マクロミルの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
マクロミルは、日本のネットリサーチ市場でトップシェアを誇るマーケティング・リサーチ企業です。就活生の中には、マクロミルの社員の年収や事業内容について、詳しく知りたいと思っている方も多いでしょう。
この記事では、マクロミルの初任給や平均年収、会社の具体的な事業内容について紹介します。競合企業との比較もしているので、ぜひ参考にしてください。
マクロミルの平均年収は522万
マクロミルの平均年収は522万円です。国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は458万円なので、マクロミルの平均年収は全国平均を上回っています。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
522百万円 | 1,179人 | 33.2歳 | 5.6年 |
平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は5.6年です。これらの数字から、マクロミルでは若い世代が活躍できる環境があると考えられるでしょう。
マクロミルの初任給
マクロミルの新卒採用では、職種やコースによって初任給が異なります。総合職(コンサルティングセールス・リサーチャー等)の場合、大卒で23万6,750円から25万3,620円、院卒で25万5,500円から27万3,680円です。
総合職(コンサルティングサールス・リサーチャー等) | 初任給 |
大卒 | 236,750円~253,620円 |
院卒 | 255,500円~273,680円 |
一方、エリア総合職では、高専・短大卒が19万円、大卒・院卒が20万円となっています。
エリア総合職 | 初任給 |
高専・短大卒 | 190,000円 |
大卒・院卒 | 200,000円 |
2025年度の採用では、コース別に応募を受け付けており、職種の併願はできないので注意が必要です。
マクロミルの募集要項
以下は、マクロミルの採用情報です。
勤務地 | 本社、関西支店、名古屋営業所 |
勤務時間 | 10:00~19:00(実働8時間) ※コアタイム11:00~16:00(フレックスタイム制) ※一部裁量労働制、事業場外みなし労働制あり |
休日休暇 | 休日::完全週休2日制(土・日)、国民の祝日・休日、年末年始(12月29日~1月3日) ※年間休日120日以上 休暇::年次有給休暇(初年度10日)、夏季休暇(2日)、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後休暇 ほか |
昇給・昇格 | 年1回(7月) |
手当 | 時間外手当、通勤手当、休日勤務手当、利益連動賞与(8月)、MVPインセンティブ、各種インセンティブ、リモートワーク手当 |
福利厚生 | 各種社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)、慶弔金支給、契約保養施設 ほか |
勤務時間はフレックスタイム制を採用し、年間休日も120日以上確保されています。また、様々な休暇制度や手当が整備されており、社員のワークライフバランスをサポートしているのがわかりますね。
勤務地は本社、関西支店、名古屋営業所から選択可能で、昇給・昇格は年1回の実施です。エリア総合職も、勤務地以外はほぼ同じ待遇となっています。
マクロミルの企業情報3つ
ここからはマクロミルの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- マクロミルの事業内容
- マクロミルの売り上げ・実績
- マクロミルの基本理念
①マクロミルの事業内容
マクロミルは、マーケティングリサーチを中心に幅広い事業を展開している企業です。主力のマーケティングリサーチ事業では、インターネットやオフラインでの調査、企画から分析までを一貫して行っています。
さらに、グローバルリサーチやデジタルマーケティングリサーチにも力を入れているのが特徴です。また、データベース事業や、セルフ型リサーチASP事業など、データを活用した新しいサービスも提供しています。
コンサルティングや施策支援、ライフサイエンス分野などにも進出し、様々な分野で活躍しているのです。日本のオンライン・マーケティング・リサーチ市場でNo.1のシェアを誇るマクロミルは、日本を代表する企業と言えるでしょう。
引用元:会社概要|ネットリサーチの株式会社マクロミル、事業内容 – 経営方針 – IR情報|マクロミル
②マクロミルの売り上げ・実績
マクロミルの最近の業績を見てみましょう。2023年6月期の売上高は406億1,600万円で、前年比で増加しています。しかし、過去5年間のデータを俯瞰すると、売上高はおおむね横ばいで推移しているようです。
2021年6月期 | 2022年6月期 | 2023年6月期 | |
売上高(百万円) | 43,175百万円 | 37,736百万円 | 40,616百万円 |
営業利益(百万円) | 5,362百万円 | 5,106百万円 | 4,498百万円 |
税引前利益(百万円) | 4,887百万円 | 5,030百万円 | 3,728百万円 |
一方、営業利益は2023年6月期に44億9,800万円となっており、若干の減少傾向が見られます。税引前利益も同様に、37億2,800万円まで減少しました。
③マクロミルの基本理念
マクロミルは、顧客が心から満足し、感動するサービスの提供を目指しており、あらゆるマーケティング課題の解決策を提供する存在になることを目標としています。
マクロミルのミッションは、顧客第一のサービス提供を軸としつつ、企業価値の向上と社員の可能性追求の場の創出を同時に実現することです。これは、顧客満足度の向上と社員の成長機会の提供を両立させる姿勢を表しているでしょう。
引用元:マクロミルが目指す未来|ABOUT|株式会社マクロミル 新卒採用
マクロミルの競合企業3社
ここからはマクロミルの競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- クロス・マーケティンググループ
- インテージホールディングス
- インパクトホールディングス
①クロス・マーケティンググループ
クロス・マーケティンググループは、マーケティングリサーチ企業を傘下に持つ持株会社です。売上高は約250億円と、業界内で一定の地位を築いています。
売上高(千円) | 約250億9,432万円 |
従業員数(人) | 1,269人 |
平均年間給与(万円) | 640万円 |
平均年齢(歳) | 39.7歳 |
平均勤続年数(年) | 5.2年 |
従業員数は1,269人と比較的小規模です。平均年間給与は640万円で、高い水準であると言えるでしょう。マクロミルよりも100万円以上上回っている点に注目です。
平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は5.2年となっており、若い社員が中心となって活躍していると考えられます。
②インテージホールディングス
インテージホールディングスは、市場調査やマーケティングリサーチを中心に多角的な事業展開を行っている企業です。売上高は約613億円と、好業績を収めています。
売上高(千円) | 61,387,014百万円 |
従業員数(人) | 3,186人 |
平均年間給与(万円) | 806万円 |
平均年齢(歳) | 46.7歳 |
平均勤続年数(年) | 15.4年 |
平均年間給与は806万円と非常に高水準です。平均年齢は46.7歳、平均勤続年数は15.4年となっており、長期にわたってキャリアを積んでいる社員が多いことがわかります。
③インパクトホールディングス
インパクトホールディングスは、流通小売店舗向けのフィールドマーケティングサービスを提供する特色ある企業です。業界内では比較的小規模ながら、売上高は約145億円と業績を残しています。
売上高(千円) | 14,588,226 |
従業員数(人) | 370 |
平均年間給与(万円) | 562 |
平均年齢(歳) | 37.4 |
平均勤続年数(年) | 4.5 |
従業員数は370人と少数精鋭の企業です。平均年間給与は562万円で、比較的高めと言えるでしょう。平均年齢は37.4歳と若く、平均勤続年数は4.5年とかなり短いことが特徴です。
マクロミルの企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、マクロミルや競合他社の情報をもとに企業分析を深めて、就活を進めましょう。年収だけでなく、企業理念や事業内容を見ることも大切ですよ。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。