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ソフトバンクテクノロジーの平均年収はどれくらい?|企業研究に役立つ情報も

「情報通信技術で人々を幸せに」という理念を掲げ、ICTサービスを展開するソフトバンクテクノロジー。

就活中の皆さんの中には、「ソフトバンクテクノロジーってどんな会社? 年収は? 仕事内容は?」と、気になっている人もいるのではないでしょうか。

今回は、そんな疑問を持つ皆さんのために、ソフトバンクテクノロジーの平均年収や初任給、新卒採用の募集要項、事業内容といった、就活に役立つ情報を解説します。

競合他社の情報も紹介しているので、ぜひ最後まで読んで、企業研究に役立ててくださいね。

ソフトバンクテクノロジーの平均年収は756万

ソフトバンクテクノロジーの有価証券報告書によると、平均年収は756万円です。

従業員数(連結)1,417名
平均年齢38.4歳
勤続平均年数7.6年
平均年間給与756万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

これは、国税庁が発表した「令和4年分民間給与実態統計調査」における平均給与458万円と比較すると、約1.65倍の金額となります。ソフトバンクテクノロジーの従業員の年収は、一般平均と比較して、かなり高い水準であると言えるでしょう。

ソフトバンクテクノロジーの初任給

ソフトバンクテクノロジーの新卒採用における初任給は、2023年現在、以下のようになっています

コース初任給
ICT総合コース
(エンジニア)
2年専門・短大卒 240,000円
大学卒 250,000円
修士了 270,000円
博士了 280,000円
グレードスキップ適用 280,000~310,000円
ICT総合コース
(ビジネス)
2年専門・短大卒 240,000円
大学卒 250,000円
修士了 270,000円
博士了 280,000円
グレードスキップ適用 280,000~310,000円
プロフェッショナルエンジニアコース
(AIエンジニア)
2年専門・短大卒 240,000円
大学卒 250,000円
修士了 270,000円
博士了 280,000円
グレードスキップ適用 280,000~310,000円
プロフェッショナルエンジニアコース
(セキュリティエンジニア)
2年専門・短大卒 240,000円
大学卒 250,000円
修士了 270,000円
博士了 280,000円
グレードスキップ適用 280,000~310,000円
引用元:ソフトバンクテクノロジー採用サイト「求人一覧」

参考までに、厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、2019年度の高専・短大卒の初任給は18万3,900円、大卒は21万200円、院卒は23万8,900円でした。

ソフトバンクテクノロジーの初任給は、これらのデータと比較しても、かなり高い水準であると言えるでしょう。

ソフトバンクテクノロジーの募集要項

フトバンクテクノロジーの募集要項は、以下の通りです(例として総合コースの募集要項を抜粋して紹介します。詳細は最新の公式ページをご参照ください)。

応募要件・2025年4月1日入社が可能な方(高専/専門/短大/大学/大学院を卒業見込みの方)
・当社理念に共感し、その実現に向けた成長意欲・志のある方
※文理・専攻は問いません。
採用人数5名程度
給与更改原則年1回(4月)
賞与年2回(6月、12月)
勤務地東京、大阪、名古屋、福岡
※新卒社員の初期配属は東京です
勤務時間フレックスタイム制
※所定労働時間 7時間45分
※勤務時間 例)9:00~17:45(休憩1時間)
※コアタイム(11-15時)の有無は部門によって異なります
毎週水曜は定時退社デー/プレミアムフライデーは月末金曜日の15時退社をベースとしながら、
独自の運用でワークライフバランス最適化を推進
休日休暇完全週休2日制(土曜日、日曜日)、祝日、年末年始、年次有給休暇(初年度14日付与)、
キッズ&看護午前半日休暇、
能力開発休暇(年5日付与)、慶弔休暇、アニバーサリー休暇、リフレッシュ休暇(勤続5年毎に5日間)、
恩人感謝の日、PJコンプリート休暇(原則、連続5日)
※年間休日124日(2023年)
引用元:ソフトバンクテクノロジー採用サイト「【新卒採用】ICT総合コース(ビジネス)」

