住友ゴム工業の平均年収はどれくらい？｜企業研究に役立つ情報も

住友ゴム工業は、タイヤやスポーツ用品などを製造・販売する企業です。

就活生の皆さんは「住友ゴム工業って、どんな会社？年収や初任給はどれくらい？」と、気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は、住友ゴム工業の年収や初任給、売上高について詳しく解説していきます。競合となる企業情報も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

 

住友ゴム工業の平均年収は636万円

住友ゴム工業の平均年収は636万円です。ここでは、住友ゴム工業の平均年収について、有価証券報告書をもとに詳しく見ていきましょう。

参考までに、国税庁が発表した「令和4年分　民間給与実態統計調査」によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。

住友ゴム工業の平均年収は、この数字と比べてみると、約180万円も上回っていることが分かりますね。

住友ゴム工業の初任給

住友ゴム工業の公式サイトによると、最終学歴別の初任給は以下の通りです。

総合職	初任給
高専卒	198,500円
大学卒	219,100円
大学院卒	233,200円

住友ゴム工業の初任給は、学歴によって異なります。

上記の表に加えて、時間外労働手当や通勤交通費などの諸手当も支給されます。昇給は年に1回、賞与は年に2回支給されます。

住友ゴム工業の募集要項

では、住友ゴム工業の募集要項を見ていきましょう。

勤務時間	フレックスタイム制度（標準労働時間帯　8:30～17:00） ※コアタイムは事業所により異なる（神戸本社・東京本社　10:30～15:00）
福利厚生	食堂、社有社宅、借上社宅、事業所内診療所、 保養所、グランド、体育館、その他契約施設多数
諸手当	通勤手当、家族手当、住宅手当など

住友ゴム工業は、福利厚生や諸手当が充実しているため、社員にとって働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

※募集要項は年によって変更される可能性があります。最新情報は必ずご自身で確認するようにしてください。

住友ゴム工業の企業情報

ここでは、住友ゴムの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。

1. 住友ゴム工業の事業内容
2. 住友ゴム工業の売り上げ・実績
3. 住友ゴム工業の基本理念

①住友ゴム工業の事業内容

住友ゴム工業の主な事業は、「タイヤ事業」「スポーツ事業」「産業品事業」の3つです。

「タイヤ事業」では、「ダンロップ」「ファルケン」という2つのブランドを主力に、乗用車用タイヤから、トラック・バス用、モーターサイクル用まで、様々なタイヤを世界中に提供しています。

「スポーツ事業」では、ゴルフクラブやテニスラケットなどの製造・販売に加えて、スクールやフィットネスクラブの運営も行っています。

「産業品事業」では、ゴム手袋や介護用品といった日用品から、人工芝、医療用ゴム製品、制振ダンパーなどの産業用資材まで、幅広い商品を提供していることが特徴です。

②住友ゴム工業の売り上げ・実績

住友ゴム工業の売上高や実績は以下の通りです。

決算年月	2020年12月	2021年12月	2022年12月
売上高（百万円）	446,164	526,047	566,086
経常利益（百万円）	32,876	34,870	21,120

上の表を見てみると、住友ゴム工業の売上高は増加傾向にあることが分かりますね。

売上増加の要因としては、高機能タイヤの販売が好調だったこと、海上輸送費や原材料コストが減少したこと、価格改定の効果があったこと、海上運賃が下落したことなどが挙げられます。

③住友ゴム工業の基本理念

住友ゴム工業は、2020年12月に「Our Philosophy」を発表しました。これは、企業として目指すべき方向性を示したものです。

「Our Philosophy」は、企業の存在意義を示す「Purpose」、信念を表す「Story」、目指す姿である「Vision」、大切にすべき価値観である「住友ゴムWAY」の4つで構成されています。

また、2021年には、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を策定しました。

これは、環境・社会・ガバナンスの3つのテーマを柱に、社会課題の解決に貢献するための取り組みを進めていくという方針です。

住友ゴム工業の競合企業3社

最後に、住友ゴムの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう。

1. 横浜ゴム
2. TOYO TIRE
3. ブリヂストン

①横浜ゴム

横浜ゴムは、タイヤやゴム製品の製造・販売を行う企業です。

タイヤブランド「ヨコハマタイヤ」は、高い品質と性能で人気があります。タイヤ製造で培ってきた技術を活かし、ホース配管や工業資材、航空部品、ゴルフ用品など、様々な製品の開発にも力を入れています。

売上高（百万円）	860,477
従業員数（人）	5,399
平均年間給与（万円）	644
平均年齢（歳）	41.0
平均勤続年数（年）	17.3

②TOYO TIRE

TOYO TIREは、兵庫県伊丹市に本社を置く日本のタイヤメーカーです。

乗用車用タイヤやトラック・バス用タイヤなどを製造・販売しています。

特に、低燃費性能とウェット性能を高いレベルで両立させた「次世代低燃費タイヤ」や、雪道など、様々な路面状況に対応できる「全天候型オールシーズンタイヤ」などを提供していることが特徴として挙げられます。

売上高（百万円）	497,213
従業員数（人）	3,674
平均年間給与（万円）	633
平均年齢（歳）	40.3
平均勤続年数（年）	15.1

③ブリヂストン

ブリヂストンは、日本を代表するタイヤメーカーです。

主な事業は、タイヤ・チューブやタイヤ関連用品の製造・販売です。その他にも、タイヤデータを使った高付加価値サービスの提供や、スポーツ用品、自転車の製造、ファイナンス事業など、幅広い事業を展開しています。

「最高の品質で社会に貢献」という企業理念のもと、「誠実協調」「進取独創」「現物現場」「熟慮断行」という4つの行動指針を掲げています。

売上高（百万円）	4,110,070
従業員数（人）	13,903
平均年間給与（万円）	748
平均年齢（歳）	41.5
平均勤続年数（年）	15.2

住友ゴム工業を調べて企業研究を進めよう

今回は、住友ゴム工業の年収や売上高を中心に解説しました。

住友ゴム工業の平均年収は636万円と、日本の平均年収と比べて約180万円も高いことが分かりました。

充実した福利厚生や働きやすい環境も魅力です。

企業研究を進める際には、公式サイトだけでなく、有価証券報告書なども参考にすると、より深く企業を理解することができます。ぜひ、今回紹介した内容を、皆さんの就活に役立てて下さいね。