【新卒就活の志望動機】書き方のポイント・職種別の例文も徹底解説!
就職活動で重要なのは、志望動機を自分の言葉で書くことです。履歴書やエントリーシートには必ず志望動機を記載しなければなりません。選考を通過するためにも、志望動機の書き方は肝心です。
しかし、就活を始めて間もない学生は、どんな内容を書けばよいか分からず、上手く志望理由を書けずに悩んでいることもあるのでは?
この記事では、志望動機を書く際の基本ルールや手順、注意点などをわかりやすく解説します。さらに、業界別に自然な志望動機の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
志望動機はなぜ書くの?目的を解説

就職活動において、志望動機とは志望する企業で働きたい理由のことを指します。企業は就活生の志望動機から、自社を選んだ根拠や理解度を確認しているのです。
ただし、志望動機を読む際の企業の視点はそれだけではありません。なぜその企業や業界に興味を持ったのか、志望理由に明確な根拠があるかどうか、就活生と企業のマッチング度合いなども重視されます。
つまり、企業が求めているのは将来的に自社で活躍してくれる人材です。就活生の人柄や考え方が、企業の方向性と合致しているかを見極めようとしているのです。
そのため、志望動機の書き方次第で自分らしさを企業にアピールできます。志望動機は自分自身を伝える絶好の機会なのです。ぜひ、しっかりと自分の想いを込めて志望動機を書きましょう。
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【新卒の志望動機】書き方を3ステップで紹介

ここでは、新卒就活で使える志望動機の書き方を3ステップで紹介します。書き方がわからず、うまく自分の思いを志望動機に書けない方はぜひ参考にしてくださいね。
- 志望動機は文字数を守ろう
- 志望動機の基本構造は3段階
- ③志望動機を書く際のポイント
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①志望動機は文字数を守ろう
就職活動における志望動機は、文字数にも気を付ける必要があります。一般的には200字から400字程度が適切な分量と言われていますよ。企業から指定がある場合は、その8割を目安に書くとよいでしょう。
志望動機が短すぎると、その内容が薄くなる危険があります。また、熱意が低いと受け取られかねません。応募企業への高い志望度を示すには、最低限の文字数は確保しましょう。
一方で、志望動機が長すぎるのも問題。冗長な文章となり、伝えたいことが分かりづらくなってしまうからです。要点をしっかりと押さえ、簡潔に熱意を込めることが肝心ですよ。
志望動機の分量は、就活生の企業への熱い思いの表れでもあるのです。適切な文字数を心がけ、自身の気持ちを丁寧に綴ることが大切。文量を意識しながら、魂の籠った文章を書いてみてはいかがでしょうか。
②志望動機の基本構造は3段階
志望動機を書くには、基本的に3段階の構造を守るべきだと言われています。以下の3段階を守って、伝わりやすい構成を意識しましょう。
- 結論:自分の志望動機を書く
- 具体例:志望理由のきっかけ
- 締めくくり:入社後どう貢献するかを書く
<STEP1>結論:自分の志望動機を書く
志望動機を書く際は、まず志望理由をストレートに示すことが大切です。一文で簡潔に「私がこの企業を志望する理由は○○です」と明確に述べましょう。この一文が志望動機全体の結論となります。
企業は多くの応募書類を読むため、冒頭から伝えたいことが分かりやすい文章を意識してください。結論が不明瞭だと、真意が伝わりづらくなってしまいます。
そのため、冒頭に「貴社を志望する理由は△△からです」と理由を示し、その後で詳細を説明する書き方がおすすめです。企業の採用担当者に「この人はこういう理由で志望しているのだ」と印象付けることができるでしょう。
志望動機の書き出しで想いをストレートに伝えることが何より大切なのです。心からの思いを明確に示せば、企業への熱意が伝わり、合格に一歩近づくはずですよ。
<STEP2>具体例:志望理由のきっかけ
志望動機を書く際は、結論で示した理由に説得力を持たせることが重要です。その企業を志望するきっかけとなった出来事や背景を具体例として挙げましょう。
単に「~がしたいから」と願望を述べるだけでは不十分。企業側は採用する学生の本気度を知りたがっているため、何をきっかけにその会社に入りたいと思ったのか、具体的な経験を述べる必要があるのです。
具体例を交えることで、単なる願望ではなく熱意と入社への強い思いが伝わります。本気度が感じられる志望動機は、企業に強くアピールできるはずです。ぜひ説得力のある志望動機を書いてみてください。
<SPET3>締めくくり:入社後どう貢献するかを書く
志望動機の締めくくりとして、入社後にどう貢献するか・どんなキャリアプランを持っているかを伝えましょう。就職活動では企業への入社だけでなく、その先の将来を見据えることが重要なのです。
