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【例文4選】インターンシップ後のお礼メールは必要!マナーを紹介

インターンシップは就活生にとって大変貴重な経験であり、できる限り積極的に参加したいところでしょう。

しかし実際にインターンシップに参加すると、「終わった後にお礼メールって送るべき?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、インターンシップ参加後のお礼メールについて必要性やポイントなどを解説します。

お礼メールの例文も紹介しているので、ぜひともご参考にしてくださいね。

インターンシップ参加後のお礼メールは必要!

インターンシップに参加した後は、お礼メール(もしくはお礼状)の送信が必要だと言えます。

帰る際にお礼の言葉をかけていても、改めてお礼のメールを送った方が、より良い印象を与えられるためです。

短期・長期インターンシップはもちろん、1dayインターンシップでもお礼メールは必要だと言えます。

送信専用の連絡先しか把握できない、終了後にアンケートでお礼を伝えたなど一部のケースを除き、基本的には送るべきだと考えましょう

インターン参加後にお礼メールを送るべき理由

インターン参加後にお礼メールを送るべき理由としては、主に以下が考えられます

  1. 人柄やマナーの良さを印象付けられるため
  2. 入社志望度の高さをアピールできるため

お礼メールの重要性を理解するためにも、ここで一緒に理由を把握しておきましょう。

①人柄やマナーの良さを印象付けられるため

インターンシップ参加後のお礼メールには、人柄やマナーの良さを印象づける効果を期待できます

社会人になると、お礼のあいさつやメールや当たり前のように行われるマナーだと言えますよ。

細かいところに気配りができるかどうかは、社会人として活躍するためには欠かせないポイントです。

お礼メールを送らない就活生もいることが想定されることから、お礼メールを送ることでマナーの良さを印象付けて差をつけましょう。

②入社志望度の高さをアピールできるため

入社志望度の高さをアピールすることも、インターンシップ後のお礼メールの重要な目的です。

メールをしっかりと送る行為自体はもちろん、メールの中で今後の抱負について触れることでも志望度の高さを印象付けられます。

採用担当者に良いイメージを与えられるチャンスであることから、「送らない方が損」くらいに考えておいても良いかもしれません。

気持ちを込めてしっかりとしたメールを作成し、思いの強さをアピールしましょう。

インターンシップ参加後のお礼メールの書き方5項目

ここでは、インターンシップ参加後のお礼メールの書き方を以下の5項目に分けて解説します。

  1. 件名
  2. 宛名
  3. 本文
  4. 文末
  5. 署名

①件名

お礼メールに限らず、ビジネスメールを送る際には件名を必ずつける必要があります。

件名はできるだけ簡潔に、採用担当者が見てメールの趣旨をすぐに判断できるようなものにすることが大切です。

社会人は毎日何十通ものメールをやり取りしていることから、件名から内容が把握できないと不親切であり読み飛ばされてしまう可能性もあります。

また、相手から来たメールに返信する場合は、件名を書き換えず「Re:」もつけたまま使うことが大切ですよ。

②宛名

メール本文の最初の行には、誰にあてたメールなのかが分かるように宛名を記入します。

宛名を記す際のポイントは、略語・略称を用いずに正式名称を使用することです。

例えば、「(株)」「(有)」などと略してしまうのではなく、「株式会社」「有限会社」と記す必要があります。

会社名・部署名・役職名・担当者名の順番で、省略せずしっかりと記載しましょう。

③本文

本文ではまず自分が誰なのかを名乗り、その後感謝の気持ちなどを伝えていきます

「〇〇大学〇〇学部〇年生の○○○○です」と名乗るだけででなく、「〇〇の質問に答えていただいた」などと具体的な場面を記すと親切です。

そしてビジネス文書では結論から伝えることが大切なので、名乗った後はメール送信の趣旨である感謝の気持ちを端的に伝えましょう。

また、短くても良いので「インターンで何を学んだのか」についても触れると、開催した側としては「開催したかいがあった」と感じられるものです。

④文末

メールの文末では、「インターンシップでの経験を活かしてどうなったか・今後どうするか」と今後の抱負を添えると、より印象が良くなります

前向きな姿勢を示すと好印象につながりやすいので、忘れずに添えておきたいところです。

