東急建設の年収や初任給を紹介！事業内容や他社との比較まで

東急グループの一員である東急建設は、街づくりや人々の暮らしを支える建設会社です。

建設業界に興味がある就活生の中には、「東急建設ってどんな会社だろう？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、東急建設の事業内容や年収について詳しく紹介します！

 

東急建設の平均年収は763万

東急建設の平均年収は763万円です。

平均年収	763万円
従業員数	2,628人
平均年齢	45.2歳
勤続平均年数	19.6年

国税庁によると、令和4年度の平均年収は458万円であったため、東急建設の平均年収はかなり高水準と考えられます(参照：国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」)。

東急建設の初任給

ここでは東急建設の初任給について見ていきましょう。

短大・高専・専門学校卒	227,000円~247,000円
4年制大学卒	245,000円~265,000円
大学院修了	265,000円~285,000円

総合職として働く場合、大学院修了者であれば27万5000円、大学卒であれば25万5000円からスタートします。

これは、他の会社と比べても、高い水準と言えますね(参照：厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査（初任給）の概況」）。

東急建設の募集要項

東急建設では、社員一人ひとりが働きやすい環境を作るために、様々な制度を整えています。

例えば、働く時間や場所を柔軟に選べるフレックス制度を導入しているので、自分のライフスタイルに合わせて、仕事とプライベートのバランスを調整しながら働くことができますね。

昇給・賞与	【昇給】 年1回 （7月） 【賞与】 年2回 （7月・12月）
勤務時間	【内勤】 9:00～18:00 【外勤】 8:00～17:00 ※フレックス制度導入／コアタイム（10:00～15:00）
休日	土曜日、日曜日、祝日、年末年始、夏期、会社記念日、東急グループの日 他
福利厚生	各種社会保険、財形貯蓄、共済融資、カフェテリアプラン、持株制度 他
諸施設	独身寮、保養施設、東急グループ施設と利用契約あり
人材育成制度	入社後半年間のOJT研修期間、必修型研修、自主参加型研修、選抜型研修、職種別研修、社内公募制度、キャリア申告制度、ジョブローテーション制度　など

東急建設の企業情報3つ

ここでは、東急建設について、以下の3つの項目を軸に詳しく解説していきます。

1. 東急建設の事業展開
2. 東急建設の企業業績
3. 東急建設の企業理念

①東急建設の事業展開

東急建設は、建物の建設や、道路や橋などの土木工事が主な事業です。

他にも、マンションや商業施設などの不動産事業や、海外での事業など、幅広く手がけています。

• 土木事業
• 建築事業
• 不動産事業
• 国際事業

引用元：東急建設「事業内容」

これらの事業を通して、街づくりや人々の生活を支えている会社と言えますね。

②東急建設の企業業績

東急建設の近年の売上高は、約2000億円前後で推移しています。

2022年3月期は、営業利益と経常利益がマイナスになってしまいましたが、2023年3月期には、持ち直しています。

	2021年3月期	2022年3月期	2023年3月期
売上高（百万円）	231,483	258,083	288,867
営業利益（百万円）	3,549	-6,078	5,107
経営利益（百万円）	4,891	-5,132	5,020

このように、業績は一時期、少し落ち込んでしまったものの、そこから回復してきているという状況がわかりますね。

③東急建設の企業理念

東急建設は、「お客様の夢を共に育み、美しい環境とそれを支える技術、価値観を次世代へつなげ、遺していく」という存在理念のもと、より良い建物や街づくりを目指して、日々努力を重ねています。

1.存在理念

東急建設の理念のもとに集うわたしたちは、建設技術やノウハウを駆使して、お客様の抱えるさまざまな問題の解決にきめ細やかに対応し、末永く愛される、「より生活者志向」の企業を実現します。 そのために、「安心感のある快適な生活環境づくり」を事業領域と定め、今後ますます多様化する価値観に対応し、生活者にとって価値のある商品・サービスを提供していきます。そして、お客様一人ひとりの夢を共に育み、美しい環境とそれを支える技術、価値観を次世代へつなげ、遺していきます。 また、お客様の夢の実現をお手伝いさせていただくことは、わたしたちにとって、働いている意味、自身の存在意義、社会への貢献が実感でき、一人ひとりの夢の実現にもつながります。

