ロック・フィールドの平均年収はどれくらい?|企業研究に役立つ情報も
「食」の分野で大きな存在感を放つロック・フィールドは食品業界で就職を目指すなら、誰もが一度は気になる企業ですよね。
ですが、いざ選考に進むとなると、平均年収や募集要項、他社と比べてどんな強みがあるのかなど、気になる点はたくさん出てくると思います。
そこで今回は、就活生の皆さんのために、ロック・フィールドの情報を分かりやすくまとめました! 競合との比較も交えながら、徹底的に解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
ロック・フィールドの平均年収は492万
気になるロック・フィールドの平均年収ですが、最新の有価証券報告書によると492万円です。これは日本の平均年収である461万円と比較すると、少し高めの水準と言えますね。
平均年間給与(万円) | 従業員(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) |
492万円 | 1573人 | 38.6歳 | 14.7年 |
従業員数は1573人で、平均年齢は38.6歳です。従業員数だけ見ると、想像していたよりも少ないと感じた方もいるかもしれません。しかし、事業規模を考えると、立派な大企業と言えるでしょう。平均年齢に関しては、比較的若めな印象を受けます。
さらに注目すべきは、平均勤続年数が14.7年と長い点です。これは、転職が当たり前になりつつある現代において、異例の長さと言えるでしょう。
ロック・フィールドの初任給
ロック・フィールドの初任給は、勤務地や最終学歴によって異なってきます。全国各地に勤務地を持つロック・フィールドならではの特色と言えるでしょう。
例えば、関東川崎物流センターの場合、大学院卒で22万4,500円、大学卒で21万5,500円、専門学校・短期大学卒で20万2,000円と設定されています。
初任給 | |
関東川崎物流センター | ・大学院卒:224,500円 ・大学卒:215,500円 ・専門学校・短期大学卒:202,000円 |
関西・東海 | ・大学院卒:222,000円 ・大学卒:213,000円 ・専門学校・短期大学卒:200,000円 |
中国四国・九州 | ・大学院卒:219,500円 ・大学卒:210,500円 ・専門学校・短期大学卒:198,000円 |
静岡ファクトリー玉川ファクトリー | ・大学院卒:217,500円 ・大学卒:208,500円 ・専門学校・短期大学卒:195,000円 |
神戸ファクトリー神戸ヘッドオフィス | ・大学院卒:215,000円 ・大学卒:206,000円 ・専門学校・短期大学卒:193,000円 |
ロック・フィールドの募集要項
続いて、ロック・フィールドの募集要項を見ていきましょう。
ロック・フィールドは現在、「次世代育成のためのコア人財」を募集しています。創業から受け継がれてきた想いを大切にしながら、未来のロック・フィールドを牽引していく、そんな意欲あふれる人材を求めているようです。
募集学科は全学部全学科です。大学、大学院、専門学校、高等専門学校を卒業見込みであれば、誰でも応募可能です。勤務地は全国の各店舗となり、転勤の可能性もあります。
仕事とプライベートを両立しやすい環境づくりにも力を入れており、育児や介護などの事情に合わせて、勤務地や勤務時間を選択できる制度が用意されています。
ロック・フィールドの企業情報
ここでは、ロック・フィールドの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。
- ロック・フィールドの事業内容
- ロック・フィールドの売り上げ・実績
- ロック・フィールドの基本理念
①ロック・フィールドの事業内容
数ある食品の中でも、ロック・フィールドが特に力を入れているのが「惣菜」です。忙しい毎日を送る人々に、手軽に美味しい食事を提供することで、食生活を豊かにしたいと考えているのです。
また、惣菜は料理の手間を省き、家事の負担を軽減できるというメリットもあります。これは、時間に追われる現代人にとって、大きな魅力と言えるでしょう。ロック・フィールドは、惣菜を通して、人々に「心と時間の余裕」を提供したいと考えているのです。
代表的な惣菜店としては、「RF1」や「神戸コロッケ」、「日本のさらだ いとはん」、「ベジテリア」などが挙げられます。中でも「RF1」は、国内に140店舗を展開するだけでなく、海外にも3店舗進出するなど、グローバルな展開を見せています。
②ロック・フィールドの売り上げ・実績
続いて、ロック・フィールドの業績を見ていきましょう。
2023年度の売上高は、497億5,500万円でした。これは、2022年度の売上高である468億7,000万円と比較すると、28億8,500万円の増加となります。2019年度に過去5年間で最高の売上高を記録した後、2021年度まで減少傾向にありましたが、2022年度からは増加に転じています。
一方で、経常利益は16億1,100万円となり、2022年度の21億9,200万円と比較すると、5億8,100万円の減少となりました。
③ロック・フィールドの基本理念
ロック・フィールドの企業理念は、以下の通りです。
SOZAIへの情熱と、自ら変革する行動力をもって豊かなライフスタイルの創造に貢献すること |
ロック・フィールドは、従来の惣菜のイメージを超えた、「SOZAI」という新しい価値を創造しようとしています。
この「SOZAI」には、単に「おかず」の一種という意味合いを超え、時代の変化や社会のニーズを捉えながら、未来を見据えて生み出される、より価値の高い惣菜という意味が込められているのです。
ロック・フィールドの競合企業
最後に、ロック・フィールドの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう。
①柿安本店
では、ロック・フィールドの競合他社は、どのような状況なのでしょうか? ここでは、惣菜事業を展開する「柿安本店」を例に、比較してみましょう。
柿安本店の売上高は439億1,000万円です。平均年収は495万円で、ロック・フィールドの492万円と比較すると、ほぼ横並びと言えます。
売上高(百万円) | 43,910百万円 |
従業員数(人) | 840人 |
平均年間給与(万円) | 495万円 |
平均年齢(歳) | 42.9歳 |
平均勤続年数(年) | 11.2年 |
②ケンコーマヨネーズ
続いて、サラダドレッシングなどを主力商品とする「ケンコーマヨネーズ」について見ていきましょう。
ケンコーマヨネーズの売上高は、823億6,300万円、平均年収は558万円です。ロック・フィールドの平均年収492万円と比較すると、ケンコーマヨネーズの方がやや高めの水準となっています。
売上高(百万円) | 82,363百万円 |
従業員数(人) | 650人 |
平均年間給与(万円) | 558万円 |
平均年齢(歳) | 39.3歳 |
平均勤続年数(年) | 13.9年 |
③カネ美食品
最後に、業務用食品メーカーとして知られる「カネ美食品」を見てみましょう。
カネ美食品の売上高は8,105億9,320万円、平均年収は544万円です。ロック・フィールドの平均年収492万円と比べると、カネ美食品の方が約50万円ほど高くなっています。
売上高(百万円) | 81,059,32百円 |
従業員数(人) | 1,157人 |
平均年間給与(万円) | 544万円 |
平均年齢(歳) | 40.6歳 |
平均勤続年数(年) | 16.9年 |
ロック・フィールドについて理解を深めよう
今回は、惣菜事業を牽引する大手企業、ロック・フィールドについて、平均年収や企業理念、競合との比較などを交えながら詳しく解説してきました。
皆さんにとって、今回の記事が、食品業界で働くことを考える上で、少しでも参考になれば幸いです。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。