ソフトバンクテクノロジーの募集要項には、「当社理念に共感し」「成長意欲・志のある方」を求めていると明記されています

ソフトバンクテクノロジーの企業情報

ここでは、ソフトバンクテクノロジーの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。

  1. ソフトバンクテクノロジーの事業内容
  2. ソフトバンクテクノロジーの売り上げ・実績
  3. ソフトバンクテクノロジーの基本理念

①ソフトバンクテクノロジーの事業内容

ソフトバンクテクノロジーは、ICTサービス事業を中核に、コンサルティングやIT教育支援など、幅広い事業を展開しています。

日本を代表する企業グループであるソフトバンクグループの一員として、グループ内のIT戦略を支えるだけでなく、グループ外の大企業との取引も多数あります。

近年、注目が集まっているクラウドやセキュリティの分野にも強みを持ち、幅広い顧客のニーズに応えています。

安定した顧客基盤を持つことは、企業の成長にとって大きな強みと言えるでしょう。

②ソフトバンクテクノロジーの売り上げ・実績

ソフトバンクテクノロジーの近年における売り上げ・実績の推移は、以下の通りです。

2021年3月期2022年3月期2023年3月期
売上収益704億5,100万円661億8,300万円672億2,700万円
経常利益39億8,100万円51億3,300万円54億9,900万円
親会社の所有者に帰属する
当期利益
24億2,800万円36億3,000万円34億9,700万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

ソフトバンクテクノロジーは、近年、安定した業績を収めています。特に、公共案件とエンタープライズ案件の増加が、業績を牽引しています。

2022年度の決算では、売上高、営業利益、経常利益のすべてにおいて過去最高を記録しており、今後もさらなる成長が期待されています

③ソフトバンクテクノロジーの基本理念

ソフトバンクテクノロジーは、「情報革命で人々を幸せに」~技術の力で、未来をつくる~」というミッションを掲げています。

このミッションには、ITの力で社会に貢献し、人々の生活をより豊かにしたいという、ソフトバンクテクノロジーの強い想いが込められています。

そして、このミッションのもと、ソフトバンクテクノロジーは、ICTサービスを通じて豊かな情報化社会の実現に貢献することを目指し、企業価値の最大化を図っています。

ソフトバンクテクノロジーの競合企業

最後に、ソフトバンクテクノロジーの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう

  1. KDDI
  2. 兼松エレクトロニクス
  3. NTTデータ

①KDDI

まずは、通信大手KDDIについて見ていきましょう。「au」ブランドでお馴染みのKDDIは、固定通信、移動体通信、グローバル通信の3つの事業領域をすべて手掛ける、国内唯一の通信キャリアです。

幅広い事業領域をカバーする総合力の高さは、KDDIの大きな強みと言えるでしょう。

売上収益5兆6,717億6,200万円
従業員数(連結)49,659名
平均年齢42.5歳
勤続平均年数17.4年
平均年間給与943万円
引用元:KDDI「2023年3月期有価証券報告書」

②兼松エレクトロニクス

続いて、情報通信システムの設計から運用、システムコンサルティングまで幅広く手掛ける兼松エレクトロニクスについて見ていきましょう。

3,000社を超える顧客を抱え、そのうち90%以上と直接取引を行っているという、強固な顧客基盤を持つことが、兼松エレクトロニクスの強みです。

長年にわたり、顧客との信頼関係を築き上げてきたことが、この強固な顧客基盤に繋がっていると言えるでしょう。

売上収益713億3,136万6,000円
従業員数(連結)1,287名
平均年齢39.8歳
勤続平均年数12.4年
平均年間給与722万円
引用元:兼松エレクトロニクス「2023年3月期有価証券報告書」

③NTTデータ

最後に、日本のシステムインテグレーション業界のリーディングカンパニーであるNTTデータについて見ていきましょう。

NTTデータは、税務や交通、貿易など、私たちの生活に欠かせない社会インフラを支える情報システムの開発や運用を行っています。

政府系金融機関や金融機関の大口顧客も多く、社会的な信頼の厚さが伺えます。

売上収益3兆4,901億8,200万円
従業員数(連結)195,106名
平均年齢49.0歳
勤続平均年数14.5年
平均年間給与867万円
引用元:NTTデータ「2023年3月期有価証券報告書」

ソフトバンクテクノロジーについて理解を深めよう

今回は、ソフトバンクテクノロジーの年収や事業内容、そして競合他社の情報などを紹介しました。

ソフトバンクテクノロジーは、ICTサービス事業を中核に、安定した成長を続ける企業です。

企業研究を進める際は、競合他社との違いを分析したり、業績の推移を分析したりするなど、多角的な視点を持つことが重要です。

今回の記事を参考に、ソフトバンクテクノロジーについて、より深く理解を深めていきましょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。