就活生必見!臨床工学技士の志望動機の例文4選|面接のコツも解説
臨床工学技士を志望している方の中には「志望動機は何を書いたらいいの?」と書き方に悩んでいる方も多いでしょう。いざ書くとなると手が止まってしまいますよね。
この記事では、新卒の就活生や転職者に向けに臨床工学技士の志望動機の例文を紹介します。さらに面接での質問の受け答え方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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臨床工学技士とは?

臨床工学技士は医療スタッフの一種であり、医療機器のスペシャリストです。
主な業務内容は、医師・看護師などと連携し、患者の生命維持装置の管理を行うことですよ。医療機器の安全確保の担い手としてチーム医療に貢献する重要なポジションです。
臨床工学技士の志望動機を書く前に確認しておく内容とは?

ここでは、臨床工学技士の志望動機を書く前に確認しておくべき内容を3つ解説します。
応募先の情報の理解は就職活動の基本となるので、しっかりとチェックしておきましょう。
①応募先の基本情報の自己理解
応募先の基本情報である病院のホームページやパンフレット、地域連携の講習会の案内など手に入れられる情報は必ず目を通して理解しておきましょう。
情報収集が終わったら、病院理念や基本方針、安全な医療の提供、患者に対してどう接しているかなど理解したことを自分の言葉で書き出してみてください。
その中で最も自分が共感を受けた内容を志望理由として書くようにしましょう。
②応募先を選択した志望理由
新卒に限らず、転職者でも応募先の志望理由は必ず面接で聞かれます。
そのため、できれば実際の病院に足を運んで病院の特長や、院内の雰囲気など肌で感じたことを志望理由として考えてみるのがおすすめです。
さらに志望する病院の「専門医療で扱う医療機器の操作を極めたい」などを書くことで、採用担当者に対して関心度の高いアピールとなるでしょう。
③キャリアやスキルの整理
就職活動では、キャリアやスキルの所持が1つの採用指標となります。
特に転職者は、これまでにどのようなキャリア(業務内容)を積んできたのか、取得した資格が大きな武器となるでしょう。
新卒者もこれまで学んできたことや、自己研鑽してきたことを時系列で書いてください。たとえば、実習先で学んだことを後から自己練習で復習してきたことです。
臨床工学技士の志望動機にふさわしい内容とは?

ここでは臨床工学技士の志望動機としてふさわしい内容について、2つ解説します。
実際の面接でよく聞かれる内容となるので、しっかり事前準備をしておきましょう。
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①臨床工学技士を目指した理由
臨床工学技士を目指した理由は、採用担当者が注目するポイントです。大切なポイントは、理由と根拠が揃って書かれていることです。
特に根拠には、臨床工学技士を目指したきっかけとなった原体験や臨床工学技士に向いていると思う自分のスキルなどを入れましょう。
臨床工学技士に向いている人の特徴は、もともと機械が得意な人や積極的な情報収集をすることが苦でない人です。
②専門知識への関心
志望する病院の専門によって取り扱う医療機器が異なるので、専門医療や専門知識をへの関心の高さもアピールするとよいでしょう。
実際に働くと、高度医療機器の勉強会などに参加し、常に新しい知識を身につけていく必要があります。
また、病院の専門性や規模によっては優先度の考え方も違うので、臨機応変に対応する力があるかも重要なポイントです。
臨床工学技士の志望動機のアピールポイント

