TKCの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
TKCは、会計事務所や地方公共団体、法律専門家向けの製品・サービスを提供している企業です。知就活生の中には、「TKCの年収や待遇は?」「事業内容は何だろう」と気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、TKCの年収や初任給、事業内容や募集要項などを詳しく紹介します。競合他社との比較もしているのでぜひ参考にしてください。
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TKCの平均年収は815万
TKCの令和5年における平均年収は815万円です。(引用元|株式会社TKC 第57期有価証券報告書)。日本の平均年収458万円を大きく上回っており、かなり高水準と言えます(国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」)。
従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
2,409人 | 40.2歳 | 17.0年 | 8,157,980円 |
従業員数は2,409人で、平均年齢は40.2歳となっています。平均勤続年数は17年と比較的長いです。長期間働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
TKCの初任給
TKCの初任給について紹介します。
四大卒 | 月給238,000円 |
大学院卒 | 月給258,000円 |
TKCの2024年度の新卒採用では、四大卒で月給23万8,000円、大学院卒だと25万8,000円となっています。
厚労省の調査によると日本の大卒の平均初任給は22万8,500円なので、TKCの初任給は比較的高水準です(引用元|厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況)。
TKCの募集要項
TKCの新卒採用の募集要項は、以下の通りです。システム開発職とシステム・コンサルティング職の2職で募集がされています。
職種 | システム開発職 システム・コンサルティング職 |
諸手当 | 通勤手当 社内資格手当 住宅手当 家族手当 社外資格取得時一時金 |
勤務時間 | 9:00~18:00(休憩1時間 標準労働時間8時間) |
休日休暇 | 完全週休2日制(土・日、休日に出勤した場合はほかの曜日に振り替え) 土日祝日 年末年始 夏季休暇 年次有給休暇 産前産後休暇 育児休暇 介護休暇 リフレッシュ休暇 他 ※年間休日120日以上 |
福利厚生 | 独身寮 社宅 従業員共済組合 財形貯蓄 社員持株会 他 |
年間休日が120日以上あり、福利厚生も充実しています。通勤手当や住宅手当はもちろん、独身寮や社宅などの支援もあり、働きやすい環境と言えるでしょう。
さらに、個人の図書購入支援や資格取得のサポート、医療費補助にインフルエンザの予防接種費用補助まで整備されています。仕事と私生活のバランスを重視したい方は要チェックです。
TKCの企業情報3つ
ここからはTKCの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- TKCの事業内容
- TKCの売り上げ・実績
- TKCの基本理念
①TKCの事業内容
TKCは会計事務所向け事業、地方公共団体向け事業、法律専門家や法科大学院向けの事業の3つの分野で活躍しています。会計事務所向け事業では、最新のICTとコンサルティングで、会計のプロたちをサポートしています。
地方公共団体向け事業では行政のDXを支援していて、サービスのデジタル化から基幹系システム、さらにはアウトソーシング業務まで幅広く手がけているのが特徴です。
法律専門家や法科大学院向けの事業では、法科大学院向けのシステムを開発しています。全国の法科大学院56校中55校が採用しており、シェア率がとても高いことがわかります。
➁TKCの売り上げ・実績
TKCの売り上げ・業績について紹介します。
令和元年9月期 | 令和2年9月期 | 令和3年9月期 | 令和4年9月期 | 令和5年9月期 | |
売上高 | 66,120百万円 | 67,184百万円 | 66,221百万円 | 67,838百万円 | 71,915百万円 |
経常利益 | 9,669百万円 | 11,685百万円 | 12,673百万円 | 13,677百万円 | 14,772百万円 |
当期純利益 | 6,721百万円 | 7,821百万円 | 8,686百万円 | 9,317百万円 | 10,826百万円 |
令和元年から令和5年までの5年間、TKCの売上高は順調に伸びています。特に令和5年9月期には719億円を突破し、大きな飛躍を見せています。
さらに注目すべきは利益の伸びです。経常利益と当期純利益は毎年増加しており、令和5年9月期にはそれぞれ147億円、108億円に達しました。これは5年前と比べると1.5倍以上の成長です。
右肩上がりの業績から、TKCが安定した経営基盤を持ち、市場での競争力を高めていることがわかります。
③TKCの基本理念
TKCの企業理念は「自利利他」です。これは、世のため人のために努力することが、自分自身の喜びや幸せにつながるという考え方です。社会に貢献することで、自己実現も果たせるとしています。
また、経営理念では「顧客への貢献」を掲げています。事業成功の条件を探り、それを強化するシステムの開発・導入をサポートすることに全力を注いでいるのが特徴です。
こうした理念から、TKCが顧客志向で社会貢献を重視する企業だということがわかります。働く意義を感じたい方にとって、魅力的な企業文化でしょう。
引用元|株式会社TKC 経営理念
TKCの競合企業2社
ここからはTKCの競合企業を2社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- システムインテグレーター
- ミロク情報サービス
①システムインテグレーター
システムインテグレータは、業務効率化を実現する自社ソフトウェアの開発・提供を行っている企業です。「時間を与えるソフトウェアを創り続ける」というミッションを掲げています。
資本金 | 367,712千円 |
売上高 | 4,486,207百万円(2023年2月期) |
平均年収 | 6,106千円(2023年2月28日現在) |
初任給 | 大学院:月給228,000円 四年制:月給214,000円 三年制:月給207,000円 二年制:月給200,000円 ※大学、専門学校問わず |
従業員数 | 233人(2023年2月28日現在) |
2023年2月期の売上高は約44億8620万円、従業員数は233人となっています。平均年収は約610万円で、IT業界の中でも好条件と言えるでしょう。
初任給は学歴に応じて設定されており、大学院卒で月給22万8000円、四年制大学卒で21万4000円となっています。専門学校卒でも同様の基準が適用されるようです。
②ミロク情報サービス
ミロク情報サービスは、会計事務所とその顧問先向けのアプリケーションソフトを開発・販売している企業です。社名の由来が「弥勒菩薩」からきているのが特徴です。
資本金 | 31億98百万円 |
売上高 | 41,461百万円(2023年3月期) |
平均年収 | 6,722,297円(2023年3月31日現在) |
初任給 | 月給235,000円(東京勤務の場合) |
従業員数 | 1,547人(2023年3月31日現在) |
2023年3月期の売上高は約414億円で、従業員数は1,547人となっています。IT業界の中でも中堅企業として安定した地位を築いているようです。
平均年収は約672万円と、比較的高水準といえるでしょう。新卒の初任給も、東京勤務の場合月給23万5000円と、水準が高いことがわかります。
TKCの企業分析を就活に活かそう
TKCの平均年収は815万円と、業界内でもトップクラスの水準です。初任給も大学卒で月23万8000円、大学院卒なら25万8000円と、高い水準であることがわかります。
就活では、こうした数字で把握できる情報が企業理解に大切な役割を果たします。ただし、年収や初任給だけでなく、会社の理念や事業内容、将来性なども総合的に見ることが重要です。
企業研究を進める際は、公式サイトはもちろん、有価証券報告書なども参考にするといいでしょう。これらの資料から、TKCの強みや課題、市場での位置づけなどを読み取ることができます。
皆さんも、この記事をきっかけに、TKCについてさらに企業研究を深めてましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。