入社後のビジョンを明確に持っていることをアピールできれば、志望理由に説得力が生まれます。「この企業で自分の能力を活かしてどのように貢献できるか」「将来どのようなキャリアを歩みたいか」など、具体的に述べましょう。
例えば「○○の業務に従事し、将来的には部門を牽引するリーダーになりたい」など、志望企業で活躍するイメージを語ることで、将来有望な人材だと印象付けられます。
志望動機には熱意と入社後のビジョンを両方盛り込むことで、より企業に訴求力のある内容になるでしょう。
③志望動機を書く際のポイント
志望動機を書く際は、以下の6つのポイントを意識しましょう。
- 志望動機の結論→志望動機のきっかけ→入社後の展望
- 志望動機のきっかけは具体的な経験を書く
- 志望動機を明確にする
- 会社の魅力に感じた点・成長意欲について書く
- 1つの文章は40~60文字、80文字以内に収める
- 正しい敬語を使う
この基本構造と文章のルールを押さえれば、読みやすい志望動機となるでしょう。特に具体例の部分で一文が長くなりがちですので、読みづらくならないよう気をつけてください。
書き終えたら、一度声に出して確認するのがおすすめです。そうすれば、話の流れや一文の長さなど、自然な文章になっているかがわかります。
志望動機は自身のやる気や熱意を伝える大切な機会です。上記のポイントを参考に、しっかりと下準備をして臨みましょう。
【印象に残る!】伝わりやすい志望動機の書き方のコツ

では、志望動機の実際に書く際の上手に書くコツを紹介します。どうしたら採用側の印象に残るか、細かく解説していきますよ。
- 周囲と差別化された内容を書く
- 志望度の高さを伝える
- オリジナルの経験を書く
- 何を伝えたいのかはっきりさせる
①周囲と差別化された内容を書く
志望動機は、自分自身の個性が感じられ、インパクトのある内容にする必要があります。採用担当者の記憶に残る内容でなければなりません。単に「企業理念に共感した」といった一般的な理由だけでは、他の就活生と差をつけられません。
例えば、志望のきっかけとなったエピソードを書く際に、「その時の自分の感情や気持ちを細かく書き込む」などの工夫ができます。具体的な体験談を交えれば、自然と印象に残る志望動機になるはずです。
もちろん、特別な経験がなくても大丈夫。日常の些細なことでも、それを自分なりの解釈で語ることができれば、志望動機に個性が出せますよ。
②志望度の高さを伝える
書類選考を通過するためには、志望度を伝えることが極めて重要。志望動機とは、「なぜその企業でなければならないのか」という理由と根拠を述べるものです。
単に他社でも使える志望動機の書き回しでは不十分です。面接で「他社でもできる仕事ではないか」と指摘され、企業への本気度が疑われかねません。
そこで肝心なのが、自己分析と企業研究を徹底して、その企業ならではの魅力や強みを志望理由に盛り込むこと。他社にはない特徴があるからこそ、「この会社に入りたい」と熱い思いをストレートに訴えられるのです。
志望動機には、その企業を熱心に選んだ理由と志望度の高さが感じられるべき。単なる希望ではなく、なぜその会社を選んだのかという根拠を明確に示せば、採用担当者の心に強く訴えかけられるはずです。
③オリジナルの経験を書く
志望動機を書く際は、オリジナルの経験を土台にすることが大切です。それにより、独自のオリジナリティある内容が書けるようになります。
もちろん、OB訪問などで目にした内定者の例文を参考にするのは構いません。ただし、そのままの例文をパクることは避けるべきです。書類選考を通過しても、面接などの次の段階で志望動機を深く問われた際、うまく説明できなくなってしまうかもしれません。
一方で、自分の体験に基づくエピソードを盛り込めば、質問があってもしっかりと受け答えできるはず。経験に裏打ちされた内容だからこそ、説得力が生まれるのです。
志望動機には是非オリジナリティのある文章を書き込んでください。採用担当者の記憶に強く残りやすく、志望動機の核心は”自分らしさ”にあると言えるでしょう。
④何を伝えたいのかをはっきりさせる
志望動機を書く際、自分が何を一番伝えたいのかをはっきりさせ、それを強調することが大切。そうすれば文章がぼやけることなく、メッセージが効果的に伝わるはずです。
まずは伝えたい核心部分を見極め、それを志望動機の冒頭の結論部分に明記しましょう。例えば「私がこの企業を志望する最大の理由は○○です」といった具合です。
そして文章の構成を整えた上で、最後にもう一度、冒頭の結論を繰り返し書いてください。このように結論を2回示すことで、言わんとすることがより強調され、読み手にも分かりやすくなります。
志望動機は自身のやる気や思いを伝える大切な機会です。だからこそ、本当に伝えたいことが何なのかをしっかりと押さえ、文中で強調することが肝心ですよ。
【職種別の志望動機】ポイントを踏まえた例文6つ