ここでは就活に役立つ臨床工学技士の志望動機のアピールポイントについて解説します。
新卒者と転職者とでは志望動機の内容が異なりますが、臨床工学技士として、また医療従事者としての考え方で締めくくるとよいでしょう。
①新卒者の場合
新卒者の場合は、臨床工学技士を目指したきっかけに加え、就職意欲や仕事に対する熱意をアピールしましょう。
採用担当者は、これから社会人になろうとしている姿勢や人間性を重視していますよ。なぜなら医療はチーム一丸となって患者の治療にあたる仕事のため、個別の適性性格を見ているからです。
また、実習で学んだことを活かせる就職先であるアピールも忘れないでください。応募先を選んだ理由について、病院の特長と自分自身の学びや仕事のやりがいがマッチしているからと述べると好印象を得られるでしょう。
②転職者の場合
転職者の場合は、入職後に即戦力として活躍できる有望な人材であると伝えましょう。
そこで、これまで医療に従事してきたキャリアや資格、業務内容、技能スキルの高さを強みにアピールします。
また、より高度な技術を習得し応募先に貢献したい旨も書くと、採用選考に困ることが少なく済むはずですよ。
もちろん新卒者同様、応募先を選んだ理由も面接で聞かれる内容になるので準備は必要です。
【就職先別】臨床工学技士の志望動機の例文4選

臨床工学技士が業務を行う場所は、主に透析室やオペ室、機器管理室、ICU、心臓カテーテル室などです。
その他、臨床工学技士の知識を活かしCRC・医療機器メーカーに就職を希望する人も。
ここからは就職先別に臨床工学技士の志望動機の例文を4つ紹介します。
ぜひ自分の就活の志望動機の参考にしてください。
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①透析クリニックに就職希望する場合
貴院を志望した理由は、患者様の症状に合わせてダイアライザーを選択している点や、透析の合併症予防のために全身管理の治療を受けられる環境設備を整えているところに魅力を感じたからです。 私は病院実習の中で患者様と密接に関わることのできる透析業務に最も興味を持ちました。 先輩臨床工学技士から透析について技術を学び、透析のスペシャリストとして、患者様に安心した医療を提供ができる臨床工学技士になっていきたいと思っております。 |
新卒者の志望動機では、どのような透析技能を身につけたいかを明記すると高評価として捉えてくれます。
転職者の場合は、「勤務場所」「勤務年数」「業務内容」「活かせるスキルや資格」について冒頭で書くようにします。
さらに、病院の理念に共感したから志望したということも書き、医療スタッフの一員として関わる姿を想起させる文章で締めくくりましょう。
②総合病院に就職希望する場合
これまで名古屋市にある総合病院で心臓カテーテル、内視鏡、血液浄化、医療機器管理業務など多岐に渡る経験を積んでまいりました。 また、積極的に学会参加で研鑽を積み、認定士を取得しました。 出産後5年間のブランクがありますが、新たな地で復職をしたいと考え貴院を志望します。 患者様を第一に考えた医療理念に基づいて、新たな医療技術、知識を習得していくことで、貴院にて活躍できる臨床工学技士を目指して業務を行っていきたいと考えております。 これまでの経験を生かして私自身も患者様から信頼を得られるよう、懸命に努力していきたいと考えております。 |
転職者や復職希望者が志望動機に書くポイントは、これまで経験してきた業務内容と、退職してからどの程度ブランクがあったかを記載しておくことです。
③透析クリニックから総合病院に転職希望する場合
これまで透析クリニックで10年間、透析業務を行ってきました。現在も勤務しています。 臨床工学技士として透析以外の業務も経験したいと思い、総合病院へ転職することを決めました。 業務上、即戦力とはならない部分もあると思いますが、医師・看護師のスタッフから相談を受けることも多く、患者様からの信頼性も厚く、同じクリニックでの最長勤務者となりました。 貴院の臨床工学技士は、透析以外にも機器管理・内視鏡・呼吸器・急性血液浄化・心臓カテーテルなどの業務を行っており、臨床工学技士として新しい技術や知識を身につけて貴院に貢献したいと思っています。 今までに学んだ透析業務の経験を活かしつつ、新しい業務の幅を広げ、臨床工学技士として更なる研鑽を積んでいきたいと考えています。 |
透析クリニック勤務から、総合病院勤務を志望した理由は必要な内容です。
上記の例の場合、転職者に求められるのは即戦力であることを重々承知した上で、それでも総合病院で技術や知識の幅を広げていきたいと考えが述べられています。
多くの採用担当者の印象に残る内容とするには、業務と並行して勉強してきたことを書くと評価がしやすくなるでしょう。
④CRC・医療機器メーカーに就職希望する場合
以下の例は、CRCに就職希望をする場合の志望動機になります。
御社を志望した理由は、新薬を待ち望んでいる患者様に新しい治験システムを積極的に取り入れていることに強い魅力を感じたからです。 また、臨床工学技士として臨床現場も経験しており、そこで得た循環器疾患、糖尿病に関する知識を生かせると思っています。 CRCは新薬を世の中に安全に出す試みに携わる仕事であり、新薬を必要とする患者様や、将来新たな症状に対応するための新薬を研究している方の一助に貢献できる大変やりがいのある仕事だと思い志望いたしました。 |
治験の医学的判断は医師ですが、CRCが治験に関するフローを作成するため医療関連の専門知識があると就職に大変有利です。
CRCという仕事内容を理解し、さらに臨床経験で得た具体的な疾患名を挙げていることが強い志望動機として感じ取れる内容となっているでしょう。
医療機器メーカーも同様に、臨床工学技士としての知識を志望動機に書くことをおすすめします。
臨床工学技士の面接で志望動機をチェックされるポイント4つ

