ローソンの平均年収・初任給を紹介!事業内容や他社との比較まで
誰もが知る大手コンビニエンスストア、ローソン。就活生の中には、「ローソンで働くってどんな感じだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、ローソンの給与や募集要項、事業内容など、気になる情報を分かりやすく解説していきます。コンビニ業界に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ローソンの平均年収は652万
従業員数(連結) | 11,569名 |
平均年齢 | 42.1歳 |
勤続平均年数 | 15.2年 |
平均年間給与 | 653万円 |
ローソンの平均年収は、652万円です。
2022年の全国平均年収が458万円(国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」)なので、ローソンの従業員は、一般的なサラリーマンと比べてかなり高い水準の給与をもらっていると言えますね。
ちなみに、ローソンで働く従業員の平均年齢は42.1歳、勤続年数は平均で15.2年です。長く安定して働き続けられる環境であることも、高い年収に繋がっているのかもしれません。
ローソンの初任給
ローソンでは、新卒で入社する場合、勤務地や学歴によって初任給が変わります。
例えば、大学を卒業して東京23区に住み、都内で働く場合は月給233,000円が初任給になります。大学院を卒業していれば、そこからさらに7,620円アップして、240,620円が初任給になります。
一方、大阪で働く場合は東京よりも少し初任給が低くなります。大学卒で大阪府内に住んで大阪府内で働く人の場合、初任給は225,500円です。大学院卒なら233,120円になります。
学歴・勤務先 | 初任給 |
大卒(東京23区に在住し、東京都内に勤務した場合) | 233,000円 |
院卒(東京23区に在住し、東京都内に勤務した場合) | 240,620円 |
大卒(大阪府内に在住し、大阪府内に勤務した場合) | 225,500円 |
院卒(大阪府内に在住し、大阪府内に勤務した場合) | 233,120円 |
ローソンの募集要項
ローソンの新卒採用は、全学部全学科から募集しており、2024年4月~2025年3月に大学または大学院を卒業見込みであれば応募できます。
入社までに普通自動車運転免許(AT限定可)を取得できること、外国籍の方は日本語能力試験N1またはビジネス日本語能力テストJ2以上を取得していることも条件です。
業務内容は、店舗勤務を通してコンビニ経営の基礎を学んだ後、適性に応じて商品開発やマーケティング、システム開発など様々な分野で活躍できます。
また、休暇は年間120日、育児や介護に関する制度も整っているので、長く安心して働ける環境と言えますね。
募集学科 | 全学部全学科 |
応募資格 | ・2024年4月~2025年3月に4年制大学 および大学院を卒業見込みの方 ・入社までに普通自動車運転免許を保有できる方 ※AT限定免許でも可 ・外国籍の方は、入社までに日本語能力試験(JLPT)N1またはビジネス日本語能力テスト(BJT)J2以上を保持している方 |
職種 | ・スーパーバイザーを中心とした総合職(他:商品開発、マーケティング、次世代システム、広告販促、海外事業等) ・FCビジネスの仕組みを学ぶ為、店舗勤務を経てスーパーバイザー職に就いて頂きます。 ・その後、適性等を総合的に判断し、ジョブローテーションを行います。 |
諸手当 | ・時間外勤務手当・深夜勤務手当・役割手当・勤務地手当・家族手当・通勤手当、 ・単身赴任手当および単身赴任住居手当・単身赴任帰省補助・住居手当 |
賞与 | 年2回(5月、11月) |
勤務地 | 【2022年入社社員 配属地実績】東京、大阪、北海道、青森、宮城、福島、新潟、茨城、千葉、埼玉、神奈川、福井、石川、岐阜、愛知、兵庫、岡山、広島、徳島、愛媛、福岡※上記都道府県に所在する直営店舗に配属。 |
勤務時間 | 実働 7時間45分 |
休暇 | 120日 |
保険 | ・育児休暇・産前産後休暇・分娩休暇・イクメン休暇・病気休暇・介護休暇・結婚休暇・生理休暇等 |
福利厚生 | ・従業員購入補助(ローソンPontaプラス利用時)・社員持株会・確定拠出年金・財形貯蓄制度・慶弔見舞金(結婚祝い金、就学祝い金)・ベネフィット・ワン利用等 |
ローソンの企業情報
ここでは、会社について詳しく知ることができる情報をまとめました。具体的に、以下の3つの項目について解説していきます。
- ローソンの事業展開
- ローソンの企業業績
- ローソンの企業理念
