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【例文5選】自己PRで嘘はバレる?面接官が見ているポイントも解説

就活の面接で多くの方が悩むポイントの1つが、「自己PR」ではないでしょうか。

なかなか良い自己PRが作れないと思い悩んでいると、「嘘をついてしまおうか……?」と考えてしまうこともあるかもしれません。

そこで本記事では、自己PRでの嘘がバレるのかどうか、バレるリスクはどういったものかなどをさまざまな観点から解説します。

例文も交えて解説しているので、ぜひ就活準備のご参考にしてくださいね。

自己PRの嘘はバレていると考えるべき

結論からお話しすると、自己PRで嘘をついた場合ほとんどのケースで採用担当者にはバレていると考えておいた方が良いでしょう。

面接官はこれまで多くの就活生を見て話を聞いてきていることから、嘘をつく就活生を見抜く洞察力があると考えられるためです。

ただし、もちろん嘘はおすすめしませんが、「バレにくい嘘」に関しては一定あると言えます。

この記事の後半で「バレにくい嘘」については紹介するため、あわせてご確認くださいね。

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自己PRで嘘がバレやすいポイント

自己PRで嘘をつくリスクについて理解を深めるためには、どんな瞬間に嘘が見破られるものか理解しておくことが大切です。

ここでは、自己PRで嘘がバレやすいポイントとして以下の4パターンを紹介します。

  1. 話に矛盾が生じる
  2. エピソードがあまりにできすぎている
  3. エピソードに具体性がない
  4. 応募者に落ち着きがなくなる

①話に矛盾が生じる

自己PRで嘘がバレるタイミングとしてまず挙げられるのが、話に矛盾が生じた瞬間です。面接官は、志望者に質問をして話を深掘りします。

通常は自分の認識の通りに話せば良いのですが、嘘をついている場合は質問のすべてに対して考えながら返答しなくてはいけません

とっさに出た話が前に行ったことと矛盾してしまえば、通常の面接官であれば「嘘をついている可能性が高い」と判断するでしょう。

②エピソードがあまりにできすぎている

就活生の話があまりにできすぎている場合にも、面接官は自己PRが噓である可能性を疑います。

就活生にとってあまりに都合が良い話が続いた場合、本当かどうか確かめるために深掘りの質問をする可能性が高いでしょう。

先ほどお話しした通り、とっさに出た話が前の話と矛盾してしまうことは往々にしてあります。

自己PRでは自分を必要以上に大きく見せる必要はありません。自分の人柄がよく出ているエピソードを選ぶことが大切です。

③エピソードに具体性がない

自己PRの嘘がバレるケースには、エピソードに具体性がないケースも挙げられます。作り話を具体的に語ることは、誰にとっても難しいものです。

適当にごまかしてその場をやり過ごそうとしても、質問で深掘りされれば答えないわけにはいかないでしょう。

そもそもエピソードに具体性がないと自己PRそのものの説得力にもかけるため、嘘をつくメリットがありません

やはり、基本的には事実をベースに話をすることが賢明でしょう。

④応募者に落ち着きがなくなる

応募者に落ち着きがなくなることで、面接官に嘘がバレるケースもあります。顔に動揺を出さず大切な場面で嘘をつき通すことは、非常に難しいことです。

ただでさえ面接の場は緊張するものであり、目が泳いでしまったり落ち着きがなくなってしまったりしても不思議はありません。

落ち着きがないとそれだけでも頼りなく見えるものであり、面接官に与える印象としてももちろんマイナスです。

堂々と話ができる自信がないのでば、面接で嘘をつくのは避けた方が無難でしょう。

自己PRに嘘を書くリスク

ここでは、自己PRに嘘を書くリスクについて以下の3点に整理して解説します。

  1. 採用試験でマイナス評価を受ける
  2. 内定を取り消される
  3. 入社後に解雇になる

①採用試験でマイナス評価を受ける

自己PRで嘘をつくリスクとしてはまず、採用試験でマイナス評価を受ける可能性が挙げられます

採用試験で嘘をつく人材であれば、「入社後もあらゆる重要な局面で嘘をつくかもしれない……」と判断される恐れがあるためです。

採用試験で嘘をついたからと言って、必ずマイナス評価につながるわけではありません。

しかし面接官の立場になって考えれば、良い評価はつきにくいと考えておくことが無難でしょう。

②内定を取り消される

内定獲得後に嘘であったことが発覚した場合、内定を取り消される可能性も否定はできません

内々定の段階ではまだ書類を取り交わしたわけでもなく、内定の取り消しは簡単にできてしまいます。

嘘の重大性にもよりますが、やはり嘘をつく印象を持たれてしまうと「リスクが高い人材である」と判断される可能性があるでしょう。

内定を獲得した後でも、取り消しは十分にあり得ることを念頭に置いておく必要があります。

③入社後に解雇になる

自己PRで嘘をついて内定を獲得しそのまま入社できたとしても、入社後に嘘が発覚すれば解雇になることはあり得ます

嘘の内容や程度によっては、解雇にならなかったとしても何らかの処分を受ける可能性は十分に考えられるでしょう。

また万が一同僚にそのことがバレてしまえば、解雇にいたらなかったとしても職場にいづらくなるケースも想定されます。

嘘をつくリスクは十分に理解したうえで、自己PR作成に取り組むことが大切です。

企業が自己PRで見ているポイント

ここでは、企業側が自己PRで見ているポイントとして以下の2点を紹介します。

  1. 人柄
  2. 成果ではなく課程

①人柄

企業が自己PRで見ているポイントとしてまず挙げられるのが、志望者の人柄です。社風や理念との相性は、実際に働くうえでは重要なポイントだと言えます。

