形式のグループワークです。
テーマには、明確な答えがないもの(例:日本へ観光客を増やすにはどうすればいいのか等)が選ばれ、そのテーマに対し、どのような話し合いをし結論へと導くのかを企業は見ています。
プレゼン型グループワークでは、いかに相手の話に耳を傾けているか、いかに説得力のある結論を伝えられるかが評価の重要なカギになるのです。
他のタイプよりも話し合いの時間が多くなるので、役割分担をしっかりし、無秩序な議論になっていないか気を付けましょう。
③ゲーム型
ゲーム型グループワークとは、ゲーム性のあるテーマを用いてグループ間で競い合うグループワークです。
このタイプの場合、さほど結果は重要視されておらず、参加者がゲームのルールを理解しているか、ゲーム中の行動で積極性や協調性はあるかを見られています。
他のタイプのグループワークよりも参加者は気が緩みがちになるので、素の言動や行動になることが多くなるのが特徴です。
参加者は、「最も合理的な方法は何か」を考え、選考であることを忘れないように気を引き締めて取り組みましょう。
グループワークの進め方

グループワークの具体的な進め方を知らずにグループワークに臨めば、思うような評価を得ることができません。
そこで、アウトプットを最大化するグループワークの最適な進め方を6つのステップの順に解説していきます。
①自己紹介
まず、よりよいグループワークを展開するには、ともに議論を進めていくメンバーのことを自己紹介を通して知ることが大事です。
グループワークの初めに、面接官から自己紹介の場面を促されない場合は、自ら率先して自己紹介を行いましょう。
グループワークが始まる前に自己紹介をすることで、話し合いの雰囲気が柔らかくなり、意見を出しやすくなります。
グループワークは時間制限があるので、自己紹介は「名前+大学名+一言」程度の内容にとどめておき、できるだけ早く話し合いに移りましょう。
②役割分担をする
制限のある時間の中でスムーズにグループワークを進行するには、役割分担をしておくことが重要です。
<グループワークでの5つの役割>
司会・進行 | メンバー全員が議論に参加できるように促したり、論点がズレたら元に戻したり、いろんな意見をまとめたりする役割 |
タイムキーパー | 時間管理を行う役割で、グループワーク全体の時間の配分を考えたり、進行状況に応じて時間調整を行う役割 |
書記 | 議論の要点をまとめて、メンバーにわかりやすくテキストでまとめる役割 |
プレゼンター(発表者) | チームで話し合った結果をまとめ、発表する役割 |
役割なし | 積極的に議論への参加したり、役割のあるメンバーのサポートをしたりする役割 |
グループワークの役割では、司会が目立つので評価が高いイメージがありますが、どの役割になったとしても評価は変わりません。
基本的に立候補形式で決めることが多いですが、役割が被ってしまったら、率先して他の役割を選び、どの役割になっても困らないように準備しておいて下さい。
③議論のゴールを決める
グループワークのテーマは、抽象度が高い傾向にあるため、メンバー間の差異が生まれないように議論のゴールを決めておきます。
事前に議論の方向性を決めておくことで、議論の目的が明確になり、議論の整理もしやすくなり、時間も有効に使えるでしょう。
まずはチームのメンバーと、テーマを具体化し、テーマをどのような角度から考えるかを話し合いましょう。
テーマに対する視点を設定したら、メンバーの意見や根拠を聞き合い議論のゴールを決めてくださいね。
④意見を出し合う
議論の方向性が決まり、メンバー間の認識のすり合わせができたら意見を出し合います。
チーム全員で意見を出し合うことで視野が広がり、話し合いも有意義なものになるでしょう。
しかし、発言していない人がいた場合は、意見を出しやすくするための心配りも評価の対象になるので率先して自分から話かけるようにしましょう。
メンバーひとり一人が意見を出し合うことでチームの価値を最大限にし、メンバー全員が同じ目標に向かっていることをアピールすることで高評価につながりますよ。
⑤意見をまとめる
グループ全員の意見が出そろったら、次は意見のまとめに入ります。
書記が書いた意見を整理する方法は、似たような意見は統一し、「結論・理由・詳細」などジャンル別に意見を分け、議論の方向性とズレていないか確認することです。
次に、議論を通じてまとめた意見を、最終的に発表するためにさらにブラッシュアップします。
自分達のグループが、どのような方向性をもって議論を進め、その結論に至ったのかをはっきり伝えられるように整理しておくといいでしょう。
⑥発表の準備をする
議論の末、意見がまとまったら、最後は発表の時間です。
発表は、簡潔に伝えられるように、まず結論を一言でまとめ、結論に至った理由や詳細もまとめておきます。
完成度が高ければ高評価につながりますが、グループワークは発表に至るまでの過程が重要です。
最後の瞬間まで話し合い、1回以上は発表の前に発表練習をし、改善点があればグループのメンバーで共有し完成度を高めておきましょう。
グループワークの進め方のポイント

