GMOの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
GMOは、インターネットサービスを幅広く展開する大手企業として知られています。ウェブ業界でのキャリアを考えている就活生の中には、GMOの具体的な情報について知りたい方も多いでしょう。
本記事では、GMOの年収や初任給、事業内容や業績まで詳しく紹介します。他の主要なインターネット企業の情報とも比較しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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GMOの平均年収は677万
GMOインターネットグループ株式会社の平均年収は677万円です。国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与458万円なので、GMOはこれを大きく上回っています。
従業員数(連結) | 6,253名 |
平均年齢 | 36.1歳 |
勤続平均年数 | 6.1年 |
平均年間給与 | 677万円 |
また、6,159名の社員が在籍し、平均年齢は35.5歳と比較的若いと言えるでしょう。若手社員が活躍できる環境が整っていると考えられます。
高水準の年収と若手重視の職場環境は、キャリアアップを目指す就活生にとって非常に魅力ですね。
GMOの初任給
GMOの初任給は以下の通りです。エンジニア職は基本給が26万6000円で、見込残業手当と調整手当を合わせると47万5000円となります。
ビジネス職やクリエイティブ職でも、基本給に見込残業手当を加えた金額が32万8000円以上となり、非常に高水準です。
職種 | 初任給 |
---|---|
ジョブNo.1人財採用 (エンジニア職) | 基本給:266,000円 見込残業手当(40h):113,096 調整手当:95,905円 |
地域No. 1採用 (ビジネス職・クリエイティブ職) | 基本給:266,000円 見込残業手当(30h):62,344円 |
新卒年収710万円プログラム (研究開発職・ビジネス職) | 基本給:266,000円 見込残業手当(40h):140,875 調整手当:184,800円 |
特に注目すべきは、新卒年収710万円プログラムでしょう。研究開発職やビジネス職向けのこのプログラムでは、基本給に加えて高額の見込残業手当と調整手当が設定されています。
さらに、高度な技術や優れた実績を持つ方には、個別に給与設定を行う可能性もあるそうです。このような柔軟な待遇は、才能ある新卒者にとって大きな魅力となるでしょう。
GMOの募集要項
GMOは、全学部・全学科の学生を対象に、2024年4月から2025年3月に卒業予定の方を募集しています。
対象 | 全学部/全学科対象 2024年4月~2025年3月に卒業(見込み)の学生 |
昇降給 | 年4回(1月 / 4月 / 7月 / 10月) |
勤務地 | 東京(渋谷)/ 北九州(小倉)/ 宮崎 |
勤務時間 | 9:00~18:00 / 10:00~19:00 /11:00~20:00(実働8時間) |
福利厚生 | シナジーカフェ、支援制度、社会保険、評価制度、社内託児所など |
シナジーカフェや各種支援制度、社内託児所など、働きやすい環境が整っているようですね。年4回の昇給機会もあり、福利厚生も充実していると言えるでしょう。
また、GMOは求める人物像を明示しています。求める人物像3つは、専門知識を活かして地域とともにインターネット産業の発展に挑戦する人、長期的視点でグループの成長を推進できる人、そして「GMOイズム」を理解し実践できる人材です。
求める人物像 |
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01 学生時代に得た専門技術や知識を駆使し、地域と一体となりインターネット産業の発展に挑戦したい人財 02 100年単位で続く企業グループの成長を推進し、グループ経営の将来を担う人財 03 GMOインターネットグループが持つ「GMOイズム」を深く理解し、実践できる人財 |
GMOの企業情報3つ

ここからはGMOの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- GMOの事業内容
- GMOの売り上げ・実績
- GMOの基本理念
①GMOの事業内容
GMOは、インターネットを基盤に私たちの日常生活や産業を支える多彩な事業を展開している企業です。1995年のインターネットが普及した頃から事業を開始し、現在では業界のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いています。
事業領域は、インターネットインフラ、広告・メディア、金融、暗号資産(仮想通貨)など幅広いです。特筆すべきは、これらのサービスのほぼすべてを自社開発から販売まで一貫して行っている点でしょう。