ここでは、上記で解説した志望動機の書き方のポイントを踏まえて書いた例文を6つ紹介します。職種ごとに書かれているので、自分が興味のある職種の例文をぜひ参考にしてくださいね。
- 営業職志望の例文
- マーケティング志望の例文
- 企画・制作志望の例文
- 事務職の志望の例文
- エンジニア志望の例文
- デザイナー志望の例文
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
【例文①】営業職志望
ここでは、営業職を志望する学生に向けた志望動機を紹介しています。
営業職に求められる、相手の課題を正確に捉えたうえで提案を行う力を自然に伝わる構成にしましょう。
【結論】 人の想いや課題に寄り添いながら、 |
添削コメント|「最適な提案」は抽象的で受け手に伝わりにくいため、「相手のニーズに合った」と言い換えることで営業職らしい思考力・顧客理解力を具体的にアピールできるようになります。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、学園祭の実行委員として協賛企業を募る活動を経験しました。 |
添削コメント|断られる→考え直すという抽象的な流れでは読み手に納得感が生まれにくいため、「失敗→分析→調整→成果」というプロセスを明確にすることで、課題発見力と行動力が伝わる内容に仕上げました。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「マニュアル通りの説明」という表現は学生の未熟さを強調しすぎる印象があるため、「汎用的な説明」とやや柔らかく言い換えつつ、改善点と成果の流れが一貫するよう調整しました。 |
【企業を選んだ理由】 中でも貴社は、 |
添削コメント|「ただ商品を売るだけではない」は他社でも使えるため、貴社独自の営業スタイルに焦点をあてる必要があります。ここでは営業スタンスの本質的価値を伝えつつ、自分の価値観との一致もアピールしました。 |
【入社後】 入社後は、まず基本を徹底的に学び、顧客ごとに |
添削コメント|「最適な提案ができる」は他の箇所でも使われており、抽象性が高いため、「課題解決につながる提案」とすることで、実践的な視点に基づいた成長意欲と営業への理解がより深く伝わる表現に仕上げました。 |
【NGポイント】
テンプレ的な言い回しがあり、営業職に求められる具体的なスキルや姿勢が読み取りづらい箇所がありました。また、企業理解や価値観の一致を示す表現が一般的で、志望先への納得感や熱意にやや欠けていました。
【添削内容】
具体的な行動や結果をセットで補強し、エピソード部分では、失敗から成果までの流れが一貫して伝わるように修正しています。さらに、企業の特徴と自己の価値観との一致を示すことで意欲を明確化しました。
【どう変わった?】
営業職における「課題発見」「提案力」「信頼構築力」といった本質的なスキルを、自身の経験をもとに具体的に伝える内容に変化しました。また、志望理由の説得力が増し、より魅力的な志望動機に仕上がっています。
・営業職ならではの業務理解を示す ・成果の過程も示す ・企業の特徴と自分の価値観を繋げる |
【例文②】マーケティング志望
ここでは、マーケティングを志望する学生に向けた志望動機を紹介しています。
今回の例文では、マーケティング職への志望動機を通して、経験と企業理解がどう結びついているかが鍵となります。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「人の心を動かす仕組み」は感覚的な表現で、マーケティング職の実務に直結しにくいため、より具体的な業務内容(情報設計・戦略立案)を用いて修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、学園祭の広報担当として来場者数を増やすための企画に取り組みました。 |
添削コメント|「楽しさを知った」は抽象的であり、行動と結びつかない印象を与えるため、「ターゲット」「工夫」といった要素に置き換えました。企業が評価するのは感情ではなく、どのような工夫・学びを得たかという点です。 |
【エピソード詳細】 私はSNSとポスターを活用し、「来たくなる理由」を明確に打ち出す広報を意識しました。SNSでは |
添削コメント|曖昧な表現を具体的な行動に置き換えたことで、経験の再現性や説得力が増しました。感情で締めるより、数字や成果の要素を入れたほうが、職務適性の評価にもつながりやすくなります。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は顧客理解に基づいた戦略立案に定評があり、 |
添削コメント|企業理解の深さを示すために、表面的な共感ではなく、具体的な分析手法や方針への言及に変えました。「なぜその企業で働きたいか」が伝わると、独自性のある志望動機に近づけます。 |
【入社後】入社後は、消費者の声に丁寧に耳を傾けながら、仮説と検証を繰り返し、 |