ローソンの事業展開
ローソンでは、近年、冷凍食品など、毎日の生活で役立つ商品の品揃えを充実させています。2022年からは、お店の中に無印良品の売り場を設けた店舗も増えていますね。
ローソンの特徴は、展開しているお店の種類が豊富なことにもあります。成城石井や100円ローソンなど、様々なニーズに対応できるお店作りを行っていますよ。
さらに、コンビニやスーパーマーケット事業以外にも、映画館のユナイテッド・シネマやチケット販売のローチケなどのエンターテイメント関連事業も展開しています。
ローソンの企業業績
ローソンは、近年目覚ましい成長を遂げている企業です。
2023年2月期のチェーン全体の売上高は、なんと2兆5,668億4,000万円を記録し、営業収益は1兆3億8,500万円、事業利益は643億1,100万円にもなります。
また、2023年12月分のローソン事業の売上高は、前年同月比で103.9%を記録しており、今後も成長を続けることが期待されますね。
2022年2月期 | 2023年2月期 | |
チェーン全体売上高 | 2兆4,446億2,400万円 | 2兆5,668億4,000万円 |
営業収益 | 9,432億600万円 | 1兆3億8,500万円 |
事業利益 | 524億4,200万円 | 643億1,100万円 |
ローソンの企業理念
グループ理念 | 目指すは、マチの“ほっと”ステーション |
ローソンWAY | 1.マチ一番の笑顔あふれるお店を作ろう。 2.アイデアを声に出して、行動しよう。 3.チャレンジを、楽しもう。 4.仲間を思い、ひとつになろう。 5.誠実でいよう。 |
ローソンは、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念を掲げています。
そして、その実現に向けて「マチの“ほっと”ステーション」を目指し、従業員一人ひとりが「ローソンWAY」という上記5つの行動目標を実践しているようです。
ローソンの競合企業3社を紹介
ここでは、数あるコンビニの中でも、特にローソンと競合関係にある3社を紹介します。
- ファミリーマート
- セブン&アイホールディングス
- ミニストップ
①ファミリーマート
ローソンと競合するコンビニの1つ目は、「ファミリーマート」です。
ファミリーマートの特徴は、異業種とのコラボレーションに積極的なところでしょう。カラオケ店など、他の業種のお店と一体化した店舗を展開しているのは、面白い試みですよね。
また、「ファミマ!!」という、都市部に住む人たちをターゲットにした新ブランドも展開しています。
営業収益 | 4,614億9,500万円 |
従業員数(連結) | 7,023名 |
平均年齢 | 41.3歳 |
勤続平均年数 | 11.8年 |
平均年間給与 | 642万円 |
➁セブン&アイホールディングス
ローソンにとって最大の競合と言えるのが、セブン&アイホールディングスです。
セブンイレブンは、高品質な商品と充実したサービスで多くのファンを獲得し、国内のコンビニエンスストア業界でトップの座に君臨しています。
セブンネットショッピングなど、インターネットを活用したサービスを展開している点も強みと言えるでしょう。
ちなみに、セブン&アイホールディングスの従業員の平均年収は776万円と、今回紹介する3社の中で最も高くなっています。
営業利益 | 11兆8,113億300万円 |
従業員数(連結) | 84,154名 |
平均年齢 | 43.3歳 |
勤続平均年数 | 15.3年 |
平均年間給与 | 776万円 |
③ミニストップ
最後に紹介する競合は、ミニストップです。
ミニストップの特徴は、「コンボストア」という独自のスタイルでしょう。コンビニでありながら、店内で調理したファストフードを提供している点が人気を集めています。
全店舗にイートインスペースが設置されているのも、ミニストップならではの魅力ですね。
売上高 | 812億8,600万円 |
従業員数(連結) | 1,167名 |
平均年齢 | 44歳8ヶ月 |
勤続平均年数 | 17年2ヶ月 |
平均年間給与 | 613万円 |
ローソンを知って業界理解を深めよう
今回は、大手コンビニエンスストアであるローソンについて平均年収や初任給、事業内容などの面から解説しました。
国内には他にも有名なコンビニチェーンが数多く存在しており、それぞれ特徴や戦略を打ち出して競争を繰り広げています。
就活の際は、ローソンが他のコンビニと比べてどんな強みや魅力を持っているのか、比較しながら見ていきましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。