2.経営理念

1.常に高い志を持ちながら、時代の流れを予見し、新しい建設業を探求し、変革へ挑戦する。収益にこだわり、株主の満足を高め、経営システムを不断に革新していく。 2.最も重要な経営資源は「人」であることを基本とし、意欲と能力のある人には公平に機会を与え、その結果に報いることで人を育て、社内を活性化する。また、人にしかできない、人によって価値を生む仕事を尊重し、その知識や技術、ノウハウを受け継ぎ、広げ、現在から未来へとつないでいく。 3.常にお客様のことを意識し、公正な市場原理のもとで、「より生活者志向」の企業として独自の価値を生む技術にこだわり、提供していく。そして、お客様の満足を究極にまで高める努力を怠らない。 4.お客様にとってわかりやすく、また、社員にとってもわかりやすい経営を行う。公正で開かれた経営を行うことで、生きた情報が行き交い、スピーディーで活気に満ちた企業風土を確立する。

3.行動理念

1.東急建設の理念と矛盾することなく、また会社に依存することなく、自分の考えや主張を持ち、信念にしたがって行動を選択し、結果に責任を持つ。 2.機会を逃さないために、よりスピーディーな判断と行動をする。 3.互いに認め合い、高め合い、同じ目標に向かって自分の能力と仲間の能力を結集することで、仕事を成し遂げる喜びを共にする。 4.お客様からも社内からも信頼を得るために、真心で接し、気づきをもって、良い仕事を全うする。

社員一人ひとりが、これらの理念を胸に、情熱と責任感を持って仕事に取り組んでいる会社です。

東急建設の競合企業3社を紹介

ここでは、東急建設の競合企業を3社ピックアップして紹介します。

1. 三井住友建設
2. 五洋建設
3. 西松建設

①三井住友建設

三井住友建設は、2003年に三井建設と住友建設という、歴史ある2つの会社が一緒になってできた、業界でも大手の建設会社です。

マンション建設や、橋などの大きな構造物を得意としています。

売上高（百万円）	458,622
従業員数（人）	5,449(連結)
平均年間給与（万円）	881
平均年齢（歳）	45.9
平均勤続年数（年）	20.8年

従業員数は5400人を超え、平均年収は約881万円と、とても高い水準です。

②五洋建設

五洋建設は、海辺の街づくりを得意とする建設会社です。

港や橋、海底トンネルなど、海に関係する大きな工事の経験が豊富であることが特徴ですよ。

売上高（百万円）	502,206
従業員数（人）	3,222
平均年間給与（万円）	884
平均年齢（歳）	41.6
平均勤続年数（年）	17.1

日本国内だけでなく、海外でもたくさんのプロジェクトを手がけていて、グローバルに活躍できる会社と言えるでしょう。

従業員数は約3200人で、平均年収は約884万円と、こちらも高水準です。

③西松建設

西松建設は、ダムや道路、橋など、国土の整備に関わる大きな工事を得意としている建設会社です。

最近では、イオンモールなどの大きな商業施設や、大学や病院などの建物の建設も手がけています。

売上高（百万円）	339,757
従業員数（人）	2,804
平均年間給与（万円）	861
平均年齢（歳）	44.7
平均勤続年数（年）	18.3

従業員数は約2800人で、平均年収は約861万円と、こちらも高収入を得られる会社と言えます。

東急建設の情報を集めて業界理解を深めよう

今回は、東急グループの建設会社である東急建設について、事業内容や年収、企業理念などを詳しく紹介しました。

建設業界で働くことを目指すなら、今回紹介したような競合会社についても調べてみることをおすすめします。

企業研究を通して、それぞれの会社の強みや特徴を理解し、自分に合った会社を見つけてくださいね。