次は、グループワークで面接官に評価されるためにはどのように振舞えばいいのかを解説します。
グループワークでの進め方のポイントは、次の6つです。
①不明点は開始前に質問する
グループワークの機会が少ない方は、慣れていないので、不明な点があればグループワーク開始前に質問しておきましょう。
話の内容が分からなければ、「今の話もう一度確認させてください」などと素直に聞くことも大事です。
もしかしたら、自分だけではなく他のメンバーも理解できず躊躇しているかもしれないので、その場合メンバーの状況を把握するきっかけにもなります。
間違ったままグループワークを進める方が、マイナス評価になりますので、分からないことは早めに解決しておいて下さい。
将来社会人として活躍する上でも、わからないことを聞くことは大事なことだと理解しておきましょう。
②チームワークを大事にする
グループワークでの進め方のポイントは、チームワークを大切にすることです。
自分の意見を積極的に発言することも大事ですが、他の参加者を蹴落とそうとするような行為は逆効果になります。
グループワークでは協調性も評価のポイントなので、グループメンバーと仲良く協力して議論を進めて下さい。
グループ内の雰囲気が悪ければ話し合いもなかなか進まず、マイナスの印象を与えてしまいます。
仲良くすることで、グループの団結力もアピールでき、チーム全体の発表にもいい影響を及ぼすでしょう。
③全員が発言できるようにする
グループワークは、メンバー全体のバランスを取ることが大事なので、全員が発言できるように促しましょう。
同じテーマでも、人によって意見や考え方は異なるため、人の数だけ多様な意見に触れられますよ。
全体の発言量に配慮し、発言量の少ない人に話を振るなど上手に調整できれば、全体を見ることができると視野の広さを評価してもらえますよ。
④自分とメンバーの特徴を把握する
グループワークを円滑に進めるために、自分とメンバーの特徴を把握することも重要です。
グループワークには、「司会」・「書記」・「タイムキーパー」・「プレゼンター」など1人1人に役割分担されます。
事前に自分とメンバーの特徴が分かっていれば、その人に合った役割を担ってもらうことができ、議論もスムーズに運ぶでしょう。
役割分担は、どの役割をするかは評価ポイントではなく、きちんと任された役割を果たしきるかが評価のポイントになります。
メンバーの性格を見極めて、それぞれにあった役割を全うするように心がけましょう。
⑤議論の方向性を繰り返し確認する
グループワークをスムーズに進めるポイントは、議論の方向性を繰り返し確認することです。
様々な人が議論をするうちに、定期的に振り返っておかないと議論の方向性がズレていくことがあります。
「議論の方向性は〇〇ということで間違いないでしょうか?」というように議論の合間に方向性の再確認をすることで、議論の目的やゴールを見失わないで済むでしょう。
もし、議論の方向性がズレて収拾がつかなくなってしまうと、1から振り出しになり制限時間内に発表できない事態にもなりかねませんのでご注意ください。
⑥ツールを活用する
グループワークをスムーズに進めるには、ツールを活用することです。
例えば、事前に付箋を何枚か配り、テーマに対する自分の意見を書いてもらうことで、引っ込み思案の方でも意見が出しやすくなり、議論が円滑に進み時短にもなるでしょう。
似たような意見をジャンル分けしたり、課題解決に足りない部分が視覚化により明確になることで、さらに意見をブラッシュアップできます。
グループワークの進め方の注意点

グループワークを円滑に進めるにあたって、4つの注意点がありますので解説します。
①意見を出しやすい雰囲気作りをする
グループワークでは、意見を出しやすい雰囲気作りを心掛けましょう。
グループワークは、初対面の人とグループになって討論することから、意見を出しにくい環境にあります。
しかし、そこは就職の本試験なので、積極性や協調性が求められるため意見を出した際には、否定から入らず相手の意見にも耳を傾けるようにしましょう。
自分と違う意見が出た時は、その人が「なぜそう思ったのか」を考える思いやりの気持ちを持つことが大事です。
②制限時間内に終える工夫をする
グループワークは、制限時間内に作業を終える工夫をしましょう。
グループワークは、制限のある時間の中で、話し合い~発表まで行わなければならないので、時間配分がとても重要になります。
時間は案外あっという間に過ぎてしまうので、手順ごとに分単位で細かく決め、少し時間に余裕を持たせて進行した方がいいでしょう。
社会人にとって時間を守ることは常識なので、制限時間を守れなければ評価も厳しいものとなります。
③議論の方向性を合わせておく
グループワークを進行していく上で、議論の方向性を合わせておくことも大事です。
テーマに対してメンバーそれぞれが違う考えをもって意見した場合、議論が1つにまとまらずグループワークは困難になるでしょう。
そのため、自己紹介や役割分担が終わった序盤の段階で、メンバー全員の認識を同じにしておく必要があります。
最終的な結論を決めておけば、もし議論が違う方向に逸れたとしても、すぐに軌道修正できるでしょう。
④自分の役割だけでなく周りに気を配る
グループワークの進め方の注意点は、自分の役割だけでなく周りに気を配ることを心掛けることです。
グループワークは、最初に書記や司会などの役割を与えられますが、人の数が多い場合、なんの役割にもならない人も出てきます。
会社務めになれば、自分に与えられた仕事でなくても、誰かの代わりにフォローしなければならない場合もありますよ。
万が一、書記の人の書き忘れやタイムキーパーの人が時間を測ることを忘れてしまう可能性もあるので、何があっても対応できるように気を配りましょう。
事前にしておきたいグループワークの対策とは?