また、本文の末尾には締めの言葉を添えることも基本的なマナーだと言えます。

「末筆ながら貴社の益々のご発展と皆様のご健康・ご活躍をお祈り申し上げます」などと記して本文を終えましょう。

⑤署名

本文を書き終えたら、最後に「署名」を添えることも基本的なマナーです。

メールにおける署名とは、差出人の情報をまとめて伝えるために末尾に記載するものを指します。

所属や氏名、連絡先などを記しておくことで、誰からのメールかすぐに確認できるようにすることが目的です。

署名は毎回同じものを使用すればOKなので、以下の情報をまとめて定型文を用意しておくと便利でしょう。

  • 大学名・学部・学科
  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス

インターンシップ参加後のお礼メールの基本マナー5つ

ここでは、インターンシップ参加後のお礼メールにおける基本マナーを以下の5つに分けて紹介します。

  1. 誤字脱字に注意する
  2. 読みやすさにもこだわる
  3. 就活用のPCアドレスを使う
  4. インターン当日か翌日までに送る
  5. 正しい敬語を使う

①誤字脱字に注意する

お礼メールの作成にあたっては、誤字脱字に注意する必要があります

誤字脱字があると読みにくいだけでなく、「適当に作成している」「やる気がない」とかえってマイナスイメージを持たれてしまうためです。

メール本文を最後まで作成したら、そのまま送らずに最初からゆっくりと読み直してみることをおすすめします。

特に相手の会社名や部署名、そして氏名などを間違えると失礼になってしまうことから、十分に注意しましょう。

②読みやすさにもこだわる

誤字脱字だけでなく、全体的な読みやすさにもこだわることが大切です。

どんなに想いを込めて書いたとしても、読みにくい文章だとかえって印象を悪くしてしまう可能性もあります。

一文はできるだけ簡潔にして長くなり過ぎないようにし、テンポよく読めるように配慮することが大切です。

また、適度に改行する、英数字は半角、カタカナは全角の表記にするなど、一定の工夫することで読みやすくなるのでこだわって作成してみましょう。

③就活用のPCアドレスを使う

インターンシップのお礼メールを送る際には、就活用のPCアドレスメールから送ることをおすすめします。

企業側は基本的にパソコンでメールをやり取りするためです。就活メールで添付書類が送られてくることも多いので、PCアドレスを使うようにしましょう。

もし大学から個人メールアドレスを付与されているなら、そのまま使うことをおすすめします。

採用担当者から見てドメインの信頼性が高く安心なだけでなく、誰からのメールかイメージしやすくなるためです。

④インターン当日か翌日までに送る

お礼メールは、できればインターンの当日、遅くとも翌日には送るようにしましょう。

あまり遅くなってしまうと採用担当者の記憶が薄くなってしまううえに、感謝の気持ちが伝わりづらいためです。

また迷惑にならないようにするには、企業の営業時間内に送ることも大切ですよ。

メールはいつでも開けますが深夜や早朝に送ることはマナー違反であり、気を付けるようにしましょう。

⑤正しい敬語を使う

正しい敬語を使うことも、インターンシップ後のお礼メールを作成する際には大切です。

企業へのお礼メールは立派なビジネスメールであり、あまりに敬語が使えていないとマイナスイメージを持てる可能性があります。

たとえば、二重敬語は比較的多くの人がやってしまいがちなので注意が必要です。

「×おっしゃられる→〇おっしゃる」のような敬語のミスは気づかないうちにやってしまうものなので、しっかりと見直すようにしましょう

インターンシップ後のお礼メールの例文4つ

ここでは、インターンシップ後のお礼メールの例文を以下の4パターンに分けて紹介します。

  1. 1Dayインターン
  2. 短期・長期インターン
  3. お礼メールに返信が来たケース
  4. お礼メールが遅れてしまったケース

①1Dayインターン

<件名>:〇月〇日の1dayインターンのお礼|○○大学○○

<本文>
株式会社○○
人事部採用チーム
〇〇〇〇様

お世話になっております。

〇月〇日の1dayインターンに参加させていただきました〇〇大学の○○(フルネーム)と申します。

この度は貴社のインターンに参加させていただき、誠にありがとうございました。
かねてより貴社を志望しておりましたが、貴社のプロジェクトに関するお話を伺えて大変嬉しく、共感はさらに強まりました。