垂直統合型のビジネスモデルは、GMOの大きな強みとなっています。
参照元:GMO「事業内容」
②GMOの売り上げ・実績
GMOは、近年着実に成長している注目の企業です。売上高を見ると、2020年の2,105億円から2023年には2,586億円へと、3年間で480億円以上も増加しています。
2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 2,105億5,900万円 | 2,414億4,600万円 | 2,456億9,600万円 | 2,586億4,300万円 |
営業利益 | 278億9,300万円 | 410億9,700万円 | 437億4,600万円 | 424億7,100万円 |
経常利益 | 271億3,600万円 | 433億9,300万円 | 460億2,500万円 | 459億4,700万円 |
当期純利益 | 102億8,400万円 | 175億2,700万円 | 132億900万円 | 141億9,100万円 |
利益面でも順調な伸びを示しており、営業利益は2020年の278億円から2022年には424億円へと、1.5倍以上に拡大しました。
特筆すべきは、2023年度の自己資本利益率(ROE)が18.3%に達していることです。一般的に10%を超えれば効率的で収益力が高いとされる中、GMOはその基準を大きく上回る好業績を上げています。
③GMOの基本理念
GMOは、創業以来の精神を「スピリットベンチャー宣言」として明文化し、企業としての方向性を明確に打ち出しています。この宣言には、会社のビジョンや理念、事業戦略が凝縮されているのです。
宣言の中で、GMOは「インターネット産業で圧倒的”一番”になる」という大きな夢を掲げています。インターネットの”場”の提供に力を注ぎ、多くのユーザーに「笑顔」や「感動」を届けることを目指しているのです。
さらに、会社の存在意義として、インターネットを通じて新たな文化や産業を創造し、社会と人々に貢献することを掲げています。
GMOの競合企業3つ

ここからはGMOの競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- サイバーエージェント
- 楽天
- ラインヤフー
①サイバーエージェント
サイバーエージェントは、インターネット広告とAbemaを軸に、デジタル時代の最先端を走る企業です。国内トップシェアを誇るインターネット広告事業が安定した収益源となっています。
売上収益 | 7,202億700万円 |
従業員数(連結) | 7,251名 |
平均年齢 | 33.3歳 |
勤続平均年数 | 5.9年 |
平均年間給与 | 806万円 |
平均年齢が33.3歳と非常に若く、また、平均年収が806万円とかなりの高水準です。このデータから、若手のうちから活躍できる環境が整っていると言えるでしょう。
このような環境は、早期からキャリアアップを目指す就活生にとって魅力的です。デジタルメディアの最前線で、自分の可能性を最大限に発揮したい方にぴったりの企業と言えます。
②楽天
楽天は、インターネット関連事業を基盤に、金融やプロスポーツなど実に70以上の分野で事業を展開する大手企業です。この幅広い事業展開こそが楽天の強みであり、世界中で約17億ものユーザーがサービスを利用しています。
売上収益 | 2兆713億1,500万円 |
従業員数(連結) | 30,830名 |
平均年齢 | 34.4歳 |
勤続平均年数 | 5.1年 |
平均年間給与 | 794万円 |
2022年12月期の売上収益は2兆713億円に達し、従業員も3万人を超え非常に大規模です。平均年齢34.4歳、平均勤続年数4.7年という数字からは、若手社員が早いうちから活躍していることがうかがえます。
③ラインヤフー
ラインヤフーは、「Yahoo!JAPAN」や「LINE」を運営している会社です。その影響力は絶大で、なんと日本人の約8割がサービスを利用していると言われています。
売上収益 | 1兆8,146億6,300万円 |
従業員数(連結) | 28,196名 |
平均年齢 | 37.3歳 |
勤続平均年数 | 7.1年 |
平均年間給与 | 819万円 |
企業規模が大きく、売上収益は1兆8,000億円を超えており、従業員数も2万8,000人以上と大規模です。社員の平均年齢は37.3歳と若く、勤続年数は平均7.1年と短めなのが特徴でしょう。
GMOの企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、GMOや競合他社の情報をもとに企業分析を深めて、就活を進めましょう。年収だけでなく、企業理念や事業内容を見ることも大切ですよ。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。