添削コメント|「行動を生み出す提案」は抽象的でしたが、入社後に必要な姿勢を具体化することで、企業視点でも活躍が期待できる人物像として映ります。仮説検証型の思考は、マーケ職の基本といえるでしょう。 |
【NGポイント】
「やりがい」「楽しさ」といった感情中心の語句は、読み手に伝わる説得力が弱まっており、客観性に欠ける印象を与えてしまっていました。また、エピソードと実務とのつながりも伝わりにくい状態でした。
【添削内容】
マーケティング職に必要な視点やスキルを明確に示しました。また、企業理解について、具体的な事業内容や戦略に触れる形へと修正し、「なぜその企業か」が明確になるよう整えています。
【どう変わった?】
感情ベースの表現から、行動・検証・成果といったマーケティング職に即したアプローチに変えることで、企業が求める人物像に合致する構成になりました。職種適性もより説得力を持って伝わります。
・ターゲット分析の視点をアピールする ・志望職種に繋がる経験をアピールする ・成果を定量的に表現する |
【例文③】企画・制作志望
これは、大学生活で得た企画経験を軸に、企画・制作職への志望動機を構成した例文です。
志望動機では、感情ではなく「行動」や「成果」で説得力を高めることが重要です。
【結論】 私は、企画やアイデアを形にして人の心を動かす仕事がしたいと考え、貴社の企画・制作職を志望いたします。 |
添削コメント|志望動機の結論として、やりたいことと職種を明確に伝えられており非常に良い導入です。簡潔かつ業務と一致した志向性が示されているため、採用担当者にも分かりやすく好印象を与える構成です。 |
【根拠となるエピソード】 大学の学園祭で、実行委員としてイベント企画を担当した経験があります。参加者の笑顔を目の当たりにし、 |
添削コメント|抽象的な「喜び」ではなく、「行動や反応の変化」という観察結果に言い換えることで説得力が増しました。企画職への関心の芽生えをより論理的に伝えられる表現に改善しています。 |
【エピソード詳細】 当初は来場者数が伸び悩みましたが、原因を分析し、SNSでの発信方法や時間帯を見直しました。 |
添削コメント|「予想を超える」「多くの方」ではどれくらい多いのかが不明瞭なので、数字やアンケートなどの客観的成果を盛り込んだ表現に修正し、企画職に必要な課題解決能力を具体的に示しています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は |
添削コメント|抽象的な「柔軟な発想」「共感」という表現を、企業の特長や事業実績と結び付けて具体化しました。企業独自の魅力に着目した理由に変えることで、「なぜこの会社なのか」が明確に伝わります。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「視点を大切に」という抽象的表現を、企画職で求められる「市場調査」や「競合分析」といった具体的なアクションに置き換えました。実務への理解と意欲が感じられる内容に仕上がっています。 |
【NGポイント】
抽象的な表現が見られ、読んだ側が当時の状況や本人のスキルを実感しにくい内容になっていました。また、企業独自の魅力についての記述もやや汎用的で、志望動機の説得力に欠けていました。
【添削内容】
実際の行動や成果に基づいた詳細なエピソードへと言い換えました。「企業を選んだ理由」に関しては、その企業の特徴や成果に触れつつ、企画職と自分との接点を明確に示す形へと修正しています。
【どう変わった?】
明確な数値や行動の描写が加わったことで、読み手に再現性や実行力が感じられる内容になりました。また、経験に裏打ちされた課題解決力や工夫が伝わる内容になり、企画職に求められる適性がより明確に示されました。
・感情表現より行動ベースの表現を増やす ・成果は客観的に見ても伝わるように示す ・企画職に必要な課題解決の視点をアピールする |
【例文④】事務職志望
ここでは、事務職を志望する就活生向けに志望動機を紹介しています。
事務職の志望動機では、「どのような経験がその適性を裏付けるのか」を具体的に伝えることが重要です。
【結論】 私は、組織全体を支える縁の下の力持ちとして活躍できる事務職 |
添削コメント|「魅力を感じ」という表現を変えて、「業務効率を陰から支える役割」という職務特性への共感を明示することで、志望の軸をより明確にしました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、サークルの会計係を務めた経験から、裏方として |
添削コメント|「やりがいを実感した」という感情表現だけでは伝わりにくいため、「正確に作業を行う重要性を学んだ」という行動と学びを中心に再構成することで、事務職との適性が読み手に伝わりやすくなります。 |
【エピソード詳細】 サークルでは月ごとの予算管理や備品の発注などを担当し、部員が |