今回の1dayインターンにより、貴社に貢献したいとの気持ちがより一層強まったと感じております。
末筆ながら、貴社の益々のご発展と皆様のご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
氏名(ふりがな)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:000-0000-0000
e-mail:×××@△△△.co.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1dayインターンシップにおいても、丁寧なお礼メールを送ることが大切です。基本の流れを守り、簡潔に伝えたいことを伝えていきましょう。

②短期・長期インターン

<件名>:インターンシップ参加のお礼|○○大学○○

<本文>
株式会社○○
人事部採用チーム
〇〇〇〇様

お世話になっております。
〇月〇日~〇月〇日のインターンップに参加させていただきました、〇〇大学の○○(フルネーム)と申します。

この度は貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
インターンシップの期間を通じて実務に近い業務も経験させていただき、貴社の仕事に対する意識や取り組み方などを学ばせていただきました。

営業実習では自分の至らなさを痛感することも多く、今後より精進していきたいと大きな刺激をいただいた思いです。
今回の経験を活かし、貴社で活躍できる人材に慣れるように誠心誠意努力してまいります。

末筆ながら、貴社の益々のご発展と皆様のご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
氏名(ふりがな)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:000-0000-0000
e-mail:×××@△△△.co.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お礼メールを作成する際には、どの期間のインターンシップに参加したのかできるだけ具体的に示すことが重要です。

また、今後の抱負についても語ることで、前向きな姿勢をアピールしましょう。

③お礼メールに返信が来たケース

<件名>:Re:インターンシップ参加のお礼|○○大学○○

<本文>
株式会社○○
人事部
〇〇〇〇様

お世話になっております。
〇月〇日~〇月〇日開催のインターンップに参加させていただきました、〇〇大学の○○(フルネーム)と申します。

ご多忙な中ご丁寧なお返事を下さり、誠にありがとうございます。

今後開催されるイベントにも参加させていただきたいと考えております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
氏名(ふりがな)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:000-0000-0000
e-mail:×××@△△△.co.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お礼メールに返信が来た場合は、上記のように短く端的にお礼を伝えれば問題ありません

「返答不要」と書いている場合を除いて、簡単にでも良いのですぐに返信を送ってしまいましょう

④お礼メールが遅れてしまったケース

<件名>:〇月〇日1dayインターンシップ参加のお礼|○○大学○○

<本文>
株式会社○○
人事部採用チーム
〇〇〇〇様

お世話になっております。
〇月〇日~〇月〇日開催のインターンップに参加させていただきました、〇〇大学の○○(フルネーム)と申します。

体調を崩してしまい、お礼のメールが遅くなってしまって大変申し訳ございません。

この度は貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
幼少期より憧れてきた貴社の事業に関する説明をしていただけただけでなく、社員の方々とも直接交流をする機会をいただけて、貴社に貢献したい思いが一層強まりました。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
氏名(ふりがな)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話番号:000-0000-0000
e-mail:×××@△△△.co.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お礼メールは遅くともインターン終了の翌日には送っておきたいところですが、遅れてしまったとしても送ることは大切です。

最初のところで一言遅れたことについて簡単にで良いので謝罪を行い、その後は通常と同じように感謝の思いを伝えるようにしましょう。

インターンシップ参加後のお礼メールは忘れずに送りましょう!

インターンシップに参加したら、採用担当者へできるだけ早期にお礼メールを送っておくことが重要です。

メールを作成する際には基本的なマナーやルールに気を付けて、送信タイミングにも気を付けて送信するようにしましょう。

インターンシップは参加中のマナーや言動も大切ですが、参加後の振る舞いも大切です。ぜひこの記事を参考にして、お礼メールを送ってみてくださいね。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。