ヤマダ電機の平均年収・初任給を紹介!事業内容や他社との比較まで
「ヤマダ電機」といえば、誰もが知る家電量販店の代表格ですよね。群馬県高崎市に本社を構え、全国に店舗を展開しています。
今回は、ヤマダ電機の事業内容はもちろん、気になる平均年収や初任給について詳しく解説していきます!
さらに、競合となる他の家電量販店情報もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
ヤマダ電機の平均年収は525万
ヤマダ電機の平均年収は525万円です。
ちなみに、国税庁の調査によると、日本全体の平均年収は458万円なので、ヤマダ電機で働く場合は平均よりも少し高い給料をもらえることになりますね(参照|令和4年分 民間給与実態統計調査)。
従業員数 | 平均年齢 | 勤続平均年数 | 平均年間給与 |
25,284名(提出会社:600名) | 44.5歳 | 11.4年 | 525万円 |
ヤマダ電機の従業員数は、グループ全体で約25,000人、平均年齢は44.5歳、勤続年数は平均で11.4年です。長く安定して働ける環境といえそうですね。
ヤマダ電機の初任給
ヤマダ電機の公式サイトによると、初任給は大学院卒・大卒の場合は21万4,000円~23万2,500円、短大・専門学校卒の場合は18万9,950円~20万8,450円となっています。
初任給 | |
短大・専門卒 | 189,950~208,450円(基本月額174,450円+地域手当+一律手当) |
大学・大学院卒 | 214,000~232,500円(基本月額198,500円+地域手当+一律手当) |
同じ学歴でも金額に幅があるのは、勤務する地域によって支給される地域手当の金額が変わるためです。
ヤマダ電機の募集要項
ヤマダ電機では、年間休日は113日あり、月に9日以上しっかり休めます。7連休を取得できる制度もあるので、プライベートの時間もしっかり確保できますね。
勤務地は全国各地で、地域手当は勤務地によって異なります。中でも東京と神奈川が最も高く、毎月27,000円が支給されます。
勤務地 | 全国各地 |
休日休暇 | 週休2日制(月9日以上/シフト制) ※年間休日113日、7連続休暇制度、慶弔休暇、産前産後休暇、子の看護休暇、介護休暇、生理休暇、その他特別休暇 |
昇給 | 年1回(7月) |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
諸手当 | 地域手当、一律手当(ライフプラン手当:4,000円、持株奨励手当:3,000円)、交通費、技能手当 |
福利厚生・諸制度 | 確定拠出年金制度、育児休業および育児時短勤務制度、介護休業および介護短時間勤務制度、定年再雇用制度・退職再雇用制度、従業員持株会制度、退職金制度 他 |
保険 | 社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険) |
福利厚生も充実しており、育児や介護と仕事を両立しやすい環境が整っています。これらの制度を詳しく知りたい人は、ぜひ公式サイトもチェックしてみて下さい。
ヤマダ電機の企業情報3つを紹介
「家電量販店」というイメージが強いヤマダ電機ですが、事業内容や多岐にわたっていると言えます。
今回は、これからヤマダ電機を受ける方が知っておくべき企業情報としてヤマダ電機の企業情報3つを紹介していきます。
- ヤマダ電機の事業展開
- ヤマダ電機の企業業績
- ヤマダ電機の企業理念
①ヤマダ電機の事業展開
ヤマダ電機と聞いて、皆さんはどんな仕事をイメージしますか?多くの人が「家電販売」を思い浮かべるのではないでしょうか。
もちろん、お店で家電製品や日用品を販売する仕事もヤマダ電機の大きな柱です。しかし、それだけではありません。
ヤマダ電機には大きく分けて「家電販売」「法人営業」「セールスエンジニア」という3つの仕事があります。
- 家電販売:店舗でお客様を迎える
- 法人営業:企業の課題を解決する
- セールスエンジニア:配送からアフターケアまで親身にサポート
引用元:ヤマダデンキ 採用情報 -業務紹介-│株式会社ヤマダホールディングス