どんなに立派な功績をあげていたとしても、功績自体からは志望者の人柄を確認することはできないでしょう。

このことを逆に考えれば、立派な功績や実績を語らなくても、自分の人柄を伝えることが十分にできます

エピソードから自分がどう感じたのかが伝わるように、自己PRを考えてみてください。

②成果ではなく課程

企業が自己PRで確認従っているのは、成果ではなく課程の方だと考えられます

これまでの人生で課題に直面した際に、「どう考えたのか」「どう行動したのか」の部分を知りたがっているのです。

課程の部分をしっかりと聞くことで、仕事で課題に直面した場合にどう行動するのか、乗り越えられる人材のかを見極めようとしています。

そのため大げさな話で必要以上に自分を飾ろうとするのではなく、課程を重視して自己PRを作成することが大切です。

自己PRの噓がバレる失敗例3つ

ここでは、自己PRの嘘がバレる失敗例として以下の3パターンの事例を紹介します。

  1. 話に矛盾が生じるケース
  2. エピソードができすぎているケース
  3. エピソードに具体性がないケース

①話に矛盾が生じるケース

私の強みは、相手のニーズを読み取り適切な対応をする力です。

私は大学1年のころから学習塾で講師のアルバイトを続けており、担当した受験生は全員が志望校に合格しています。どの生徒もしっかりと話を聞くことで重点対応すべきポイントが把握でき、授業に活かせます。

また運悪く不合格になってしまった場合でも、しっかりと対応して第二志望の学校には合格させています。

上記はやや大げさに見えるかもしれませんが、実際に面接の場で話していると普段ではありえないようなところで矛盾点は出てきてしまうものです。

また、質問で掘り下げられてしまうとほぼ間違いなく矛盾点が出てしまうものと考えておくべきでしょう。

②エピソードができすぎているケース

私の強みは、営業力です。

私は現在アルバイトをしているアパレルショップで、全国でもトップクラスの販売成績を出しています。アルバイトを始めて半年で店舗の売り上げが2倍になり、店長からも「うちで社員になってほしい」と常々言われています。御社に入社した後もこの営業力の高さを活かし、全国トップクラスの成績を収めて貢献したいと考えております。

上記のようにエピソードがあまりにも立派でできすぎている場合も、面接官には嘘だと見抜かれてしまうでしょう。

面接官自身もビジネスの現場で働くプロであり、話に現実味がないと深掘り質問が必ずされると考えておかないといけません。

③エピソードに具体性がないケース

私の強みは、誰かの助けになりたいと思った時に発揮される行動力です。

私は大学時代に、海外へボランティアに言った経験があります。昔から困った人がいると放っておけず、自分のことも二の次にして行動してしまいます。現地でもさまざまな方の役に立つため、寝る間も惜しんでボランティアに従事しました。

御社に入した後も、持ち前の行動力を最大限活用して営業職としてお客様のために飛び回りたいと考えております。

上記のようにエピソードに具体性がない場合、まず間違いなく深掘り質問がされます

最初の時点では「話が下手なのかもしれない」と思われるだけで済んだとしても、深掘り質問を何度かされたらほぼ間違いなく嘘がバレてしまうでしょう。

自己PRの嘘がバレない成功例2つ

ここでは、自己PRの嘘がバレない成功例として以下の2パターンを紹介します。

  1. 100%嘘ではないケース
  2. 実績を少しだけ誇張しているケース

もちろん嘘をおすすめするわけではありませんが、効果的な自己PR作成の参考としてお役立てくださいね。

①100%嘘ではないケース

私の強みは、決めたことを最後まであきらめずにやりぬく意志の強さです。

私は大学入学直後から飲食店のアルバイトを続けています。入店直後はお客様からの評価が低い店舗だったため、店長からの指示でお客様満足度アップの施策に継続的に取り組んでいます。お客様満足のために重視しているのが、店員同士の連携を強化することです。努力の甲斐あって現在ではお客様アンケートの指標が改善し、満足度95%を達成しました。この経験を活かし、御社でも最後まであきらめずに業務に取り組みたいと思います。

上記は全くやっていない嘘の話をゼロから作って話しているわけではなく、「実際はうまくいかなかった話をうまくいったことにした」例です。

結果で嘘はついているものの、取り組み自体はやっているため一定の具体性を確保できればマイナス評価につながらない可能性があります

②実績を少しだけ誇張しているケース

私の強みは、周囲を巻き込んで成果を目指せる行動力の高さです。

私は音楽サークルに所属しており、大学2年時にはサークルの目標として30名を収容できるライブハウスを満員にすることを目指しました。私はサークルメンバー全員に働きかけ、SNSの活用とチラシ配りを手分けして行いました。結果として30名の集客を達成し、ライブは大成功を収めることができました。

こうした経験を活かし、御社に入社した後も周囲を引っ張って成果につなげたいと考えております。

上記は、実績を少しだけ誇張して自己PRを作成しているケースです。

実際の集客人数が20名だったとしても、集客のために行ったことがおおむね事実であれば実績を少し誇張したくらいでは見抜くことは困難でしょう。

自己PRでは嘘をつかずありのままの自分を伝えましょう!

自己PRで嘘をつけば、百戦錬磨の面接官にはほとんどバレてしまうと考えておいた方が安全です。

実際の面接では、経験についての具体的な質問が投げかけられることも多く、その場で適切に答えられないと信頼を失ってしまいます。

自己PRでは自分の人柄や行動の課程を伝えることを意識し、自分らしい内容に練る上げることを重視すると良いでしょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。