グループワークは、当日にテーマを発表されるので、完璧な事前対策をすることは難しいですが、どんなテーマがきたとしてもできることはあります。
事前にしておきたいグループワークの対策は次の7つです。
①自己分析をする
グループワークの事前対策として、自己分析を行いましょう。
グループワークのはじめに、それぞれの役割を決めますが、役割を譲り合っていては貴重な時間が無くなってしまいます。
そこで、事前に自己分析していれば、「自分の性格に合った役割は何か」、「何の役割ならうまくやれそうか」が分かっていれば、率先して役割を決めることができるでしょう。
今までの経験を分析し、自分の特徴や価値観、強みや弱みについて明確にしておくことは、就活の企業選びにも役立ちますよ。
②企業研究をする
事前にできる有効なグループワークの対策は、「企業研究」です。
プレゼン型のグループワークでは、応募企業の事業内容に関するテーマが多く出題されます。
企業の事業内容やサービスに関することを事前に研究しておけば、テーマについて悩まずにグループワークを円滑に進められるでしょう。
応募企業の公式サイトや企業インタビューなど、就活する企業のことをより深く知ってからグループワークに臨むようにして下さい。
③業界知識や時事を学んでおく
どんな議題が来てもいいように業界知識や時事の勉強はしておいて損はありません。
グループワークは、面接よりも長い時間、実際に言葉にして話し行動するので、知識がなければすぐにバレます。
グループワークは、応募企業に関するテーマであることが多いので、業界の課題やトレンドなども身に付けておくと安心でしょう。
普段から新聞やニュースアプリなどにアンテナを張り、業界セミナーや企業合同説明会などでフレッシュな情報に触れておきます。
④自分の意見を言うように癖づける
グループワークは、限られた時間の中で自分の意見を主張しなければならないため、日頃から自分の意見を言うように訓練する必要があります。
具体的な訓練方法は、何かテーマを決めて、そのテーマについて考えて、自分なりの答えを導き出すことです。
最初は、自分の興味のあることや最近の流行りなどからテーマを考えてみると回答しやすいでしょう。
このように自分の意見をまとめる訓練をすれば、どんなグループワークでも気持ちに余裕をもって取り組めますよ。
⑤人の意見を聞く姿勢を持つ
グループワークでは、人の意見を聞く傾聴力も求められるので事前の対策が必要です。
傾聴力を高める具体的なトレーニング方法は、会話の割合を「相手7:自分3」にすること。また、目を合わせたり、うなづいたり、相手の話に興味を示すサインを送ることで、相手が話しやすくなり、信頼感が生まれますよ。
もし自分の意見と異なることを言われても、「そうなんですね」と相槌を打ちながら話を聞くことができればより傾聴力は高まるでしょう。
慣れていないと最初は難しく感じるかもしれませんが、相槌のタイミングと繰り返しの言葉選びに集中すると少しずつ上手になります。
⑥就活イベントに出席する
グループワークの事前対策でうってつけなのが、就活イベントに出席することです。
就活イベントは、グループワークの実践練習ができる場もあり、イベント終了時には企業からフィードバックももらえます。
実践的な練習ができる上、企業からの指摘や感想ももらえるのでグループワークが上達しやすいでしょう。
就活イベントは多数開催されているので、自分が苦手だと感じる場合は、グループワークが体験できるブースを探してみて下さい。
⑦色んなリスクを想定し準備する
グループワークは、当日まで誰と何のテーマについて議論するのか明かされないことが多いので、様々なリスクを想定し対策する必要があります。
例えば、自分の考えや意見をうまく伝えることができなかった場合は、他のメンバーの意見に対して反応を示すことで議論に参加していることをアピールしましょう。
また、議論についていけなかった場合は、「先ほどの発言をもう一度確認させてください」と素直に尋ねることで再度確認するなど対策して下さい。
様々なリスクを想定し事前に対策することで、グループワークを滞りなく進められるでしょう。
グループワークの進め方を理解し、選考を突破しよう!

グループワークは、複数人の初対面の人とグループを作って議論を交わし、答えや成果を限られた時間で生み出さなければなりませんので、事前に対策が必要になります。
また、グループワークでは応募企業の事業内容に関するテーマが多く出題される傾向から、企業研究や業界知識や時事を勉強する必要があります。
また、積極的に自分の意見をいい、相手の話も聞き、発言量の少ない人には話を回すなどチームワークを発揮すれば、全体を見ることができると視野の広さを評価してもらえるでしょう。
グループワークの進め方を知っておけば、選考突破の可能性も高まるので、できる対策はしっかりしておいてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。