添削コメント|「安心できる環境づくり」や「地道な作業」は具体的にどう行動したのか分からず評価に結びつきにくいため、実際に行った業務内容や工夫、課題への対応力を具体的に描写し、企業が重視する実務能力との接点が明確にしています。 |
【企業を選んだ理由】 その経験を活かし、正確さと丁寧さが求められる貴社の事務職で貢献したいと考えました。 |
添削コメント|企業理解の深さを示すには、抽象的な印象の「体制づくり」ではなく、企業の具体的な取り組みや理念に言及するのが効果的です。より納得感のある志望理由として、企業の特徴と自己経験がリンクする構成に改善しました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「迅速かつ正確な事務処理」はありきたりな表現に留まりがちです。標準化や改善提案といった事務職としてできる具体的な取り組みを加えることで、自発性と課題解決意識が伝わります。 |
【NGポイント】
抽象的な表現が多く、何にどう惹かれたのか、どんな行動が成果に結びついたのかが明確でなかった点が問題でした。また、事務職に求められる正確性・支援力との適性も十分に示されていませんでした。
【添削内容】
「魅力」「やりがい」など感情が優先する文を削除し、代わりに経験に裏打ちされた具体的な行動や工夫に言及することで、確さや柔軟な対応力といった事務職に求められる資質を明示しましたました。
【どう変わった?】
企業理解の深さも加わり、自分の強みが企業の方向性と一致している点がより魅力的に映るようになりました。また、採用側が「この人はなぜうちに来たいのか」「どんな働き方をするか」をイメージしやすくなりました。
・志望職種の業務に対する共感を示す ・企業理念などに言及して企業理解をアピールする ・経験と志望動機を連動させる |
【例文⑤】エンジニア志望
今回の例文は、エンジニア職を目指す新卒就活生に向けた志望動機の一例です。
志望動機を作成する際は、「なぜその職種なのか」をエピソードを通して具体的に伝えることが大切です。
【結論】 私は、ものづくりを通して人々の暮らしを便利にする仕事がしたいと考え、貴社を志望いたしました。特に、生活に密着したシステムを開発するエンジニア職を通じて、社会全体に役立つ価値を届けたいと考えています。 |
添削コメント|元の文章では貴社に対する志望理由しか述べておらず、なぜエンジニア職なのかを示していませんでした。そこで、志望動機が結びつくよう、エンジニア職としてどうなりたいのかまで明示することで、読み手に刺さるよう工夫しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、プログラミングの授業で初めて自作のアプリを完成させた際に、 |
添削コメント|「身近な課題を解決できる」では漠然としており、読者に伝わりにくい印象です。そこで、どのように解決してどう感じたかを具体的に言い換え、志望動機の原点としての説得力を持たせました。 |
【エピソード詳細】 特に、ゼミ内で共有される予定を見やすく管理するカレンダーアプリの作成が自分自身を成長させました。メンバーの要望をヒアリングし、繰り返し改良を加える中で、 |
添削コメント|「ものづくりの面白さ」「課題を見つけて形にするプロセス」など、「それは具体的にどういうことか」「エンジニア職とどう重なるのか」が伝わらない表現があったため、体験を「ユーザー視点」や「一貫した関わり」といった行動ベースで具体化しました。 |
【企業を選んだ理由】 中でも貴社は、ユーザーの使いやすさを追求する開発姿勢に共感しています。 |
添削コメント|元の文章でも説明会での情報を反映していますが、「UI設計の工夫」や「エンジニアの声を反映した開発体制」をより具体化した上で共感の姿勢を示し、より志望度の高さが伝わるよう工夫しました。 |
【入社後】 入社後は、技術力だけでなく、ユーザー視点を持ったエンジニアを目指し、 |
添削コメント|「誰かの便利」は曖昧な表現で対象も不明瞭です。「日常生活」と「貴社の技術」に焦点を当てることで、よりエンジニア職の特徴に合わせつつ、入社後に果たしたい役割と企業への貢献を明確にしました。 |
【NGポイント】
どのような体験や想いを通して志望に至ったのかが不透明な箇所があったことで、エンジニア職に求められる具体的なスキルや志向が伝わりづらく、職種理解や企業との接点も弱くなっていました。
【添削内容】
抽象的な表現を「ユーザー視点」「要件整理」などの具体的な行動や体験に置き換え、エンジニア職の業務との関連性を明確にしました。企業理解の深さを示すさらに具体的な事例を盛り込み、共感の理由を強化しました。
【どう変わった?】
エンジニア職で活かせる適性や価値観が具体的に伝わり、開発姿勢への共感も説得力をもって表現できました。志望動機全体に職種理解と企業理解の一貫性が加わり、魅力が格段に高まりました。
・入社後のビジョンも志望職種に結びつける ・感情表現にはその背景の説明も添える ・企業の魅力と価値観とのマッチ度をアピールする |