臨床工学技士の面接では、しっかりと自分の言葉で答えることができているかチェックされます。
昨今、透析を必要とする患者が増加する中(引用:全国腎臓病協議会)、臨床工学技士の需要も増えていますが、自分自身を面接で相手にうまくアピールできるかが重要です。
内定を勝ち取るには、採用担当者から質問されたことを素早く解釈しながら簡潔に自分の考えを答えられることが鍵となります。
①職場のコミュニケーションが図れそうか
医療はチームで連携して治療を行うため、円滑にコミュニケーションを図れる人か見ているでしょう。
臨床工学技士は、主に医師・看護師・各種医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当します。
また、患者の急な容体に気づけるよう日頃からコミュニケーションを積極的に取る努力のできる人が医療現場に必要な人といえます。
②体力・精神力が強いか
医療現場は常に体力勝負であると同時に、命を預かるというミスの許されない職種のため強い精神力が必要です。
特にICUや心臓カテーテルは、24時間医療機器管理を行う必要があるため大変な業務となるでしょう。
また、臨床工学技士は日々の業務と並行しながら新しい医療機器の情報をキャッチして、患者の治療へ還元するという重責も担っています。
③医療従事者としての自覚性があるか
医療従事者としての自覚や心構えも面接で見られるポイントになります。本来、医療従事者として万全の状態で仕事に取り組む姿勢をもつことは当たり前です。
しかし、人的不注意による医療事故のニュースが多い昨今、面接では医療事故を防ぐための問題解決策を答えさせることがあります。
日々のルーティンワークでも常にトラブルがないよう配慮しながら働くには、自分ならどうするか面接で確実に答えることができるよう訓練が必要です。
④キャリアビジョンがしっかりしているか
臨床工学技士となり、自分がここで何を学び、何を身につけていきたいか、将来のキャリアビジョンも含め仕事の意欲や価値観を面接でアピールしましょう。
また入職後を想起させる具体的な働きぶりや、医療事故などの問題ゼロの決意表明は、強い責任感や信頼感にもつながります。
一方で予期せぬ理由がない限り、想像と違っていたとしてもすぐに転職をされてしまうと時間をとって面接をしてくれた採用側に失礼です。
必ず自分のキャリアビジョンに合致しているか確かめた上で、面接を受けるようにしてください。
臨床工学技士は志望動機が大切!

この記事では、就職志望動機のための情報収集や自己分析、臨床工学技士の志望動機の例文を紹介しました。
臨床工学技士への熱い想いや将来の展望などをしっかりと志望動機の中に反映させて、就職志望の病院の採用担当者に意欲を伝えましょう。
説得力に見合った働きが可能なことを存分にアピールをして、ぜひ内定を勝ち取ってください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。