大塚商会の平均年収・募集要項について徹底解説|競合企業も紹介
皆さんの周りにも、大塚商会のロゴが入ったパソコンや複合機といった製品があるのではないでしょうか?
大塚商会は、単にOA機器を販売するだけでなく、システム導入の提案から運用支援まで、お客様のビジネスをITの力で総合的にサポートしている企業です。
ITサービスやシステムインテグレーターに関心をお持ちの皆さんの中には、「大塚商会ってどんな会社だろう?」「就職先として魅力はあるのかな?」と気になっている方もいるかもしれません。
そこで今回は、大塚商会の事業内容はもちろんのこと、皆さんが気になる従業員の給与や新卒採用の募集要項、さらには競合となる企業の情報まで詳しく紹介します。
大塚商会の平均年収は856万
就職活動において、企業選びの際に気になるポイントの一つが「給与」ではないでしょうか。
大塚商会の従業員の平均年収は 856万円 です。
従業員数 | 9,208名 |
平均年齢 | 41.8歳 |
勤続平均年数 | 17.5年 |
平均年間給与(千円) | 856万円 |
国税庁の調査によると、2022年における民間企業の平均年収は約458万円でした。
この数字と比較しても、大塚商会の平均年収の高さが伺えますね。
大塚商会の初任給
大塚商会の初任給は以下の表のとおりです。
学歴 | 初任給 |
---|---|
大学卒 | 260,000円+各種手当 |
大学院卒 | 268,000円+各種手当 |
各種手当としては、以下が主に挙げられます。
首都圏地区 | 関西・中部地区 | 広域地区 | |
---|---|---|---|
超過勤務手当 | 全額支給 | 全額支給 | 全額支給 |
家賃補助 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
地域手当 | 15,000円 | 8,000円 | – |
各種手当 | +α | +α | +α |
大塚商会の募集要項
2024年度大塚商会の募集要項(一部抜粋)は以下のとおりです
募集職種 | 営業職 技術職(SE・CE・AIエンジニア・データサイエンティスト) スタッフ職(業務スタッフ・営業支援スタッフ・コーポレートスタッフ) |
募集予定人数 | 営業職210名 技術職105名 スタッフ職45名 合計360名(大学・大学院修士卒) |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
大塚商会では、「 適職主義 」という考え方のもと、 職種別採用を行っています。
これは、学生時代に培ってきた経験やスキル、そして一人ひとりの個性や強みを最大限に活かせる職場で活躍してほしいという願いが込められているからです。
大塚商会の企業情報
ここでは、SCSKの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。
- 大塚商会の事業内容
- 大塚商会の売り上げ・実績
- 大塚商会の基本理念
①大塚商会の事業内容
大塚商会は、お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なIT環境を提案する システムインテグレーション事業を中心に事業を展開しています。
具体的には、下記のような業務を行っています。
・お客様の課題や要望を把握し、最適なシステムを企画・提案する
・サーバーやネットワーク機器など、システムに必要な機器を選定し導入する
・導入したシステムの運用・保守、セキュリティ対策などを実施する
機器のトラブル対応や定期的なメンテナンスはもちろんのこと、消耗品の供給まで、お客様のIT環境を長期にわたって支える サービス&サポート事業 も重要な役割を担っています。
特に、オフィス用品の通販サービス「 たのめーる 」は、多くの企業から高い支持を得ています。
②大塚商会の売り上げ・実績
SCSKの直近5年における業績の推移は以下のとおりです。
2022年12月期 | 2023年12月期 | |
---|---|---|
売上高 | 8,610億2,200万円 | 9,773億7,000万円 |
営業利益 | 547億6,800万円 | 629億5,900万円 |
経常利益 | 566億3,900万円 | 645億1,700万円 |
2023年は、世界情勢の変化による資源価格の高騰や物価高など、日本経済にとって厳しい状況が続きました。
しかし、こうした状況下でも、大塚商会は堅調な業績を維持しています。その背景として挙げられるのが、企業のIT投資需要の高まりです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の波に乗り、多くの企業が業務の効率化や新たなビジネスチャンスの創出を目指し、積極的にIT投資を進めています。
③大塚商会の基本理念
大塚商会は、常に進化を続ける情報通信技術の可能性を信じ、顧客企業の成長と発展に貢献することを目指しています。
具体的には、以下の4つを目標として掲げています。
目標 |
---|
・社会から信頼され、支持される企業グループとなる。 ・従業員の成長や自己実現を支援する企業グループとなる。 ・自然や社会とやさしく共存共栄する先進的な企業グループとなる。 ・常に時代にマッチしたビジネスモデルを創出しつづける企業グループとなる。 |
大塚商会の競合企業
最後に、3つピックアップしたSCSKの競合企業に関する情報を、業界研究もかねて確認していきましょう。
- 野村総合研究所
- NTTデータ
- TIS
①野村総合研究所
大塚商会と同じく、日本のビジネスをITの側面から支えている企業の一つに、 野村総合研究所(NRI) があります。
NRIは、日本を代表するシンクタンクであると同時に、大企業や公共機関向けに、高度なITソリューションを提供するリーディングカンパニーです。
大塚商会とNRIは、どちらも顧客企業の課題解決を支援するという点で共通していますが、そのアプローチには違いが見られます。
NRIは、大規模かつ複雑なシステム構築や、最先端技術を活用したサービス開発を得意としています。
②NTTデータ
NTTデータは100年以上にわたって培ってきた実績とノウハウを基盤に、公共機関から金融機関、製造業、通信業界まで、幅広い分野のお客様のビジネス変革をITの力で支えています。
NTTデータは、特に大規模・ミッションクリティカルなシステム開発に強みを持っており、社会インフラを支える重要な役割を担っています。
具体的には、以下のような事業を展開しています。
・官公庁向けの大規模システム開発・運用
・銀行や証券会社などの金融機関向けシステム開発
・企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援
③TIS
TISは金融、製造、流通、公共、通信など、多岐にわたる業界のお客様に対して、最適なITソリューションを提供している企業です。
TISの大きな特徴は、長年の事業で培ってきた豊富な経験とノウハウを活かし、顧客企業の課題やニーズに合わせて、柔軟かつきめ細やかなサービスを提供している点です。
3,000社を超える顧客企業からの信頼も厚く、グループ全体では、なんと15,000社もの企業の事業成長に貢献しています。
SIer業界に興味がある人は大塚商会も見てみよう
ここまで、大塚商会の事業内容や魅力、そして競合他社について詳しく解説してきました。
最後に、大塚商会への理解をさらに深めるためのポイントを2つおさえておきましょう。
1. 業績の推移をチェックする
2. 競合他社との違いを明確に!
今回ご紹介したように、競合となる企業は数多く存在します。
それぞれの企業の強みや弱み、そして大塚商会との違いを明確に理解することで、大塚商会ならではの強みが見えてくるはずです。
今回の情報を参考に、ぜひ皆さん自身でも深く企業研究を進めてみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。