【例文⑥】デザイナー志望
この例文は、デザイナー志望として自分の志向と企業の特徴をどのように結びつけて伝えるかを重視しています。
志望動機を作成する際には、「自分の経験と企業の強みをどう重ねるか」を明確にすると、説得力のある内容になります。
【結論】 人の感情に寄り添うデザインを通して、 |
添削コメント|「豊かにする」という表現は抽象的で誰にでも言える内容のため、利便性に着目し、デザイナーとしての具体的貢献に落とし込みました。 |
【根拠となるエピソード】 |
添削コメント|誕生日カードのような感情ベースの原体験ではなく、大学時代のデザイン専攻という再現性のある経験を示すことで、就活生としての信頼性と納得感が高まりました。 |
【エピソード詳細】 大学では視覚伝達デザインを専攻し、広告やポスター制作を通じて、見る人の印象や感情を意識することの大切さを学びました。卒業制作では地域イベントのロゴデザインを担当し、 |
添削コメント|抽象的な「温かみが伝わる」よりも、アンケート結果という客観的な評価を導入することで、成果の裏付けが明確になり、企業に対する説得力が向上します。 |
【企業を選んだ理由】 |
添削コメント|理念への「共感」だけでなく、さらに自分の価値観との一致を明示することで、応募者としての視点や企業選びの軸を明確に伝え、志望理由に説得力を持たせました。 |
【入社後】 入社後は、利用者の気持ちを想像しながら、一つひとつのデザインに意図を込めて提案できるデザイナーを目指します。 |
添削コメント|抽象的な将来像だけでは成長の見通しが弱いため、初期段階での業務とそこからの発展を明示しました。実務→企画と成長プロセスを見せることで、入社後のイメージが明確になります。 |
【NGポイント】
抽象的な表現が全体的に見られ、デザインへの関心や企業との接点が感情ベースで語られており、再現性や職務理解、志望理由の説得力にやや欠けている印象を与えていました。
【添削内容】
「豊かにする」といった曖昧な言葉を、利便性やUI改善といった具体的な成果や視点に置き換えることで、実務に直結した意欲を明示しました。理念との接点も自身の経験を交えて深めました。
【どう変わった?】
感情的な共感から一歩進み、客観的な成果や明確な成長プロセスを盛り込むことで、企業が求める実務適性や貢献意欲が具体的に伝わる内容になり、説得力と魅力が高まりました。
・他の志望動機でも使いまわせそうな表現は避ける ・読み手にもイメージしやすい成長プロセスを示す ・客観的な評価で成果を強調する |
【要注意!】新卒の志望動機でやってはいけない3つの例

新卒の志望動機でやってはいけない例はどんな内容なのでしょうか。以下の順で解説していきます。
- 自己成長に焦点を当てた志望動機
- 志望度が浅い志望動機
- 福利厚生を重視した志望動機
①自己成長に焦点を当てた志望動機
私の営業職への志望動機は、自己成長という目標に向かって日々前進することです。 大学時代、学生団体でのイベント企画やサークル活動を通じて、人とのコミュニケーションの重要性を学びました。アルバイトでは、顧客のニーズを理解し、それに応える経験を積むことができました。また、インターンシップでは、チームでの協力を通じて、目標達成のための戦略を練る力を養いました。 これらの経験により、営業職に必要なスキルセットを身につけられたと考えております。貴社での仕事を通じて、自分自身をさらに高め、営業としての専門性を深めていきたい所存です。さらに、貴社のビジョンに共感し、その実現に向けて自分の成長を重ねていくことで、貢献できると信じています。 |
上記の志望動機は、自己成長に焦点を当てすぎているため、会社を成長の場としか捉えていないのでは?と思われる可能性があります。
自己成長だけでなく、会社の魅力や入社後の展望まで明確に述べるようにしましょう。
②志望度が浅い志望動機
貴社の社風に深く共感し、貴社で活躍する一員になりたいと考えております。 大学生活を通じて、様々なアルバイトやサークル活動に参加しました。これらの経験から、チームワークの重要性と、個々の貢献がいかに全体の成果に影響するかを学びました。貴社の「協力と革新」を掲げる社風は、私が学生時代に培った価値観と完全に一致しています。 また、インターンシップでは、新しいアイデアを積極的に提案し、プロジェクトを成功に導く経験をしました。その過程で、常に前進し続ける姿勢が身につきました。貴社のような環境であれば、私の持つポテンシャルを最大限に発揮できると信じています。 貴社で働くことにより、自己実現を果たし、同時に組織の成長に貢献できると考えております。この機会を通じて、さらなるスキルアップを目指し、貴社の一員として活躍したい所存です。 |
上記の志望動機では、社風に共感したと言う志望動機を述べていますが、これだけでは考えが浅いと捉えられることもあります。より企業研究を進め、社風以外にも魅力に感じた点をアピールしましょう。
③福利厚生を重視した志望動機
