【業界研究に使える】オービックの平均年収と初任給を紹介
オービックは、顧客のニーズに応じたシステムの設計・開発を行う企業です。
しかし、社員の年収がどれくらいか、どのような人材が求められているかがわからず、志望するか悩む方も多いでしょう。
この記事では、オービックの年収や募集要項、企業情報について詳しく解説します。競合他社の情報も取り上げるので、比較して検討したい方にもおすすめです。
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オービックの平均年収と初任給

ここではオービックの平均年収と初任給について紹介します。実際に入社する企業かもしれないので、まずは給与関連をしっかりと確認しておきましょう。
- 年収と従業員
- 初任給
オービックの年収と従業員の特徴
オービックの平均年収は、2022年度の有価証券報告書によると959万円です。(引用元:有価証券報告書)
賞与や基準外賃金も含まれているため、かなり高水準です。従業員数は1,857人で、平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は13.2年となっています。
また、連結子会社のオービックオフィスオートメーションは従業員数が197人と比較的小規模です。2018年度から2022年度までの従業員数の増減もほとんどなく、安定して働きやすい環境であると言えるでしょう。
オービックの初任給について
オービックの初任給は、勤務する地域によって異なります。
初任給 | |
関東地区 | 310,000円 |
関東以外の地区 | 300,000円 |
関東地区では310,000円、その他の地区では300,000円となっています。この金額は、皆勤手当と職務手当がそれぞれ5,000円ずつ含まれているため、勤務状況によっては給料が変動することがあります。
これらの手当が支給されるため、安定した収入が期待できます。なお、上記の金額は2023年度の実績です。
募集要項

オービックの募集要項は以下の通りです。
応募資格 | 2024年3月に大学や大学院を卒業見込みの者 |
採用職種 | ・営業職 ・システム職 ・管理職や事務職 |
諸手当 | 家族手当・住宅手当・資格取得手当・職務手当・時間外勤務手当 |
賞与 | 年に2回(昇給は年に1回) |
休日・休暇 | ・週休2日制 ・年末年始・GW・夏季休暇あり ・慶弔・育児・介護・特別休暇あり ・時間有給制度あり |
福利厚生 | 社会保険・社員持株制度・財形貯蓄制度・選択型サービスなど |
勤務地は東京、名古屋、大阪、福岡です。独身寮や軽井沢・淡路島の保養所が利用できる点も魅力です。
オービックの企業情報

ここでは、オービックの企業情報を紹介します。企業分析だと思って最後までしっかりと確認しましょう!
- 事業内容
- 売上/実績
- 基本理念
オービックの事業内容
オービックは、多様な業界の企業に対してシステム設計開発、稼働支援、アフターサポートなどのサービスを提供しています。
主力製品の「OBIC7」は、会計機能をメインとした統合業務用ソフトウェアであり、25年間で累計25,000社以上に導入される実績があります。
さらに、オービックは企業の経営層に対しても積極的にアプローチし、製造から販売、管理までを一社で請け負う点が強みです。このような総合的なサービス提供が、高い評価を得ています。
(引用元:事業内容 | オービック)
オービックの売り上げと実績
オービックの2023年度の売上高は1,001億円、営業利益は624億円です。営業利益は29期連続で増加しており、事業が安定して拡大していることがわかります。
2022年度と比較すると、2023年度の売上高は11.9%増、営業利益は15.4%増加しています。
事業ごとの業績を見ると、システムインテグレーション事業よりもシステムサポート事業の方が利益を伸ばしています。これにより、オービックのサービスの需要が高まっていることが伺えます。
(引用元:決算説明会資料)
基本理念
オービックは、お客様を第一に考え、企業に対してワンストップで直接サービスを提供することを基本理念としています。
また、新卒のみを対象とした採用方針を採っており、高度なスキルや信頼関係を築ける人間力を備えるための人材育成に力を入れています。
さらに、小規模から大規模まで多様な企業と取引を行うことで、業績が景気に左右されにくい強みを持っています。
引用元:オービックの考え方 │ オービックについて │ オービック 新卒採用情報)
オービックの競合他社3社の平均年収

ここでは、オービックの競合3社について解説します。実際にオービックの選考に参加する場合、競合の企業情報もしっかりと頭に入れておく必要があります。すべて確認しておきましょう。
- TIS
- SHIFT
- 富士ソフト
①TISの概要
TISは、多岐にわたる分野にITサービスを提供しており、特に金融分野や決済分野で豊富な実績を誇る企業です。
2023年度の売上高は5,084億円、平均年収は751万円です(引用元:有価証券報告書)。50年の事業展開で培った技術力と、挑戦する姿勢を重視する社風が強みとなっています。
また、TISは東南アジア諸国を中心に、世界中の企業とパートナーシップを結び、事業を拡大しています。これにより、グローバルな視点での成長を続けている会社です。
②SHIFTの概要
SHIFTは、ソフトウェアのテストサービスやセキュリティサービスを提供している企業です。
2023年度の売上高は880億円、平均年収は643万円です(引用元:有価証券報告書)。SHIFTは、ソフトウェアの多端末テストや負荷テストを通じて品質を保証する事業で知られています。
また、日立製作所、パナソニック、ファミリーマート、BIGLOBEなどの有名企業との取引実績があり、その信頼性と高い技術力が評価されています。
③富士ソフトの概要
富士ソフトは、企業の業務を支えるシステム開発や、組込制御系テクノロジー、先進的なロボット技術を提供している企業です。
2022年度の売上高は2,787億円で、平均年収は620万円です(引用元:有価証券報告書)。
富士ソフトは、プログラミング教材となるロボットの開発や教育業界向けシステムの提供、仮想オフィスの提案、そしてAWS環境に対応した解決策の提供など、高い技術力を活かした事業を展開しています。このように、多岐にわたる分野での活躍が評価されています。
オービックの企業情報をしっかりと理解しておこう!
オービックはシステム開発からアフターサービスまで一括で提供する企業で、人材育成にも力を入れています。
競合他社との違いをチェックし、企業や業界への理解を深めましょう。これにより、志望企業の選定に役立てることができます。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。