「家電販売」は、お客様に商品を提案したり、使い方を説明したりする仕事です。
「法人営業」は、企業向けにオフィスに必要なOA機器やネットワーク環境などを提案します。
「セールスエンジニア」は、家電製品の配送や設置、修理などを行う仕事です。
➁ヤマダ電機の企業業績
ここでは、ヤマダ電機の最新の業績について簡単に見ていきましょう。
ヤマダ電機の2023年3月期の売上高は、1兆6,005億円でした。売上高は、企業の規模を表す重要な指標です。ヤマダ電機は、売上高が1兆円を超える、国内でも有数の企業であることが分かります。
一方、2022年度と比較すると、売上高や利益は減少しています。この結果については、外部環境や競合との競争など、様々な要因が考えられます。
③ヤマダ電機の企業理念
ヤマダ電機は、「くらしをシアワセにする、ぜんぶ。」を基本理念としています。
家電製品だけでなく、暮らしを豊かにする様々な商品やサービスを提供することで、お客様の幸せに貢献したいという強い想いを持っていることが分かりますね。
さらに、「創造と挑戦」と「感謝と信頼」という2つの行動指針を掲げ、社員全員で力を合わせてより良い企業を目指し、社会に貢献していきたいと考えています。
引用元:統合報告書2022、経営理念・行動規範 -YAMADA HOLDINGS-
ヤマダ電機の競合企業3社を紹介
今回は、ヤマダ電機の競合となる企業として
- エディオン
- ケーズHD
- ビックカメラ
の3社をピックアップし、ヤマダ電機と比較しながら特徴を見ていきましょう。
①エディオン
ヤマダ電機と競合関係にある家電量販店の1つに、「エディオン」があります。エディオンは、大阪に本社を置く企業です。
売上高 | 720,584(百万円) |
従業員数 | 9,256名(提出会社:8,087名) |
平均年齢 | 42.6歳 |
勤続平均年数 | 17.7年 |
平均年間給与 | 504万円 |
従業員数は約9,000人で、平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は17.7年と、ヤマダ電機よりも平均年齢は若いですが、長く働く人が多いという特徴があります。
平均年収は約504万円で、ヤマダ電機の方が少し高い水準ですね。
➁ケーズHD
「ケーズデンキ」という家電量販店を知っていますか?ケーズデンキを運営しているのは、「ケーズHD」という会社です。茨城県に本社があり、全国に店舗を展開しています。
売上高 | 737,320(百万円) |
従業員数 | 7,154名(提出会社:2,311名) |
平均年齢 | 41.3歳 |
勤続平均年数 | 15.5年 |
平均年間給与 | 537万円 |
従業員数は約7,000人で、平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は15.5年です。ヤマダ電機と比べると、平均年齢は若めですね。
しかし、平均年収は約537万円と、ヤマダ電機よりも少し高くなっています。
③ビックカメラ
「ビックカメラ」も、家電量販店業界では有名な企業の1つですよね。東京に本社があり、家電製品だけでなく、カメラやパソコン、おもちゃなども販売しています。
従業員数は約1万人で、平均年齢は36.5歳です。今回比較したヤマダ電機、エディオン、ケーズHDと比べると、ビックカメラは平均年齢が最も低くなっています。
売上高 | 815,560(百万円) |
従業員数 | 10,200名(提出会社:4,448名) |
平均年齢 | 36.5歳 |
勤続平均年数 | 12.3年 |
平均年間給与 | 483万円 |
平均年収は約483万円で、他3社よりも低い水準です。
ヤマダ電機の情報を集めて業界理解を深めよう
家電量販店というイメージが強いヤマダ電機ですが、家電販売以外にも、法人向けの営業や、商品の設置や修理を行うセールスエンジニアなど、幅広い事業を展開している企業です。
平均年収・売り上げとともに安定した経済基盤を誇っているため、家電に興味のある方はぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。