貴社の福利厚生と条件面に魅力を感じ、志望させていただきました。 大学時代、学生団体での活動を通じて、チームワークの大切さを学びました。アルバイトでは、顧客サービスの経験を積み、人との関わりが自己成長につながることを実感しました。また、インターンシップでは、実務を経験し、社会人としての基礎を築くことができました。 貴社の充実した福利厚生は、従業員が安心して長く働ける環境を提供していると感じています。また、柔軟な勤務条件は、私のような若手にとって、仕事と私生活のバランスを取りながら、キャリアを築く上で大きな支援となります。 これらの条件は、私が長期的に貴社で働き、成長していくための基盤を作るものです。貴社での経験を通じて、営業としてのスキルを磨き、貴社の発展に貢献していきたいと考えています。 |
上記の志望動機では、福利厚生面を最重視した志望動機となっています。働く環境は重視すべきですが、仕事で困難な状況に陥っても乗り越えられないのでは?と疑問を持たれることも。
福利厚生面だけでなく、仕事内容や事業内容への魅力も述べられると印象が良くなりますよ。
志望動機を書く際に準備すべきこと3つ

では、志望動機を書く際に準備すべきことを3つ紹介します。これから志望動機を書いてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 自己理解を深める
- 企業研究を進めて理解を深める
- 企業の説明会に参加する
①自己理解を深める
就職活動に臨む前に、まず必要なのが自己理解を深めることです。「自分は何に関心があり、どんな職種に就きたいのか」を明確にしなければ、説得力のある志望動機は書けません。
自己分析を行うことで、自身の適性や長所、希望する仕事内容などを把握できます。そしてそれが、志望する職種や企業を絞り込むきっかけにもなるのです。
志望理由があいまいで企業への熱意が感じられない場合は、一度立ち止まり、「本当にその企業で働きたいのか」を自問自答してみましょう。自分自身をよく見つめ直し、本音の志望動機を探ることが大切です。
熱い想いを持って書かれた志望動機は、きっと採用担当者の心を動かすはずです。自己分析によって、志望する理由の核心が見えてくるでしょう。冷静に自問自答を重ね、本当の気持ちを見つめ直してみてください。
②企業研究を進めて理解を深める
自己分析が終わったら、次は企業研究を徹底的に行いましょう。業界や企業についてしっかりと調査を行うかどうかで、志望動機の内容も大きく違ってきます。
企業について深く知れば知るほど、あなたとその企業のマッチング度が分かってくるはずです。また、しっかりと下調べをした上で応募していることが伺えれば、真剣な姿勢として好印象を持たれるでしょう。
志望動機では、単に入社したいという熱意だけでなく、企業への理解度の高さも問われています。公開されている企業情報はもちろん、業界動向なども把握しておく必要がありますよ。
こうした企業研究を怠ると、志望動機の内容が希薄なものになってしまいかねません。逆に、企業について熟知していれば、志望理由に説得力が生まれるはずです。ぜひ徹底した企業研究を行い、志望動機を磨き上げていってください。
③企業の説明会に参加する
企業理解を深めるためには、企業説明会に足を運んでみましょう。企業のホームページや公開資料では、基本的な情報しか分かりません。実際の企業の雰囲気や社員の様子までは把握しづらいものです。
説明会では、インターネット上の情報だけでは得られない、企業が求める人材像や働き方などの生の声が聞けるチャンスです。事前に関心のある企業の説明会に出席するのは当然ですが、それ以外でも少しでも興味があれば積極的に参加しましょう。
新卒以外の志望動機の例文|転職・第二新卒など
ここでは、新卒以外の第二新卒・転職者に向けた志望動機の例を紹介します。志望動機が書けず、なかなか前に進めず悩んでいる方はぜひ最後まで読んでくださいね。
- 【中途採用向け】志望動機
- 【第二新卒向け】志望動機
- 【未経験者向け】志望動機
例文①中途採用向けの志望動機
営業職を志望する私の最大の動機は、前職で培った顧客対応とソリューション提案の経験を活かし、お客様の本当の課題に寄り添い、最適なご提案ができる営業マンになりたいと考えているためです。 前職の金融機関では、お客様の多様なニーズに耳を傾け、一人ひとりに合わせた商品やサービスを提案することを心がけてきました。その過程で、丁寧な対話を通じてお客様の潜在ニーズを掘り下げる大切さを学びました。また、単なる販売ではなく、お客様の本当の目的や課題を理解し、最適なソリューションを提供する重要性も身に付きました。 志望企業の優れた実績と高い評価を知れば知るほど、この会社で培った営業力を発揮できると確信しています。顧客対応とニーズ把握の経験を存分に活かし、お客様の本当の課題解決に尽力する営業マンを目指したいと強く思う次第です。 |
上記の中途採用向け志望動機では、前職経験を具体的にどう活かすかを述べられているのがポイントです。採用側が入社後の展望を想像でき、良い印象を与えられますよ。
例文②第二新卒向けの志望動機
接客職を志望する私の最大の動機は、前職の事務職経験で身に付けた対人スキルを活かし、お客様に心からの笑顔と感動を提供できるようになりたいと考えているためです。 事務職では、上司や同僚、取引先など様々な方々と円滑なコミュニケーションを心がけてきました。相手の立場に立って考え、気持ちを汲み取ることの大切さを学びました。また、困った際は最後まで粘り強く対応し、お客様視点に立った丁寧な説明を心がけてきた経験があります。 このような対人スキルと姿勢は、接客の現場でも大いに役立つはずです。志望する企業のおもてなしの心に魅力を感じ、そこで働けば、お客様一人ひとりに心からの笑顔と最高のサービスを提供できるはずです。事務職経験を活かしつつ、新たに学んだ接客の技術を身に付けることで、より一層のスキルアップを遂げたいと強く願っています。 |
上記の第二新卒向けの志望動機では、新卒で入社した事務職の経験を活かして接客業に転職したいと考えている内容になります。
前職で培った経験やスキルを具体的に述べることで、職種が変わっても適応できると判断されやすくなりますよ。
例文③未経験者向けの志望動機
エンジニア職を志望する私の最大の動機は、前職の営業経験で培った顧客対応力を活かし、ユーザーの本当の課題やニーズを捉え、それらを解決するソフトウェアを開発したいと考えているためです。 営業職を務める中で、お客様一人ひとりに寄り添い、要望を丁寧に汲み取ることの重要性を身に付けました。単に製品を売るのではなく、本当の課題は何かを見極め、最適なソリューションを提案することに腐心してきました。 このような経験から、ユーザー視点に立つことの大切さを学びました。 一方で、これまでソフトウェア開発の実務経験はありません。しかし、志望企業の高い技術力と豊富な実績に魅力を感じており、この分野で自分の力を発揮できると確信しています。 前職で培った顧客対応力を最大限に活かし、ユーザーにとって本当に役立つ製品を生み出していきたい。そうした熱意から、エンジニア職を志望する次第です。 |
上記の例文は、エンジニア未経験ながらエンジニアを志望する方の志望動機です。前職経験で培ったスキルを、未経験の職種でどう活かすかを具体的に書くのがポイントですよ。
志望動機の書き方のよくある質問2つ

最後に、新卒の志望動機を書く際によくある質問を2つ紹介します。疑問を解消して、万全の状態で志望動機を書いてみてくださいね。
- 面接とESに書く志望動機は違った方がいいの?
- 面接で志望動機を述べる際のポイントは?
質問①面接とESに書く志望動機は違った方がいいの?
志望動機については、基本的に面接と書類(履歴書やエントリーシート)で内容を変えない方が良いでしょう。一貫した理由と根拠を示すことが何より重要だからです。
面接では、あくまで書類で記載した志望動機の内容を確認する役割があります。大きく違う話をすれば、不審に思われかねません。一貫性のない志望動機は、企業への本気度を疑われてしまいます。
ただし、面接では書類の内容について掘り下げて質問されることがあります。そういった事態に備え、あらかじめ志望動機の詳細を自分なりに詰めておくといいでしょう。
志望動機は就活における重要ポイントです。面接と書類で食い違いがあれば、本気度が疑われかねません。あくまでも一貫した理由と熱意を示し続けることが肝心なのです。しっかりと準備を重ね、説得力のある志望動機を伝えましょう。
質問②面接で志望動機を述べる際のポイントは?
面接では、志望動機の内容だけでなく、その話し方や態度も見られています。就活生の人間性や本気度が問われるからです。志望動機を語る際は、以下のポイントに気をつけましょう。
- 結論から簡潔に述べ、ゆっくり話す
- 声のトーンを上げ、はっきり話す
- 滑舌良く話す
- 笑顔を心がける
- 相手が話している時は相槌を打つ
志望動機を話す時は、真剣な眼差しとしっかりとした口調で臨むことが大切です。そうすることで、本気度が伝わり、印象も良くなるでしょう。一方で質問への応答時には、にこやかな表情を見せつつ、真摯に受け答えをすると好感が持てます。
このように、面接では内容だけでなく、話し方や態度作法など総合的に評価されます。事前に意識しておけば、自然と良い印象を残せるはずです。
書き方を理解して印象に残る志望動機を書こう
就職活動において、志望動機は選考の中で最も重要視される項目の一つです。採用担当者は、志望動機を通して応募者の企業への熱意や真剣な姿勢を見極めようしています。
志望動機の書き方に悩む方は、例文や職種別の参考例を活用するのがおすすめです。面接官の心に残る志望動機が書けるよう、基礎からしっかりと極意を学んでいきましょう。それが内定に一歩近づく第一歩となるはずですよ。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。